THEME: ISHINO
最強のマイ綿(メン)-第2幕-
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
皆様、大変お待たせいたしました。
本日は先日ブログにて書かせていただいた、Olde Homesteader率いる最強のマイ綿。
ご紹介したCREW NECK SHORT SLEEVEはあっという間に完売。ブログを読んでご来店くださった方も想像以上に多く、極め付けにはolde thingsの福原さんからもネーミングへ公認(?)をいただきました。
皆様、本当にいつも有難う御座います。
メーカーさんとお客様あっての私たちディーラー。身が引き締まる思いです。
今回はそんなマイ綿シリーズの第2幕。
懲りずに最後まで読んで下されば幸いです。
〈 Olde Homesteader 〉
” CREW NECK SHORT SLEEVE “
COL: OFF WHITE / BLACK
SIZE: 40 / 42 / 44
¥7,150 TAX IN (OFF WHITE)
¥8,250 TAX IN (BLACK)
素材はCREW NECK SHORT SLEEVEと同じく、RUSTIC JERSEY。
このRUSTIC JERSEYという素材についての詳しい説明はこちらのブログを読んでみてください。
ざっくりまとめると、紡績機にかからなかったスーピマコットンの落ち綿、いわゆるリサイクルコットンを使用してます。
それに加えて、ちょっと粗い画像でも伝わる生地のムラ感。
このムラ感が生む着心地こそ、着込んで洗濯していっても変わらない絶対的安心感のキーポイントになってます。
藤川のストレート。佐々木のフォーク。岩瀬のスライダーというわけです。
このタンクトップにおいて特筆すべき点は、肩のディテール、ネックの開きと天の深さ。
はじめに肩のディテールですが、接ぎがない設計と極限まで肌の余白を目指した細い肩幅。
人にとってはたかが、なディテールかもしれません。
もちろん1点を2点にする作業のようなものかもしれませんが、それが99点を100点にする作業だったなら、それは福原さん的には妥協できないポイントなんだと思います。
毎回耳タコですが、その細かい作業の積み重なりがolde thingsのモノづくり。
続いてネックの開きと天の深さ
お手元にある通常のタンクトップと見比べて頂けると良くわかるのですが、ネックも天もかなり深く出来ています。
この深さは肌に重なる布帛の面積が少なくなるため、清涼感はもちろん、夏に着る場面も多いであろう軽いシャツなどを羽織った時に、とてつもない見た目の色気を演出します。
色気やばっ、、、今朝撮影中に思わず発した一言に笑顔が漏れたスタッフ福井でした。
脇下の縫製も美しく、しっかりとボディのラインに沿った直線を描く。
フィッティングに関してですが、着て洗い込んでいくことでオーダーメイドのようなフィッティングを実現してくれるものなので、おすすめはタイト目くらい。
身幅はサイズ問わずタイト目な作りですが、ネックの開き具合が変わってくる印象。
最後に参考程度ですが、わかりやすい着画も載せておきます。
175cm / size40
175cm / size42
各サイズまずまずな数量をオーダーしてはいるので、すぐに完売なんてことはまだないと思うのですが、金曜に店頭出しをして以降、ジワジワと売れてきています。
ECでの掲載ですが、まずは店頭優先でいかせてください、、、。
これに限りませんが、僕たちの熱い思いも載せてお届けしたいプロダクトですので是非店頭にてお待ちしております。
追伸: 暑いのでくれぐれも熱中症にはお気をつけてお越しください。
○お問い合わせ先
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〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目47-11
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1LDK AOYAMA 石野
25SS Pick Up Styling #3
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
さて、今週もやって参りました、Pick Up Styling。
先週から密かに何を紹介しようかなと考えていたのですが、思い付いたスタイリングのアイテムがどうしたことか、途端に今になって完売していく。
この現象を他で例えるとしたら、
『自販機で足りないあと10円』
なんで今やねん、、、さっきまではあったのに。
出勤してきて、さも今考えたかのような涼しい顔をしようと思ったら冷や汗ですね。
と、まあいつものように話が脱線しかけましたが、本題です。
先週からお送りしている、この企画。
どうやらチームメイトの福井がシリーズ化させたみたいで、ついに自分の番が来ました。
前の2人に負けないように計2スタイリング張り切って行きます。
それでは。
jacket: MAATEE&SONS
¥79,200 TAX IN
T-shirt: UNIVERSAL PRODUCTS.
¥16,500 TAX IN
pants: Olde H & Daughter
¥42,900 TAX IN
sandals/socks: staff own
※online storeと店頭の在庫は異なります。
まずはトップスから。
我らがUPのカットソーに、先日分納分のデリバリーがあり、急遽在庫が復活した幻の1着をスタイリング。
折って折ってについての詳しい詳細はこちらのブログを参考に。
例年よりは大きく仕上がっているそうですが、名前にもあやかって袖は折りましょう。
165cmでサイズ3を着ていますが、ゆったりした抜け感を出すならこのサイズ選びでもアリなはず。
インナーに持ってきたT-shirtは、裾を絞ってブラウジングできるので、タックインせずともレイヤードの色合わせを楽しめます。
なんてったって夏のタックインは蒸れるもの、、、
あったらいいなをカタチにする、まさに小林製薬仕様。
最後にボトム。
ニットパンツと聞くとレディースアイテムを連想しますが、これはむしろメンズに向けておすすめしたい1着。
フェミニンさが先行すると思いきや、ネップの表情も覗かせているので、綺麗×漢の掛け合わせ。だからこそサマージャケットなどの外しに持ってこいかと。
素材に関しては、写真では伝わりにくいですが、麻のような加工を施したコットンとシルクを掛け合わせた糸で編まれてます。
自分のブログでは耳タコかもしれませんが夏にシルクは最高。吸湿と放湿を兼ね備えているので、まさに光合成。履ける植物なんて例えはいかがでしょう。
私物ですが、今回は最後にレースソックスに革のサンダルを履いてフェミニンさをプラスしてます。ちなみにこの革サンダルは先日のpremio gordoの受注会での1足。
受注会のみでしたので惜しくも店頭には並びませんが、最高の1足の確信を得ました。
受注してくださった方はお楽しみに。
jacket: m’s braque
“S2B COMFORT LOOSEN JACKET with LINING”
¥101,200 TAX IN
shirt: UNIVERSAL PRODUCTS.
