LOG: 2025
AMOMENTO 25AW COLLECTION


〈 AMOMENTO 〉
AMOMENTO(アモーメント)は2016年に設立され、控えめなデザインと建築的に再解釈されたシルエットを通じて、時代を超えるクラシックを提案。オリジナルテキスタイルの開発と洗練されたディテールに焦点を当て、単なる着心地の良さのみに留まらず、独自の美学を表現できる服の創造を追求している。
〈 25AW COLLECTION 〉
建築家アイリーン・グレイの象徴的な空間「E1027」に着想を得ており、
「孤独の中に見いだす静かな自由(Serene Freedom)」をテーマに。
プライベートな空間がもたらす静けさと自由は、自己を見つめ直す時間を象徴し、「衣服=個人の空間」というコンセプトを、建築や家具から着想を得たディテールによって拡張しています。
AMOMENTOのシグネチャーであるアワーグラスシェイプ、曲線的なライン、ラグランスリーブに、クリーンなテーラリングを組み合わせ、クラシックなデザインを新鮮に再解釈しているブランドらしさの詰まったコレクションです。
こんにちは。
1LDK AOYAMAの森です。
ついこの間まで暖かかったのに、気づいたら秋を通り越して冬。
温めていたコートやニットを解禁して、やっと冬服が楽しい季節がやってきたと心躍らせている最近です。
本日はAMOMENTOより、アウター、ニット、パンツとトータルでおすすめなアイテムが到着しておりますので、ご紹介していきます!


早速欲張って全身AMOMENTOでスタイリングを組んでみました。
AMOMENTOのお洋服はシンプルでミニマム。
その中に隠されたニュアンスのある洗練されたカラーや、他にはない一癖ある構築されたシルエットがとても魅力的で、ブランドが作り出す世界観に私もどっぷりハマり、今ではワードローブに欠かせない一員です。



COL: BLACK
SIZE: 0
¥69,300 TAX IN
ブランドが定番的に展開しているウールのコート。
昨年はBEIGEでの展開でしたが、今期のテーマの”静けさ”が反映された研ぎ澄まされたBLACKカラーでの登場です。
こちらのアイテムはブランドらしさがギュッと詰め込まれていて、、、
一見すると無駄が削ぎ落とされたシンプルなデザイン。
だけど着用すると、袖のカーブだったり、少しシェイプのきいた女性らしいシルエットが際立ち、他にはない着用感にテンションが上がってしまいます。
そしてこれはデザイン性だけの構築ではなくて、、、
袖をカーブさせることで袖幅を確保でき、中に着込んだ際の快適さも追求されているんです。
また何より、冬のアウター選びとしてどんなお洋服ともマッチする合わせやすさが個人的には大事。かといって普通過ぎるのは嫌で、、どこか主役になってくれる様なものを探してしまうのですが、、、
デザイン性、合わせやすさ、着心地、全てを叶えてくれるのがAMOMENTOのコートだなあっと改めて感じました。
これはこの冬、主役になってくれること間違いなし!



COL: BEIGE / BLACK
SIZE: 0
¥29,700 TAX IN
コートの中に着用したのはリブ編みのハイネックニット。
素材にコットン・ナイロンの混紡糸を使用しており、密に編まれたリブ組織から保温性に長けていることに加えて、テンション感と復元力にも優れ、綺麗なシルエットを長く保ってくれる一着。
ラックにかかっているのを見てタイトなシルエットかと思いきや、着用すると身体のラインを拾いすぎず、ルーズフィットでとても着やすい。これは上記のようにリブのテンション感などが考えられているからこそ。
女性らしさのあるシルエットから綺麗めなスタイルにはもちろん、太めのデニムなどメンズライクなボトムと合わせてもいい抜け感を与えてくれそう。
ダブルジップでアレンジも出来るので、色々な着こなしを楽しめるアイテムです。



COL: BLACK / STRIPE
SIZE: 0
¥34,100 TAX IN
お次に私もリアルバイしたウールのマキシスカート。
マキシ丈で上品な雰囲気がとても魅力的で、後ろの深めのスリットがとても女性らしいアイテムです。
ウールに少しだけポリエステルとナイロンの化繊をプラスすることで、伸縮性もあり可動域が広くデイリーにとてもおすすめ。
暖かくて履きやすいので、週の半分はこればかり。
靴下はハイソックス派なので、ワンポイントで見えるのも嬉しいポイントです!
当店で取り扱いのある、babacoのソックスと合わせたらとても可愛いので、一緒にチェックしてみてくださいね。



“TAFFETA PADDED RAGLAN SHORT JUMPER“
COL: BROWN / BLACK
SIZE: 0
¥59,400 TAX IN
逆三角形シルエットとタフタ素材が際立つ中綿入りジャンパー。
こちらもブランドらしい構築的なシルエットが特徴的です。ナイロンタフタ素材でスポーティーさもありますが、ミニマルなデザインから上品さも兼ね備えています。
裾のリブがきいていて、コンパクトなシルエットはスタイリングのバランスが取りやすいのも嬉しいポイント。
3オンスの軽い中綿入りなので、今時期は中を薄手にして、真冬は着込むことで暖かく着用いただけますよ!


