ニシンの骨?
こんにちは。中根です。
AWシーズンも一部のブランドさんを除き全て納品が完了しました。
おかげさまで完売品番も多数。
いつもありがとうございます。
秋は真っ只中、冬はもうすぐそこ。
アウターは気に入ったものは見つかりましたか?
前回の川田の初ブログでは機能性に富んだアウターをご紹介しましたが、今回はこちらのブランドさんから個人的な一押しを。
AURALEE
“WOOL ALPACA HERRINGBONE TWEED BLOUSON”
COL:BROWN HERRINGBONE
SIZE: 3 / 4
¥80,000 (¥88,000 TAX IN)
“WOOL ALPACA HERRINGBONE TWEED SOUTIEN COLLAR COAT”
SIZE: 3
¥110,000 (¥121,000 TAX IN)
当店ではメンズ・レディース共にファンのお客様も多数いらっしゃる印象です。
今ではパリコレにも進出し、日本を代表するブランド。
ここ数シーズンでは上質な日常着は勿論の事、コレクションらしいデザイン性が更に増した様な気がします。
今回はデザイン性が光るこちら2型。
ぱっと見で『あ、洒落てるなー』っていうのが展示会で初めて目にした印象。
一番最初に試着したのもこの生地でした。
俗に言うヘリンボーン。
好きなんです。こういうの。
元々はイギリス発祥で(諸説あり)スーツ生地に多く使われていたらしいですが、昨今ではカジュアルな洋服や小物まで幅広く見かける生地になってきましたね。
特徴的な柄のパターンは左右の綾織を交互にVの字に編み上げる事で出来上がるのですが、それによって耐久性と柔らかさを兼ね備えた生地に仕上がっているのです。
意味不明なタイトルはヘリンボーンの直訳で、開いた魚(ニシン)の骨に似ている事でついたそうな。ちなみに日本では杉綾織りとも言われます。
さらっとGoogleで出てきそうな説明は終わりにしてここからはAURALEEがこのヘリンボーンをどの様にして形にしたかを簡単に。
まず、素材には紡毛ウールネップ、シルクネップ、アルパカの3種類が混紡されてます。
ウール、アルパカは保温性を。シルクは絶妙な光沢感と生地の滑らかさを。
ウールは紡毛を使用する事で、手作りかの様な風合いを醸し出してます。
そんなウールとシルクをタテ糸に使い、横にはアルパカが入ってるのですが、アルパカをループ糸(円を描きながら糸を作ったやつ)でヘリンボーンを作る手間が非常にかかる仕様。
正直書いてる僕も??ってなるくらい複雑な織り方をしています。
確固たるものづくりへの信念と、裏付けられた生産背景があるからこそ語る部分は多い洋服なのですが展示会で見た時、着た時に感じた感想は
『一枚でおしゃれになる楽なアウター』
オーダーの真意はこれに尽きます。
冬場はアウターがスタイリングの中で核となる大事な部分。
視覚的に範囲が大きいからこそ、これくらいインパクトがある物をチャレンジしてみても楽しいんじゃないかと。
普段の装いと違うテンションで冬が楽しくなるはずです。
是非に。
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