¥42,900 TAX IN
pants: UNIVERSAL PRODUCTS.
¥35,200 TAX IN
cap: COMESANDGOES
¥18,150 TAX IN
ジャケパンでかっちり決めたいとこだけど、休みだし色味でカジュアルさを出したい。
そんなイメージをしながら組んだスタイリング。
ジャケット、シャツ、パンツと全て異なる色味でカジュアルな雰囲気で合わせてますが、不思議とまとまってくれるのがジャケパンスタイルの面白さ。
ひき肉とほうれん草と卵全て異なる色味でも丼の上に乗せればなぜか整う。(+うまい。)
三食丼のあの感じ。
大丈夫です。ジャケットを脱いでも損なわないように色味も考えてます。
夏に着る茶系のアイテム。トップスに着ると少し重さが出ますが、ボトムに持ってくる分にはこの通り良い。
夏といえばのサックスブルーのトップスと合わせれば、見た目の清涼感もちゃんと拾える。スタイリングの外しと日差しよけのキャップもお忘れなく。
ちなみにこのパンツは先日AOYAMAのインスタでも紹介したサマーウールを使ったパンツ。シルエットはもちろん、生地のドレープさと夏場でも履ける生地がありがたい、、、
25SSの立ち上がりでローンチのあったアイテムの色変えのサマーカプセルコレクション。
前回同様、今回も完売必至なのでお早めに。
個々に紹介するのとはちょっと違った見え方と物欲が掻き立てられるスタイリングとしての見せ方。
自分からは以上となりますが、今回紹介したものに加えてまだまだ素晴らしい夏物アイテムがたくさん。
もちろん避暑地がてらでも構いませんので、皆様のご来店ぜひお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
片道10,000kmの旅
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
よくある旅番組の冒頭のくだりみたいな題名にしてみました。笑
というのも、今日は日本から片道約10,000km離れたアフリカ大陸で作られたアクセサリーについてのブログ。
< ADAWAT’N TUAREG >
アフリカのサハラ砂漠で暮らすトゥアレグ族。
女系社会としても有名な砂漠の遊牧民彼らの作る銀製品は、代々受け継がれる伝統工芸の一つであり、ヨーロッパではインディアンジュエリーと双璧をなすネイティブジュエリーとしても認知されている。
一刀一刀手彫りで丁寧に彫られる模様は、魔よけなどの意味が込められており、古代の神話や民話の影響が色濃く残っている。
シャープかつ丸みのある独特のデザインで男女問わず楽しめるシルバーコレクション。
新たに25SSからAOYAMAのラインナップに仲間入りしたADAWAT’N TUAREG(愛称:トゥアレグ)。
制作チームはトゥアレグ族という遊牧民で、これがまたとてもオシャレな民族。青いターバンを巻いて生活をしていて、ベージュ一色の砂漠に咲く一輪の花のよう。気になる方はググってみてください。
制作自体は彼らの拠点でもある、サハラ砂漠近くのモロッコで行われており、スピリチュアルで繊細な意味合いがありながらも、手彫りの力強さが際立つデザインの数々。
先日スタッフ指田がvebetというジュエリーブランドのブログを書いていましたが、AOYAMAを支える2大ジュエリーブランドになる予感。
例えるとすると
vebetが”柔”ならば、トゥアレグは”剛”。
それでは細かい商品説明いきます。
” Tisila Tissght “
MAT: silver925
SIZE: M
¥19,800 TAX IN
北アフリカの先住民族の言語で”馬蹄”を意味するこちらの型から。
幸運の象徴とされている馬蹄の形をモチーフにしており、上向きに付けることで「幸運を受け止める」、下向きに付けることで「不運を落とす」というお守り的なリング。
ネイティブジュエリーならではの王道な形ですが、やっぱり色褪せないかっこよさ。
スタッフ福井につけてもらいましたが、彼は幸運を受け止めるタイプみたいです。
” Zezi Tissght/ Signet “
MAT: silver925
SIZE: M / L
¥19,800 TAX IN
続いては、北アフリカの先住民族の言語で”楕円形”を意味するこちらの型。
幅は平均的な指の太さくらいなのですが、高さがあるので、しっかりインパクトも残る。
楕円部分はツルッとシンプルながらも、周りの模様はエボニーウッドというアフリカの銘木からデザインされており、少しの上品さもプラスに。
” T251R033SV “
MAT: silver925
SIZE: M
¥19,800 TAX IN
リング部門の最後を飾るのはオーバルのモチーフにスリットが入ったこちら。
