Jazzyなブランドより。
THE RERACS × 1LDK × F/STORE triple collaboration 第二弾
こんにちは。
1LDK apartments.の三上です。
最近はAWのアイテムがたんまり入荷してきてバタバタと毎日を過ごしていたら、気づけばもう冬に差し掛かる時期になっていました、、、
ようやく暑い夏が終わってニットやアウターが着れる時期がやってきましたね。
話は変わりまして、皆さん音楽はお好きですか?
僕はジャズ、ヒップホップ、RnB、ハウスと幅広く聞きますね。
最近もライブに行ってきたのですが、その話はさておき。
今回はジャズ用語からヒントを得て、名前を取ったブランドから24AWのアイテムが入荷してきたのでご紹介していこうと思います。
< AFTERHOURS>
「AFTER HOURS(アフターアワーズ)」とはクラブで演奏を終えたジャズミュージシャンが仲間同志で集い、思いのままにおこなったジャム・セッションの時間のことをいいます。
そんな自由なセッションのように服作りをおこないたいという思いのもと、デザイナー、パタンナー、生地開発者の4名が集結し2022年の秋冬シーズンに誕生したプロジェクトがAFTERHOURSです。
ファッション業界のスペシャリストが集まり、各々のバックグラウンドが共鳴して生まれる折衷主義と、ものづくりへの礼賛という共通言語を通じた品質へのこだわりを基にタイムレスなアイテムを提案しています。
同ブランドは毎シーズンいくつかのオリジナルテキスタイルを作成。それらの生地を使ってコレクションを作成していて、ブランドタグにはそのシーズンに使われたテキスタイルの説明が付属されています。
メンバーに生地開発者がいることもあってここには本当に拘りを感じられますね。
パターンについても、和服の平面的なパターンと洋服の立体的なパターンのバランスをとったアプローチを実施。
必要に応じた立体性と布のゆとりを生み出すパターンが採用されています。
これは和服と洋服を知る日本人ならではの発想で、着てみると発見が多くすごく面白味があるパターンワークだなと思いました。
ブランドについてはこれくらいにしまして、早速アイテムをご紹介していきます。
(3 / 168cm)
“FUNNEL NECK DOWN JACKET”
COL: CHARCOAL
SIZE: 3
¥108,900 TAX IN
こちらは昨年のAWでもコラボレーションのあった、ダウンメーカー”NANGA”とのコラボレーションダウン。
極限まで装飾性を排したミニマルデザインで、大きな前身頃はシングル二層構造(ダウンパックを2層に重ねたもの)になっています。
2枚のダウンパックのキルトステッチに段差を作りシングルキルト構造の欠点であるキルトステッチのコールドスポットを排除。
2層の外側のダウンパックはセンターフロントのファスナームシ隠し部分まで延長し、冷気をシャットアウトする仕組みになっています。
と難しい話になってしまいましたが簡潔にお伝えするなら、2層のダウンパックを縫い合わせる際に位置をずらして縫うことで、縫い目から侵入する冷気をシャットアウトするということです。
さらにに衿付け線を中心部分で身頃につなげることで、寒気を感じやすい首筋のコールドポイントの発生を防いでくれます。
サイドポケット付きで、ファスナーはダブルジップ。
簡単に脱着可能なショルダーベルトも付いてます。
生地は20デニールのブライトナイロンを高密度に織り、塩縮加工することでシワの中に特殊な光沢感と独特の触感を表現。
細番手の生地による軽さを感じられる素材となっています。
このダウンを着ていれば日本の冬は余裕で越えられそうですね。
お次はこちら
(3 / 180cm)
(2 / 168cm)
“BENDING LINE SWEAT SHIRT”
COL: BLACK / WHITE
SIZE: 2 / 3
¥46,200 TAX IN
24AWから新たな新型として登場したベンディングラインシリーズで、ブランド初となるプルオーバースウェット。
なのですが、”BENDING(ベンディング)”、、、
聞き馴染みのない言葉だと思います。
ベンディングは直訳すると湾曲のことをいいます。
伝統的な日本建築の軒先のラインは一見するとまっすぐに見えますが、実は微妙に曲がっていることが多く見られます。
同ブランドでは、日本の建築が自然の形を取り込むように、二次元の直線を体に沿わせることで自然な曲線を作り出しています。
