旬な足元。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
靴へのこだわりは、その人の中で旬なスタイルを表している。
そのような思考で、街ゆく人々の足元を見るのが僕は好きです。
2025年、僕的に1番ハマっていたのはこの靴。

SINE & COSINEのミュール。
もう何年も太いパンツに華奢な靴を合わせるスタイルを好んでいましたが、この子に出会ってからはまた違うスタイルを教えてもらいました。
特によく合わせるパンツは半端丈。

今季、UNIVERSAL PRODUCTS.から新しくリリースした”2TUCK WIDE CHINO TROUSERS”を思いっきり丈詰めした僕オリジナルのパンツ。
股下54cmの8部丈にして、膝下だけで
「ボン・キュッ・ボン」
これを作る楽しみを覚えました。
ボリュームのある靴を僕が活かすならこうかなと。
自分なりの答えです。
SINE & COSINEのルーツは、デザイナー陣の故郷であるオランダ。
この靴も、今や伝統工芸品となっている「木靴」からインスピレーションを受けています。
木靴を日常的に履かれていた当時は、その耐久性と暖かさから作業用の靴として使われていました。
雑に履く。雑に履ける。
その根底は揺るがずに、より現代的に表現するストレートな一足。

CREDIT
COAT: UNIVERSAL PRODUCTS. “LEATHER CAR COAT” ¥75,900 tax in
ソールはビブラム。地面からも距離を取れる高めの仕様で足を守ってくれます。
インソールはフッカフカ。僕は靴下に合わせて取ったり付けたり。この手のミュールはインソールの分厚さで履き心地も左右するため、自分で調整しています。
アッパーは毛足の短いスウェード。
初めは端正な顔立ちですが、履き潰していくと当時の木靴のような味わい深さも生まれる。
そして、下の写真で履いているのが今シーズン展開されているダークグレー。

“HANNES / MULE VIBRAM TWEETY”
COL: SUEDE DARK GREY
SIZE: 40 / 41 / 42
¥101,200 tax in
靴としてはちょっと重いのも愛くるしい。
それだけ足を守ってくれているのだろう。
日常的に履いてもうそろそろ1年が経とうとしていますが、今のところ頑丈な様子。
ストレス無く、さらに新しいスタイルを教えてくれたこの子には本当に感謝しています。

CREDIT
JACKET: meta campania collective “BRICE FULL ZIP LONG HAIRED SHEARLING JACKET” ¥489,500 tax in
STOLE: UNIVERSAL PRODUCTS. “CASHMERE STOLE” ¥29,700 tax in
PANTS & CAP 私物
靴ってマジで大事だなって。
SINE & COSINEもそうですが、他の靴ブランドにも感謝です。
これからもワクワクされてくれる靴を、色んなブランドが作ってくれることを僕は願っています。

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