英国的アプローチ。
こんにちは。
1LDKの白石です。
今日からAWシーズンのスタートです。

さて、これまでに何度BLOGにて紹介させていただいたでしょうか。
「REVERBERATE」
中目黒のチームに加わり早一年が立とうとしておりますが、それと連動するように未だ2シーズン分のアイテムしか見てきていません。
ただそれらの限られたアイテムだけでも、”らしさ”を感じることができています。
サヴィル・ロウを始めとするテーラー文化の馴染みが深い英国。その地で縫い子として経験を経たからこその、パターンメイキング。
一見、クラシックでベーシックに見えるアイテム。ただ袖を通すとモダンに昇華するデザインと、ここにおいて活きてくるパターンの妙。
そんなブランドから、26AWコレクションが店舗に到着しているのでご紹介です。

ボーダーを用いて、首が緩く設定されたカットソーといえばバスクシャツ。
ただそれを再現すると、フレンチ的なアプローチかつワークウェア。
REVERBERATEはそれらの文脈を拾いつつ、綺麗に作ります。
ジャケットのインナーに組み込んだ際に美しく見えるネックの広さ。
リブを付けない事で、”あえて”機能性を失わせて削ぎ落とされた印象に。
生地にシルケット加工を施し、ツヤ感を出して粗野なイメージは皆無です。

COL: BEIGE × LAVENDER / LITE BLUE × GREEN
毎シーズンブランドの顔として、ただシーズンで異なった表情のシャツを見せてくれる。
なんと言っても、この柄が英国的。UKカルチャーと称される中で、主なトピックは音楽とファッション。
サイケデリック→パンク→オルタナティブなど、ハードやロックなイメージが60〜90年代まで形を変えながら続いていました。(オルタナティブはそれら流行への反骨心で、若干イメージは違うかもですが。)
それらを象徴とするような大胆な配色と柄の選定。
長々と話しすぎましたが、洋服の内側にある部分にフォーカスをしたかったのです。

これはシャツを模したスカートです。
レイヤードが楽しいスカート。ベースがシャツであり、フランネル素材だからこそ良い意味で女性らしさが削られている気がします。
またここでも、英国的。
フランネル生地の発祥地であるイギリス。
男女の区別が薄れ始めて、モダンに捉えられるようなアイテムにも、こんな裏付けがあればREVERBERATEが作る・選ぶ意味を感じさせてくれる。

こちらも定番的にリリースされるデニム。
ヴィンテージモノへの価値や、それらを再現したモノが良しとされる風潮のデニム。
ただ、このジャケットにヴィンテージの血は流れていません。あえてサンプルやモチーフを持たず、曲線的なパターンを多用しています。
元来、ワークウェアだからこそ直線的なものが生産しやすく無駄を省けるのです。
だからこそ、アメカジが苦手だと感じるあなたに着てほしいです。

テーラードが代名詞のブランドだからこそ、ジャケットのためのベストを。
深めのアームホールや、キュッとシェイプされた見頃がジャケットに沿うシルエット。
所謂オーバーベストとか、アウターの上から着るベストもあるにはあります。
けれどレイヤードを楽しむ用途の、ライトな一枚のジャケットに合わせて美しくなるようなベストって他には無い気がします。
ジャケットが着たくなりますよ。

買い悩んでいたら、”良いモノ”は無くなっていきます。
このブランドだから良いとか、拘っているから良いとかは思いませんが、
自らのルーツが明確にあり、それを形にする技術。
真似事とか継続が良しではなくて、新鮮でその時に届けたいものへの追求。
夏の終わりへの楽しみに、良い洋服を今、ぜひ。
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1LDK 白石
August 1, 2026, 11:37 AM
Category: 1LDK Nakameguro Blog Shiraishi Yaginuma