T.T 26SS 1st Delivery.
皆様こんにちは。1LDKの田村です。
題名にもある通り、26SS一番乗りのブランドが今週末から発売です。
毎シーズンの始まりを告げるブランドとしても定着しつつある”T.T“。
今シーズンも定番を押さえつつ、ニューフェイスもございますのでしっかりご紹介させていただきます。
“LOT.801 AUTOMOBILE LEATHER JACKET”
こちらは1930 年代のアメリカ製カーコートをベースにしたレザージャケットです。
フロントはフラップのない両玉縁仕様のハンドポケットのみのシンプルなデザインで、袖口にはクラシカルな形状のカフスが付いており、バックスタイルは車のシートを傷つけることがないよう金具を使用しないウエスト調整用のタブがついています。
実は数あるヴィンテージピースの中でも、前身頃に接ぎのない一枚革仕立ては珍しく、当時のディテールを極限まで再現した贅沢な仕様となっています。
このアイテムを作るにあたって、ソレを忠実に再現するべく、馬革の選定には吟味を重ねています。
そうしてたどり着いたのが、「ピット鞣しのヌメ革」です。
ピット鞣しとは植物の樹脂タンニンが入った槽に長時間漬け込む鞣しの方法です。
漬け込む期間だけで約1カ月を要する、かなり時間と手間をかけて仕上げる製法の一つで、日本では数社しかおこなっていない鞣し製法です。
鹿革は軽く柔軟性に特化しているので使い込むことによって、体にしなやかに馴染むのが特徴です。
そして表に負けない裏地もご紹介。
カシミアを贅沢に100%使用したこの裏地はもうトロットロという表現が一番合っていると思われます。いやこれはぜひ店頭にて感じていただきたいのです。
また、袖裏はレーヨンコットンで袖通しは言わずもがなスルッスルです。
毎シーズンT.Tのレザーはワクワクしていますが今シーズンも余裕で期待値を更新してきています。流石。
“LOT.718 MODIFIED U.S. ARMY M-35 DENIM PULLOVER”
CCCのデニムプルオーバーは、1908年に米陸軍が採用したブラウンデニムジャンパーを起源としていて、1919年に「SPEC6-125」として登録された歴史的デザインです。
着脱の煩わしさから、フロント部分を裂いたり、自分で前開きに改造して着用する人もいた当時の若者のリアルな感覚を反映したこのアイテム、今回生地は当時のデニムを分析し、新たに開発したオリジナルデニムを用いています。
グリーンキャストのインディゴ経糸と、生成がかった緯糸、1/2右綾組織によって豊かな表情を備えています。
“LOT.714 DENIM JACKET SIDE PANEL”
“LOT.704 DENIM TROUSERS C.1920’S”
こちらはT.Tのアイコニックアイテムでもあるデニムシリーズです。
パンツはもう当店ではお馴染みの、LOT.704。
ブランドが大事に育て上げたオリジナルデニムで、米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式力織機で織り上げられています。
今シーズンもどれだけ見ても飽きないムラ感と、良い塩梅のライトオンスに仕上がっています。
ジャケットは26SSはサイドパネル付きのLOT.714。
セルヴィッジを使用したヴィンテージデニムジャケットは生地幅が狭いため、大きなサイズへのグレーディングの際には背中に接ぎが入るのが特徴で、それによって年代、モデルが分かる訳なのですが、今回はさりげなく脇で接いでいるヴィンテージを参考にしています。
重ね着や分厚いインナーにも対応できるリラックスフィットで、幅広いシーズンのレイヤードスタイルもお楽しみいただけます。
そして特注の刻印入りの鉄製ボタン、バックルも新しく「Lot.701 Denim Jacket」、「Lot.702 Denim Torousers」と同じカッパーが採用されています。
もちろん上下ともに革パッチは奄美大島で泥染めを施しています。
今までのジャストなT.Tシルエットも堪りませんが、ちょっと緩めに着るT.Tもありかなと。
※素材の特性上、色落ちや色移りすることがあります。
こちらはデザイナー本人の蒐集物にあったNorth & Judd社の40年代のバックルをベースに、バランスを再設計したレザーベルトです。
North & Judd社は元々は馬具を製造していた会社だったのですが、経済の発展とともに様々なアクセサリーパーツを作成するようになっていった歴史もあります。
商品名にもあるGARRISONとは守備隊の意味で、軍隊や警察等が着用していたことから”GARRISON BELT”と呼ばれています。
今回入荷したBLACKのカラーは茶芯加工した牛革を使用している為、使い込むうちに茶色く革の色が落ちていき、独特な経年変化をお楽しみいただけます。
長くお付き合いいただきありがとうございました。最後にこちらもお忘れ無く。
こちらは定番の、カリフォルニアで見つけた1930年代の新聞配達の子供達に持たせたニュースボーイバッグを忠実に再現したアイテムです。
肩への負担を軽減する幅広のショルダーハンドルと、広いマチは当時の作りのまま、ショルダーハンドルの長さを短く調整し、ボディバッグのように再構築しています。
ショルダーハンドルのステッチを敢えてランダムな間隔で入れ、ヴィンテージの無骨な作りを表現されています。
古いタイプのニュースボーイバッグに見られる、リベット留めによるディティールや、縫製などの仕様も忠実に再現しており、今回入荷したIVORYとBLACKは、ウォッシュ加工を施したヴィンテージ調のキャンバス地と鉄製のパーツを使用しており、細かいところまで経年変化をお楽しみいただけます。
年内も残すところあと2週間を切りました。
もちろん、秋冬の今から着ることができるアイテムもまだまだ店頭にございます。
26SSも視野に入れつつ、ぜひ頭を抱えてください。
皆様の、ご来店を心よりお待ちしております。
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以下販売に関するお知らせ。
2025年12月20日(土)発売
T.T 2026 spring & summer 1st delivery
“LOT.801 AUTOMOBILE LEATHER JACKET”
“LOT.718 MODIFIED U.S. ARMY M-35 DENIM PULLOVER”
“LOT.028 GARRISON BELT”
“LOT.004 NEWSBOY BAG”
“LOT.018 NEWSBOY BAG SMALL”
“LOT.704 DENIM TROUSERS C.1920’S”
“LOT.714 DENIM JACKET SIDE PANEL”
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1LDK Nakameguro 12:00〜
1LDK ONLINE STORE 12:00〜
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