1LDK NAKAMEGURO

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「T.T」

あるイギリスブランドの魅力。

出会い。

らしさを全開に。

秋冬の装い。

「シンプルで上質」だけじゃつまらない

上がるスウェット。

僕のプリセット。

 

こんにちは。

1LDKの柳沼です。

渡部のプリセットがFRANK LEDERなら、僕のプリセットはTaiga Takahashi。

2nd deliveryが到着し、明日から発売となります。

早速どうぞ。

T.T

“Lot.603 SWEAT SHIRT”

COL: INDIGO / MUD DYED BROWN     SIZE: 38 / 40

¥46,200 TAX IN

僕ら1LDKスタッフにとって、T.Tの最初のイメージはこれでした。

短丈・直線的で異質な形のスウェット。

22AWだったかと 瞬く間に完売。

もはや懐かしい。

 

そこから個人的には、Lot.309 / Lot.209のセットアップに惚れ込み急加速。

特にLot.209の太いけど綺麗なシルエットに魅了され、トータルでT.Tを感じるスタイリングを好むように。

T.Tだけの話ではありませんが、綺麗なパンツに短丈のトップスは今の気分。

そういえばこれあったよなと、アップデートしたスウェットをこのタイミングでピックアップ。

今シーズンは、「泥染め」と「インディゴ染め」にフォーカスしたセレクトをしています。

年明けの祇園直営店での展示会。

エイジングした泥染めのレザーが何着も出てきて、魅了されてしまい、、

しっかり今はインディゴ染めのパンツを楽しんでいる最中。

正直言って、デニムなどの一般的なエイジングに比べ初速の早いエイジングだなと感じています。

後染めだからこそのしらっちゃける感じなのかと。

おそらくこのスウェットも、部分的に擦れて白くなる。

首元、袖口、脇下、、etc

生活スタイルにもよりますが、分かりやすくその人らしい色落ちを楽しめる。

僕なら自転車に乗る為、いち早くお尻が擦れ始め、、

洋服から想像するその人の生活スタイル。

変な趣味にたどり着くきっかけになってしまうかもです。

SIZE 40 / 180cm

分かりやすく短丈・長いリブ。

そこに一般的には類を見ない染色。

値段の価値も伝わります。一点物ですから。

元々はトレーニングウェアとした着られはじめたスウェットだからこそ、今でもそれはヘビーユーズされるアイテム。

ガシガシ着るからこそ、良いもので良い育て方を楽しみたいです。

“Lot.108 50s ITALIAN COLLAR SHIRT”

COL: STAIN PRINT     SIZE: 14 / 15

¥52,800 TAX IN

写真から伝わるでしょうか

全体的に施されたシミのプリント。

こちらは京都の友禅染め技法を用いています。

イタリアンカラーシャツは、50s以降にリゾートで着用するカジュアルシャツとして人気だった形。

アロハとは違う品があり、そのイメージは今でも想像がしやすいもの。

しかし、日本人にはそこまで馴染みが無い印象です。

特にオーバーサイズが流行っている現代においては。

こういうのをバシッと着るのもたまにはどう?

SIZE 14 / 173cm

裾は直線的なカッティングですが、僕はこれをインして着たい。

合わせているパンツもT.Tだから、ということもありますが、もちろんそれ以上の理由があり。

それは生地の柔らかさ。綿サテンです。

光沢と滑らかさが特徴。

ということはですよ、インしやすいんです。

タックインするときに懸念するのが、入れたトップスのぐしゃぐしゃ感。と、それが他から見たときに分かってしまうこと、パンツの見え方をダメにすること。

さらに、シミが施されているのに上品なツヤって、なんかずるくないですか。

ヒゲモジャなのに、素肌ぷるんぷるんみたいな。

 

いろいろ考えた結果。多分このシャツはなににでも合います。

BLOGをかきながらふと、スウェットにも合わせたいなと思いました。

売り切れていなければ今後のSNSで。

“Lot.514 ATHLETIC HIGHNECK SWEATER”