“COLOR INDIGO DENIM”
COL:GREY
SIZE: 0
¥25,300 TAX IN
シルエットがとても綺麗なストレートフィットのカラーデニムパンツ。
昨年BROWNが出ていて、そちらもとても好評だったのですが、今期のコンセプトが反映された、淡いGREYもとてもいい色。
AMOMENTOが作り出す色が個人的には大好きで、絶妙なニュアンスカラーに毎回惹かれてしまいます。
また、カラーもですが、シルエットも申し分なく、、、
しっかりとしたデニム生地はハリを出してくれつつ、ストンっと綺麗に落ちてくれます。
デニムは通年で活躍するアイテムで、私も沢山集めてしまいますが、このカラーリング、シルエットは唯一無二。

“TWO TUCK BALLOON PANTS”
COL: BLACK
SIZE: 0
¥29,700 TAX IN
最後に、裏起毛が施された冬のあったかパンツ。
こちらもブランドのシグネチャーで、毎度人気アイテムです。
2タックのワイドシルエットは、ボリューム感がとても可愛く、しっかり存在感を出してくれます。
表地の素材はポリエステルですが、この化繊の使い方もブランドが得意とするところです。
そしてウエストはバンド入りでとても履きやすく快適。
冬はこればかり履いてしまいそうな予感。。。
駆け足になりましたが、以上が1LDK AOYAMAで展開するAMOMENTO 25AW COLLECTION。
私もこの冬はAMOMENTOでスタイリングを楽しもうと思います!
皆様も是非ワードローブに。
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1LDK AOYAMA 森
November 7, 2025, 7:08 PM
Category: Mori
ニットの季節プレイボール
こんにちは。
1LDK AOYAMAの福井です。
今回ご紹介するアイテムは、UNIVERSAL PRODUCTS.の“FELTED MERINO WOOL”シリーズ。
気がつけば同ブランドの秋冬定番として親しまれているアイテムとなっています。
そして、今シーズンはいつものクルーネックに加え新型のフーディーとパンツが登場。
カラーはネイビー・レッド・ブラウンの3色。
3型-3色。
野球で例えるなら、(打率)3割-(ホームラン)30本のバッターに匹敵するくらいの存在感。
型数もカラーも豊富なため、いい意味で今回撮影するのが大変でしたが、様々なスタイリングをブログを読みながら見ていただけたらなと。
それでは早速。


“FELTED MERINO WOOL CREW NECK KNIT“
COL: NAVY / RED / BROWN
SIZE : 2 / 3
¥36,300 TAX IN
最初に定番展開のクルーネックニットから。
全型に共通している生地は、未防縮のメリノウールに縮絨加工を施した7ゲージ天竺を使用。
メリノ種という羊の毛から採れる高品質のウール素材に、熱や圧力、摩擦を加えて生地を収縮させるという技法を用いています。
そのため、生地の密度が高まり、程よい耐久性とふっくらとした柔らかな風合いを併せ持った仕上がりに。
また、メリノウールはいわゆる夏のウールTEEに採用されるほど肌あたりがよく、また素材特有の保温性も◎。
それを圧縮すると…
皆様の想像通りメチャクチャ暖かい。
スタッフ石野と撮影に出ていましたが、今日の日中だと少し汗をかきそうなくらいのラインで、これから訪れる冬を想定すれば非常に頼もしい存在です。



クルーネックは、極力無駄なデザインを省いた洗練された印象に。
サイジングにも拘り、程よくゆったりのシルエットに対して、首元や袖口、裾部分はリブ編みのテンションがアクセントとなっています。
これぞ究極のベーシック。
きっとワードローブに欠かせない一枚になってくれるはずです。

【上下共にSIZE: 3 / 175cm】
スタイリングを組む上で、ネイビーはセットアップで着たいなあと思っていました。
落ち着いたカラーだからこそセットアップの着用も様になる。
楽であったかいなんて最高じゃないですか。

【SIZE: 2 / 165cm】
もちろん単体使いも。
来る極寒には頼れるインナーとして活躍してくれます。

【SIZE: 2 / 165cm】

【SIZE: 3 / 175cm】
“FELTED MERINO WOOL FOODIE KNIT“
COL: NAVY / RED / BROWN
SIZE : 2 / 3
¥41,800 TAX IN
続いて新型のフーディー。
首元はVネックくらい開いたクリーンな印象で、袖口や裾部分は絞りを入れずカールするような仕上がりです。
まさにクルーネックと対をなす存在。
リラックス感のある雰囲気で、あえて首元を見せたセクシーな着こなしもタートルやシャツなどをレイヤードしたスタイルも、様々なスタイリングが思い浮かびます。



【SIZE: 3 / 175cm】
“FELTED MERINO WOOL KNIT PANTS“
COL: NAVY / RED / BROWN
SIZE : 2 / 3
¥39,600 TAX IN
最後も新型のニットパンツ。
以前のUPで展開していたニットパンツはスエットパンツのように裾に向かってテーパードしたようなシルエットでしたが、今回は太めのシルエットで裾に絞りを入れず、フーディー同様カール仕様に。
また、サイドはホールガーメントとなって、美しいシルエットと快適な穿き心地を兼ね備えた一本です。
スニーカーはもちろんのことボリュームのある革靴との相性もよさそうかなと。
大変足早となりましたが、
日本シリーズもワールドシリーズも終わり少しもの寂しくなっていた今日この頃。
ようやく寒くなり始めましたね。
ニットの季節プレイボール!
とりあえず明日はニットを着ることにします。
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1LDK AOYAMA 福井
November 6, 2025, 7:30 PM
Category: FUKUI
俺のオレンジ



〈MODEL 182cm / SIZE: 3着用〉
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
ついにやってきましたね。
楽しみなGurankとの別注のニットカーディガンが明日よりリリースです!
今回、リリースするに当たってデザイナーの佐々木さんにインタビューを敢行したのですが、我ながらかなり面白い内容になってますので、下記リンクより前後編、ぜひ読んでみてください。

