こんにちは。1LDKの四枝です。

いきなりですが、基本的にお店でセレクトしている商品は僕が展示会に行って、写真や着用間をスタッフに伝えて話し合ってオーダーしています。

展示会でも一通り見た後、型を絞ってそれを写真に撮るのでその時点で個人的な好みが出ます。

その中でも絶対的にバイヤーの好みがあからさまに出てしまうブランドがあります。

昨シーズンもSTAFF網谷からもこう言った話から紹介に入りましたが、ブランドはsalvatore piccoloです。

salvatore piccoloの展示会はどんな展示会よりも時間を要します。

それは型数10〜15型。30〜50の生地サンプルが載った冊子が20冊程。

その中からこの型でこの生地でこの色という物をいくつかピックします。

ちなみにサイズ展開も幅広くここでもすごく悩みます。

どのブランドよりも時間をかけてセレクトしたアイテムは他の取扱店舗と全く同じ物はほとんど被る事がありません。

少し大袈裟に言うとオーダーした時点で全て1LDK別注という事になります。

そして今回厳選して選んだシャツはこの2型。

salvatore piccolo WOOL OPEN COLLAR SHIRT ￥45,000+TAX-

salvatore piccolo CORDUROY SHIRT ￥36,000+TAX-

今までにはセレクトしていない類で新鮮味のあるラインナップになったかと思います。

実は昨年の秋冬シーズンでオーダーしたアイテムで減産により1点のみの入荷になったシャツがあります。

そのシャツは入荷のピーク時と言う事もあり、店頭で少し埋もれた存在となり、1ヶ月間でほとんど袖を通される事もなかったので、僕が購入しました。それがこちら。

今季オーダーしたWOOL SHIRTと同型のコーデュロイ生地の物です。正直購入した時はその日の気分的な所で購入に至りましたが、今では買って良かったと思えるアイテムです。

凄く気に入っているポイントとしては、白Tにパッと羽織るだけで様になるという点。僕自身、夏から秋にかけて白Tをほぼ毎日着ているので、少し肌寒くなってくるとその白Tに合わせる羽織りとしてとても重宝しました。

今季オーダーした2型も共通して言えるのは白Tとの相性が抜群であると言う事。

まずは、オープンカラーのフラップポケットで少し珍しい仕様のシャツ。

シルエットはボックス型で身幅もゆとりのある作りなので、軽い羽織りとしても着れます。

そして、選びぬいた生地は縦にコーデュロイとは違う畝の入ったウール地の物。

カジュアルなパターンの型に対して、生地は少しカジュアルよりでラフに着て頂けるイメージの物を選びました。

色はキャメルとも、ブラウンとも言えない何とも絶妙なカラーです。オーダーした時のイメージとしては、ベージュのチノだったり、濃紺のデニムを合わせた時に馴染む色合いです。

元々はスラックスやジャケットにも使われている様な生地なので、ジャケット感覚のシャツとして間違いなく重宝すると思います。

続いては、僕が購入したコーデュロイよりも太畝でより土臭さを感じることの出来るシャツ。

色は一目惚れでこのマスタードを即決でした。

今回の裏テーマでもある白Tに合うという点は勿論クリアしてきますが、暗めのアウターとの相性が間違いなく良いという事でインナーとしてもオススメしたいです。

冬になってくるとアウターのカラーもブラックやネイビー等深めの色味のコートやジャケットが増えてくると思いますが、その中にアクセントとして馴染ませるイメージです。

太畝のコーデュロイは保温性は勿論の事、特有の経年変化も期待出来る生地でもあります。僕が持っているブラウンの細畝もそうですが、元の色味とは全く異なる、畝の風合いも間違いなく良くなってきています。

季節の変化と共に生地の変化も楽しんで頂けるようなシャツです。

○ お問い合わせ先

1LDK
〒153-0051
東京都目黒区上目黒 1-8-28 #1-A
03-3780-1645

皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

1LDK STAFF 四枝

October 2, 2019, 6:00 PM

Category: Pick Up

白Tの上に合わせるシャツ。