COL: KHAKI / NAVY     SIZE: 38

¥42,900 TAX IN

23SSでセレクトしていたLot.506のニットカーディガン。

あれからはじまり、T.Tの「ニット」に惹かれはじめている自分がいます。

そして今回は王道のハイネックを。

こちらも、先に紹介したスウェットと近しいものがあり、それは丈の短さと長いリブ。

さらに、2×2のしっかりリブが個人的には好き。

敢えて襟を片側折る。

なんて着方も提案したいです。

しっかり2×2リブだからこそ出来るのかも。

タートルではなく、「ハイネック」なのも肝です。

SIZE 38 / 173cm

裾まわりはすっきりしているため、ニットをタックインしたい方にもオススメしたいです。

けしてボリュームのないニットってわけではないのに、これが出来るのは秀逸。

カシミヤ混のふっくらとした質感に、メリハリのきいたデザイン。

今回時間の関係もありスタイリングでちゃんと見せられていないのは悔やむところですが、アームは細めですのでジャケット等様々なアウターとの掛け合わせが想像できます。

Lot.306 COSSACK JACKET”

COL: MIX BROWN     SIZE: 36 / 38

¥149,600 TAX IN

そして、最後は2nd deliveryのなかでは大物「コサックジャケット」

ベースとなる個体は30sの肉厚なウールで作られていたもの。

ですが、コサックジャケットと調べて出てくるのはレザーばかり。

一体どこでそんなものを見つけてきたのだろうか。

収集能力の域がシンプルにすごい、、

SIZE 38 / 180cm

ぱっと見の際立ったディテールなどは無く、強いて言うならば袖先の仕様がコサックジャケットらしい。

あとは形でしょうか。

コサックジャケットの起源は軍の騎兵隊が着ていたものらしく、動きやすさを求めた前振りの袖などが特徴。

今となってはシンプルに着やすい。

ちゃんと「着る服」です。

T.Tといえば直線的なデザインが特徴として挙げられますので、ちょっと変化球的な印象も受けます。ですので逆に違ったところにらしさは存在する。

まずは生地。

タテヨコともに撚り糸を使った、シェットランドウール高混率の二重織メルトン生地を使用。双糸にすることによって、膨らみ・高級感のある風合いに仕上げています。

また、今回セレクトしているカラーは異なる 2 色の撚り糸で織り上げ、オリジナリティのある複雑な色合いを表現。

これは、資料として所有しているヴィンテージから抽出したものを再現。

極めています。

定番的にアウターには使用している身頃裏のウールブランケット素材も、現代には無い要素を感じます。

さらに、、

アール・デコの刻印が入った扇型のジッパーやベークライトのボタンも全てオリジナルで制作。

Bakelite(ベークライト)とは、1907年に発明された世界初の人工プラスティック。

現代主流の安価なプラスチックに比べて、高価で硬く、加工の難しいものですが、ヴィンテージさながらに今回製作。

どことなく力強い感じと言いますか、「ボタン」という用途以上のものを感じ取れます。

やはり、こういった随所にまで手を抜かないあたり、なんか着ていて誇れる。

だから好きなんだなと、改めて思い知りました。

 

毎度、BLOGを書くごとに好きが増す気がするT.T

今度は他のスタッフにも書かせてみようかな、、とも思いますが、結局書いてしまうとは思うのでもう少し僕のT.T普及活動を続けさせてください。

箸休め的にT.Tスタイリングとかは他のスタッフ交えてやってみようかなと思いますが!

ということでこの勢いにみなさんも追いついてきてください。

まずは明日からの2nd delivery

スウェット、シャツ、ニット、ジャケット。

どれも初手からいって間違い無いものばかりです。

着倒せる服が揃っています。

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1LDK 柳沼

September 14, 2023, 8:31 PM

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