〈 Gurank for 1LDK 〉
COL: ORANGE
SIZE: 2 / 3
¥79,200 TAX IN
ここから今回の別注について書き連ねていこうと思うのですが
①ニットカーディガンについて
②なぜオレンジなのか
③スタッフスタイリング
以上のように読みやすい形に分けて書いていこうと思うので、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
【①ニットカーディガンについて】
まず今回のニットですが、元々はGurankの25AWのインラインにて展開のあった
こちらの”Hand Knitting Cardigan”をベースに作って頂いています。

“Hand Knitting Cardigan”
BLACK / size2,3
実はこれ、Gurankがブランド発足以来初めて出すニットアイテムなんです。なぜ今まで作らなかったのか、佐々木さんに伺うと、自分らしいニットをやっと思いついたから。との事。
自分のライフスタイルをある種のものさしとして、モノづくりを行う佐々木さんだからこその返答になんだか胸が高鳴ったのを覚えています。そして
「着てそう〜!」が頭の中を駆け巡りました。(笑)
アイテムのイメージの着想は、民芸品としてのエクアドルニットがアンデス山脈麓の土産店で売っていたらこんな感じだろうな、という所から。


甘撚りローゲージのガシガシウールに攻めたカラーパターンとイラスト。
イケてる古着屋さんにどうやって着ていいかをこちらに問うてくるように、際立って置いてあるアレです。
展示会でもまさにそんな感じに置いてあって、惹かれるがままに気づいたらここまできていました(笑)
そもそも自分らしいニットを思いつくまで作らなかった、という佐々木さんの芯の強さというか、Gurankなりの美学というか、そういう部分にも惹かれたんだと思います。

加えて、こちらは全て中国で職人さんが1枚1枚手編みで編んだ物。
生産効率の悪さと技術衰退から国内ではほとんど見られなくなってしまいましたが、その物を作るのにベストな場所で作るのがいいと佐々木さんも仰っていたので、中国製を誇れるニット。クオリティも申し分ない。

天竺編みの偶然の一目でできた、個体差とも言えるイラスト部分の他色糸の混入がまた愛おしい。
ちなみにお魚イラストのネタは佐々木さんの趣味でもある山釣りから、ヤマメ・イワナをチョイスしてます。

キツめのボタンホールと本革製のボタンもクラフト感がヒシヒシと伝わる仕様に。
元々は寒さを凌ぐワークウェアとして使われていたので、アームホールが広く、ニットアウターとしてお使いいただくのがセオリーかもしれません。もちろんコートのインナーにも。後ほどスタイリング紹介します。
【②なぜオレンジなのか】
別注をお願いするにあたり、気をつけたのは黒に負けないインパクトとインナー提案してもスタイリングとして顔立ちするカラー。
そして、自分が着たいと思う色。
対談でも佐々木さんが仰っていましたが、自分で作った服を着てみて、しっくりきていないのは違う。売れるだろうなと思うカラーを考えるのも僕らの仕事としては大事なことですが、発案者が着たいと思わない色はまず前提として違うはず。
そもそも、インラインでやっている色が一番良いと思って出しているカラーがある上での別注なので、作り手につまらないなと思わせてしまうのも良くないはずなんです。
話が飛びましたが、極論はデニムのアウターに使えるキャッチーな色味で考えました。
僕は巨人ファンではなく、むしろ贔屓のライバルチームなのでオレンジは基本遠ざけるようにしていますが、
いかんせん身近にオレンジが好きな人がいて、頭をよぎるよぎる。

いただいた糸の色数の候補を見て、少しマスタードみがありますが
“0914”に決定。俺のオレンジ。
シュミレーションを何度か作って頂いて、佐々木さんの提案で足して頂いたショッキングピンクの色味、これがまたいいアクセントなんです。

デニムにオレンジ。濃淡どちらも合うので、店頭で合わせてみてください。
【③スタッフスタイリング】

〈STAFF福井 175cm / SIZE: 3着用〉
ピンクのシャツで色を拾いつつ、アースカラーの同系色でまとめる。足元は革靴でAOYAMAらしさを残してくれている彼らしいスタイリング。ええですね。

〈STAFF田村 181cm / SIZE: 3着用〉
1LDKのショップスタッフの中でも大柄で知られる、彼でも安心のサイズ感。
ニュアンスの異なるオールホワイト。めちゃくちゃいい。これは盲点でした。
足元はTimberlandのスリーアイでしょうか。冒頭でもお伝えしたワークという観点からもいいですね。

〈STAFF森 170cm / SIZE: 2着用〉
ハーフコート気味の丈感のジャケットの中間着として、レディース代表として着用してもらいました。
アームホールは太いですが、インナーを薄手にすれば全然いけます。むしろニットが暖かいので、今時期はインナーは薄手がベストかもですね。
ボトムにデニム地を持ってくるのもいいですね。

〈STAFF石野 165cm / SIZE: 2着用〉
最後に私、石野より。
細身のスラックス、ブルゾンにシャツでタイアップ。
ニットとvans、翔平capで外しています。
このニットを打ち出すに当たっていろんなスタイリングを組みましたが、自分らしさを出すならこれだよな、と。
デニム合わせでイメージして作りましたが、意外に溶け込むこのニット。
秋冬はレイヤードを楽しむ季節なので、クローゼットのお手持ちの色々なアイテムとのスタイリングの想像を膨らませてみてください。
もちろん店頭でのご相談も乗りますので、なんでも聞いてください。
長くなってしまいましたが、今回1LDKとしては初となるGurankとの別注企画を担当させていただけてとても楽しい日々でした!
佐々木さんの熱い思いに自分の少しのエゴが乗っかったニット。
一人でも多くの方が、興味を持って、試着をしてくださって、あわよくばお手持ちのワードローブに加えて頂けたら嬉しいです。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☺︎
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1LDK AOYAMA 石野
Gurank for 1LDK
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
いつ皆様にお知らせしようかと、ずっと温めていたEx.
先週から本格的に寒さも顔を出し始めてきたので、満を持して告知させていただきます。

