1LDK AOYAMA

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今期のHED MAYNERをピックアップ。

サンプルセールのお知らせ。

インサイドアウト。 

m’s braqueのシルエット。

キャラ濃いパンツ。 

普段の装いにジャケットを

“Sewing Chop O’alls”

HED MAYNERが届きました。

 

こんにちは。

1LDK AOYAMAの歌代です。

本日は昨日紹介したHED MEYNERからピックアップしてご紹介します。

今期のはロゴ小さめです。

タグの大きさは相変わらずでかめです。

– SINGLE BREATHTED JACKET –

col: SKY BLUE

size: XS

¥160,000 (¥176,000 TAX IN)

– CUFFED TROUSERS –

col: SKY BLUE

size: S / M

¥88,000 (¥96,800 TAX IN)

程よいハリとトロミがあるしっかりとしたリネンを使用しています。

透け感もあり、ラペルジャケットをこの生地感で落とし込むあたりがコレクションブランドを感じさせます。

生地量はたっぷり。

特にジャケットは明らかに大きいです。

今期22SSのコレクション発表でも手は見えない大きいサイズをモデルさんに着せていました。

そんな纏うイメージは継続です。

袖口の本開きはこのようにディテールも大きく。

ざっくりとまくってくれと言わんばかりのひと回り大きいボタンの数と間隔。

僕はカットソーの上に合わせたので、シャツのように。

SKY BLUEという絶妙な中間色。

BLUE GRAYのような軽やかなカラーリングです。

ラペルはやや大きめでクラシカルな雰囲気も感じられますが、全体的にダブルステッチが多く、ドレッシーな印象はあまり感じません。

リネンを生かして男らしくカジュアルに。そんなイメージを受けました。

去年はブラウンでしたが、今期のカラーは良くも悪くも重さがありません。

薄いカラーリングなので、去年のブラウンよりも合わせやすいと単純に思いました。

肩は少し作っています。

裏地は無いので、共地を使ってショルダーにボリュームを作っています。

ドロップショルダーなので、入れない方が肩がポコっと出る違和感みたいなのはありませんが、ここで入れてくるのがHED MAYNER。

少し違和感を感じさせる肩周りです。

普通とは何か。マルジェラとは違った角度で考えさせられます。

ボタンの裏にはチカラボタン。

糸に加えれた力を面に逃がしてくれるので、生地への負荷を最小限に。

手間とお金はこういうところに隠れていますね。

ジャケットにフラップ無しの両玉縁ポケットは久しぶりに見た気がします。

身頃の面積が大きい分、スマートでミニマルなデザインが逆に映えています。

前身頃にはジャケットらしくダーツを入れてあります。ほんの少し。

動きやすくしてくれるベンツも。

これだけ生地量を使っているので、ダーツやベンツは本来の機能は発揮しないでしょう。

正直、無くても形にはなり、ストレスも感じないでしょう。

これで言うと、袖も振ってあり、テーラードジャケットには必要不可欠なパターンで作られています。

正直、袖振りが無くても形にはなり、ストレスも感じないでしょう。

あんな袖を捲り上げるジャケットに袖振りは必要なのか。

それがHED MAYNERを楽しむポイントと個人的には思っています。

サイジングとディテールの掛け合わせ。

今まで継承されてきた洋服の作りにリスペクトしつつ、ブランドの解釈でアプローチ。

そうでなければ生まれない袖口かと改めて思います。

裏地はありません。

なのでカットソー合わせも似合う涼しげなジャケットです。

SKY BLUEのリネンがここで活きてきますね。

続いてパンツを。

僕らのHED MAYNERと言えばのひとつ、プリーツパンツ。

そんなプリーツパンツに変化を加えた1本。

裾が絞られています。

シャツのカフスが裾に来ています。

ボタンで2段階調節が可能。

パンツも生地量が多いので結構絞らせないとこの裾幅にはなりません。

タックとギャザーを使ってふんわりと絞らせて着地させています。

タックは片足に5本と見ていますが、タックにもギャザーが入っています。

引くほど、ふんわり着地への拘りが感じられます。

ウエストにもタックとギャザー。

上と下で同じディテールを使い、統一感がグッと増します。

ポケット口は大きく堂々と。

Lポケを緩やかに曲げたようなカットです。

股上かなり深いですね。

サルエルまでとは言いませんが、一歩手前です。

フラップポケットかと思いきや。

ポケット口は塞がず、中のボタンを塞いでいます。

普通とは何か。またやってきました。

しかもポケットから出にくい三角タイプのフラップ。

ステッチも控えめで、ツルッと。

ここは叩かないバランス。

どっちが良いと言う話ではありませんので、これがHED MAYNER。

凝り固まった頭を柔軟にしてくれます。

ウエスト周りは天狗付きでスレキの腰裏仕立て。

丁寧にスレキにはタックまで入れていただき。

オーダースーツのようなディテールもブランドのバランスが光ります。

続いて、

– PLEATED DENIM –

col: BLUE WASH

size: S / M

¥63,000 (¥69,300 TAX IN)

