THEME: ISHINO
Over Workなコレクション
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
皆さま、お久しぶりです。
怒涛のようにブログを書きまくっていた9月とは一変、10月は2度目ましての登場です。
ありがたいことに(ありがたいのか?)最近は色んな準備に追われ、公私含めて忙しない毎日を送っておりますが、そんな時にふと思い出すのがUnlikelyの25AWコレクションの一部のアイテムに付属しているピンズ。

“Over Worked”、要するに”働きすぎ”ってことです。
思い返せば今年の2月頃、Unlikelyの展示会にお邪魔した際に、中田さんが直前にパリでの展示会を終え働き詰めだった自分に対して向けた言葉と仰っていました。
圧巻のコレクションの数々に誰もが納得できると共に、中田さんならではの、なんだか可笑しくなるワードセンスですよね。英字にするとより一層。笑
どこかのブログ回でぜひ皆さんにもお伝えしたい!と思っていたので、纏って入ってきた今回のデリバリーにご紹介させて頂きました。
それでは今週末18日より発売の6thデリバリー、いきます。

“Unlikely Time Travel Jeans 1977 Wash”
COL:Vintage Indigo 1977 Wash
SIZE: M / L (165cm / M着用)
¥52,800 TAX IN


※組上 “Unlikely Time Travel Trucker Jacket 1977Wash”→now on sale.
まずはデニムでしょ。ということで、ブランドを代表するデニムのTime Travelシリーズから。
実はこれまでAOYAMAではオーダーしていなかった本シリーズ。
個人的にはかなり好きで、他店で見かけた時は悶絶しかけましたが、少しシルエットが細身だった分、Unlikelyの世界観をAOYAMAらしく提案していく上では少し苦手意識がありまして。
ただ、ですよ?
今回はシルエットがワイドテーパードに。
これはぜひ行くしかないということで、8月末に入荷した組上と共にオーダーをさせて頂きました。ちなみにセルビッジデニムは今、世界的に供給難だそうで、個人的には待望のリリースです。





今回は物量が多めなので、いつもの量の説明は少し省略しますが、
股上の深さ、ステッチカラー、バギーシルエット等各年代のディテールを詰め込んだ、タイムトラベルな内容に今回も仕上がっています。
ムラ糸を組み合わせることで出せる不規則な色落ちなど、個体差も楽しめる実物をぜひその目で確かめてほしいアイテムですね。
駆け足ですが、お次。

“Unlikely Big Side Pocket BDU Pants”
COL:BLACK / OLIVE
SIZE: M / L
¥57,200 TAX IN

(165cm / M着用)



手前味噌かもしれませんが、これは本当にかっこいいです。
前回のスケーターパンツもそうでしたが、今シーズンのUnlikelyは太いパンツが兎に角ステキすぎる。見た目のインパクトはそのままにシルエットはまさに皆が求めているであろう太めのカーゴパンツ。
不思議と前からの見た目がすっきりとしているので、ストリートっぽく野暮ったい印象はございません。
かっちり目のジャケットの外しにもAOYAMAでは提案しやすいシルエットなんですね。




中田さんがご自身のIGでも仰っていた、雑誌が入る通称:マガジンポッケに加え、
・サイドアジャスター
・サスペンダーストラップ
・バックフラップポケット
・裾のドロスト
各国の「名」軍パンのディテールを現代使いしやすく、でも雰囲気は残す、という上手い足し引きによって生み出されています。
これは国内外本当に早めに動きそうな予感。一度履いてもらうのをおすすめします。
それではお次。

“Unlikely Reversible MA-1”
COL:BLACK
SIZE: M / L
¥101,200 TAX IN

(165cm / L着用)
ん?
と思った方。ありがとうございます。リバーシブルです。
そして冒頭に紹介したピンズはこのJKTに付属します。
リバーシブルのMA-1はUnlikelyでもかなりの求心力が高いシリーズですが、即完してしまった昨年SSに続き、今季も満を持して登場。
A面にはスカジャンエッセンスを加えたベロアを、B面にはミリタリー感強めの男のフライトJKTエッセンスを。ありそうでない感じに仕上げています。


見て頂きたいのはこのベロアの生地感。
希少性の高い素材を使っている上に硫化染めを施し、洗いをかけている上、すべて国内で一貫して行なっている徹底さ。まさに”Over Worked”
名前からは想像ができないほどに美しいA面が際立ちますね。
ハリ感のあるB面を表にした時に覗かせるベロアの質感が堪らなく愛おしい。


細かいですが、WALDES社製のジップや袖リブも抜かりなく安心感があります。
適度なパフパフ感もあるので、年内の冬まではこれで越せそう。身幅のボリュームも割とあるので、着込めばその先もおそらくいけます。
以上、品番数多く駆け足になってしまいましたが、こちらで今回のデリバリーは全てとなります。
あれよあれよという間に肌寒くなってきたこともあり、Unlikelyのコレクションをいくつかまとめて見れる機会もおそらく日が短い気がするので、気になった方はぜひお店に足を運んでみてください。
ご来店お待ちしております!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☺︎
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1LDK AOYAMA 石野
変わり種という選択肢
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
誰しもが必ず持っている定番。
好きとはちょっと違ってて、どこか流れ作業のように選んでしまうものが定番なんじゃないかなと個人的には思ってます。行きつけの中華、薬局で選ぶシャンプーetc。
最近涼しくなってきたこともあって、晩にランニングをするようになったのですが、走るコースはもちろん決まっていて、何も考えずにそれを走る。
定番は”ルーティーン”とも呼ばれていて良い事とされていますが、たまには定番を逸れること、所謂”変わり種”を選ぶ事で、新しい何かが見つかったり、気分だって変わるかも。
とまあ、またキャップを2色紹介するだけの予定なのに、いらない前置きをしてしまいましたが
要するに、定番もいいですが変わり種という選択肢があっても面白くない?という話。

