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“MiDCiD” -色と柄のストーリーが伝える現代のジャポニズム-

 

UN METRE PRODUCTIONS / ANME ×MiDCiD “Japanese mood”

– UN METRE PRODUCTIONS –

“ANME” – NEW SUPER TOTE-

“ANME” – FOLDABLE TOTE –

“ANME” -KEYHOLE TOTE-

 

日本では、明治・大正・昭和そして戦後から、急速に一般の生活者の日常が西洋化してきました。

海外の文化やデザインに強く刺激を受けながら、良質なものが日本人の普段の暮らしの中に定着するようになります。
とりわけ、衣服・住宅環境・日用品等に関して、数多く海外、特に欧米のモノやデザインが選択され、取り入れられる様に。

 

同時に、それまで脈々と受け継がれ発展してきた日本の伝統文化が、存在感を薄めてしまったことも否定できません。
一方で海外のアーティストを刺激してきた日本の文化や、海外を熱狂させている日本伝統のものづくりはたくさん存在します。

 

19世紀後半、万国博覧会などを通じて海を渡った日本の美術工芸品は、欧米の人々に驚きの目を持って迎え入れられます。

特に芸術家たちにとって、その斬新な構図・デザインや色使い、緻密な技は、彼らが作品を制作する上での大きなヒントになったのです。

ジャポニズムと呼ばれるこの現象は絵画の世界では、印象派と浮世絵などとの関連が既に詳しく紹介されています。

 

工芸については、伝統的に着物等の型染めに用いられた型紙などが、その美しいデザインが高く評価されて、当時ヨーロッパ各地で盛んになった美術工芸改革運動に大きな影響を与えました。

イギリスのアーツ アンド クラフト運動・フランスとベルギーが中心となったアール ヌーボー様式、ドイツのユーゲルト シュティール様式が、その代表的な改革運動です。

 

そして、その改革運動の成果が現代にも生きています。

テキスタイルで有名な英国のリバティープリント、高級カーペットをホテルや飛行場に販売しているブリントンズ社等、日本の伝統文化からインスピレーションを受けた商品がインターナショナルなマーケットに広がっています。

そう。海外では。

 

 

日本ではどうだったのでしょうか。

 

 

古典的な和デザインも工芸も当然、評価されています。

しかし、いったん日常の暮らしの中に取り入れようとすると、扱いづらいものになりがちです。取り入れるにしても、高いセンスを求められたり、ひと揃えする必要があったり。

いま日本でも再び注目されている「和」を、現代の生活環境、様式にフィットするものがまだ不足している様に感じないでしょうか。

<MiDCiD Brand CONCEPT>

-MiDCiD-

いまの日本の暮らしにフィットする「現代のジャポニズム」を創り出し、日常の暮らしの中に「和」を取り入れるきっかけにできる様に。
また、伝統的なものづくりに、この視点でデザインを付加することで、飾るものではなく、生活者に普段から取り入れてもらえるものにしていける様に。

 

そして、また海外へ魅力を発信できたら。

 

日本人による「現代のジャポニズム」 そのきりくちは「色」と「柄」です。


MiDCiDが目指すもの。
それはもう一度、日本の伝統的なデザイン(「色」と「柄」)に注目し、いまの私たちの暮らしの中で再び新鮮に映る「日本デザイン」を作りあげていく事。

140年前から日本の印刷会社として文化に接してきた大日本印刷が送る。
日本古来の文化の一部である「日本伝統の色・柄」に着目し、私たちの記憶やDNAを呼び起こすように。
現代の日本の暮らしの中で生き生きと活躍できるモノを、表現し創り出すことを目的としたプロジェクト:それがMiDCiD。

 

そんなMiDCiDから、今回は小物のご紹介です。

MiDCiD “POST CARD” ¥250+TAX-

今回、唯一全ての柄が揃っているのがこのポストカード。

一つづつ柄のご紹介を。
まず、テーマカラーは「藍」。
藍染の技法が発達した江戸時代に、着物や風呂敷など暮らしの中に溢れていた藍色。
そんな藍色は、江戸時代の町人たちの生きざまや美意識を反映させた「粋」を感じさせる色。
「ジャパン・ブルー」と、外国人に賞賛されたと言われるほど。

-DELTA-江戸時代より武家から庶民まで広く使われてきた文様、三枡文(みますもん)と大小霰(だいしょうあられ)をモチーフにしたデザイン。
深々と雪が降りつもる冬の情景から派生した、無限に広がる宇宙空間をイメージしています。

