眺めるだけで暖かい。
皆様こんにちは。1LDKの田村です。
お久しぶりです。ここ数日、10月初週は半袖で過ごしていた事が嘘のような気温が都内では続いています。
今日もかなり過ごしやすく、秋の空は高く感じて風が心地よく感じますね。すごく好きな時期が来ています。
今日ご紹介するのは今の気温からたくさん着て育ててもらうニットをご紹介します。

UNIVERSAL PRODUCTS.から今シーズンは”アランニット”が登場しました。
毎シーズン数型リリースされるニットのなかでもここ最近では珍しい雰囲気です。
アランニットの”アラン”はアイルランド島の西、ゴールウェイ湾に浮かぶ島々、アラン諸島が語源です。
寒さと海風が厳しく農業に適さない土地のアラン諸島の人々の生業は漁業でした。
大西洋の強風から身を守るために、島の人々が身につけていたのが独特な網目模様の”アランセーター”。
今や伝統工芸品とも言われ、アラン諸島を代表する製品でもあるアランニットですが、もともとはスコットランドの漁村のフィッシャーマンズセーターがアラン諸島に伝来し、現在知られているアランニットは1910年頃に誕生したと言われています。

そして今回、形は昨年ラクーンの素材を使って作られたカーディガンを拝借して作られました。



着丈短め、身幅はたっぷり広めにとられています。ボタンもやや大きめで、小ぶりのポケットもUNIVERSAL PRODUCTS.らしい可愛らしさが詰まっています。
個人的に肌よわよわの私でも特にチクチク気になることも無く着ることができています。

あんまりニットを着ることがない僕がこの形が欲しかった理由として、スタッフの作田が私物の古着でこのような形のモックネック調のカーディガンを着ていて、いいなこれと話したことがキッカケです。
その作田の私物自体は畦編みだったのですが、どこかクラシカルな装いにも振れるように今回はアランニットとしてカラーも3色展開で作られました。



プルオーバーではないので、今時期は大外の羽織りとして。これからの季節はボタン全締めのインナーとして幅広くご着用いただけます。

5Gで編み立てたアランニットカーディガンで、生地は最高品質のRWSウール(いわゆるサスティナブルウール)にリサイクルナイロンを少し加えて作られており、柔らかさがある糸を使用しています。



複数の編み地を使用して表現した柄は、一見オーソドックスに見えますが、あまり使わない編み地で編んだりと、古いもののオマージュではないしっかりとタウンユースに着用できるデザインに仕上げています。
通常この手のニットはもっと重さが出るのですが、あまり重すぎてもなかなか着用する機会もなくなるので、20%のナイロンを含ませ、軽さのある糸を選んでいます。
3色それぞれ着てみましたのでこちらをご覧ください。
STAFF 作田(180cm)
GREEN: SIZE 2

STAFF 西山(167cm)
BLACK: SIZE 3

STAFF 田村(181cm)
BEIGE: SIZE 3
眺めるだけで暖かく感じることのできるこの編み地や畝には、もう人類の遺伝子レベルで冬を感じざるを得ません。
最近調べ物にはAIに頼ることもしばしばですが、ニット一枚で快適に過ごせる気温はAI曰くどうやら18℃〜22℃らしいです。※めちゃくちゃ個人差あります。
今の時期から一枚で着ていただき、真冬は中に忍ばせて。
毛玉は出来ずらいように作っていますが、なんなら毛玉が出来てからくらいが愛くるしい表情になっていきます。
これからどんどん気温が下がりますので、早め早めの冬支度をおすすめします。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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