〈COMESANDGOES〉
“NY I.S.G CAP”
COL: NAVY / BLACK
SIZE: FREE
¥17,600 TAX IN



AOYAMAを代表するキャップブランドの一つ。COMESANDGOES(愛称:カムズ)
カムズの定番といえば、お馴染みのNYロゴがフロントに刺繍されたデザイン。ちなみにまだ定番を知らないよ、という方はこちらのブログで少し紹介してます。
耳タコかもしれないので細かい説明は省きますが、自分の好きポイントを3つ抜粋してあげていくと、
①程よい浅さと裏地。
②天ボタンをつけない潔いクラシックさ。
③生地使いに品があり、綺麗なスタイルにもハマる。
今回もニューヨーク発の老舗キャップメーカー、COOPERSTOWN BALL CAPとのコラボモデルなのはそのままに、なんだか少し変わり種。

「INFORMATION SERVICES GROUP」=情報提供グループ。
なんなんそれ?って感じですよね。でも身に纏うアイテムに載る英文なんか、わけわからないくらいがちょうどいいんです。多分。
さらにつば先にまであしらわれたNYロゴの違和感もなんか良い。


前でも後ろでも好きなように肩肘張らずに、被ってください。
既に定番をお持ちの方はもちろん、そうでない方も、”変わり種”という選択肢をぜひ。
今週もたくさんのご来店をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
通常の3倍
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
突然ですが、みなさんは好きな色ってありますか?
パーソナルカラーや推しの担当色、普段は意識したこと無い方でもクローゼットや小物まで目をやると、何となく手持ちに多い色って必ずあるはず。
当然自分にも好きな色があって、
あか。赤。真っ赤っか。
正直、自分は普段から色物が好きで、僅差で迷う色はありますが、結局は赤なんですよね。
ではそのルーツはどこから来るのか。
幼少期、といっても物心ついた頃から親父と兄が躍起になって見ていた機動戦士ガンダムというアニメ。そこに登場する、主人公のライバル的存在のキャラが使う、特別な機体があって。
見た目はすぐにやられてしまう雑魚キャラと同じ形状なんですが、色が赤いんです。
しかも性能はなんとその雑魚キャラの通常の3倍。
子どもながらに赤=特別なもの、という認識が根付いた瞬間だったのかもしれません。
以来、赤いものを身につける事で人の3倍特別な自分を表現してきましたが、今回はそんな自分が心待ちにしていた、大好きなブランドの赤いアイテムのご紹介。

〈 Gurank 〉
” Loop wheel HT pants “
COL: RED
SIZE: 1 / 2 / 3
¥39,600 TAX IN



めちゃめちゃ良くないですか?このパンツ。そして色。
実はこちら、25SSでもブラックカラーで展開があったのですが紹介する間もなくあえなく完売。
今期もブラックの展開がありましたが、同じはつまらないだろう&自分のエゴもありセレクトさせていただきました。
ファブリックの話を少しすると、その名の通り吊り編みの機械で編み上げたギリスウェット未満の肉感の生地。しっかりと度詰めされているので初めはいい意味で硬いです。
ただ、履き込んでいくともちらん柔らかくなる他、色落ちも楽しみな一本。
フラットシーマという、縫い目に凹凸が出ない特殊な縫製が施されているので、穿いた時の心地がたまらなく良いです。
また、脇ハギがない分、スウェット見えしないのも大きなこだわりの一つ。

こちらは25SSからの唯一の変更点。
右お尻のポケット上部にベルトループが追加されているので、何かを引っ掛けたりするのにお使いください。
と、まあディテールはこんな感じですが、赤いパンツはスタイリングで見せるのが最も重要なはずと心得ているので、読んでくださっているあなたを置いてけぼりにしないよう、2スタイリングだけですが紹介していきます。

165cm / size 1着用



赤を良くスタイリングに持ってくる上で、ベージュ合わせは個人的に鉄板。
先述しましたが、脇ハギがない分どの角度から見ても見た目がとても綺麗。だからこそモックネックにコート、革靴にキャップでやりすぎてない感を狙いました。
言い忘れていましたが、ウエストはドローコード付きのイージー仕様なので、楽ちん。
それではお次。



デニムに赤キャップはアメカジの定番ですが、今回は赤パンツで代用。足元はvansに変更して、それらしく寄せました。
展示会に訪れた際、デザイナーの佐々木さんが確かこの合わせで着て見せてくださったんですが、とんでもないほど似合っていて、衝撃を受けたのを思い出します。
その影響もあり、まんまと自分も購入させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
物の写真から公開していきましたが、スタイリングで見せると意外にみなさんの手持ちに普通に存在しているものと合わせても意外とすんなり収まる。
前シーズンの黒ももちろん良かったですが、今年の赤はその3倍増しです。
あれよあれよという間に、無くなりそうな予感が今年もしているので、気になった方はお早めに。
週末はレディースブランドのイベントもあるみたい?なので、彼女はたまた奥様へのそれを口実にメンズ諸君のご来店も心よりお待ちしていますね。
ここまで読んでくださった方、有難うございました。
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1LDK AOYAMA 石野
両A綿(面)のモックネック
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
タイトルを見てさっむ、、、と思った方。
すいません、またやってしまいました。
自分もまだ華の20代ですし、普段はこんなに親父ギャグキャラではないんですけどね、ブランドへの愛が強いあまりに、なぜか思いついてしまうんです。しょーもないのを。
一人でも多くのファンを増やしたいがために、AOYAMAのブログにふと辿り着いたそこのあなたの目に留まる、そんなタイトルを思いついてしまうんだと思います。
神の悪戯ですね。
ちなみにつまらんわって意見は聞かなったことにします、次回はもっといいやつ考えますね。
そんなこんなで話が逸れましたが、AWももちろんやります。
マイ綿 by Olde Homesteader。