幅感と高さは先ほどの楕円のものと似ていますが、スリットが入っている分、指元に抜け感ができる。ネイティブな模様とのバランスもこれまたいい。
” BOTAM SANSALT “
MAT: silver925
SIZE: F
¥29,700 TAX IN
変わりましてネックストラップ。
全体的に細かく掘られた模様と北アフリカの先住民族の言語で”八角形”を意味する形が特徴的なこちら。
ミニマルなネックストラップながらも、模様とその形に存在感があり、夏の鉄板スタイルなカットソー+シャツのレイヤードにも良さそう。胸元や首元が寂しいと感じる方のアクセントとしてもGOODですよね。
ちなみに紐のネック部分にあわじ玉がついているので、調節もできちゃいます。
” TAFOUKT “
MAT: silver925
SIZE: S / M
¥22,000 TAX IN
最後はバングルを。
北アフリカの先住民族の言語で”太陽”を意味するこちらの型。
模様は先程のリングの時にも紹介した、エボニーウッドをソースにしています。曲線の部分の大胆な模様とは相反するかのように華奢な細さがこのバングルの良さ。
撮影用に外していましたが、金属系の時計と重ね付けしてもかなりいけてるんじゃないかなと。
全5型ずらっと紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
遊牧民たちが築き上げてきた伝統の歴史を肌先、指先で感じて頂けたらと思います。
茹だる暑さがここ数日既に続いていますが、サハラ砂漠なんてもっと暑いはず。
日本から約10,000km。
そんな彼らの熱気に負けないように、僕らもお客様へと伝統のバトンを繋いでいければ幸いです。
ご来店お待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
最強のマイ綿(メン)-第1幕-
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
タイトルを見てさっむ、、、と思った方。
段々と厳しくなってきた日中の日差しの暑さに耐えうるためのしょーもない親父ギャグと思って、どうか見逃してください。お願いします。
前回は今年の夏を制すアイテムをご紹介して参りましたが、週末は沢山の来店もあり、紹介したシャツたちはほとんど完売。いつも有難う御座います。
Hウールもヘンプも最強に良かったですよね。ブログで紹介したのちに、同ブランドからドSリネンなんてのも入荷してきて、即完でしたが、これまた最高でした。
さあ、ついに夏も安泰!
決して間違ってはいませんが、夏の必需品の1つに欠かせない綿TEE、お忘れでは。
日本の夏は毎年、想像を絶するほどの猛暑。
毎日シャツを着るわけにもいきませんし、シャツのインナーには何を着れば良いのか問題にもぶち当たる。
着こなし方は十人十色ですが、夏に綿TEEを着ない人はおそらくいない。自分からしてみればマイメンのような存在。
今日はそんな自分のマイメンでもある最強の綿TEEの入荷があったので、そちらをご紹介。
〈 Olde Homesteader 〉
” CREW NECK SHORT SLEEVE “
COL: OFF WHITE / BLACK
SIZE: 42 / 44
¥8,250 TAX IN (OFF WHITE)
¥9,350 TAX IN (BLACK)
まずは、Olde Homesteaderを紹介する上で欠かせない素材、RUSTIC JERSEYから。
1890年から1900年代初頭のヴィンテージアンダーウェアを忠実に再現した編み地で、使われている素材は、スーピマコットン。
もちろんただのスーピマコットンではなく、超長綿で紡績機にかからなかった規格に満たない繊維長の短いものを使った、落ち綿から作っています。
落ち綿だからこそ、紡いだ時に自然なムラ感が生まれる。
着用する前に一度洗濯してください。これはマストでおすすめしたい。
そうして袖を通す、そしてまた洗濯、袖を通す。
これを繰り返すことで生地に独特な凹凸が生まれ、自分だけの風合いと着心地が生まれる。
袖部分の肩傾斜は無く、いわゆるT字型のタイプ。
T字と聞くと、着心地問題を懸念される方も中にはいるかと思いますが、このプロダクトにおいて、洗って使い込んでいくことの大切さを説いたのはこの点にもあります。
脇下に配されたVガゼットが、腕周りの運動量を補ってくれるので、着初めの違和感を軽減してくれる。あとはどんどん着込んでいくだけ。
たかがカットソー、たかがTEEシャツと括ってしまえば簡単ですが、これだけの奥深さと熱量をここに注ぎ込めるからこそ、Olde thingsのモノづくりはすごいんです。
今季のSS分は今日納品があり、早速自分も2色買いをしました。
この熱量に対しての自分なりの応えとして、改めて自分で着てありのままを伝えようと思います。
最後に着用いきます!
