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ワードローブの一軍

 

今話題のあの国から、、

新しいシーズンは主役から。

まだまだ夏気分で。

1LDK in IWATA ありがとうございました!

シンプルでいいバッグのおすすめは?の答え

 

こんにちは。1LDK apartments.の三上です。

 

皆さんそろそろ秋冬のアイテムを揃え始める時期なのではないでしょうか。

 

新しいシーズンの服を買い揃える前に1つ質問なのですが、皆さんは服を選ぶときにどこに重きを置いていますか?

素材やシルエットはもちろんですが、僕が特に気をつけていることは自分のワードローブの一軍に加えることができるのかということです。

僕は性格上、飽き性なので決まってこんなスタイルをするというのが決まっていません。

アーバン・モード・ミリタリー・ワーク・トラッド・ストリートなどなど、、、

良く言えばなんでも楽しみたいタイプってところですかね(笑)

だからこそ僕のワードローブにあるアイテムは必然と色々なスタイリングに馴染んでくれるものが多いです。

 

ワードローブといえばここぞという勝負服のようなアイテムをイメージする人もいるかもしれませんが、僕は全くもって逆。

むしろ肩に力が入り過ぎず、「日常着」として多用できるアイテムがほとんどです。

それでいて素材が良く、長く使えて愛着の湧くものであるか。

そんなことを考えて服を選んでいます。

 

前置きはこのくらいにしまして、今回はそんなワードローブに加えるのに最適なブランドから、1st deliveryが入荷してきましたので一部抜粋してご紹介しようと思います。

 

 

 

<YOKO SAKAMOTO>

 

1LDK apartments.では昨シーズンから取り扱いをスタートした同ブランド。

毎シーズンテーマは設けずできるだけ肩の力を抜いて、無駄なデザインをせず 本質に寄り添う事を心がけて洋服を作りだしている。

つまりは「素材やシルエットの性質を邪魔しないデザインにする事で、元々持っている良さを活かせる」という考えのもと「日常着」として常に身に付けたくなるプロダクトを提案しているブランドです。

2016年秋冬のブランドが始動当時はメンズのみを展開したブランドでしたが、現在では少しずつレディースも展開しています。

同ブランドはもともとデザイナー自身のワードローブがメンズ服ばかりだったことから、自然とメンズ服がベースにあるブランドを始めるに至ったといいます。

コレクション毎に各地の幡屋に足を運び、オリジナル生地の開発をするなど、コレクション制作を生地作りから始めている。

 

ここからは早速アイテムについて話を進めていこうと思います。

 

 

“BAND COLLAR SHIRT”

COL: WHITE / NAVY

SIZE: S / M

¥38,500 TAX IN

 

バンドカラーのドレスシャツです。

もう少し寄ってみます。

 

 

 

ドレスシャツらしい上品なパターンメイキングでありながら、大きくドロップしたショルダーライン、ゆったりと広い身幅、力の抜けた同ブランドらしいルーズなサイズ感になっています。

 

素材には綿の平織物に世界一こだわった遠州地方の歴史のある機屋にて、旧式のシャトル織機を使用して製織したハイカウントタイプライターを使用。

他の機屋では真似出来ない限界を超える超高密度に織り上げた平織の生地です。

縫製後には製品にガーメントダイを施し、より味わい深い風合いに。

着用を重ねる度、独特な経年変化がお楽しみ頂けます。

 

ここでタイプライターという生地について触れたいと思います。

 

 

簡潔にいうとタイプライターとは、高密度の綿平織物のことをいいます。

ちょっとややこしいですが、そもそも綿平織物は基本的には3種類しかありません。

「ローン」「ブロード」「タイプライター」の3つで、順番に密度が高くなると思っていただければ大丈夫です。

タイプライターは3種類の中でも1番高密度でハリ感があるのが特徴です。

今回のシャツでは細番手の糸を極限まで高密度に織り上げることで甲高い布ズレ音を発生させ、あたかも布を纏っているかの様な感覚をご体感頂けると思います。

 

お次はこちら。

 

 

“REGULAR COLLAR SHIRT”

COL: KAKISHIBU / INDIGO SUMI INK

SIZE: S / M

¥49,500 TAX IN

 

 

こちらも先程ご紹介したシャツと同生地のハイカウントタイプライターで作製した、レギュラーカラーのドレスシャツ。

 