お店ではお馴染みになってきましたが、
秋冬の1発目にお取り扱いさせて頂くのは、古き良き時代を彷彿とさせるような化粧箱がついた見た目もおしゃれなプロダクト。
今回ご紹介するその中身は、AOYAMAだからこそ提案したいモックネックという形とファブリックにかける、妥協なきただならぬ手間が織りなす、それはもう素晴らしい1枚です。
タイトルの伏線もしっかり回収していくので、今回もエンジン全開でご紹介します。

〈 Olde Homesteader 〉
” MIL MOCK NECK LONG SLEEVE ”
-INTERLOCK-
COL: OLDE WORKER’S BLACK / IVORY
SIZE: 42 / 44 / 46
¥13,200 TAX IN


まずはINTERLOCK(インターロック)というファブリックから。
今から遡ること少し昔、西洋を中心に栄えたファブリックで、その高い耐久性と肌触りから軍隊のお洋服にも使われていたそう。所謂ミルスペックというやつです。
ではその高い耐久性と肌触りはどこから来るのか。
そこでタイトルを思い出していただきたい。両A綿(面)。
通常は吸汗などを考慮して、起毛感や肌触りの良さで表裏で使う面を変えていくのがセオリー。
ただ、それを両A綿(面)仕上げるのがINTERLOCK(インターロック)というファブリック。
要するに表裏がどちらも同等のクオリティの編み地で作られているということなんです。
お洋服の歴史あるあるですが、手間やコストのかかるファブリックは大量生産のマインドに変遷していったある時期を境に、見られなくなってしまう。
手間のかかるファブリックと聞くと、AOYAMAではきっと皆がひとえにolde thingsの福原さんのお姿が頭によぎることでしょう。
届いて早速着させていただきましたが、その着心地に惚れ惚れしました。
いつもの如く2色購入が決定したので、経年変化が楽しみでワクワク。
もう少し掘り下げていきます。

ブランドからINTERLOCKのファブリックでは様々な形が出ていますが、今回セレクトしたのはモックネック。
AOYAMAではシャツやジャケットのベースレイヤーとしての提案をしたかったのが大きいですが、やはり特筆すべき点はネック位置の絶妙な高さ。
タートルネックが個人的に好きだったんですが、ネックが地厚のものだと、折り返した時のボリューム感が最近どうも気になっていて。
そこで出会ったのがこのモックネック。

生地は薄すぎず、厚すぎずのミドルオンスという感じでしょうか。
高さもこれより低いとタートルがいいのではと思ってくるし、高いと折り返す必要が出てくる、みたいな具合の間を攻めています。
恐らくですが、この黄金比も相当緻密に計算されているんだと思われます。
手前味噌ですが、着たらわかるええやつです。そして他にもポイントが。



いつもの美の渋滞が起きる縫製、肩傾斜の無いT字型、ハギの無いリンキング、脇下Vガゼットはolde things謹製の証。
それに加えて、末端の裾と袖には畦編みのリブを使うことで当時の色を出しています。
この長めに取られたリブが自分は本当に好きで、丈を調節しやすい分、色んなパンツとのスタイリングにはめやすいんですよね、、、。
最後に着用いきます。


165cm / size42 着用
自分が着用しているので、こんなこと言うのもアレですがめちゃくちゃに良すぎます。
と言うことは、どなたでもしっかりバチっとくるアイテムの証拠。
今回はIVORYを着用しましたが、色褪せの経年変化が見えやすいOLDE WORKER’S BLACKも絶対にいいです。選べませんこんなの。
選べない方は自分と同じく2色いきましょう。そのために福原さんが企業努力の賜物でトンデモな価格設定にしてくれています。
残暑残りますが、秋はもうすぐそこまできています。
供給量以上の争奪戦にこれからなっていく時期ですので、気になった方はお早めに両A綿(面)をGETしてください。
たくさんのご来店お待ちしております。
ここまで読んでくださった方、有難うございました。
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1LDK AOYAMA 石野
TDR 2025AW delivery.
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
昨日から9月に入りましたね。
先月もたくさんのご来店ありがとうございました。
毎週の秋冬入荷ラッシュがこれから一層加速していきます&イベントも盛りだくさんなので、今月もぜひお楽しみに。
そしてそして。
今日ご紹介するのは、、、




【 TDR 】
オーナーのイアン氏が過去40年間にわたって収集したヴィンテージアイテムをベースに、当時の伝統的な手法を再現し現代的なリアルクローズへと昇華したコレクション。
ブランド名のTDRの由来はあえて明かさず、シーズンを追うごとにコレクションピースにヒントが隠されているという遊び心も特徴です。
今年の1月にちょうどブログを自分が書かせていただいておりまして、初めて知ったよ!という方は合わせてこちらもご覧いただければと思います。
今シーズンもブランドの3レターを解明していくのに頭を悩ませていますが、それもこのブランドの醍醐味。
型数が多いので駆け足ですが、一挙にご紹介していきます!

COL: NAVY
SIZE: S / M / L
¥63,250 TAX IN
まずご紹介するのは、今ではブランドの顔になりつつあるNORAGI JACKET。
日本の伝統的着でもある、野良着から着想を得て作成されています。


前身頃のタイ留めが特徴的なデザインになっていますが、今季はヘリンボーンの生地を使い風合いを柔らかくアップデートさせています。
古着を狙いすぎていない感がとても調子いい。

COL: NAVY
SIZE: M
¥118,250 TAX IN

お次は、ブランドとしては新型となるこちらのジャケット。
フラップポケットを配し、圧縮ウールで仕上げた表面に加え、

裏面には日本製のブランケットを。
デザイナーのイアンさんはアイテムに日本のパーツをあしらうことが多く、今回も例に倣ってこちらのこだわり。
もちろんジップは今シーズンもTALON製です。安心感◎。

COL: NAVY
SIZE: M / L
¥104,500 TAX IN
続いてはこちら。
某ワークウェアブランドの名作から取られた名前の雰囲気のままに、いなたい。
個人的には短丈のジャケットを強化していきたい今シーズンではあるので、こういうのには目がない。
青山でいうところのスラックスにシャツイン、そちらに外しとして入れたいアイテム。