<165cm / size 42着用>
と、まあこんな感じです。
サイズ感は着丈が少し長めのいわゆるジャストフィットで、タックイン推奨。
今回はエムズ(m’s braque:愛称)の極太パンツでスタイリングを組みましたが、パンツの少し詰まったウエスト部分からトップスに向かうまでの線のバランスが非常に調子いい。
うちにはエムズ愛好家のスタッフ福井がいますが、中でも彼はタックバギーの使い手。彼の連休明けにでも勧めておこうと思います。笑
現在AOYAMAには各ブランド様々な素材のTEEシャツがあります。
ウール、シルク、ポリ混等々
もちろん三者三様各々素材なりの良さがあります。
コットン100%と聞くと素朴に感じるかもしれませんが、olde thingsだからこそできるこのプロダクトの良さがそこにはあります。
気になった方はぜひご来店お待ちしております。
おっと、言い忘れていましたが、タイトルにもあるように
このブログには続きも用意しております。
そちらはまた納品があり次第ご紹介しますね。
ここまで読んで下さった方、有難う御座いました。
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1LDK AOYAMA 石野
夏を制す勝利の方程式
毎度ふざけたタイトルでホントすいません。。。
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
今朝目が覚めて、気温をチェックしたら日中は29℃まで上がるとのこと。
自分は夏生まれなので暑さには強く、なんなら好きな方ですが、毎年感じる一抹の不安。
「今年の夏は何を着て乗り切ろうか?」
そんな不安に一発回答で応えてくれる、AOYAMAでお取り扱いのあるブランドこそ、マーティー(MAATEE&SONS:愛称)であると信じて疑いません。
先日自分が執筆したブログに登場した、ドーター(Olde H&Daughter:愛称)のジャリジャリシルクも最高でしたが、今回のテーマはシャツ。
デザイナーの松村さんもシャツ3型を90年代を風靡したプロ野球の歴代投手3本柱で例えていましたが、今回はAOYAMAでオーダーさせていただいた同ブランドのシャツの中から、夏を制するエース2型ピックしてご紹介したいと思います。
尚、マーティーは基本的に競合チームが非常に非常に(強調)多いので、ブログを読んで良いなと思ってくださった方は、早期での指名をお勧めします。
※商品添付リンクのオンラインストアの在庫と店頭の在庫は異なります。
それでは1人目のドラフト候補です。
COL: SMOKEY GRAY
SIZE: 2 / 3
¥79,200 TAX IN
このシャツを語る上で、欠かせない球種は2つ。
マーティー好きの方には耳タコかもしれませんが、
まずはこのシャツに使われている「Hウール」と呼ばれるオリジナルファブリックから。
強く撚った究極な細番手ウールの糸を紡いで作られた生地で、糸が細すぎるあまり通常のままだと織ることも出来ないため、補強糸と一緒に織り上げるそう。
加えて補強糸は水に溶けるため、最後には純度100%のウールだけが残る。
と、いったとんでもない手間と工数をかけたとんでもない唯一無二の優れもの。
ジャケットと謳っておきながら、写真ではとてつもないシアー感しか伝わらないかもしれませんが、触れてもらえばきっとわかってくれるはず。
2つ目も耳タコかもしれませんが
「折って折って」と名付けられた細かいディテールのお話。
通常、お洋服を仕上げていく際に、末端の部分に見返しという補強を入れます。
ただ、このシャツにはそれがなく、「折って折って」という三つ折りの処理をすることで仕上げているからこそ軽く、茹だる暑さでも着用することで生まれるしんどさを軽減してくれる。
結局のところ、日本にいる限り夏は何を着ていても暑いです。
ぶっちゃけた話ですが、裸でも暑い。
でもそれはダメだからこそ、軽装という選択肢に行き着く。
軽装=Tシャツ1枚という考え方ではなく、
Tシャツ1枚=○○○の選択肢としてまさに当てはまる1着なのではないかなと思います。
敢えて粗く残した貝ボタンの表情や、それを留める革のパッチなど。
細やかな部品のディテールの数々は言わずもがな。
「Hウール」と「折って折って」という究極にドライな清涼感に、究極の軽さを掛け合わせた、抜け目のない夏を制する最強のピッチャー(シャツ)1人目のご紹介でした。
続いて2人目。
COL: BLACK / MATT GREEN
SIZE: 2 / 3
¥69,300 TAX IN
このシャツは個人的に球種というより、伸びのあるド直球でねじ伏せるタイプ。
素材はヘンプ100%。
ヘンプはリネンと同じく麻の1種ですが、強靭で丈夫な分繊維が太く、通常バッグ等に用いられることが多いかなといったところです。
ところがどっこい、このシャツに使われているヘンプは先程のHウール同様に究極な細番手糸を高密度に織りあげて作っているそう。
だからこそ、わかる質感があって。
超絶人気だったドゥルンのような接触冷感に加え、揺らすとブルブルしたハリのある音がする。ぜひ音を聴いてもらいたい。
裾はハンカチーフという名前だけあって、高級なハンカチによく用いられる三巻縫製という処理がされているという服好き男子が何かと羨むディテール。
そして写真ではわかりにくいですが、襟部分は4枚布を断ち切り、手まつりの縫製がしてある。そんなところも少し繊細なこだわりもヘンプ100%の屈強さとのギャップもあって面白いですよね。
直球だけではもちろん抑えられないバッターもいるので、たまには緩急も大事ということ。
MATT GREENという名の深みのあるグレーライクな色もありましたが、ブログを書いていたらなんとも早くドラフト待たずして指名。(現実ではそんなことあり得ませんが。)
あれこれと書いて参りましたが、今回の指名候補はひとまず以上となります。
AOYAMAでのシャツアイテムにおいて、夏を制す勝利の方程式はこの2枚と言っていいでしょう。
もちろん安い年俸(お買い物)ではないですが、きっとあなたのチーム(ワードローブ)のエースを担うはず。
百聞は一見にしかずと言いますが、気になった方はぜひお店に足を運んでみて下さい。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
足元のハレルヤチャンス
Nine Tailor Recommended Items vol.2
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
ここ最近、いい天気が続いてますね!
世間はGW、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
自分は最近動画配信アプリでプロポーズ大作戦をイッキ見しました。名作中の名作、これを読んで、おっ!と思った方はきっと同世代ですし、仲良くなれそうな予感。
当時放送されていたのも確か15年ほど前のこの時期で、まだ馴染めなかった新しいクラスメイトとこの話題で花を咲かせることで、打ち解けていったのも記憶に新しいです。
そんなこんなで気づけば明日からもう5月。
言うてる間に梅雨も明けて、すぐに夏がやってきます。
AOYAMAのメンバーたちが最近徐々にブログで紹介していっている夏物ですが、またまたスペシャルなモノの入荷がありましたので、本日はそちらを!
