常に変化していく究極のベーシックウェア
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの関口です。
タフで、気軽に穿けて、なんとでも合わせられる日常に寄り添った生地であるデニム。
気軽に手に取れる、という一方で、作られた国/年代/時勢による染料や各パーツ/ディテールなどの違いから熱狂的な愛好家を生み出す究極のカジュアルアイテムだと言えます。
だからこそ、デニム生地を使用した様々な型の洋服が存在するのでしょう。
今日はそのデニム素材で作られたアイテムの中から、女性の方にお勧めしたいアイテムの紹介をします。
LVC “1936 TYPE I LINED JACKET” ¥50,000+TAX-
ジーンズに対し、「手軽でどこにでも売っていてすごく身近にある」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
その反面、「細かい歴史やこだわりの強い人がいてある意味気軽に手の出しにくいもの」と、いったイメージも少なからずあるのは事実。
Levi’sから出されている”LEVI’S VINTAGE CLOTHING(LVC)”は、Levi’sの長い歴史の中で各年代を代表するヴィンテージモデルにスポットを当てて、素材やシルエットを追求した復刻ライン。
デニムに対して拘りがある人でも納得が出来るクオリティ。
CREDIT
CINOH “LAYERED SHIRT” ¥32,000+TAX-
RIKA “REBEL SWEATER” ¥28,000+TAX-
AURALEE “SILK WOOL SATIN PANTS” ¥34,000+TAX-
MY “LEATHER BAG” ¥22,000+TAX-
MAISON EUREKA “SQUARE TOE SHORT BOOTS” ¥58,000+TAX-
ミニマルなサイジングのジャケットではなかなか出来ない、ゆったりとしたシルエットだからこそ魅せられるレイヤードスタイル。
ボリュームのあるスウェットは、横に広がる野暮さな印象を与えがち。
Iラインを意識して他のアイテムとのバランスを考えてみると◎
身幅や丈感もふわっとしたシルエット。実際に着てみると、ソフトな着心地でデニム特有のハリや硬さは全くと言っていいほど気になりません。
今回のようにインナーにロックテイストなスウェットと合わせた”いかにも”なエッジの効いたスタイルも、クラシカルなスタイルにアップデートできるのもいいですよね。
また、このブランケット付きで防寒性も高まっているので、秋冬のデニムスタイルには最適な仕上がりです。
古くから存在するディテールを、今の洋服に落とし込めるのも、LVCというブランドの魅力の一つだと感じます。
チノパンツなどと合わせるのもいいですが、光沢のあるカーキでワークテイストを抑えて上品に着てみるなんて事もオススメ。
CREDIT
POOL BY CLASS “THANATOPHABIES” ¥45,000+TAX-
AVERY ROW “GLENCHECK HIGH WAISTED FLAIR PANTS” ¥37,000+TAX-
ANNE THOMAS “FATIMA” ¥30,000+TAX-
ヴィンテージテイストなデニムジャケットなら、変に考えずとも簡単に抜け感を演出できるアイテム。
ブラックのシャツにドレッッシーなワイドパンツ。
そこにかっちりとしたジャケットやチェスターコートなど、細身で綺麗めなアウターを合わせるとやりすぎ感のでてしまう時にも、バサッと適当に羽織るだけで抜け感が生まれます。
襟元のボタンを程よくあけて、無骨な雰囲気からチラッとデコルテラインが見える事によってより女性らしさが際立ちます。
女性が着るからこそ、女性らしさが発揮されるデニムジャケット。
ラフに襟を抜いて着こなすのもポイント。そうする事でバックスタイルも自然とバランスの取れたレイヤードスタイルに。
また、都会的な雰囲気でスマートに着たいのならば今回のように全体をハンサムなアイテムでまとめてみるのも◎
ボリュームのあるローゲージのニットやパーカーなどをインナーに差し込んでも問題のないゆとりをもっていますが、今だけでなく春先の事も視野に入れて薄手のシャツなどとの合わせを考えながらの秋冬の買い物はいかがでしょうか。
POOL BY CLASS “1969AD” ¥55,000+TAX-
50年代のLevi’s 3rdモデルを原型としながら、大胆に90年代な要素を持ったシルエットやデザインを取り入れたデニムジャケット。
アイテムに独特な雰囲気を引き出す為に生機のまま縫製し水洗いを掛けて斜行させています。
襟や肩、袖など所々に見られるホワイトのラインは糸の飛び込みをイメージして織られたもの。
CREDIT
MY “LONG THERMAL” ¥12,000+TAX-
RIKA “JAMES PANTS” ¥42,000+TAX-
ANME “FOLDABLE TOTE M” ¥18,000+TAX-
MAISON EUREKA “SQUARE TOE SHORT BOOTS” ¥58,000+TAX-
身幅やアームにゆとりは持たせてあるものの、全体的にコンパクトなサイジング。
シャツ感覚で軽めのトップスとしてコーディネートに加える事も出来る絶妙なバランスのライトなデニムジャケット。
青みのあるインディゴの深みのあるカラーは、ぼんやりとした色味のアウターを引き締めるアイテムとしても着て頂きたくなる仕上がりに。
フレアのパンツにデニムジャケットといった70’Sを彷彿させる合わせも、コンパクトすぎない丸みのあるシルエットが現代的なスタイルへとアップデートしてくれています。
今回は光沢感がありカラーに特徴のあるボトムスと合わせましたがすんなりと馴染み、バランスを中和してくれています。
一癖あるアイテムにも対応してくれる汎用性の高さも魅力のデニムジャケット。
コートを羽織らずにそのままサラッと着る時も、ボタンを開けたり閉めたり。袖を軽く捲ってみたり、襟を立ててみたり。
少しの調節で表情の変化が楽しめるのも、一つのモノを長く着続けるには重要な点ですよね。
コンパクトなジャケットだと前ボタンを締めた時に動きにくさを感じる事が多々あるかと思います。
ですが、その点もゆとりがあるので問題はいりません。
背中を丸く見せる為大きく取ったプリーツや、アームホールからカフスに向かって細くなるスリーブも特徴です。
また、裏を見ると贅沢にセルビッジデニムが使われているのが窺えます。
CREDIT
MY “LONG THERMAL” ¥12,000+TAX-
CINOH “STRIPE LAYERED SHIRT” ¥38,000+TAX-
MY “FAKE SUEDE WRAP SKIRT” ¥28,000+TAX-
ANNE THOMAS “FATIMA” ¥30,000+TAX-
デニムとシャツの異なるブルーが合わさるとナチュラルなグラデーションが生まれ、洗練されたスタイルに。
スエードなど生地感のあるスカートに、はっきりとした色味のシャツを合わせてデニムジャケットの無骨さとのバランスを取りやすく。
パンプスや小物でちょっとだけレディなエッセンスを加えると更に今っぽいスタイルが完成します。
カジュアルの代名詞であるデニムも、メンズのクラシックな良さが女性のスタイルに加えられたアイテムに、一言で「格好良い」などとは表現してはいけないと感じさせられます。
ベーシックなアイテムだからこそ、拘りが詰まっていても癖が出過ぎずに、自然といつもの自分のスタイルに馴染んでくれるはずです。
常に進化していく究極のベーシックウェアを、春先までを見越して是非ご覧にいらして下さい。
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