最大の特徴は裏面のプリマロフト。
もちろん汗だくだくで着ましたが、真冬には嬉しいスペック。
ダウンが苦手な方こそおすすめですね。

COL: NAVY / TAN
SIZE: S / M
¥101,750 TAX IN


ジャケットの最後を飾るのはレザー。これはぜひ着画にて。
クロップド丈のバランスや裾の切りっぱなしなど、細部へのこだわりはもちろんですが、 ジャケット自体のビジュアルの雰囲気が素晴らしくいいです。
他ブランドでもレザーのアイテムはありますが、店の中でも上手く棲み分けが付く。

COL: ECRU / KHAKI
SIZE: S / M / L
¥46,750 TAX IN
続いてニット部門。
プリントニットを見たのは個人的に久しぶりでしたが、可愛いの一言。これに尽きます。


といってもただのニットではなく、リブと裏地で編み地を変えているので、着用した時の着心地が不思議といいです。
伝統的なニットウェアのディテールを踏襲していながらも、プリントで崩すギャップさがまたニクいですね。(笑)

COL: GRAY
SIZE: S / M
¥44,000 TAX IN
先ほどのプリントニットに負けないキャッチーさを持つ、総柄のニット。
イギリス純度100%の厚手のウール素材で編まれています。


6種類の異なる染色糸が織りなす、フェアアイル柄。
保温力はもちろん、適度に粗い編み地は通気性の良さのスペックもあるので、真冬に上物アウターを持ってきてもそこまで蒸れません。

KENDREW CARDIGAN X HIKARU NOGUCHI
COL: ROYAL / EARTH
SIZE: S / M
¥82,500 TAX IN
最後はニットカーディガン。
日本のニットウェアデザイナー、野口光さんとのコラボレーションアイテム。一つ一つ丁寧に仕上げられた手刺繍と、インドのヴィンテージカンタ織物を使用しています。

おばあちゃんの家の押し入れから出てきそうな抜群な雰囲気がたまりませんね。
特にROYALは発色がいいので、装飾が際立ちます。

COL: GREEN / GRAY
SIZE: S / M
¥35,750 TAX IN

最後におまけのスウェットパンツ、こちらは前シーズンからの継続となります。
結局楽が一番いいですからね。
裏起毛なので寒い冬も安心。もちろんダル着提案ではなくちゃきっとスタイリングで見せても様になります。
と、以上になります!
いつも見たく余計な事書いていないのに、なんだか盛りだくさんになってしまいましたが、店頭まで足を運んだ際は、見ていただけますと幸いです。
TDR2025AWシーズンもよろしくお願いいたします。
ここまで読んでくださった方、有難うございました。
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1LDK AOYAMA 石野
褪せない銘品
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
みなさんは心に残っている銘言と聞かれて、すぐに思い浮かぶものってありますか?
つい先週の話。
週末にお休みを頂いて、箱根駅伝の5区を走るという過酷なドM企画に参加しまして。
湘南育ちの自分は、毎年お正月は決まってテレビで箱根駅伝が流れていたこともあってか謎の親近感があり、ちょっと舐めてかかってしまったわけですね。
なんとか完走はできたものの、もうめちゃくちゃキツくて、
途中何度も心が折れかけました。笑
その時、一緒に走ったのが学生時代に勤しんでいたラグビーのコーチで、離脱しそうになった時耳タコほど聞かせてきたアントニオ猪木の銘言。一応書いて置きますね。
「人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います」
この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足(ひとあし)が道となり
その一足(ひとあし)が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
200歳まで生きようと思っている自分はまだ20代なので、人生経験上、言葉の深みまではイマイチしっくりきませんが、きっとそのコーチにとっては褪せない心の銘言。
深みまでは分からなくとも、自分も俄然やる気は湧いてきたので、やはり色んな方にとっての銘言なのでしょう。めちゃくちゃかっこいい言葉ですしね。
今日これから紹介する自分の大好きなブランド、Unlikelyの3rd deliveryブログを書くにあたって、何を題材にしようと考えていたところ、
お洋服としての褪せない銘品たちを、中田さんのフィルターを通すことで令和版に解釈し、世に送り出すブランドのイメージに何か通じるものを感じました。
いつもの通り前置きが長くなりましたが計2型、今回も張り切ってご紹介していきたいと思います。


“Unlikely Time Travel Trucker Jacket 1977 Wash”
COL: Vintage Indigo 1977 Wash
SIZE: M / L
¥66,000 TAX IN
いい佇まいのデニムジャケットなのは誰が見ても一目瞭然。
ディテールなんかわからなくたって購買意欲を非常にかき立てられるアイテムですね。
様々な年代のディテールをとって組み合わせるのがUnlikelyのお家芸ですが、今回もしっかりそれが作用していて、素晴らしいジャケットに生まれ変わっています。


まずは正面から。
右胸には2ndモデルに見られるパッチ&フラップポケット
左胸には1stの大戦モデルに見られるパッチポケット

続いて背面。
3rdモデルに見られる切り替え
40年代〜70年代までをタイムトラベルし、某ブランドの銘品たちを再解釈した、その名に相応しいデニムトラッカージャケット。


生地感ですが、不規則な縦落ちが表現できるよう番手やムラ感が異なる複数の糸を使用しています。当時の生産工程が今よりも発達していなかった環境を想定して、ここまで拘られています。
パッカリングや色落ちのさせ方も、洗い込んで自然に落ちていったような風合いをわざと狙ってやってるのが、また他ブランドにありそうでない部分なのかもしれません。


“Unlikely Skater’s Work Pants”
COL: FADED NAVY / FADED BROWN
SIZE: M / L
¥52,800 TAX IN
続いてはパンツ。
雰囲気だけでいけば、先ほどのジャケットをも凌ぐ佇まい。
こちらは80年代の某ブランドのワークパンツから着想を得て製作されています。
ワークパンツといえども、当時はスケーターに愛され、転びまくって擦れて破れては買い直す、古き良きチープさが滲み出ています、言うなればスケートパンツ。スケパン。
素材は当時のままTC素材(綿ポリ)。
展示会に伺った際、中田さんが話していたのですが、このTC素材でこの風合い、特にヒゲを表現するのが非常に難しかったそう。
それを企業秘密の加工でここまで再現できたそうです。