〈 Post Production 〉
“FACE Sandals Mesh”
COL: BLACK / BROWN
SIZE: 5 / 6 / 7
¥68,200 TAX IN
Post Production (愛称: ポスプロ) で昨年も展開のあったFace Sandalから、上品さに清涼感という名のスパイスを加えたメッシュ仕様のサンダルが到着。
同ブランドからリリースのあるTear Pumpsにもメッシュが使用されていますが、今回のメッシュサンダルはグラデーションで太さを変えており、表情のインパクトが異なる。
夏はなるべく軽装になりがちですが、しっかりとアクセントになる一足。
製法はボロネーゼマッケイ。
アッパー・インソール・アウトソールを一度に縫い付けるイタリアの伝統的なマッケイ製法から派生させたもので、アッパーの縁に中敷きを袋状に縫い合わせて製作するため、心地の良いフィット感を実現してくれる。
革にはホースバケッタという、お馬さんのお尻の革を鞣したもの使用しており、柔らかく、経年変化も楽しめる。
かかとはベルト仕様なので、様々な足の形にもアジャストできるのもポイントです。
つま先はバックスキンを使用しているので、素足で履いても摩擦効果が働き、前に入っていきにくい。革だけれど、素足で履くこともしっかり考えられた一足。
CREDIT
Olde H & Daughter ” JARIJARI pullover” ¥58,300
URU “Front tuck pants” ¥50,600
夏の地中海をイメージしてスタイリングを組んでみました 笑
が、とても良いカンジ。サンダルもしっかり主役になってくれます。
ブラウンもあります。
でもただのカラー違いと言って侮るなかれ。
使われている革がブラックと異なっており、こちらは手染めしたステアレザー。厚みがあって強度が高いのが特徴ですが、しっかりとしなやかさも兼ね備えています。
また、手染めな分、色ムラもあり表情に奥行きもあります。
おっと、説明を忘れていましたが、
両色、踵にはビブラムのソールを貼っているので、すり減りや滑りが怖い方も安心です。
と、ご紹介をして参りましたが、ブログを執筆している間に何点か既にお客様の元へ嫁ぎ始めているとのご報告が、、、。
しかもこのモデルは都内は1LDK AOYAMAでしかご覧頂けず、全国でも5本指以内でしかお取り扱いがないとか。
まだ、5月だし、、、とたかを括るのはやめましょう。
“明日やろうは馬鹿野郎です。思い立ったら即行動しましょう。”
みなさんの足元において、出会いの”ハレルヤチャンス”となれますように。
GW中もたくさんのご来店お待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
サマーニットの真打ち
Nine Tailor Recommended Items vol.1
Nine Tailor Recommended Items vol.2
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
今まさに春のど真ん中。ですが本日は生憎雨の中、文章をしたためております。
本日は自分が入社以来、1シーズン毎に必ず1着はワードローブに迎え入れる、思い入れの強いブランド、Olde H & Daughterのラストデリバリーがあったのでそちらをご紹介。
〈 Olde H & Daughter〉
“JYARIJYARI SILK P/O”
COL: CHARCOAL / STONE
SIZE: 10
¥58,300 TAX IN
すごくないですか。このシアー感。
写真からは一見ドライな質感に見えるため、おそらく麻のファブリックを想像した方が多いと思います。
でも、それをいい意味で裏切ってくるのがOLDE THINGSのモノづくり。
このファブリックの正体は特殊な加工をしたシルク100%で、その名の通りジャリジャリした独特な質感が特徴。
度の詰まり方も絶妙で、粗過ぎず詰め過ぎず、ドライタッチな糸だからこそ繊維離れが良く、この透け感を演出してくれるのでまさに唯一無二。
衿は、そのファブリックに負けない清涼感を感じられるようにボートネック型でできており、リブのような締め付けがなくロール仕様で極限まで開放感を高めたディテールに。
袖と裾も同じ仕様に。
シルクにはその特性上、吸湿力と放湿力に非常に優れていることから、全身の末端のディテールも相まって空気の通り道の多いニット。
チームメイトの福井に、タンクトップをインナーに入れて着用してもらいましたが、このスタイリングが一番しっくり来たかなと思います。
かなりの透け感なので、インナーはマストですが、裸で着ても地肌が喜ぶ、そんなニットです。
AOYAMAでのOlde H & Daughterの25SSデリバリーはこれにて完納。
愛着のあるブランドなので寂しいような気もしますが、有終の美を飾れそうな予感。
是非一度、店頭でのご試着をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
Nine Tailor Recommended Items vol.2
Nine Tailor Recommended Items vol.1
こんにちは。
1LDK AOYAMAの森です。
現在開催中のNine TailorのPOP UPも残すところ、あと3日!!!
最近天候がよくオンタイムで帽子が楽しい季節。
この期間中多くの方にお気にりの帽子をピックいただきとても嬉しいですし、一緒にお選びするのもとても楽しいです!
先日のブログで、青山スタッフ指田と福井からおすすめアイテムの紹介をいたしましたが、本日は私と石野の方からもおすすめをご紹介させてください。
それでは私からいきます!