-Sea-Buchi-大きな波が幾重にも連なり大海を思わせる青海波(せいがいは)文様。
この文様をベースに、縁起の良いといわれる丸文や再生や魔除けの意味があるといわれる三角文を合わせて波のしぶきをデザイン。
藍色とともに、青く澄み、時に荒々しく波しぶきを立てる海の情景を表しています。

-Caught Sea-江戸時代、庶民になじみの深い文様だった縞文、格子文がモチーフ。
組み木のイメージを加えてデザインし、日本人の暮らしやアイデンティティを表現しています。

-Tokyoscape-日本の伝統文様である亀甲、檜垣、菱、鱗、点、縞、市松の7種類の文様を使用。
伝統と最先端、さまざまなカルチャーが共存する東京の街をイメージしています。

-Flower Bat-吉祥文様として古くから使われている蝙蝠文(こうもりもん)のコウモリを、円のように5羽並べて花の文様をイメージ。
花に由来する伝統色、撫子色と茉莉花(まつりか)のピンクとイエローが、大和撫子のような女性を思わせ、五福蝙蝠のデザインに幸福感溢れる柔らかな印象に。

-Sakura Dot-
桜の花を文様にした桜文。その桜を丸く寄せて、「丸(円)=無限・良縁」といわれる吉祥文様の丸文に見立てました。
SAKURAの蛍光ピンクと、どんぐりで染めた黒色に近い橡色〈つるばみいろ〉が、桜の持つ儚く柔らかな印象や春の季節感とは一味違う、モダンな世界観を作り出しています。


弥生時代の代表的な文様である流水文をモチーフに、青海波〈せいがいは〉文様のようにゆるやかな曲線をつけてリズミカルに模様を配置。
青く澄み、穏やかに流れる水の情景を表現しています。

-Tokyoyoroke-
日本の伝統文様である霞文や雲文をモチーフにして、東京の街の光と影の形を崩してよろけさせた情景をデザイン。
伝統色の漆黒と江戸時代に流行色だった銀鼠で、光と影を強調しています。
対象的な光と影を銀鼠と漆黒に置き換え、都会の物質的な要素と視覚的な要素が交差するクールさを表現しています。

MiDCiD “MESSAGE CARD” ¥600+TAX-
メッセージカードでは、Delta/SakuraDot/FlowerBat/Ryusui/Tokyoyoroke/Tokyoscapeの六つの柄でご用意。

これからの時期、プレゼントを大切な人や友人に渡す場面も多くなるかと思います。
せっかくなら、相手の事を考えて選んだプレゼントに、プラスでさりげないメッセージを添えてみては如何でしょうか。

渡す相手をイメージして、その人に合った柄を選んでみてください。

MiDCiD “LETTER SET” ¥800+TAX-

Delta/CaughtSea/Tokyoscapeの三つの柄が一つに揃ったレターセット。
用紙は各柄3枚づつの計9枚に、封筒が三つ付属しています。

裏にはさりげなくロゴのプリントが。
藍色のみと落ち着いたカラーに、しっかりと容量もあるので手紙を出さなければいない急な場面の時にも使えそう。

手紙の文面だけでなく、受け取った時からその想いが伝わるレターセットではないでしょうか。

MiDCiD “PAPER CASE” ¥500+TAX-
紙製のケースはコンパクトで可愛らしい印象。
紙製ですが、へなへなとせずしっかりとしているので中に名刺を収納しても安心です。

ポップな見た目なので、部屋に飾りとして置いておくのもオススメ。


お財布に収まりきらなくなったカード類をまとめておくのも◎

カードを入れて見ましたが、カードケースというわけではなく、あくまで用途はご自身の好きなように。
女性なら、ついつい散らかってしまいがちな細かなヘアピンやヘアゴムを入れるなんてのもいいのではないでしょうか。

MiDCiD “PAPER FILE” ¥800+TAX-
同じく紙製のファイル。厚みは中身に合わせて三段階に調節が可能です。

容量はたっぷりとあるので、普段使うものを一式入れておいても、そのまま外に持ち運べるのも嬉しい点。
普段使っている透明のファイルを、これに変えるだけで持ち歩きたくなるデザイン。

書類を入れても、小物を入れても、こちらも用途は様々。

和の文化を取り入れたライフスタイルを過ごすのも、日本人として素敵ですよね。

MiDCiDをきっかけに、私たちが誇るジャポニズムを思い出し、新たに身近に感じてみるのもいいのではないでしょうか。

 

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December 7, 2017, 10:17 PM

Category: Sekiguchi