兎にも角にも着てみる。
1LDK POP-UP STORE in KYOTO FUJII DAIMARU
1LDK POP-UP STORE in KYOTO FUJII DAIMARU #prologue
こんにちは。
1LDKの榊原です。
この会社に入って約一年弱となりますが、普段は青山の方に常駐しているため、中目黒の店頭へ立つこと自体初めて、僕自身もかなり新鮮に感じられます。
なかなか中目黒のアイテムに触れる機会もなかったため、とりあえず袖を通してみた結果、STAFF網谷にあれこれと促され、お客さんになった感覚で気になるジャケットをメインに組んでくれました。
兎にも角にも着てみる。
中目黒と青山。両者ともにプロダクトやラインナップのブランドすらも違うので、普段目に据えていないものが目の前にあると、かなりテンションが上がってしまいます。
ニコルソンの、コート?
のようなブルゾン。いわゆるドンキーコートと呼ばれるもの。
イギリスの炭鉱や港湾で働く労働者が寒さや怪我から身体を守る為に作られたことが由来になります。
メルトンの強靭な生地はそのしっかりとした生地感からも感じてもらえるはず。運搬用の補強のためのパッチも折り紙つき。
少し日中は蒸し暑いなぁ。
ニット一枚でも様になるように、そんな気分転換にも適したMargielaのニットもついでに。
マルジェラらしいと言った方が良いのでしょうか。前後ろ身頃の切り替えもそうですが、唯一無二のデザインが本当の肝かと。素材についてはその温もりのある生地感からもわかる通り、ウールを基調としながらナイロンをミックスして少しツルッとした手触りも残しております。
CREDIT
“COMESANDGOES” – CASHMERE 100 BERET – ¥16,000+TAX-
“UNIVERSAL PRODUCTS” – NO TUCK WIDE CHINO TROUSERS – ¥22,000+TAX-
“Hender Scheme” – one side belt bag small – ¥22,000+TAX-
“Maison Margiela” – BY COLOR KT – ¥125,000+TAX-
そしていかにもな、ニコルソンの雰囲気をどっぷりと感じられるコート。
それは素材なのか、色味なのか。
持った瞬間からかなりの重みを感じ、剛健な佇まいでクラシカルな印象すらも匂わせてくれます。
ライトグレーをベースにしながら、少しメランジ調の縮絨されたウール。これだけの艶やかな見た目を生み出すことも、MANTECO社製のメルトンウールならでは。ふっくらとした襟も存在感を残し、肘裏に配されたパッチ、ポケットのシーム跡も一つのデザインとして昇華されています。
これはスタメンでしょ、と納得してしまえるコートなのではないでしょうか。
続いて、2スタイル目を。
evan kinoriの、冬に着たい、と言わんばかりのブリックカラーのアノラック。
着てみることでその着心地からも感じられるナッピングのタッチ。ミリタリーを踏襲したアノラックとは少し毛色を変え、というよりはだいぶ異なるアノラック。この色味だからこそ、一目惚れもしやすいかと。
通常の平面とは違い、肌への接触面積が狭い分、蒸れ感を一切感じさせない吸湿性と通気性も合わせて。
そして、太いパンツで調子良いものはないか。
そんな単純な探究心で探していたら、STAFF網谷がこんなものを。
POP TRADING COMPANYのCARGO。
その名の通り、カーゴパンツをモディファイした型に、コード地とブランド刺繍がとてもクールなパンツでした。動きやすさ、さりげないデザイン、穿き心地、そしてコスパの良さ。
思った以上に体型に合わせて、かなり急な勾配のテーパーロが聞いて逆にしっくりときてしまいました。
どれをとっても文句のつけようがないパンツだと思います。
CREDIT
“evan kinori” – Anorak – ¥60,000+TAX-
“POP TRADING COMPANY” – CARGO – ¥19,000+TAX-
“Hender Scheme” – pig skin casquette – ¥18,000+TAX-
そして博多出張の際に、STAFF上田がこれでもかというほど多用していた、Margielaのノーカラージャケット。
特に何も考えずに、カーディガンと同様の考えで被せるだけで良いかと。シンプルなだけに、そこまで割り切るほどバックの刺繍タグが映えるジャケット。その潔さすらノーカラーな分引き立つとさえ思ってしまいます。
今回は普段絶対しないでしょ、というスタイリングを組んでみましたが、欲しいと思えるモノ。
数知れぬ洋服の中で、これだけは一枚持っておきたいというもの。
みなさんにもあるはずです。
今回はそんなテイストで掻き集めてみましたが、とてもじゃないけど選びきれません。
中目黒はカジュアル。
僕たちはそんな言い方をしてきましたが、決してそんなことはなく、ニコルソンやマルジェラ、、等、インポートやそれに属するものの方が目につきました。
自分が巨人なせいで、サイズ感的にもそっちに寄りがちなことは生来の悩みなのですが。これまで数ある洋服を着ていく中で、気になるものの目は定まってしまうことも人間の性なのかもしれません。
中目黒と青山、本日もそのロケーションを行き来して頂いたお客様がいらっしゃいましたが、是非とも両地へ足を運んでいただければ幸いです。
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1LDK STAFF 榊原
December 12, 2019, 8:41 PM
Category: Blog