11月1日(土) 12:00〜
〈 Gurank for 1LDK 〉
COL: ORANGE
SIZE: 2 / 3
¥79,200 TAX IN
今週金曜日のブログにて改めて熱語りをさせていただく予定なので、今回はイメージだけでも膨らませていただけたら嬉しいなと思います。ですので簡単に告知を。
今年の2月頃に伺った展示会で一際異彩を放っていた、こちらのニットカーディガン。

油抜きがされたようなガシガシウール×手編み、加えて鮮やかなカラーパターン、この手のニットが大好物で、きっと世界で一番似合うと勝手に思っている自分としては、絶対にバイイングしたいとチームのみんなに話したのを覚えています。
しかし、それだけでは飽き足らず、もっと石野のエゴを加えた別注カラーを作りたいとデザイナーさんにご相談したところ、しっかりと形にしてくださいました。
手前味噌ですが、
イメージしていた通りの、素晴らしいカラーのニットカーディガンが完成しています。
改めまして本当にありがとうございました。
そして、今回はそのGurankデザイナーこと佐々木さんに、1LDK AOYAMAを代表して私、石野が対談もさせて頂いております。大役をありがとうございました。
今回のニットの内容はもちろん、生い立ちやモノづくりにかける想いなど、かなり分厚い記事の内容となっておりますので、必ずチェックいただければと思います。
それではまた金曜日にブログにてお会いしましょう。
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1LDK AOYAMA 石野
ニットの選択肢
こんにちは。
1LDK AOYAMAの森です。

MEIASは2018年に発足したニットブランド。
Unisex/Standard usually/Scientific knitwearをブランドコンセプトに、長年ニット製品のOEM製造の会社として培った素材開発や編み技術の経験を生かし、編み立てから仕上げまで一貫して行う事で良質なプロダクトを提案しています。
やっと寒くなってきたベストなタイミングで、MEIASの25AW deliveryが揃いました。
個人的に普遍的で着心地のいいニットを追求しているMEIASは、どんなスタイルにも溶け込むカメレオン的なブランド。
年々着心地も服選びの大事なポイントになっていて、でも好みにちょっとずつ変化があったりと自分自身かなり我儘になっているのですが、MEIASのニットはスタイルに変化があったとしても、その時々でしっかりハマる。そして確かな着心地と生地は長く愛用出来る。
それは1LDK AOYAMAにも通ずることで、色んなブランドを取り扱っているからこそ、何にでも合う重要なポジションなんです。
気が付けばお取り扱いをスタートしてはや3年。今では私たちが提案するニットのスタンダードになっています。

“PURE CASHMERE SWEAT PO”
COL: BEIGE / T.GRAY
SIZE: M / L
¥63,800 TAX IN
展示会で真っ先に目に入った一推し。
ヴィンテージのリバースウィーブのスウェットをベースに贅沢にピュアカシミアを使用した1着。古着のリバースウィーブと比べ、上品で全く違った面持ち。
また表面に一切の凹凸がなくとても滑らかなので、一瞬カシミアだと分からないほど。
みんな揃って生地を触ってから品質表示を見ています(笑)
これはニットのプロだからこそ出来る技術が詰め込まれており、、、
カシミアの強度を高める為に、2つのゴム編みを裏合わせにして両面とも表地のように見えるように編む手法、スムース編みを取り入れることで、高密度で滑らかな生地に仕上げています。
なので、高密度なカシミアの生地で暖かく、肌あたりも心地いい。まさに極上のニットなのです。

ディテールはというと、、、
両脇のリブは忠実にリバースウィーブを再現。
スウェット特有の3本ステッチもあえて違う色にし、デザインに落とし込んだりとブランドらしい遊び心を加えているのもポイントです。


袖口、裾リブがキュッとしまり、着用すると、コンパクトでマルッとしたシルエットになります。
スラックスに革靴に綺麗にまとめてもいいな。デニムと合わせてアメカジに振ってもいい。
色々な着こなしを体現出来るからこそ面白いアイテム。



“WOOL CASHMERE HOODIE PO”
COL: T.BEIGE
SIZE: M / L
¥49,500 TAX IN
“WOOL CASHMERE SWEAT PT”
COL: T.BEIGE
SIZE: M / L
¥46,200 TAX IN
ノンストレスで、暖かく、綺麗に纏まるセットアップを昨年から求めていて出会ったのがこちら。
ウール70%,カシミア30%の紡毛糸を先程のスウェットと同様、12Gのスムース編みで仕立てしっかりとした肉感に仕上げることで、立体的な綺麗なシルエットに。
遡ること2,3月。MEIASの展示会に伺ったとき、その時ものすごく寒い時期で、、、こちらを試着したのですが、
正直脱ぎたくなかったです(笑)
それほど暖かくて、、、極暖で極上だった。
上下共に、比較的ゆったりとしたサイズに仕上げておりますが、リブをダブルにすることで、緩さと締まりのメリハリのあるバランスがとてもいい。
是非セットで試していただきたいです。