見てくれだけは、スケボー10年選手くらいですかね?(間違っていたらゴメンナサイ。)
きっとこれは堀米くん泣かせなほどに、とんでもないパンツなはずです。
強撚糸を使っているのでシワになりにくいイージーケアなのもポイントですね。

あとは股下の丈感が個人的には感動。
今回デザインソースになった古着の某アイテムのデッドストックなどを、マイサイズで見かけては買う面白い先輩がいて、その人がよく日本人の丈感にバチっと合うものってなかなかないって言っていたのを思い出しました。
言うなれば、Unlikely流のアレンジ。
中田さんのスケールに合わせているからこそ、高身長でなくとも野暮ったさを感じさせないバランスになっているんです。
ちなみに自分は身長165cm / Mを着用していますがグズっと穿いて写真の丈感。
これはかなり激戦の予感がするので、穿けるうちにたくさん穿いておきます。
以上が今回の3rd deliveryの内容となります。
今回も様々な年代を超えて生まれた、粒揃いの銘品たち。
心に残る銘言がない方も、銘品をぜひ。
今週もたくさんのご来店をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
VAGUE WATCH -More variation event-
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
日頃から行っているインスタライブやブログなどで、お店にいらしてください!
…とは言うものの、
気温のせいで、何から見始めたらいいのかわからない人が多いのがきっと現状。
クーラーの効いた店内で長袖のお洋服を着て、涼しい顔をしている僕たちも、帰り道は暑くてぶーぶー文句を垂れています。(笑)
今回はそんなあなたへ、時計という別角度からの提案。

【VAGUE WATCH CO. -More variation event-】
2025.8.16(sat.)-8.24(sun.)
1LDKでは馴染みの深いブランドになってきましたが、中でも青山店ではバリエーションを少し広く取り扱いさせていただいている店舗でして。
今回はブランドの多大なるご協力の下、よりバリエーションを増やしてご覧頂けるイベントにしました!
気になっていたあのモデルや、こんなモデルを一挙にご覧いただけるチャンス。
今回は青山店のメンバーがリレー形式で、一部ご紹介して行くので、最後まで見逃し厳禁ですよ!
それではまずは石野より。
秋を見据えた、こちらの一本から。

Carre FACE (COL: YELLOW GOLD) ×Sincerus BELT (COL: BROWN)
¥ 36,300 TAX IN

フランス語で正方形の意味を表す、とても上品な佇まいの文字盤。
いい意味で使う人を選ばない、フラットな形が洗練された大人っぽさを演出します。
今回選んだカラーはイエローゴールド。自分は普段なら選ばないカラーですが、今回はモアバリエーションということで、チャレンジ。

ブラウンのレザーベルトと合わせることで、華美になりすぎない組み合わせができたと思います。
フランス最高のタンナーさんが仕上げたボックスカーフを使用しており、繊細なパターンの型押しが特徴的。
見た目以上にソフトな質感に加えて、キズがつきにくいのも大きなポイント。
この後紹介しています、スタッフ指田のネイビーと同じモデルですが、
そちらもとてもシックで良いカラー、、、選べなさそう。
お次はこちら。

VABBLE FACE (COL: DOMINO) × PIG SKIN BELT (COL:GREY)
¥ 50,600 TAX IN
個人的に密かに推していた、VABBLEシリーズのDOMINO。
その名の通り、大手飲食チェーンが優秀な社員に授与していた自社のロゴマーク入りのダイアルがモチーフになっているこちら。
全体的にシルバーで統一されていながらも、ワンポイントで覗かせる赤と青のロゴがキャッチーで愛嬌バツグン。
ステンレスのベルトがブランドでは推奨されていますが、モアバリエーションという事で、レザーベルトを使って、よりシックな雰囲気を纏わせました。

材質は豚革でとても柔らかく、しなやか。
グレーというよりかは青っぽさもあるような奥行きのある色味。
ちょっぴり大人な組み合わせ、ぜひお試しください。
それではバトンタッチ。

COUSSIN FACE (COL: 8) ×SS Extension BELT (COL: SILVER)
¥ 38,500 TAX IN
石野からバトンを受け取りました森です。
私からは、VAGUE WATCH CO. といえばなモデル。当店でも一番人気の高いモデルをこの機会に改めてご紹介させてください。
この組み合わせに関しては、”ジュエリー感覚で身につけられる時計”という言葉がピッタリかもしれません。
まだまだ暑いこの季節、Tシャツやタンクトップ一枚だとなんだか物足りない。
そんな時、腕周りのアクセサリーがより映えますし楽しいです。
この時計はそんな夏の腕元を叶えてくれる1本。
単体でもブレスレットの様でとても可愛いですし、写真のように手持ちのブレスレットと重ね付けしても、すんなり馴染みます。

伸縮自在なエクステンションベルトなので、着脱も楽ちん。
そして、付けたときのフィット感も心地いいです。

フェイスもアンティーク感があってとてもおすすめ。
数字の文字盤で見やすさもあり、なんといってもカラーがとてもいいんです。
シルバーとアンティークゴールドがマッチしたフェイス。
普段身に付けるジュエリーがシルバーの方にもゴールドの方にもフィットするはず。

COUSSIN FACE (COL: 8) × CROCODILE LEATHER BELT (COL: BROWN)
¥ 42,900 TAX IN
フェイスは同じで、ベルトをクロコダイルレザーに変更しました。
VAGUE WATCH CO.はベルト単体でも販売しているので、この様にイメージチェンジしながらお楽しみいただけるのがこのブランドの醍醐味。
これから秋冬に向けて、レザーベルトもいいなぁ。