COL: CN Mustard / CN Khaki / CN Khaki
¥14,300 TAX IN
私がピックしたのは、これから時期にフェスや、海、キャンプなどのレジャーシーンにももってこいなメトロハット。
春夏だからこそより楽しめるデザインと生地。
主張しすぎないツバの大きさが丁度よく、スタイリングにしっかりと馴染んでくれるのですが、軽装になりがちな季節のお洋服にもいいアクセントを与えてくれます。
生地はコットンナイロンの程よいハリとコシのあるナチュラルな風合いが魅力的。
また洗いざらしたようなシワのある表情もポイントです。
後ろには着用したままサイズ調節が可能なドローコードが。
デザインと利便性が兼ね備えられています。
利便性はドローコードだけではなく、、、
こちらのハットには、レザーの顎紐が付属するので、このようにコンパクトに畳んでバッグに入れることもできます!とても便利!
顎紐が付いていると着用した際も風に飛ばされない安心感があるので嬉しいです。
これから森道やGREENROOM、フジロックなど楽しいフェスイベントが沢山開催されると思いますので、是非こちらのハットをお供に皆様の夏がより楽しくなると嬉しいです!
それでは石野にバトンタッチします。
バトンを受け取りました。笑
改めまして、みなさまこんにちは。
私からは今回のラインナップを決めるにあたり、絶対に店頭に並べたいと思っていたこちら。
そうです、麦わら帽子です!
皆さんが麦わら帽子と聞いて連想するのは何でしょうか。
ルフィ、釣りキチ三平などのアニメキャラが鉄板かなと思いますが、
自分は断然ジブリ。
ジブリが描く美しい世界感に麦わら帽子はピッタリで、どうも田舎臭いと思われがちな立ち位置から、おしゃれアイテムとしての市民権を得たのもおそらくきっかけはジブリ。
英訳すると、ストローハットと名付けられた麦わら帽子はその名の通り、繊維が空洞になっているため、空気を含んでおり、通気性がよく、熱を遮断・換気してくれるのが特徴。
しかもNine Tailorは日本製にこだわっているため、これも国内の職人さんによって一つ一つ手編みで編まれているので、生産背景までも抜かりない仕様です。
それでは計3型、ザザッと紹介していきます!
COL: Natural
¥33,000 TAX IN
パイピングとしてリボンの装飾がついた、ブリムが少し長めのタイプ。
ブリムが長い分日除けとしての性能に長けていますが、それ以上に存在感があって、麦わら帽子を被るなら、これぐらい大袈裟がちょうどいい。
サイズ調整可能なリボンがついているので、ジェンダーレスに被れるのもポイント。
続いては
COL: Natural
¥30,800 TAX IN
スマートに被りたい、そんなあなたにはこちら。
ディティールは先程のLantana Hatを踏襲しつつ、ブリムを短めに仕上げています。
これはぜひ店頭にて両方被ってみて、バチっとくる方で。
それでは最後に
COL: Natural
¥29,700 TAX IN
今まで紹介したものよりもブリムに傾斜をつけ、ベルハットの形にしたもの。
クラウン部分のリボン装飾を削ぎ落としている分、スタイリッシュでシンプルに。
あっ、そうそう
別売りのあご紐をつけていただければ、脱いでもハンズフリーに。
こちらは改めて紹介はしないので、今回ご紹介した麦わらのお供にぜひご検討ください。
メンズはラフに半袖の開襟シャツに、レディースは真っ白なワンピースなんかに
ザックリと被るのはいかがでしょうか。
皆様の初麦わらを週末店頭で見届けられることを楽しみにしてます!
さて、今回のPOP UPに際して、1LDKのオンラインストアにも一部商品を掲載しております。
期間限定での掲載となっておりますので、そちらもあわせてご覧いただけますと幸いです。
明日も引き続き皆様のご来店を心よりお待ちしております。
○お問い合わせ先
1LDK AOYAMA
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目47-11
青山学院アスタジオ 1F
SHOP instagram
1LDK/1LDK kyoto/1LDK annex/SO NAKAMEGURO
BRAND instagram
UNIVERSAL PRODUCTS/EVCON/MY_/I official/1LDK Stand
1LDK AOYAMA 森・石野
シャツの魔力
『The smallest detail alters its expression』
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
突然ですが、みなさんは社会人の初任給を何に使いましたか?
各々使い道はある中で、僕はどうせ服でしょと思ったそこのあなた。
ごめんなさい、違いました。笑
自分は鰻を食べにいきました。
幼少期は骨があって怖くて食べれませんでしたが、それも年を重ねるごとに克服。
今ではご褒美メシの一つとなりました。
本日はそんな鰻にまつわる話からさせてください。笑
鰻の焼き方には種類があるのですが、多くはガスか炭火かの2択みたいで。
でも実は、断然炭火の方が美味しいんです。
ガスで焼くと早く焼き上がるので、効率もよく、店の回転率も上がる。
ただガスと酸素が結合した水蒸気で蒸しあげることになるので、食感がベチャッとしてしまうみたいなんですね。
一方で炭火は遠赤外線を使って、表面からじっくりと加熱していくので、効率がまあ悪く、回転率も悪い。でもその分中もふんわりした食感になるみたいです。
なんて話を朝、スタッフ福井にしていたら、それ美味しんぼでしょ、とツッコまれました。何度もコスってごめんなさい。でも好きなんです、、、笑 (詳しくは美味しんぼ 第7話参照)
でも同じようなことが服にもあって。
スタイリングを組む際、トップスはカットソーが圧倒的に楽ちんですよね。
シャツはその分すぐにシワになるし、急いでる時に限ってボタンを掛け違えたり、、、
でも鰻には炭火の魔力があるように、スタイリングにはシャツの魔力があるんです。
店頭には春の装いとしてシャツアイテムがびっしり。その中からいくつかセレクトしてみましたのでこのブログを読んで、その魔力を感じてもらえれば幸いです。
それでは、、、!