“LILY W/PE CABLE SKIPPER PO”
COL: BLACK
SIZE: M / L
¥42,900 TAX IN
お次に23AWの復刻のスキッパーニット。
冬はタートルネックが個人的には欠かせないアイテムで、それに合わせるVネックやスキッパーに反応してしまうのですが、、、
今回は当店で取り扱いのあるOld Homesteaderの”Mil Mock Neck Long Sleeve -INTERLOCK-“と合わせるイメージでオーダー。
やっぱり合います。。。空きすぎないスキッパーと、モックネックが綺麗すぎず、男らしい無骨さもあるいい調和。

生地を寄って見ると、、、
ケーブル編みをベースに、中心はポコポコとしたポップコーン編みで立体感のデザインをプラスしています。
どう編んでいるのか気になる。見れば見るほど虜になる柄です。
素材はウールポリエステルで毛羽感がないので、今時期から春先まで長いシーズンで活躍するアイテムです。



“MIX COLOR LINKS PO”
COL: NAVY MIX
SIZE: M / L
¥41,800 TAX IN
MEIASといえば、様々な色糸で編んだカラフルな糸使いもとても魅力的。
イタリア産のファンシーヤーンを使用して、部分的に柄編みを入れニットならではの技法を取り入れたプルオーバー。
よーく見るとところ所で柄が違う(鹿の子、リブ、ガーター編み)3種の編みがMIXされたかなり複雑な生地になっています。
言われないと分からない、、ニット専業のブランドならではの拘り。
こういったブランドの拘りが、着用する上での高揚感に繋がっている気がします。
今時期から冬にかけてこのニットをぜひ主役に楽しんでいただきたいです。


以上がMEIAS 25AWの全ラインナップ。
ニットの選択肢として、まずはMEIAS の着心地だったりデザインを体感してほしいです。
きっとみなさん、虜になるはず。それくらい推せるプロダクトです。
ご来店お待ちしております!
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1LDK AOYAMA 森
From the CLASS
こんにちは。
1LDK AOYAMAの福井です。
今シーズンのCLASSのテーマは、『KARMAN LINE』。
カーマンラインとは、宇宙と地球の大気圏との境目。
技術的な側面と物理的側面によって違いはあるが、高度85km〜100kmのラインの名称である。
半年以上前、展示会に伺った際にまた面白いところに目を向けたコレクションだなあと、高揚した感覚がまだ残っている中、遂にCLASSの25AWアイテムが完納。
これはブログを書くしかないという思いで、今回筆を執っています。
そもそもどこまでが地球でどこからが宇宙なのか。
考えたことはなかったが、たしかに気になる。
調べてみると、結論、地球と宇宙の境界は『曖昧』という答えに辿り着く。
すなわちカーマンラインとは、人類が設けた仮想の線というわけです。
例えば、カーマンラインは領空の高さの基準として用いられるように、人間が都合のいいように定めたラインであるとも考えられます。
カーマンラインがあるからこそルールが明確に定められる。
人間にとって重要な線引きではあるももの、それゆえに縛りも多い。
しかし、カーマンラインを越えるとルールが異なり、最もピュアなルールと変わります。
それをCLASSなりに再解釈した今回のアイテム。
これまでとは違った視点からファッションは自由であるということを僕たちに投げかけてくれます。

“CCFA07UNI A”
COL: CHARCOAL
SIZE: 2
¥233,200 TAX IN
宇宙がコートであるなら、地球がジャケットを指すかのようなこのアイテム。
某ラグジュアリーブランドにも生地を供給しているフランスの老舗生地メーカー「DORMEUIL(ドーメル)社」の”TONIC WOOL(トニックウール)”と呼ばれる高品質の生地を贅沢にダブルフェイスで使用。
高級素材であるパタギニアウールのみを用い、モヘア由来のハリとコシ、光沢感と通気性を兼ね備えた点が特徴です。


コートにしてはコンパクトめで、ジャケットにしては袖の溜まり方といいやっぱりルーズ。
後ろ身頃の腰の位置にはパンツのポッケットのようなデザイン。
着用した時のサイズ感を見ていただくと一目瞭然で、よりその境界線が曖昧なのが見て分かります。
今まで蓄積されてきた考えや技術を捨て去って製作されたCLASSらしいアイテム。
その先にあるのは極めて自由な着こなしと着用時の意外な高揚感が存在します。
今の気温だとジャケットの上からアウターのように羽織っていただいてもいいし、さらに寒くなればアウターのインナーとして忍ばせていただいてもいいかなと。
ルールに左右されない力強さを持ち合わせた仕上がりとなっています。

“CCFA03UNI C”
COL: NAVY
SIZE: 1 / 2
¥62,700 TAX IN
続いて、ヴィンテージのウールフランネル生地を使用し、イージー仕様に落とし込んだこちらのパンツ。
写真でも上質で奥行きのある表情がひしひしと伝わってきます。



ウエスト部分を内側に織り込むことでクリーンかつ品を感じるギャザーがウエスト周りにできるようデザインされ、深く取られた股上から裾に向かって大胆にテーパードを効かせたシルエットが特徴。
裾裏を折り返すと生成り色の切り返しが現れ、足元に意外なコントラストを与えてくれます。
また、イージー仕様に反して裏地にキュプラ素材を採用。
デザインは極力シンプルに抑えながら快適を追求した、普段の日常に目にするもの捉え直したアイテムです。