クロコダイルレザーに変更することで、先ほどのジュエリーぽさとは打って変わって、クラシックな雰囲気が漂いますよね。
ジャケットやニットとの合わせを想像しつつ、まずは時計から秋冬を始めるのもいいかもしれません。
クロコダイルレザーは、1点ずつ腑の出方が違うので是非店頭でお気に入りを探していただけたら嬉しいです。
それでは代わりまして、指田です。
私からのおすすめは、こちら。

VABBLE FACE (COL: COMBI) × PIG SKIN BELT (COL: BEIGE)
¥ 50,600 TAX IN
1930年代に世界で初めて 防水性能を持つ自動巻き時計 として名を成したモデルをモチーフの”VABBLE”のフェイスにBEIGEのベルトを。
コンビネーションカラーが以前より気になっていたものの、ステンレスベルトではなんだか自分にはメカっぽさが強く感じられて。
そこで今回、モアバリエーションで用意されたPIG SKIN BELTで楽しんでみたら、しっくりとくる組み合わせが。
ちなみに、このBEIGEだけは実はカーフベルトなんです(笑)
文字盤は上半分がローマ数字、下半分はアラビア数字を配したユニークダイアルだからか、意図せずベルトも変わり種を選んでいました。


当時のモデルを再現した、裏蓋に厚みを持たせたバブルバックのフォルムと、ベルトの凹凸ステッチが可愛い。
毎日、身につけるものだからこそ上から、横から、下から、、、
どこから見ても気分が上がるものを。
経年変化でレザーの表情が変化していく様を時とともに刻みつつ、楽しさも味わってみてはいかがでしょうか。
もう一つはこちら。


COUSSIN 12(COL: SILVER) × Sincerus (COL: NAVY)
¥ 36,300 TAX IN
こちらは「時計探しているけど、どれが良いか分からなくて…。」という方におすすめしたい、組み合わせ。
文字盤よりわずかに浮き出た12のインデックスに対し、それ以外を極々シンプルにまとめ上げたスッキリとした印象が魅力のフェイス。
普段よりお取り扱いのあるこちらのCOUSSIN 12はエクステンションベルトとの組み合わせが人気。
ですが、少しカジュアルな分お使いいただくシーンが限られてしまうと悩まれる方もちらほらと。
そこで、ネイビーのレザーを合わせてみました。
こちらならシーンを選ばずお使いいただきやすいはず。
小ぶりなサイズ感なので、お休みの日はアクセサリーと重ね付け、お仕事では手元に馴染ませて。
まずはベーシックを楽しんで、使い込んでいくうちに「この組み合わせもしたいかも…?!」が見つかるはず。
そんな風に愛用いただけたら嬉しいです。
それではアンカーにパスします。

NYLON NATO
COL: BLACK×BLACK
SIZE: 14mm / 16mm
¥3,300 TAX IN
最後は福井から。
スタッフ森のフェイス縛りに対して、僕はベルト縛りでのご紹介を。
ヨーロッパ某国軍用の支給品をモチーフに素材・製法・金具の形状などに拘ったナイロンベルトをチョイスしました。

COUSSIN 10(COL: BLACK) × NYLON NATO
¥31,900 TAX IN
ステンレスやレザーのベルトとはまた違った雰囲気に。
文脈通りミリタリーウェアと組み合わせていただくのもいいと思いますし、耐久性に優れたベルトだからこそスポーツシーンやアウトドアシーンにも最適。
COUSSIN FACEと合わせると、クラシックな印象になりすぎずどんなスタイルでも馴染みそう…

DG2000(COL: BLACK) × NAYLON NATO
¥22,000 TAX IN
DG2000 FACEはもう間違いない組み合わせですね。
ストップウォッチ機能が備わったフェイスだから、ランニングする方とかにおすすめ。
ご自身で簡単に交換することができ、汗などで汚れた場合には洗濯も可能なため、ランニング後のケアも簡単です。
長くなってしまいましたが、これでもまだほんの一部。
季節の変わり目に合わせて、普段使いしているものを新調してみてもいいし、
小物から始まるおしゃれだってあるはず。
きっかけなんて三者三様、もちろんその三様にとことん僕らも提案させていただきます。
皆様の秋冬のスタートを時計から始めてみるのはいかがでしょうか。
皆様のご来店、お待ちしております。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
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1LDK AOYAMA
AIを超越したパンツ
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
今日ご紹介させていただくのは先週に引き続き25AWのとあるブランドのアイテム。
このアイテムなのですが、モールスキンを生地として使用しています。
もちろんブログでご紹介するということは、、、はい。
当然、普通のモールスキン生地ではないです。
とりあえず、このブログを読んで下さっている方の物欲をさらにかき立てるために、モールスキンとは簡単にどんな生地か、今流行りのChat GPTに聞いてみることにしました。
「モールスキンとは、主に秋冬の繊維として用いられる、モグラの毛皮のような手触りの厚手の綿素材のことです。」
ほうほう。
Chat GPTは数々のwebページから学習をして、知識を積み上げていくそうで、
先程記述した答えが、いわば僕たち人間が真っ先に思い浮かべる答え。
少し悪い言い方をしてしまうと偏見にも近い、というわけなんですね。
こんな話をしていると、丹波の黒豆からできる日本史上最高峰の枝豆を、その見た目の黒さで腐っていると怒り散らかしたワンマン社長の話も思い浮かびますが、(美味しんぼ第30話「ビールと枝豆」)
きっと皆さんもそのギャップに驚くはず、それだけ今日紹介するパンツはやばいです。