プリーツパンツをベースに鋭いテーパードで仕上げた1本。

ブランドを感じさせるメリハリの効いたシルエットです。

たっぷり摘んだ2タックの5ポケットデニム。

ピップはデニムの顔と呼ばれますが、面白いパターンになっています。

バックヨークとダーツが共存しています。

パターンの順番でいくとウエストからヒップへのダーツを処理し潰してから、よりヒップに馴染ませる為にバックヨーク。と言う順番になりますが、

こちらはバックヨークを作ってからダーツを設定。するとダーツを潰せる工程が無くなっちゃうんですよね。

なので僕が学校で学んだセオリーとは違います。

ダーツは処理して潰した方が見た目的にも美しい訳ですが。

普通が通用しなくなってきましたね。

これだから面白い訳です。

プリーツが綺麗、明らかに大きいシルエット、、、HED MAYNERはそれだけでは無いんです。

今期はデニムが来ているとかいないとか。

爽やかなブルーにそそられるタイミングは去年より多い気がするのも事実。

アタリの出方は細かめな気がします。

同じ厚さのデニムを用意して同じ環境で縫ってもアタリ、パッカリングの雰囲気は変わります。

デニムの織り方で味が変わる。

僕は正直どのような力で織ったらこうなるとまでは分かりません。

分かりやすいのがセルビッチデニム。

専用の織り機を使える人が少なく、職人さんと呼ばれる方たちが織っています。

ひとりひとり力の加え方が違う訳ですよね。

塩、胡椒、少々。きっとその少々もひとつまみとか決まっていると思いますが、個人差でますよね。

そのレベルで職人の色がデニムに現れる。

話がずれましたが、HED MAYNERのデニムはどんな人が作ってるんだろうと。

裾の縫い幅は少し太めになっています。

セルビッチでは無いので、外側のアタリはコテコテ感が無く、さりげない色落ち加減です。

ステッチはベーシックなINDIGOデニムに使いそうな発色の良い色が選ばれています。

ウォッシュ後なのであれですが、ウォッシュ前はどんな色だったんだろうとデニムの話を書いていながら気になっています。

どう足掻いてもウォッシュ前には出会えませんが、ふとロマンを感じている閉店後です。

最後に。

– T-SHIRT –

col: WHITE

size: S / M

¥35,000 (¥38,500 TAX IN)

柔らかいコットン100%。

薄手でテロテロっとした生地感です。

肩をしっかり落として、落ち感が強いシルエットです。

身幅もたっぷり確保。

ネック周りは少し丈夫にステッチで強度をアップ。

パイピングは別布で少し強度を上げたものを使用することもありますが、HED MAYNERのこちらのパイピングはTシャツと同じ生地を使っています。

雰囲気を変えたくなかったのか。

でも物の空気感を感じます。柔らかいコットンの。

肩は叩かず、スッキリと主張が少ないデザインです。

袖、裾はやや太めなピッチで折りたたみ、2本針でフィニッシュ。

シルエットが大きいのでこれくらい太い折り返しの方がまとまりが良いです。

所謂、普通のTシャツの倍くらいの幅です。

確かに、今の半分くらいの折り返しを想像すると少し不恰好かもしれません。

後ろの裾は前に比べて落ちてます。

この辺は好みかと思いますが、TシャツはTシャツでしかないと言いましょうか。

このちょっとした裾の差が不思議と良く思えます。

このボリュームだとパッと見、分かりにくい部分ですが、知っててみると服の輪郭が全然違って見えます。

個人的には毎日着るようなTシャツでは無いなと思います。

勿論、クッタクタにして着るのも良いですが、それはまだ先の話。

この薄めのデカイ白TEEをいかに丁寧にスタイリングして着るかが楽しいポイントかと思います。

汚さないように着る丁寧では無く、どこの服と合わせようか等、、、。

サイズ感からは想像も付かない程のクリーンさが宿ります。

昨日デリバリーのホヤホヤなのでまだ選択肢はございます。

HED MAYNER初めてという方も是非お試しください。

 

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1LDK AOYAMA 歌代

June 1, 2022, 10:36 PM

Category: Blog Mori UTASHIRO