“CCFA01UNI B”
COL: GREY
SIZE: 2
¥92,400TAX IN
三つ目は、女性向けに作られたミリタリーパンツから着想を受け製作されたスラックス。
なんと言っても前部分に取り付けられたポケット位置が斬新なデザインとなっています。
これは座って作業をしていた女性たちが、座った状態でもポケットからものを出し入れしやすいようにと考えられた作りで、なんとも理にかなった仕様に。
ポケット位置はサイドにという概念を取り除き、改めて前部分に取り付けた仕上がりは、デスクワークなど座って作業することが多くなった現代においても意外と助かるのではないかと思います。


そして、生地にはドーメル社のウールストライプ生地を採用。
しなやかなドレープが特徴的で、上品な印象へと昇華された一本です。
紹介する前に旅立ってしまったアイテムもありますが、以上3型が1LDK AOYAMAのCLASS 25AWのラインナップ。
最後に、CLASSのデザイナーである堀切さんが、ミゲル・アドローバーというファッションデザイナーが過去に発表したコレクションを僕たちに紹介してくれました。
“Fome the Plane”
このテーマはアマゾンの先住民が飛行機から投げ落とされた衣服を身につける様子を想像したものです。
例えば、もしジャケットを知らない人間がジャケットのようなシルエットものを手に取ったとしたら、僕たちのような着こなしは果たしてするのだろうか。
生憎、僕たちはそのコレクションに出てくる先住民になることはできないけれど、その先住民を想像することはできます。
きっと直感的にピュアな気持ちで、自由な発想のもとそのジャケットを身につけるのだろうと。
そして、その考えは今回のCLASSのテーマである『KARMAN LINE』にも通ずるものがあります。
“From the CLASS”
CLASSのアイテムを通して、皆様と共により自由にファッションを楽しめられたらと。
心よりご来店をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 福井
Over Workなコレクション
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
皆さま、お久しぶりです。
怒涛のようにブログを書きまくっていた9月とは一変、10月は2度目ましての登場です。
ありがたいことに(ありがたいのか?)最近は色んな準備に追われ、公私含めて忙しない毎日を送っておりますが、そんな時にふと思い出すのがUnlikelyの25AWコレクションの一部のアイテムに付属しているピンズ。

“Over Worked”、要するに”働きすぎ”ってことです。
思い返せば今年の2月頃、Unlikelyの展示会にお邪魔した際に、中田さんが直前にパリでの展示会を終え働き詰めだった自分に対して向けた言葉と仰っていました。
圧巻のコレクションの数々に誰もが納得できると共に、中田さんならではの、なんだか可笑しくなるワードセンスですよね。英字にするとより一層。笑
どこかのブログ回でぜひ皆さんにもお伝えしたい!と思っていたので、纏って入ってきた今回のデリバリーにご紹介させて頂きました。
それでは今週末18日より発売の6thデリバリー、いきます。

“Unlikely Time Travel Jeans 1977 Wash”
COL:Vintage Indigo 1977 Wash
SIZE: M / L (165cm / M着用)
¥52,800 TAX IN


※組上 “Unlikely Time Travel Trucker Jacket 1977Wash”→now on sale.
まずはデニムでしょ。ということで、ブランドを代表するデニムのTime Travelシリーズから。
実はこれまでAOYAMAではオーダーしていなかった本シリーズ。
個人的にはかなり好きで、他店で見かけた時は悶絶しかけましたが、少しシルエットが細身だった分、Unlikelyの世界観をAOYAMAらしく提案していく上では少し苦手意識がありまして。
ただ、ですよ?
今回はシルエットがワイドテーパードに。
これはぜひ行くしかないということで、8月末に入荷した組上と共にオーダーをさせて頂きました。ちなみにセルビッジデニムは今、世界的に供給難だそうで、個人的には待望のリリースです。





今回は物量が多めなので、いつもの量の説明は少し省略しますが、
股上の深さ、ステッチカラー、バギーシルエット等各年代のディテールを詰め込んだ、タイムトラベルな内容に今回も仕上がっています。
ムラ糸を組み合わせることで出せる不規則な色落ちなど、個体差も楽しめる実物をぜひその目で確かめてほしいアイテムですね。
駆け足ですが、お次。

“Unlikely Big Side Pocket BDU Pants”
COL:BLACK / OLIVE
SIZE: M / L
¥57,200 TAX IN

(165cm / M着用)



手前味噌かもしれませんが、これは本当にかっこいいです。
前回のスケーターパンツもそうでしたが、今シーズンのUnlikelyは太いパンツが兎に角ステキすぎる。見た目のインパクトはそのままにシルエットはまさに皆が求めているであろう太めのカーゴパンツ。
不思議と前からの見た目がすっきりとしているので、ストリートっぽく野暮ったい印象はございません。
かっちり目のジャケットの外しにもAOYAMAでは提案しやすいシルエットなんですね。




中田さんがご自身のIGでも仰っていた、雑誌が入る通称:マガジンポッケに加え、
・サイドアジャスター
・サスペンダーストラップ
・バックフラップポケット
・裾のドロスト
各国の「名」軍パンのディテールを現代使いしやすく、でも雰囲気は残す、という上手い足し引きによって生み出されています。
これは国内外本当に早めに動きそうな予感。一度履いてもらうのをおすすめします。
それではお次。

“Unlikely Reversible MA-1”
COL:BLACK
SIZE: M / L
¥101,200 TAX IN

(165cm / L着用)
ん?
と思った方。ありがとうございます。リバーシブルです。
そして冒頭に紹介したピンズはこのJKTに付属します。
リバーシブルのMA-1はUnlikelyでもかなりの求心力が高いシリーズですが、即完してしまった昨年SSに続き、今季も満を持して登場。
A面にはスカジャンエッセンスを加えたベロアを、B面にはミリタリー感強めの男のフライトJKTエッセンスを。ありそうでない感じに仕上げています。