〈 Gurank 〉
” LM Flight Pants “
COL: KHAKI / NAVY
SIZE: 34 / 36
¥48,400 TAX IN


お久しぶりですGurank。
見事に25SSはもう何も残っていません。皆様いつもありがとうございます。
写真を見て、外観でナイロン、ポリなどの化繊をイメージした人が多いはず。
でも誰がなんと言おうとモールスキンです。嘘では無いです。正真正面コットン100%の組成表記が確かにそこにはあります。
生地の仕掛けは細番手(100/80)の糸を使用している点にあります。しかもスーピマコットンという贅沢さ。
生地は名前に引っ張られがちですが、想像以上にライトオンス。
展示会に伺った際、デザイナーの佐々木さんが「夏に履けるモールスキン作ったんすよ!」
と、やや興奮気味に教えてくださったのが記憶に新しいですが、まさに今提案できる生地感。

あまりいい写真では無いので、載せるか迷いましたが、これが大きな証拠でしょう。ここまで透け感はあります。
ちなみにこれほどまでの透け感で気になるケアですが、忘れないようにもう一度、これはモールスキンです。ガンガン履いて洗ってエイジングを楽しんでください。
お尻と膝には当て布がしてあるのでヤンチャな君にも安心。
それではこのままディテールのご紹介。




まずはこの光沢感に目を奪われた方も多いはず、めちゃめちゃ美しいです。
いわゆる無骨な軍パン型なのに、この美貌、これだけで酒飲めますね。
佐々木さんは古着にとても詳しい方で、展示会後に自分で調べ直すこともしばしばなワードを投げかけてきます。
そんな佐々木さんだからこそ、あえてディテールをそのまま使わず、機能性や洋服としてのシルエットの完成度なんてものにとことんこだわる。
フロント部分のタックやサイドのジッパー紐付きのポケット、膝下に綺麗に入ったダーツ、裾のドローコードなど。
それなのに、背面のオフセットループは忘れずに表現していたりするところがまた好きを加速させるんですよね。
それでは最後に着画いきます。



チームメイトの福井に着てもらいました。(175cm / SIZE 36着用)
正直股下の作りはそこまで大きくは無い気がするので、どれだけ太く履きたいかという選び方が良さそうな気がします。
ウエストは大きめの作りですが、グイッとベルトで絞りましょう。
今日の彼は自前のAldenで合わせていましたが、やはり一番シックリ来てました。
もちろんオンタイムで提案したいものではあるので、チープなギョサンなんかと合わせても雰囲気でていいのかななんて思います。最近の暑さはどうしようもないですからね。
といつもの如く長くなってしましましたが、いかがでしたでしょうか。
まさにAIが導き出した答えを超越していったパンツ。
少しでも気になった方は、生地を触りにくることから始めてくださってもいいかもしれません。本当にそれだけのすごい生地ですので、これは。
ブログを書いている間にも少しずつ旅立っており、サイズ欠けも出てきております。
後悔しないためにも、、、是非店頭にてお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
最強のマイ綿(メン)-最終幕-
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
私ごとなのですが、実は今月の頭に連休をいただいて少し早めの夏休みを過ごしました。
長野から始まり岐阜へ、最後は石川と、それはそれは延々と自然に触れる毎日で、
登山中にすれ違う、初めましての方たちとの挨拶をし合う文化、
ビル群が一切見えない満点の星空、
新鮮で美味しい地物の料理、
書ききれませんが、どれを取っても心が浄化される素晴らしい旅でした。
皆さんがどのように過ごされたのかもとても気になりますので、また店頭にてお話を聞かせてください。お待ちしてますね。
そしてそして、
今週でほぼ7月も終わりを迎え、夏もいよいよ佳境に入ってくるかなと思う頃、
やってきました。マイ綿ファイナルデリバリー。by Olde Homesteader
5月末から書き溜めていたこのシリーズも、今回のブログを持って一旦お休み。
何人に届いていたかはわかりませんが、気にして読んでくださった方々へ
本当にありがとうございました。

堂々の最終幕を飾るに相応しい、相も変わらず手間のかけ方と一切の妥協を許さない、olde things謹製の贅沢ファブリック計2型。胸高々にご期待ください。
それではまいります!

〈 Olde Homesteader 〉
” Y NECK SHORT SLEEVE ”
-EXTRA COTTON JERSEY-
COL: BLACK
SIZE: 42 / 44
¥19,800 TAX IN

まずはYネック、そしてEXTRA COTTON JERSEYというファブリックの全体像から。
インドの南部でしか取れない、ズヴィンコットンという超長綿が主な素材。
その風合いや光沢から別名宝石の綿とも呼ばれており、要するに至極贅沢なファブリックというわけです。
これまでのRUSTIC JERSEYはスーピマコットンの落ち綿でしたね。どちらも超長綿で贅沢なのには変わりないですが、ズヴィンの方が少し繊維質の面で丈夫。そして大きく違うのは素材の調理方法。
今回はこのズヴィンコットンをベースに、企業秘密の独自のブレンドで糸紡績し生まれた素材が全体像になっています。

そして驚くべきは、表地と裏地で編み方を変えているという点。
段差の部分で比べると、なんとなくわかるはず。
表地は天竺であえて甘めに編んでいます。このあえての部分は前回第一幕からも口酸っぱく書いていた、洗って自分のものにしていくという大切な過程を思い出して欲しいです。
水を通す事で甘めに編んだ生地が締まっていく。後ほども説明しますが、このモデルももちろん肩傾斜はありません。自分の体型に馴染んでいく、凝らされた工夫は表地にも仕掛けがありました。
そして裏地は鹿の子。凹凸がある分、肌への接着面積が少ないことから日本の猛暑でこそ、ジメジメとベタベタを解消してくれ、威力を存分に発揮してくれる。
頑張って文字起こしをしてはいますが、これはぜひ一度着てみて欲しいです。
有無を言わさない、圧倒的着心地に胸を打たれるはずです。
鹿の子特有の着崩れという心配要素を、表地の天竺部分でうまく打ち消すという耐久性という面でのバランスの取り方も圧巻。





肩傾斜のない仕様と、毎回書いてますが丁寧な脇下の縫製、末端は幅が太め、綺麗で丈夫なフライス編みの処理。タックインをせずに丈を出しても、見た目でわかる大胆な切り返しも、どこか心地良いですね。
お馴染みの品表タグはいつもと違う場所にいるので、些細な面白さも楽しんでください。

