Cristaseya Edition#16
こんにちは。1LDKの歌代です。
“Cristaseya”
made in italy
意外にも”Cristaseya”のブログは初めて書きます。
せっかくなので、個人的な印象も踏まえてご紹介させて頂きます。
パリを拠点に置きながらもイタリアメイド。
僕はイタリアでありミラノというイメージです。
お気付きの方も多いかと思いますが、”Cristaseya”には半袖や半ズボンという概念があまり無いように感じます。
カテゴリーとしてはノースリーブのアイテムはありますが、レディース寄りだったり、ニットベスト等レイヤードをベースにした物だったり。
ミラノの男性は夏日でもシャツにセットアップ。
シワひとつ無いイメージ。シャキっと。
トーンは揃え、革靴や眼鏡でとびっきりのデザインの物を選び、清潔感を惹き立てる。
頭のてっぺんから足の指先まで見事に。
冷房も弱風冷房だとか。暑さに強いのは羨ましい。。。
我が国は湿度が高く、汗ばむ土地柄ではあるので絶対的な違いはありますが、にしても。
コレクションシーズン。
ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、各地が賑わいを見せる中、振り返るとミラノは少し落ち着いているというか。
僕の言葉足らずで語弊を生みそうですが。
商業的かつウェアラブルであることが重要視されているミラノコレクション。
富裕層の成熟した男性向きブランドが多いのもミラノ・コレクションの特徴かと。
中目黒1LDKで言うとC.P. COMPANYが参加。
あくまで、個人的な見解ですのでサラッとで。
イタリア人であるクリスティーナの存在も大きいのかなとも思いつつ。
そんなイタリアの空気感をリスペクトしつつも、オリジナルファブリックを気取らないサイジングに落とし込む”Cristaseya”。
化繊は使わず、コットンやリネン等の天然繊維。
ビッグシルエットまではいかずとも、大人の余裕が感じられるシルエット。
空気感。
そんな抽象的な言葉しか出て来ませんが、ブランドの文字が書かれたネームダグを付けないというポイントも繋がってくると感じます。
言葉で伝えるより、イメージで。
特にこのご時世。勇気と自信が必要。
ブランド名を読む前に袖を通してください。そんなメッセージを強く感じます。
商品までたどり着かなくなりそうなので、この辺にします。
-JAPANESE DRY COTTON OVERSIZED TRENCH-
COL.BEIGE
SIZE.M
¥140,000+TAX-
もはや名物になってきている薄手のコート。
サマートレンチと、直球的なネーミングの型もあるほど。
ナポリの情景がどうしても直結してしまう。
あのファッションが取り巻く空気感をパリに落とし込むと薄手のコートになるのか?
想像は膨らむばかり。タダですからね。
スプリングコートには無い軽さ。
同時に生まれる生地の軽やかな動き。
シャツ地に近いコシのあるコットンをたっぷり使った特権です。
自分じゃ見えないはずの客観的な洋服の動きが脳内で見える化。
艶なしのマットな表情が拍車をかけるように僕のテンションをそそります。
さりげなく裏地を設け、ただ軽いだけのコートではありません。
裏に共地をもってくるあたりもgood。
天然繊維を基としているブランドイメージもありますが、ここで裏地代表選手のキュプラはtoo much。
クリーンな空気感に水を差すはず。
ベージュのコート。
そんな1つのキーワードでは選択肢が山ほどあります。
“生地”なのか、”シルエット”なのか。
飛び越えて今まで通って来なかった”チャレンジ”なのか。
袖口にカフスは設けず、真っすぐ。
スっと落ち、捲り上げて頂いてもラフな印象にまとめ上げてくれるはず。
-JAPANESE COTTON & LINEN PATCHED MAO SH-
COL.KHAKI
SIZE.L
¥74,000+TAX-
ナチュラルなスラブやネップ。
独特の凹凸に富んだ表情があり、土臭い雰囲気がほんのり香る。
だか、例のイナタイ感じが全く無く、なぜかクリーンな空気感。
サイジングの効き他にないと感じます。
やはりガンパッチと袖の切り替えが目を惹きつけます。
トーンを揃えた上品なパネルワーク。
ニットにレザーのガンパッチ。そんなアイテムも記憶に新しく焼き付いております。
今エディションではハンティングシャツに振り切りリモデルしてますね。
バックヨークも揃え。
統一感がグっと。
-JAPANESE COTTON & LINEN PADDED JK-
COL.KHAKI
SIZE.M
¥88,000+TAX-
-JAPANESE COTTON & LINEN BALLOON PT-
COL.KHAKI
SIZE.M/L
¥63,000+TAX-
これはと思いセットアップで着用してみました。
パッとみた印象は柔道着。
パフィーに仕上げた、襟と肩は”着てみたい”という単純な気持ちを後押ししてくれるデザイン。