〈 Gurank 〉
COL: INDIGO
SIZE: 2 / 3
¥29,700 TAX IN
CREDIT
SEYA “SEYA.TAILORED W JACKET” ¥145,200
Unlikely “Unlikely Foreman Painter Pants Denim” ¥35,200
シャンブレー生地を使用したヴィンテージライクなシャツ。ワッシャー加工を施すことで欠陥シワをあえて残しているのもイージーケアなGOODポイント。
軽くジャケットなんかを羽織れば雰囲気だって増す。ちらっと覗かせるタグも乙のもの。
肩傾斜を入れていないシルエットなので、羽織としての機能性も向上し、着心地豊かに。
着る上での手間は確かに増えるけど、複雑なディテールがあるのもシャツのいいところ。
〈 Gurank 〉
COL: NAVY
SIZE: 2 / 3
¥31,900 TAX IN
先程と同型のリネンファブリックのもの。
着ていないんじゃないかと疑ってしまうほどの軽快なタッチと清涼感。
リネン特有のフシも表情に出ているから、どこかいなたい雰囲気もあって、これこそビギナーの方に挑戦してもらいたいアイテム。
〈 MAATEE&SONS 〉
COL: BLEACH BLUE
SIZE: 2 / 3
¥38,500 TAX IN
CREDIT
KAPTAIN SUNSHINE “Linen Flight Jacket” ¥71,500
COMESANDGOES “NY DENIM CAP for 1LDK “¥18,150
続いては、ウェスタンシャツのディテールを踏襲したシャツ。
オリジナルのスナップボタンをシェルボタンに変え、カジュアルダウンしている見た目もスタイリングに取り入れやすい。
加えてシャンブレー素材なので、タッチも柔らかく、色合いは鮮やかなスカイブルー。
前見頃にもありますが、ウェスタンヨークもあえて切りっぱなしにしているのも面白さ、これは一枚で着用しても後ろ姿が様になる。
〈 MAATEE&SONS 〉
COL: CAMELBEIGE
SIZE: 2 / 3
¥51,700 TAX IN
先程と同ブランドより、シルク×コットンのバンドカラーシャツ。
スタッフ福井はリネンのパンツとシルクのニットをonしてエキゾチックなコーデに。
これだけ重ね着をしていても、自然と清涼感がある印象に。Tシャツ1枚よりも不思議とそんな感覚にさせてくれるのもシャツの魔力。
撮影した日は生憎の雨で、室内で撮影しましたが、それでもわかる艶やかな表情。
キャメルベージュという同系色のボーダー、素材も相まって贅沢。
〈 MAATEE&SONS 〉
COL: PURPLE
SIZE: 3
¥49,500 TAX IN
こちらも先程と同ブランドの定番型で、シルク×コットンのシャツ。
同じ混率だけど、シルクポプリン生地を採用していて、光沢感がとてつもない。
見たこともないですが、かぐや姫が月に帰る時にまとっていたようなあの雰囲気。
紫の淡い感じも春にぴったりの色。
ジャケットをonして腕まくりして、あえて異素材の存在感を目立たせる。
ちなみに晴れの日に生地に寄って見るとこんな感じ。贅沢〜!
〈 MAATEE&SONS 〉
COL: Mix Check
SIZE: 2
¥42,900 TAX IN
同ブランドからは最後に。
今期の新型のシャツ。サンジェルマンと読みます。
ブランドでは珍しくコットン100%でできており、ちょっとゆとりのある一見すると普通のオーバーサイズシャツですが、侮ることなかれ。
隠しスナップボタンで、BD仕様にもできてしまう。
自分はタイアップするのが好きですが、襟が跳ねないのはとても感動的なギミック。
あとはケアの部分。これまで同ブランドから紹介してきたシルク混のものより、気にせずガンガン洗えるのも嬉しいポイントですよね。(他2型は手洗い推奨、これでも十分優れているんです。)
普通でいい、けど、ちゃんと手間をかけた分、様になってくれるのもある種の魔力。
〈 seya. 〉
“HAND STITCH KURTA SHIRT”
COL: MINT / WHITE
SIZE: 2 / 3
¥69,850 TAX IN
最後にご紹介するのは、seya.