着装することで縫い線が身体に添い、自然に湾曲した線が現れるパターンニングになっています。
ということで特殊なパターンメイキングになっているのでまずはご覧ください。
ご覧の通り、背面のヨークに当たる部分が袖まで延長したパターンになっていて、こうすることで自然に肩に馴染みながらも生地の重さを活かしたボリュームのある袖になっています。
実にAFTERHOURSらしい仕上がりだなと感じました。
ここで生地について触れていこうと思います。
原綿に滑らかな肌触りが特徴の最高級スーピマコットンを採用しています。
さらにエイジングとも呼ばれる超熱加工を施すことで、綿本来のふっくらとした風合いを再現。
仕上げにバイオ加工を施すことで、しなやかな風合いをより一層引き立てています。
スウェットといえばラフで、少しカジュアルなイメージがありますが、スーピマコットン特有の上質な滑らかさと光沢感があることで、ドレッシーなアイテムとも相性が良く、きっとコーディネートの幅が広がるはずです。
しかも厚さが程よく、1枚で着てもしっかりとボリュームがありつつ、生地が柔らかいのでインナーとしても収まりの良い一着になっています。
袖の溜まり具合も最高です。
お次はこちら
(3 / 180cm)
“BENDING LINE BAGGY PANTS”
COL: BLACK
SIZE: 3(FREE)
¥59,400 TAX IN
先述したスウェットと同じく、新型のベンディングラインシリーズのバギーパンツ。
どこがベンディングなのかといいますと、横から見ていただければわかります。
こちらはよく見てみると前に向かってややカーブしたパターンになっていますね。
正面から見ると綺麗に落ちたテーパード、横や後ろには自然なボリュームが出ていてます。
もう少し寄ってみましょう。
少しわかりづらいのですが、サイドポケットは2重になっていて中で仕切ることができるようになっています。
僕も含め、男性はバッグを持ちたくない方も多いかと思います(笑)
同じポケットに複数の物を入れた時に仕切りがあると意外と便利なんですよね。
もちろん後ろにも大きめのパッチポケットが付いています。
丈は少々短めの設定ですが、ウエストはゴム入りのドローコード付き、スナップボタンとかなりイージーな仕様になっているので自在にウエスト位置を変えることができます。
もちろんバギーパンツなので腰で履くのもOK。むしろ腰で履くのが正解だと思います。
参考までに180cmで着用した感じ、丈はかなり短く感じたのですが僕自身も着用画像ではかなり落として穿いてます。
そして最後にご紹介するのはこちら
(3 / 180cm)
“BALMACAAN TOPCOAT”
COL: CHARCOAL
SIZE: 3(FREE)
¥80,300 TAX IN
チンストラップと一体化した特徴的な襟を持つ、バルマカーンコート。
こちらは最初にご紹介したダウンと同素材となっています。
ソリッドなボックス形のパターンにすることで、体型を限定せずに着用することが可能に。
AFTERHOURSではフリーサイズをよく目にするのですが、着る人を選ばない服でありながらファッション性を追求することができる服って本当に少なくて、同ブランドのパターン技術や素材を活かす力があってこそできる凄みだなと感じさせられます。
前身頃と前袖を繋げて裁断することで可動域を広げ、動きやすくありながら、見た目にも同ブランドらしい和服を想起させるようなデザインに。
さらに袖口にはクッション性のある芯地を入れ込むことで和服に見られる広がりのある袖になっています。
こうして横から見ると肩から袖にかけてのラインがすごく綺麗なシルエットになっていますよね。
さて、ここまで24AWで入荷した全4型のご紹介で少し長くなってしまいましたが、AFTERHOURSの魅力を知っていただけたでしょうか?
日本の和服と西洋の洋服という、今まで交わることのなかった服のそれぞれの良さを引き出した服。
ファッションのスペシャリストたちが作り出す服。
ファッション好きの皆さんだからこそ、一度手にとっていただきたいです。
ぜひ店頭にてお試しください。
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1LDK apartments. 三上
October 25, 2024, 6:44 PM
Category: MIKAMI