見て頂きたいのはこのベロアの生地感。
希少性の高い素材を使っている上に硫化染めを施し、洗いをかけている上、すべて国内で一貫して行なっている徹底さ。まさに”Over Worked”
名前からは想像ができないほどに美しいA面が際立ちますね。
ハリ感のあるB面を表にした時に覗かせるベロアの質感が堪らなく愛おしい。


細かいですが、WALDES社製のジップや袖リブも抜かりなく安心感があります。
適度なパフパフ感もあるので、年内の冬まではこれで越せそう。身幅のボリュームも割とあるので、着込めばその先もおそらくいけます。
以上、品番数多く駆け足になってしまいましたが、こちらで今回のデリバリーは全てとなります。
あれよあれよという間に肌寒くなってきたこともあり、Unlikelyのコレクションをいくつかまとめて見れる機会もおそらく日が短い気がするので、気になった方はぜひお店に足を運んでみてください。
ご来店お待ちしております!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☺︎
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1LDK AOYAMA 石野
ファッションの秋、スタート。
こんにちは。
1LDK AOYAMAの指田です。
10月に入り、ようやく秋らしくなってきましたね。
私は風物詩の月見バーガーを食べ(食欲の秋)、気になっていた美術館を巡ったり(芸術の秋)、温泉旅行へ出かけたり(行楽の秋)、、、
少しずつですが過ごしやすいこの季節を満喫しています。
この「○○の秋」の例に漏れず、ファッションの秋も到来しています!
朝晩が少し冷えるようになってきたので、「そろそろジャケットの出番かな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな今の気分にぴったりなアイテムが届きましたので、本日はそちらをコーディネートと合わせてご紹介いたします。

〈MY___〉
“WOOL STRIPE TAILORED JACKET”
COL: NAVY STRIPE
SIZE: 0 / 1
¥52,800TAX IN
“WOOL STRIPE WIDE TROUSERS”
COL: NAVY STRIPE
SIZE: 0 / 1
¥36,300TAX IN

まずはネイビーストライプを王道のセットアップで。
”セットアップ”というと少しかしこまった印象を持たれるかもしれませんが、
このシリーズはウールの柔らかさと、ほどよくゆとりのあるシルエットでとても軽い着心地が特徴的で袖を通した方は決まって「着やすい!」と仰ります。
それには理由がありまして、肩パッドが入っておらず、文字通り肩肘張らず着用可能できるから。
動きやすく、堅く見えないリラックスフィットをご好評いただき、サイズは昨シーズンのまま継続。


さりげなく入ったキャメルのピンストライプはすっきりとした印象を持たせてくれるので、ジャケットを着る際のお悩みでご相談を多くいただく、ほっこり感や上半身が大きく見えちゃうなどの心配も無し。
また落ち着いた色味なので、インナーにチェックシャツを入れても上下セットで着ても普段使いにもすっと馴染みます。


撮影中も日差しがまだ暖かく、「日中、リアルに着るならシャツ合わせだね。」なんて撮ってくれた石野とも話してました。
タックインして、サイドのベルトとバックルを覗かせながらすっきりとお上品にしつつ、足元はスニーカーに変えてラフに穿くのもおすすめです。

“WOOL CHECK TAILORED JACKET”
COL: GRAY CHECK
SIZE: 0 / 1
¥52,800TAX IN


色違いは柄も異なる、グレーチェックをご用意しました。
「色違いありますか?」と聞かれた際にご紹介するとまるで異なった雰囲気を放っているが故に、色を悩まれる方もちらほら。
ちなみにですが、、、締まり色が好きな私はネイビーストライプ、色遊びが好きな森はグレーチェック。AOYAMAのレディーススタッフはきれいに好みが分かれました(笑)
今回はその森が大人っぽく、ワントーンでまとめてくれました。
まだ日によってはまだ暑さが少し残るこの時期でも秋を感じられるように、チェックの映えるライトグレーで季節を先取りしたスタイリングに。
スウェットパンツのカジュアルさと、ジャケットのきちんと感をバランス良く組み合わせ。
小物はレザーで引き締めつつ、遊び心は忘れない。
ファッションの秋の醍醐味を存分に味える、そんなシックな装い。

“WOOL CHECK WIDE TROUSERS”
COL: GRAY CHECK
SIZE: 0 / 1
¥36,300TAX IN


最後は組下のチェックパンツのコーディネート。
実は、チェック柄はオリジナルで作られたもの。
よく見ると何とも言えない絶妙なカラーリングの中に、レッドとブルーの細いラインがさりげなく走っているんです。
この控えめな遊び心が個人的にはツボです。
そこの色を拾って、赤のニットカーディガンをインナーに、レザーのアウターをバサっと羽織る。秋を通り越して冬まで過ごせちゃう、そんな無敵パンツ。
休日はスニーカーでラフに、平日は革靴で少しきれいめに楽しむのもいい気がします、、、!
他にもおすすめなコーディネートは盛りだくさんなので、お店でお話しながら考えましょう。
ファッションの秋、始めはジャケットで。
迷わず楽しめる、セットアップも相棒に。
小物やインナーで遊び心をプラスして。
それぞれのファッションの秋のスタート切れるようお手伝いできればと思います。
ご来店心よりお待ち申し上げます。
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1LDK AOYAMA 指田
October 8, 2025, 6:55 PM
Category: Blog
変わり種という選択肢
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
誰しもが必ず持っている定番。
好きとはちょっと違ってて、どこか流れ作業のように選んでしまうものが定番なんじゃないかなと個人的には思ってます。行きつけの中華、薬局で選ぶシャンプーetc。
最近涼しくなってきたこともあって、晩にランニングをするようになったのですが、走るコースはもちろん決まっていて、何も考えずにそれを走る。
定番は”ルーティーン”とも呼ばれていて良い事とされていますが、たまには定番を逸れること、所謂”変わり種”を選ぶ事で、新しい何かが見つかったり、気分だって変わるかも。
とまあ、またキャップを2色紹介するだけの予定なのに、いらない前置きをしてしまいましたが
要するに、定番もいいですが変わり種という選択肢があっても面白くない?という話。