ブランド定番のクルタシャツ。
インドの伝統的なお洋服”クルタ”をシャツにアレンジしたもので、今回の25ssコレクションは奈良県の十津川村の景観から着想を得ているそう。
ちなみにコレクション詳細は、apartments.の河野さんが書いた素敵なブログを参照に。
和のテイストと十津川の綺麗な川のさざなみをラミー素材で見事に表現されている。
上品でいて、どこか力感の抜けた風合いが心を落ち着かせてくれる。
ボタンを比翼仕様にしているのも、綺麗な自然の表情を濁らせないこだわりと解釈。
ちなみに白もあります。
両色とも、暑い日はざっくりと薄いインナーの上から羽織り、ベージュ系のレザーサンダルで合わせたい。そんなスタイリングまで浮かびました。
長々とご紹介してしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
シャツと一括りにしても、シルエットやディテール、素材でここまで特徴が異なり、スタイリングに緩急がつけられるのがカットソーとの違い。
もちろん僕にだって楽をしたい時もありますし、シャツを着ない良さだって当然にある。
ただ、このブログを読んで、あなたのスタイリングの幅に少しでもシャツが加わってくれれば幸いです。
シャツの魔力、侮るなかれ。
ご来店を心よりお待ちしております。
○お問い合わせ先
1LDK AOYAMA
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目47-11
青山学院アスタジオ 1F
SHOP instagram
1LDK/1LDK kyoto/1LDK annex/SO NAKAMEGURO
BRAND instagram
UNIVERSAL PRODUCTS/EVCON/MY_/I official/1LDK Stand
1LDK AOYAMA 石野
あまのじゃくを愛せ
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
今回は、2025年のSSシーズンが始まってから紹介したいと幾度となく考えていながらも、入荷と共にとてつもない速さで旅立ってしまう、あのブランドのご紹介です、、、!
-Unlikely-
“ありそうにない、~しそうにない” をカタチにしたあまのじゃくでポップな解釈が詰まったプロダクト。アメリカンユニフォームをベースに各年代を往来しながら、様々な機能を解体、加減乗除しながら現代的に再構築する。
デザイナーの中田さんが愛するアメカジのコレクションの数々を”あまのじゃく”というフィルターを通して世に放つというブランドテーマ。
僕たちショップの店頭に立つ人間は、ファッションにおいてはお客様のお手本でなければならないと常日頃から考えるようにしていますが、ファッションはあくまで自由というベースを忘れてはいけない。
餃子に酢/胡椒が合うのも、メロンに生ハムが合うのも、どこかの誰かが思いついた、あまのじゃくのおかげ。自由な発想にこそ敬意を表し、愛を持って接しなくては。
それでは3/15からお披露目の3rdデリバリーのご紹介、ドドンといっちゃいますか!
“Unlikely 3way Windbreaker jacket”
COL: GREEN / BLACK
SIZE: M / L
¥57,200 TAX IN
90年代のバイシクルウィンドブレーカーから着想を得たデザインで、緑と青のツートンカラーがどこか懐かしいドア物の古着を感じさせる配色。
軽快な着心地はそのままに、当時はなかったサイドポケットを付けた上に、驚きポイントがもう一つ。
内側のチャックを外すと、中のメッシュ部分が取り外し可能に。機能性に特化しすぎたあまのじゃく。しかもこのメッシュは日本のきつい夏の暑さを想定して、吸水速乾。
unlikelyの意味、ありそうもない部分にここまでの機能性を盛り込んでくるところがブランドが放つプロダクトのこだわりの強さ。圧巻ですね。
もちろん黒ございます。メッシュも黒なので漢の中の漢はこちらもぜひ。
続いてはこちら。
“Unlikely Californian Work Jacket Denim”
COL: Indigo
SIZE: S / M / L
¥63,800 TAX IN
“Unlikely Foreman Painter Pants Denim”
COL: Indigo
SIZE: S / M / L
¥35,200 TAX IN
アメカジを、いや、ブランドを語る上で欠かせないデニムのアイテムが満を持して到着。
ワークウェアのガシガシしたイメージを”カリフォルニア”・”怠け者”という気の抜けたイメージで解釈し、ライトオンスで仕上げたアイテム。
イメージソースだけでも相当面白いコレクション。まずは組み上から。
“カリフォルニア”・”怠け者”というイメージソースをそのままに、極端に広い身幅と縫い付けられたアクションプリーツ、日焼けしたコーデュロイなど。男心くすぐられるティールの数々。
ライトオンスの1枚仕立てですが、内ポケットもしっかりとついた仕様なので、あくまでワークウェアという利便性は削ぎ落とさないのもポイント。
続いて組み下も。
イメージソースは同じくライトオンスで仕上げており、”怠け者”というイメージからペインターパンツには欠かせない、ハンマーループとスケールポケットを削ぎ落とし、カンヌキのデティールのみを残した仕様に。
ジャケットのワークウェアっぽさは敢えて残し、パンツのみ削ぎ落とす。個人的な解釈ですが、ペインターパンツを履いている方で、ハンマーループとスケールポケットを使っている方、あまり見たことないんですよね、、、
でもジャケットの内ポケットはあると絶対にありがたい。現代における実用性をしっかり理解してあまのじゃくとしての加減乗除を行う中田さんのモノづくりはすごい。
おっと、忘れないうちに最後にもう一つ。
“Unlikely Californian Work Jacket Oxford”
COL: Ivory
SIZE: M / L
¥66,000 TAX IN
ディテールは上述したデニムタイプと同じくして、生地をオックスフォードに変更。スタッフ福井とは、コットン100%なのにナイロンライクなヌメっと感がミソだよねと。
スーピマコットンの80/2という高密度の生地に洗い加工を施し、独特な風合いとハリ感を演出しているからこその風合いなんです。
白は汚れちゃうから、、、何て気にする方もぜひ一度袖を通してみてほしい。この生地感こそ触って、袖を通して体感してみてください。
あまのじゃく。漢字で書いたら天邪鬼。
怖くてなんか悪いイメージが先行するけど、先程記述した食に関しても、もちろん服に関しても、自分はむしろ良いことのような気がします。
特にUnlikelyが紡ぎ出す、あまのじゃくは格別じゃないですか?
このブログを読んで共感してくれた方は、ぜひ一度お店で体感してみてください。
あまのじゃくを愛せ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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