cantate 20 A/W preview at 1LDK AOYAMA HOTEL. vol.2
cantate 20 A/W preview at 1LDK AOYAMA HOTEL.
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの榊原です。
本日より、cantateのデザイナー松島氏をお迎えした、3日間の内覧会が開催となりました。
個人的にも過去3回参加させて頂きましたが、今回は一挙に若いメンバーで20 A/Wのラインナップをご紹介していく運びに。
僕達20代半ばのタイミングでこの洋服に袖を通せること、少し背伸びをしている感覚に陥りながらも、僕らが好きで、そして職業としている先々永く付き合っていける素晴らしい洋服を間近に見られて、非常に嬉しい気持ちです。
そして早速、各々どれに合わせようかなーなんて話しながらスタイリングを組み、外へ繰り出しました。
まずは、本日1日目に最も人気のあったバルマカーンコートを。
ゆったりとした設計。と言えば簡単ですが、着丈をロング、シルエットをAラインで仕上げたもの。1、2枚目を見ると分かるのですが、前合わせをやや反対方向へカーブさせる事で、フロントを開けた際にテーラーカラーの要領で、しっかりとクラシカルな印象に見せてくれます。
あるとないとでは着こなしの幅、もしくは全く異なる見栄えになってしまうことも想像がつくはずです。袖は肩を抜いたラグランスリーブ、今の気分にハマる方も僕達だけではないはず。
そしてこのアイテムの存在感そのもの、発色の良さを物語るベネシャン素材。コットンやポリを用いることが多く、これは繻子織(しゅすおり)とも呼ばれています。カーテン等にも使用される代表的な生地になりますが、ここではウール(あのタスマニアポロワース)を使用。細い繊度、長い繊維調、経糸の浮きが多く出る事によって、表面の密度は濃く、結果的にとてつもなく光沢が現れる仕組み。
そして最大限に発色の良さをを促してくれるネイビーとキャメルの2色展開。出掛ける時にサラッと羽織りたくなる、もしくはドレスコードに見合ったシチュエーションでも。この上質さであるのにも関わらず様々な場面で手に取ってしまうシチュエーションを選ばない圧巻のコートだと断言出来ます。
続いて、その共生地のフランネルベネシャンを使用したノーカラージャケット。
柔らかくとろみのある、というありきたりな食レポのような表現をする事もおこがましいのですが、そういった綺麗なビジュアルを少しカジュアルダウンさせてくれるジャケット。
カーディガンの要領でいつもの格好に羽織ってみて下さい。
例えばアウターを羽織る時に特に気にする点として、アームホールの大きさ、肘の溜まり具合、といった比較的楽な格好に気を捉われている僕達ですが、STAFF杉村のパーカーオンジャケットスタイルにもなんなく当てはまる気軽なアイテムへ昇華していると思います。
続いて。
取り敢えず着てみる事。
展示会の際にSTAFF木下とあれもこれもと試着を試み、自分の感度で着用感を確かめました。結果的にはその意見、はたまたいつも着ている洋服との差異や組み合わせをお客さんとも交換出来るのが楽しくて仕方ありません。
ニコルソンのジャケットに、cantateのドレスカラーシャツをレイヤードしたスタイリング。昨シーズンよりカラーコントラストを落ち着かせたSAX、BEIGE、WHITEの展開です。腰からちらっと見える程の縦長のレングスですが、インしても勿論OK。サイドスリットの深さもポケットへのアクセスを妨害せずに、日常的使いし易い、cantateを代表する”The Shirt”という位置付けです。
某ハイブランドで同等のシャツを作ろうと思うとかなりの時間と労力、お金を要しますが、その運針数の多さも折り紙つき。この価格帯で手に取れることも知っている方が見ると頷いて頂けるのではないでしょうか。
STAFF柳沼はこちらのジャケットに惹かれた様子。
陰影が、ある種ベロアのような見え方を誇る細畝のコーデュロイジャケット。こちらのオリジナルのコードは、ご存知の方は触っただけで「あー、あの時のこの部分の生地か」なんて懐かしく感じる方もいらっしゃると思います。
ぜひ店頭でその安心感に包まれてみて下さい。
さて、ポケットに手を突っ込んでいますが、これが見た目以上の容量を誇る大きなポイント。アコーディオンプリーツを採用したベローズポケットは、その名の通り立体的なマチを設けることで、文庫本やら充電器をすっぽりと収めることを実現させています。
最後に付け足すような形となりますが、本日お客様がしていたスタイリングを模範して。
お客様が私物のスプリングコートのライナーとして使っていたのは、この新作のボアフリースブルゾンでした。
僕も見たことの無い、世界初?のウール100のボア。
一般的に知られているボアアイテムでは、ポリエステル等、熱処理をして安定性を高めるのですが、ウールにするとどうなのか、その答えはふっくらと柔らかく、モチモチとした手触りに。軽さも感じられる毛布に包まれているかのような着心地へと変貌しています。
通常外側に取り付ける肘当てはあえて内側へ。機械的強度に優れた”66ナイロン”を使用し、負荷が掛かり易く、シワになり易い箇所に当てることでその悩みを払拭。
期待を大いに超えてくる、粋な要素としても捉えてなりません。
真新しいデザインと同時に、女性にも着てもらいたい枠としてもオススメさせて下さい!
最後はcantateのジャケットに黒デニム。
ジャケットの高密度のツイル、しかも低速織機による空気感の良さ、ハリ感を備えた極上の1着へ。個人的な推しポイントはいくつかあり、胸元のラペルの立体感、緩やかなウエストラインは健在で、どこを切り取っても申し分の無い唯一無二のジャケットだと思います。
裏地の細部に到るまでハンドによる縫製。裏返しをしても圧倒される、ある意味”まっすぐ”な仕上がり。見えない部分にこそ魅力を感じざるを得ない男の癖は、いくつになっても変わらないモノだとプロダクトを通して実感します。
ブレることのない、モノ作りへの拘り。
Youtubeでも、松島氏ご本人が丁寧に説明して下さっています。是非「cantate」と検索してチラッと眺めてみて下さい。
※2/14(Fri)〜16(Sun)の3日間限定で、20 A/W cantate collectionのご予約を承ります。
※ご予約頂く場合は内金として総額の20%を現金にて頂戴致します。
※ご予約頂いた商品に関しましては、サイズ、色違い等、いかなる場合でもキャンセル、返金はお断りさせて頂きます。
また、当初の納品予定より実際の商品の入荷が前後する可能性もございますが、納品遅延等によるキャンセル、返金もお断りさせて頂きます。
予め、ご了承下さいませ。
○ お問い合わせ先
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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 榊原