「わからないからおもしろい」
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
「わからないからおもしろい」
昨今のエンタメや音楽で、自分はよく感じることがあって、、、
有名脚本家が書いた原作のないミステリードラマや顔出しNGの実力派シンガー、等々。
わからないからこそ、SNSを使って結末の考察合戦をするし、
わからないからこそ、まだ無名だった時代の映像を掘り返してはあれこれ予想する。
正解がある場合もあれば、正解に辿りつけない場合もあって、、、
探究心をくすぐられる上にワクワクするし、特に後者の場合は自分なりの答えが正解だったりもする。
今回は、そんな気持ちを掻き立てるまだ未解明な部分も多いブランド、
“TDR”の2025 SSのデリバリーが届いたので、アイテムのご紹介をもとに僕なりに探ってみます。
まずはブランドのわかっている概要についてご紹介。
【 TDR 】
オーナーのイアン氏が過去40年間にわたって収集したヴィンテージアイテムをベースに、当時の伝統的な手法を再現し現代的なリアルクローズへと昇華したコレクション。
ブランド名のTDRの由来はあえて明かさず、シーズンを追うごとにコレクションピースにヒントが隠されているという遊び心も特徴です。
24AWのファーストローンチのタイミングで行った、昨年9月のPOP UP以来。
大変反響があり、25SSから本格的にお取り扱いがスタートします。
なんと日本国内では1LDK AOYAMAだけ。
アイテムについてはこれからご紹介をさせていただきますが、、、
説明にもある通り、英国のブランドということもあってか、ヴィンテージの土台の中にクラシックな雰囲気も漂う、そんなブランドな気がします。
また、クオリティの高さという理由からデザイナーのイアンさんが好んで日本という要素をアイテムに盛り込んでいるのもポイント。
一番気になったのは”ブランドネームの由来は明かさずシーズンのコレクションからヒントを探す”という、末尾の一文。ワクワクしますよね。
前置きが長くなりましたが、これから紹介するアイテムとともに一緒にヒントを探していきましょう!
“DENIM JACKET”
COL: WASHED
SIZE: S / M
¥56,100 TAX IN
ヴィンテージデニムジャケットの所謂1st型と3rd型を合わせたような見た目。
日焼けした褪色の加工も申し分なく、日本の岡山の生地で製作された、良い雰囲気の漂う一着。
メタルボタンにあしらわれた、月桂樹のモチーフまでも。
ヴィンテージへの理解があるイアンさんだからこそ、ここまでこだわれる気概。
ここに隠された”TDR”とは何なのか。
ここでふと着る時に外してしまう、製品パッチに目をやると”Top Down Rays”の文字。
直訳すると上から下まで日焼け。
ふむふむ…。
“TREK JACKET”
COL: BLUE / KHAKI
SIZE: S / M
¥81,400 TAX IN
続いては、撥水生地が使われたナイロンジャケットをご紹介。
ゆったりとした身幅のシルエットで、名前のTREKからも連想できるポケットがいくつも施された、まさに旅行用ジャケット。
ナイロンの耐久性を上げるためにエルボーパッチなど随所に盛り込まれた、コーデュロイ生地の切り返しもポイントですよね。
フロントポケットにあるシルバーコンチョは、東京は福生にあるNORTH WORKS謹製
またここにも抜かりなさが。
“GRANDE ZIP SHIRT”
COL: BLUE / PINK
SIZE: S / M
¥51,150 TAX IN
続いては、コットンフランネル生地でできたルーズフィットのジップシャツ。
ブルーとピンクの2色展開ながらも優しい色合いで春らしさを演出してくれそう。
フロントと胸ポケットのジップは安心のTALON製でここもまた抜かりのない細やかさ。
生地の色合いに対してジップの艶が引き立つからこそ、面構えも良くなる。
“SPLENDID SWEATPANT”
COL: GREEN / GRAY
SIZE: S / M
¥35,750 TAX IN
続いては400GSM(12オンス)のカナディアンフリースを使ったスウェットパンツ。
もちもちとした手触りで伸縮性もあり、着心地抜群。
日常で王道にシンプルなものですが、だからこそ”SPLENDID”(素晴らしい)ものを。
“NORAGI JACKET”
COL: NAVY
SIZE: S / M
¥63,250 TAX IN
“NORAGI SHORT”
COL: NAVY
SIZE: S / M
¥42,900 TAX IN
続いては、昔の日本のワークウェアであった”野良着”から着想を得て作られたジャケットとパンツのセットアップ。
ジャケットはボタン部分をタイ留めに変更していたり、パンツのポケットを太腿部分に配していたり、と当時実際に使われていたものへのリスペクトを大きく感じる一着。
ネイビーに白ボーダーというのも、古着を連想させるようなカラーパターン。
まだまだショーツは寒いですが、是非ともセットアップで着用頂きたいアイテムたち。
“TRACK DOWN RATS CAP”
COL: IVORY / WHITE / RED
SIZE: FREE
¥13,750 TAX IN
最後に小物をご紹介。
こちらも良い褪色具合が特徴のコットンキャップ。
バイカラーで作られていますが、被って見るとどの色味もスタイリングのアクセントにはもってこい。
おやおや、”Track Down Rats”の文字が。
直訳すると、ネズミを追跡する。
ユーモアが効いた意味のキャップを作りたかったのか、はたまた作っている時にたまたまネズミに遭遇し、この言葉を選んだのか。
真相はわかりませんが、このブログの冒頭にも書いた通り、おそらく正解はなくて、それがまたこのブランドの面白さ。
ちなみに特筆はしていませんが、僕は一足お先に全てにアイテムに自分なりの”TDR”は見つけさせて頂きました。
ぜひ一緒に考察合戦をしましょう。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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