好みはハッキリと分かれると思いますが、口数の少ない”Cristaseya”の落とし込み考えると見逃す訳にはいきません。
抜け感というワードが正しいのかは分かりませんが、ブランドが洋服を素直に楽しんでいる。そんなメッセージが伝わってきます。
この時代だからこそ、洋服のパワーは必要だと個人的は。
外見のデザイン性の有無では無く、エネルギーを感じられる洋服全てに。
話が脱線しましたが、僕らを含め洋服に魅せられた人種にはこのワクワク感が必要かと。
共地を使ったバルーンパンツ。
上はパフィーで下は気取らないバランスで。
着地はサンダルを選んでおりますが、とっておきの足元で合わせて頂けたらと思います。
ハリコシのある生地感なので下に落ちるというより、シルエット保持に機能し横に保っている感じです。
ラフな印象が強いので、サラッとしたシャツで合わせても良いな。
アイテムの温度差を楽しむ想像ばかり。
これから柄シャツという選択肢も出てくるので、プライベートビーチに行くような格好をタウンで。
そんなスタイリングも浮上。
尽きませんね。
COL.YELLOW & BROWN STRIPE
SIZE.M/L
¥63,000+TAX-
-JAPANESE COTTON & LINEN DOUBLE PLEATED TRS-
COL.SAND
SIZE.S
¥72,000+TAX-
定番的にリリースされるマオシャツ。
今季はチョコバナナのようなホリデイ感のある小洒落たカラーリングに。
艶は無く、マットな表情になっておりますので、デニムにさり気なく合わせても良いなと。
肌との接触がある襟の上部はステッチを叩かず。
襟の根、肩線、バックヨークはコバステッチで仕上げ。
場所によってステッチ幅を変え、カジュアルだけど何処かきれいなまとまりのある印象に。
シャツは特に運針数を見てしまいますが、”Cristaseya”はそこまで細かい運びは行っておりません。
3cm15針~程で仕上げております。
細かい方が時間はかかり、所謂ドレスシャツは3cm21針〜。もはや点です。
逆にそこの細かさは似合わない。勝手にそんな思いも。
袖口は共地のイッテコイ。
ポケットの口は叩かずボーダーの邪魔はしないよう。
空気感という非常に抽象的な言葉ではありますが、冒頭でも触れたイメージを大切に。
リラックスした雰囲気を。
生地は同様のコットンリネンを使用しておりますが、やや薄めに仕上げスラックスライクな落とし込みです。
ワイドでシャキッとした顔立ち。
裾は溜めず、ジャストで着地させたいシルエット。
ハリコシのある生地感なので、クッションを、貯めると生地が立ってしまい、個人的にはあまりお勧めはしません。
股上は深く設定されているので、腰よりかはウエストで穿きたくなるパンツです。
ステッチは叩き過ぎず、生地感最優先。
これぞ引き算。
クリーンなイメージを保ち続けているポイントかと。
-JAPANESE COTTON & LINEN DOUBLE BREASTED JK-
COL.KHAKI
SIZE.M
¥123,000+TAX-
肩はそこまで入れず、やり過ぎないゆったり感。
ダブルにノッチドラペルという今じゃ定番になりつつある襟をチョイス。
やはりベーシックな表情をちらつかせる。
ステッチは無く、スッキリと。
襟がよりキレイに見え、シャツとの相性も増して良いです。
裾始末も抜かりありません。
接着芯でやや生地にハリを持たせまつり縫いでフィニッシュ。
気になって広げて写真を撮っているので、普段は風に捲れても見えませんのでご安心を。
見えない部分にも気を利かせ、ポケットの向こう布には肌触り良く、つい手をいれたくなる仕様。
袖のみ裏地を設け、ザックリ捲るとアクセントとしても機能。
-SANDALS-
COL.NATURAL
SIZE.41/42/43
最後はサンダルをご紹介。
“K.jacques”とのダブルネームで制作されたレザーサンダル。
ぺったんこ。
ソールを薄く仕上げ、暑苦しさが全くありません。
アッパーのレザー面積を確保し上品な仕上がり。
ワイドパンツで被せてとペタっとした着地に合わせても収まりが良いはず。
それこそ靴下とも合わせたくなるアイテムです。
靴下にサンダルなんて気取り過ぎかなとも思いつつも。
個人的には背伸びしている感覚もあり、ワクワク感が顔に溢れておりますので、お顔は伏せさせて頂きます。
ヒールのバックルは重量感のあるストラップでホールド力が上がり歩きやすさに加え、エレガント。
裏張りはした方が、確実に長くご愛用頂けるので、お勧めはします。
が、トーンは変えたくないという方もいらっしゃる事でしょう。
苦渋の選択です。
シーズンテーマはありますが、何と言っても物。
買ってからでも遅くありません。
小難しいことは後にまわし。
むしろ知らずに着てもモウマンタイ。
袖を通し、あっ良いな。と思えるイメージをキャッチ。
気付けば洋服を通じて1つのコミュニケーションが成立しているはず。
そうやって僕らは日常にハッピーをもらいファンに。
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