〈 Olde Homesteader 〉
” CREW NECK SHORT SLEEVE ”
-EXTRA COTTON RIB-
COL: ECRU
SIZE: 42 / 44
¥16,500 TAX IN
続いてリブ型。
こちらもズヴィンコットンを独自ブランドで糸紡績した素材となっています。JERSEY型と比べるとしっかりとした肉感のある肌触りで、より強度に目を向けたフライス仕様で編み立てられています。
これはなんといっても肌触り。質感はオールシーズンいけるドライな雰囲気を纏っていますが、ヌメっとした感覚もあり、長袖にも関わらず袖を通した瞬間どこか冷気を感じました。
ん〜文字起こしが本当に難しい生地。
そして見た目ではそこまでわかりにくいですが、こちらも編み地は設計上きちんと甘編みしています。
理由は、、、もう何回もくどいですね。
洗いましょう。笑


目を見張るのは色の奥行き。視覚が最初に捉える生成の色味にうっすら混じる桃色の影。
これを書いている自分はもうすでに秋口のレイヤードを思い浮かべていましたが、後にこの奥行きが絶対に効いてくるはず。

これまた特徴的なネック周り。襟の見返しの幅は曲線に沿って変化をつけていっているため、前はもちろん、斜めからの角度で見た時に少しスッキリと色気を纏う。
ちなみに襟は補強のための折り返しの処理がなされているので、耐久面でも安心。



こちらは末端にリブ処理はしておらず、その分風の抜けも良いので違った心地良さが。
美しい脇下の縫製がこれまた美しいですね、、、(何度でもあげます)
Olde Homesteaderの共通項として言えることですが、ハギのない着心地を追求した仕様に素材、ディテール、全ての部分でまたさらに着心地の良さを上乗せしてくる。
言っても長袖ではあるので、オンタイムでガシガシ着て頂くための提案というよりかは、少しだけ秋冬を見据えた自分なりの提案。
とりあえずこちらも一度着てみてほしいです。
長々と書いてしまいましたが、これにてマイ綿3部作終了です。
秋冬は何がくるのか、そして来年の春夏は!と考えるだけでワクワクするブランドですが、熱量そのままに、次もお待ちいただけますと幸いです。
それではまたブログにてお会いしましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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1LDK AOYAMA 石野
25SS SALE Item Pick Up
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
先週末はanilのPOPUPにて、たくさんのご来店ありがとうございます!
イベントは現在も絶賛大盛況中でして、メンズレディース問わず、店頭にてワイワイ楽しく自分のお気に入りを見つけてくださるお姿、スタッフ一同嬉しく思います。
来週の7/21(月)まで開催してますので、引き続きチェック頂けますと幸いです!
そしてそして、、、
お話はその延長線上にもなるのですが、このPOPUPに合わせて、ひっそりと店内はセールも始まっております。
世間はすでに猛暑ですが、夏の身支度は今からでも遅くないはず。
それでは2スタイリング。
最後の一押しとなれば嬉しいです!


SHIRTS: mii
¥42,900 TAX IN → ¥30,030 TAX IN
(着用サイズL/165cm)
PANTS: is-ness
¥50,600 TAX IN → ¥35,420 TAX IN
(着用サイズM/165cm)
sunglasses: NOCHINO OPTICAL for 1LDK
¥35,200 TAX IN
夏といったらやはりアロハ。
自分のワードローブにもお迎えさせて頂いた、この夏のイチオシです。
生地はリネン100%で、手洗いであればホームクリーニングも可能です。
レーヨン混のアロハも好きですが、ケアがまあまあ大変なのが玉にキズなんですよね。

そしてmiiらしさが存分に詰まった、なんとも言えないゆるカワタッチのこのイラスト。
Mサイズは既に嫁いでしまったので、自分には少し緩いかもなLサイズをガサっと。
タンクトップの羽織としては全然いけちゃうサイズ感。

この日合わせたパンツは、なぜまだ店頭にいるのか不思議なジャンプスーツ。
大変ご好評いただいた、別注の半袖とは違って長袖なので、夏は腰巻きしましょう。
もちろん夏が明けてもしっかり即戦力なので、そこを見据えてもいいのかも。
化繊の混紡素材なので、風の抜けも良く、パンツ単体としても清涼感◎
続いて2スタイリング目


KNIT: URU
“Crew neck knit”
¥39,600 TAX IN → ¥27,720 TAX IN
(着用サイズ1 /165cm)
TEE: m’s braque
¥15,400 TAX IN → ¥10,780 TAX IN
(着用サイズS /165cm)
PANTS: CLASS
¥68,200 TAX IN → ¥47,740 TAX IN
(着用サイズ2 /165cm)
¥18,150 TAX IN
個人的にもすごく好きな透かし編みのニットを軸にスタイリング。
夏でもレイヤードしたいという方に向けてバイイングしたであろうこちらのニット。
コットンの他に、レーヨンとリネンが入っているので、見た目以上に涼しい。

スタイリングを組む上で色物は欠かせない自分はエムズのイエローTEEをインナーに持ってきて、バッチリ透かしてます。
キャメル系のサンダルと色の親和性も合うので、馴染みますね。
続いてボトムはAOYAMAのヤンチャ代表。CLASS。


ライトオンスのセルビッジデニムでしっかりとしたフェードの雰囲気が夏を連想させる。
膝部分のボタンは自由な着こなしを楽しんでほしいブランドからのメッセージ。
留めてもいいですが、そのままでも綺麗なバギーショーツの形。
意外と探すとないですよ。こういうデニムショーツ。さあ誰の元へ嫁ぐのか。
今回はセールアイテム縛りでスタイリングを組んでみましたが、
正直イイものしかないです。本当に。笑
組み込みたかったアイテムはまだまだありますので、一度店頭まで足を運んでくだされば幸いです。
もちろん暑さ対策は万全に。店内キンキンでお待ちしております。
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