“21SS”始まります。
こんにちは。
1LDK apartments.の柳沼です。
“21SS”
早くもこちらを紹介する時期に入ってきました。
年明けからセールを行い慌ただしい日々が続いておりましたが、休む間もなく次のシーズンへ。まだ寒さが続く季節ではありますが、来たる春夏に向けてワードローブを充実させる事は必須です。
服好きであれば、服を買うこと、着ること、たとえ着用する機会が減ったとしてもその一回一回が楽しみなもの。
未だコロナ渦の収まりが不透明な中ですが、少しでも服を通じてモチベーションを上げて頂きたい。
そのためには少しでもそのきっかけになればと、今年もBLOGに熱を注いでいきたいです。
という事で、申し遅れましたが本年も何卒宜しくお願い致します。
では早速、本題へ入っていきましょう。
-WASHABLE WOOL TROPICAL JACKET –
COLOR:TOP BEIGE/TOP CHARCOAL SIZE:3/4
¥64,000+TAX-
-WASHABLE WOOL TROPICAL SLACKS-
COLOR:TOP BEIGE/TOP CHARCOAL SIZE:3/4
¥34,000+TAX-
一発目は、毎度クイックなデリバリーを行っているAURALEEから。
こちらは先シーズンでもご用意していたセットアップの春夏バージョン。
思い返すと、秋冬ではちゃんと紹介していなかった気がします、、、他の紹介に気を取られ、語れることが多いアイテムなのに勿体ない事をしていたなと書きながら反省中です、、、
では何を語るかと言いますと、特にジャケットへ焦点を当てたいなと。
BLOGでは何度か公表してますが、僕は以前、スーツも取り扱っているショップで働いていました。それの影響か、こういったクラシックな服を見るとディテールばかりに目が行きます。
正直、そこまで見る必要は無いとも思いますが、知っているか知っていないかでは楽しみ方もまた違うなと。
先ず一番分かりやすい所だと、袖の本切羽。
本切羽とは、ジャケットの袖に付けられたボタンが、飾りでは無くちゃんと開くモノの事を言います。
全部が全部、本切羽が良いというわけではありません。というのも、発祥はイタリアのナポレオンが、当時袖で鼻水を拭う兵士を見て、拭わせないようにボタンを付けたのが発祥だとか。
そこから派生して、イタリアのスーツでは本切羽のものが多くなり、次第に他国のスーツでも同じようにボタンを付けた「開き見せ」が出来たというわけです。
由来について書いてしまいましたが、じゃあ実際に着用する上ではどうなのかと言いますと、違いは「捲れるか」「捲れないか」です。
特に今回のようなブランドが出す普段着としても着られるジャケットなら、本切羽で袖を捲くるスタイルも重要かと思います。着方次第ですが、捲らなくとも一番下のボタンのみ外したり、袖に抜け感を出すことも可能です。
勿論、本切羽を着ているという自己満も踏まえて。笑
そして、お次は肩周り。
先ず、当店で扱うようなブランドでは珍しい肩パッドの入った仕様。それにより、サイズ選びは難しくなりますが、やはりパッドのないモノとは全く違った見え方に。
トラッドな雰囲気に寄せるか、はたまた尖ったスタイルに差し込むのか。スタイリングへの落とし込みは自由ですが、着てみると背筋が伸びるような感覚になるのもパッドならではの特徴です。
パッドが入っていると、着ていて苦しい、脱ぎたくなる。そんな声を聞いたこともありますが、こちらはそんなこともないと思います。
というのも、先ず前振りに付けられた袖、そして、肩と袖の接続部分を見ると分かりますが、袖側が太くなっており、肩周りの可動が楽になるなど良いジャケットの特徴をしっかり体現しております。
さらに、、、
襟裏に隠されたラペルの余り(通称ヒゲ)、裏地との繋ぎ目にステッチを出さない等、高級スーツで見ることの出来るディテールが盛り沢山。
先程も言いましたが、実際着用する上でどうなるか、、、といったところは、意識してみないと大差無いですが、この作りを身に纏えている、それだけで十分かと思います。
これこそが「自己満」ってやつですね。
服好きは「自己満」の集まりだと思っているので、たまにはこういった内容のBLOGも今までより増やしていきたいなと今年は思っています。
CREDIT
“mfpen”-DISTANT SHIRT-¥25,000+TAX- → ¥15,000+TAX-
最後は、ジャケットのみを使った僕なりのスタイリングで。
最近は、キャップに大変お世話になってますので、キャップにジャケット、なんてのもアリだなと思いました。
着る前は、肩パッドは入っているし、センターベントだし、、、単体はありえないと思っていましたが、着てみるとこれが以外にもいけるんです。
というのも、通常のセットアップで作っているスーツに比べ、やや着丈が短く、ボックス型のシルエット。
もとからの単ジャケもそうですが、着丈が短い方が様々なパンツに合わせやすく使いまわしが効きます。そういった面では、本来のセットアップよりはラフに着こなせる単体使いをメインにするのも良いかもしれません。
ジャケットの話ばかりが先行してしまいましたが、どちらかというといつも先に無くなるのはスラックスの方です。
2タックのワイドテーパード。ワイドとはいえ、そこまで野暮ったさは感じず、ジャケットとのバランスを意識したかのような太さ。
シルエットは間違い無いとして、今回はやはりこの生地。
ドライな肌触り、シワの付きづらい仕上がりは、ウォッシャブル加工によるもので、夏場でも汗を気にせず穿けるでしょう。
それぐらい春夏のパンツとしてはマストかなと思います。
秋冬はウールサージ、春夏ならウールトロ、こちらのパンツもワードローブに入れておきたいマストな生地の一つですね。
いつになく、難しい言葉の多い内容となってしまいました。
「自己満」に浸れる、良い服だからしょうがないなと思いつつ、なんだかんだで持っていると登場シーンも多いセットアップになるかと思います。
こんな世の中ですので、週末にはオンラインストアにアップします。
そちらからも是非ご覧下さい。
まだまだ、21SSはこれからといった感じです。入荷があればBLOG、Instagramとどんどんアップしていく予定ですのでお見逃し無く!
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1LDK apartments. STAFF 柳沼