こんにちは。1LDK AOYAMA HOTELの榊原です。

今回ご紹介を行う洋服は、ジャマイカ系イギリス人デザイナーのNICHOLAS DALEYが手がけるバックグラウンドを放り込んだプロダクトの中から。

2019S/Sのコレクションテーマは”SLYGO”。

イギリスのレゲエカルチャーに貢献したニコラスの両親にオマージュを捧げるコレクション。

ニコラスの実父であるJeffery DaleyのDJとしての別名”SLYGO”をコレクションテーマに冠し、両親が1978~1982年にかけてスコットランドとその近辺で主催していたクラブイベント“Reggae Klub”からインスピレーションを得てコレクションを制作。

特に、ビートを共に提供している”Don Letts”のBoiler Room London DJ Setをサウンドクラウドで検索してみて下さい。少なからずニコラスの空気感を耳で体感できると思います。

“NICHOLAS DALEY”

– TWO PLEAT TROUSERS –

Col : ORANGE CHECK

Size : 28/30/32

¥65,000+TAX-

ニコラス自身、アイテムのデザインや素材においては、歴史あるイギリス独自のクラフトや機屋を軸としてプロダクトを作製。

今回のターゲットは、ウィンドウペーン柄のトラウザー。

何と言っても生地に惹かれる方もいらっしゃるのでは。それも1863年創業のイギリス北西部ランカシャー地方の老舗ツイードメーカーのMallalieus(マラリウス)社で織られたコットンリネン素材。

夏風を素直に感じられるコットンリネンの絶妙なタッチ。光に透かすと透明度も垣間見える今夏オススメの一本です。

CREDIT
“renoma” – HAT – ¥12,000＋TAX-
“UNIVERSAL PRODUCTS” – OPEN COLLAR S/S SHIRT – ¥17,000＋TAX-
“zattu” – BETH-2 – ¥19,000＋TAX-

股上は深く、膝下からはテーパードの効いたシルエットです。

僕はサイズ32を少し落としてルーズに穿くくらいのテンションでスタイリングを組んでみました。シルエット自体はすっきりとしたスラックスのような感覚ですが、このクタリ具合をミックスさせるべく、ややラフに着用するくらいが丁度良いのかと。

勿論タックインしてハイウエストでの着用も申し分なく格好良いので、あれこれ考えることも楽しくなるはずです。

同コレクションでは共生地のシャツジャケットも製作しており、STAFF杉村は購入してからというもの常に愛用していることも事実。

「洗いを掛けた後の生地はリネン特有のナチュラルな風合いが増し、クタッとしながらも雰囲気を崩さない面持ちは、他のアイテムには感じることの出来ない特別感すら感じます。」

日常での汎用性という面では多少抵抗を感じざるを得ませんが、このブランドの背景を知ることでスッと心に届く何かがあり、モノの見え方も変わってくるかもしれません。

普段我々が交えることの少ない、民族、音楽、文化をセッションさせたポップでジャジーなトラウザー。

ぜひ五感で体感してみて下さい。

○ お問い合わせ先

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皆様のご来店を心よりお待ちしております。

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 榊原

June 11, 2019, 8:43 PM

NICHOLAS DALEY -TWO PLEAT TROUSERS-