〈COMESANDGOES〉
“NY I.S.G CAP”
COL: NAVY / BLACK
SIZE: FREE
¥17,600 TAX IN



AOYAMAを代表するキャップブランドの一つ。COMESANDGOES(愛称:カムズ)
カムズの定番といえば、お馴染みのNYロゴがフロントに刺繍されたデザイン。ちなみにまだ定番を知らないよ、という方はこちらのブログで少し紹介してます。
耳タコかもしれないので細かい説明は省きますが、自分の好きポイントを3つ抜粋してあげていくと、
①程よい浅さと裏地。
②天ボタンをつけない潔いクラシックさ。
③生地使いに品があり、綺麗なスタイルにもハマる。
今回もニューヨーク発の老舗キャップメーカー、COOPERSTOWN BALL CAPとのコラボモデルなのはそのままに、なんだか少し変わり種。

「INFORMATION SERVICES GROUP」=情報提供グループ。
なんなんそれ?って感じですよね。でも身に纏うアイテムに載る英文なんか、わけわからないくらいがちょうどいいんです。多分。
さらにつば先にまであしらわれたNYロゴの違和感もなんか良い。


前でも後ろでも好きなように肩肘張らずに、被ってください。
既に定番をお持ちの方はもちろん、そうでない方も、”変わり種”という選択肢をぜひ。
今週もたくさんのご来店をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
Maison Margielaの”一生モノ”
【 Maison Margiela 】

“Cappotto reversibile”
COL: BLUE NAVY
SIZE: 40
¥580,800 TAX IN

“SKEAKERS”
COL: RED
SIZE: 42
¥108,900 TAX IN
こんにちは。
1LDK AOYAMAの森です。
大物が入荷しました。
移転してから今までの1LDK AOYAMAでは、Maison Margielaは小物メインで提案してきました。
けれど、Maison Margielaの展示会でいつもまず惹き込まれるのは、ウェア類。
やりたい気持ちが抑えられず、今季から小物に加えてお洋服も提案させていただくことに。
現在店頭に並べておりますが、他にはない存在感、空気感が肌でわかる。
また新しい1LDK AOYAMAを皆様にお届けできそうです。
着用モデル: 175cm




袖を通した時の高揚感は止まらない。
洋服を着て気分が上がることは日々あるけれど、それを通り越す感覚。自信がみなぎるというか。ずっとこれを着てるっていうイメージが湧く。私の中ではそんな位置付けのブランド。
ハンティングジャケットもマルジェラの手に掛かれば、唯一無二の洗練された上品さを纏ったデザインに仕上がります。
フォルム、デザインは一見極めてベーシック。
深く見ると、生地使いやBLUE NAVYという絶妙なカラーリング、艶のあるコーデュロイの切り替え、ポケットワークなど惹かれるポイントは散りばめられています。
見れば見るほど虜になる、そんなアイテム。



そして普通じゃ終わらない、遊び心を効かせるのもブランドの魅力。
裏に返せば、クラシックなチェック柄の切り替えがアクセントになるデザインです。
今季はイギリスの伝統的な魅力を詰め込み、時代を超えて着古した質感を再解釈したコレクション。裏のチェックはウール地で、少しワッシャー感がありコレクションテーマがしっかり踏襲されています。
上品な表地とは裏腹に、綺麗すぎない、少しいなたさのある一面も持ち合わせていて、どちらの顔もかっこいい。。。
いい意味での二面性。


実はコートにもなります。
冬はアウターがメインになるので、着回しが効かないから飽きてしまいがちですが、4通りの着方があるので、1着で毎日違った雰囲気が楽しめる。
またラグジュアリーにもカジュアルにも、自由にファッションへ落とし込めるのもMaison Margielaの魅力だと感じています。
と言うのも、ワーク、ミリタリー、クラシカル、全てを編集しMaison Margielaらしい上品で普遍的なデザインに落とし込んでいる。それが私の中では最上級なベーシックだと思っていて。
ブランドの空気を出しつつも、デザイン、サイズ感、どれをとってもバランスがいい。
だからこそ固定概念に囚われず、合わせたいようにこのアイテムを思う存分堪能して欲しいです。


ブランド定番のジャーマントレーナーから、今シーズンはREDが登場。
派手すぎない落ち着いたREDに生成りのシューレース。
ずっとジャーマンは気になっていて、赤色のシューズも気になっていたタイミングでの出会い。オーダーせざるを得ませんでした。
クラシックなスタイルの外しにも、カジュアルにも溶け込んでくれる。
これを履くと、どこかへお洒落して出掛けたくなるそんな一足です。
マルジェラのお洋服は、普遍的でいつの時代も揺るがない、高揚感を与え続けてくれるものだと思います。
“過去、現在、未来を繋げてくれる一生モノ”
是非、一度袖を通してMaison Margielaが作り出す空気感を纏ってみてください。
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1LDK AOYAMA 森
October 1, 2025, 7:08 PM
Category: Mori