 

シルエットも至ってシンプル。

ドロップショルダーにゆったりと広い身幅のルーズなサイズ感。

先述でご紹介したシャツと違うところといえば、襟がレギュラーカラーかバンドカラーかの違い。

と、思いきや特質して違うところがあります。

それは「染め方」の違いです。

この違いで経年変化の仕方や着心地などが凄く変わるんです。

 

今回のシャツは「柿渋染め」と「墨染め」の2種類なのですが、同ブランドが良く使う染め方なので詳しくご紹介していこうと思います。

 

どちらも京都の歴史ある染め工場にて、熟練の職人が一点一点手染めでガーメントダイを施していて、着用を重ねる度に唯一無二な経年変化がお楽しみ頂けます。

僕もYOKO SAKAMOTOの柿渋染めのデニムジャケットを一着持っているのですが、本当に毎度洗濯するたびに違う表情を見せてくれて、今ではワードローブに欠かせない愛着のあるアイテムになっていますね(笑)

 

そんなことはさておき、早速柿渋染めからご紹介していきますね。

 

 

KAKISHIBU GARMENT DYE

 

柿渋液を何回も塗り重ねることで「柿渋茶」とも言われる灰がかった黄赤色を発色させるのですが、この色は化学染料にはない独特の風合いで自然がもたらす独特の色合いといえます。

古くから漁網や紙衣、和傘など、あらゆる日用品に用いられてきた柿渋染めですが、大きく分けて3つの特徴があります。

 

1つ目は「防水・防腐・防虫効果」

塗り重ねることで一種のタンニンの皮膜のようなものが形成され、タンニンの性質で皮膜がどんどん丈夫になって防水効果が得られるわけですね。

昔の番傘には柿渋が塗られていたそうで、それくらい防水性に優れているということでしょう。

 

2つ目は「塗布物を堅牢にする」

柿渋の成分に含まれるペクチンの影響で塗布物は次第に丈夫になるそうです。

 

3つ目は「日毎に色味が増す」

最大の特徴と言えるのがこれ。

タンニンが年月とともに縮合重合することで、使い込むほどに、日を重ねるほどにより一層味わい深い色に変わるんです。

僕のデニムジャケットもその一例で、使う人の使い方や環境によってそれぞれ違う表情を見せてくれるのが魅力なんですよね。

 

お次は墨染め。

 

 

SUMI INK GARMENT DYE

 

文字通り墨汁を使って染める手法ですね。

まず天然染色と言われて真っ先に思いつくのは墨染めではないでしょうか。

それくらい様々なシーンで多用されている天然染色の王道ですよね。

 

煤(すす)に皮や豚の油を練ったものが墨汁な訳ですが、単純にこれだけではなく炭を練る技術の熟練には約3年もかかるそう。

そういった墨汁で染めることで黄色みがなく、顔彩のようなムラっぽく味わい深い色合いを表現しています。

そしてその歴史は1300年以上続いていて、まさに日本の伝統技術の代表と言えるでしょう。

だからこそただの色だけでなく、そこに感じる奥ゆかしさや温もりのようなものがあるのかなと思います。

 

ちなみに今回のシャツではIINDIGO SUMI INKを使用しているので、黒ではなく経年変化では青みが増していきます。

 

やや小難しい話もありましたが、日本独自の伝統と技術があって初めてできる染色方法なんです。

 

 

さて、ここまで素材や染色方法を踏まえて、シャツ2型をご紹介させていただきましたがいかがでしたか?

僕はYOKO SAKAMOTOの服ってまるで全て手作りで作っているかのような、どこか作り手の思いや温もりを感じられるような服だなと思っています。

沢山の洋服を着てきましたが、そう感じることのできる服って滅多にないんですよね。

だからこそ必然とワードローブに欠かせないアイテムになっているのかなと、、、

なので皆さんのそんなアイテムを探すお手伝いができれば嬉しく思います。

 

今回は1st Deliveryの中からシャツ2型を抜粋してご紹介しましたが、まだまだ他のアイテムもありますのでそちらは順次ご紹介していきます。

皆さんのご来店、心よりお待ちしております。

 

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1LDK apartments. 三上

September 6, 2024, 7:17 PM

Category: MIKAMI 未分類