THEME: Blog
俺のオレンジ



〈MODEL 182cm / SIZE: 3着用〉
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
ついにやってきましたね。
楽しみなGurankとの別注のニットカーディガンが明日よりリリースです!
今回、リリースするに当たってデザイナーの佐々木さんにインタビューを敢行したのですが、我ながらかなり面白い内容になってますので、下記リンクより前後編、ぜひ読んでみてください。

〈 Gurank for 1LDK 〉
COL: ORANGE
SIZE: 2 / 3
¥79,200 TAX IN
ここから今回の別注について書き連ねていこうと思うのですが
①ニットカーディガンについて
②なぜオレンジなのか
③スタッフスタイリング
以上のように読みやすい形に分けて書いていこうと思うので、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
【①ニットカーディガンについて】
まず今回のニットですが、元々はGurankの25AWのインラインにて展開のあった
こちらの”Hand Knitting Cardigan”をベースに作って頂いています。

“Hand Knitting Cardigan”
BLACK / size2,3
実はこれ、Gurankがブランド発足以来初めて出すニットアイテムなんです。なぜ今まで作らなかったのか、佐々木さんに伺うと、自分らしいニットをやっと思いついたから。との事。
自分のライフスタイルをある種のものさしとして、モノづくりを行う佐々木さんだからこその返答になんだか胸が高鳴ったのを覚えています。そして
「着てそう〜!」が頭の中を駆け巡りました。(笑)
アイテムのイメージの着想は、民芸品としてのエクアドルニットがアンデス山脈麓の土産店で売っていたらこんな感じだろうな、という所から。


甘撚りローゲージのガシガシウールに攻めたカラーパターンとイラスト。
イケてる古着屋さんにどうやって着ていいかをこちらに問うてくるように、際立って置いてあるアレです。
展示会でもまさにそんな感じに置いてあって、惹かれるがままに気づいたらここまできていました(笑)
そもそも自分らしいニットを思いつくまで作らなかった、という佐々木さんの芯の強さというか、Gurankなりの美学というか、そういう部分にも惹かれたんだと思います。

加えて、こちらは全て中国で職人さんが1枚1枚手編みで編んだ物。
生産効率の悪さと技術衰退から国内ではほとんど見られなくなってしまいましたが、その物を作るのにベストな場所で作るのがいいと佐々木さんも仰っていたので、中国製を誇れるニット。クオリティも申し分ない。

天竺編みの偶然の一目でできた、個体差とも言えるイラスト部分の他色糸の混入がまた愛おしい。
ちなみにお魚イラストのネタは佐々木さんの趣味でもある山釣りから、ヤマメ・イワナをチョイスしてます。

キツめのボタンホールと本革製のボタンもクラフト感がヒシヒシと伝わる仕様に。
元々は寒さを凌ぐワークウェアとして使われていたので、アームホールが広く、ニットアウターとしてお使いいただくのがセオリーかもしれません。もちろんコートのインナーにも。後ほどスタイリング紹介します。
【②なぜオレンジなのか】
別注をお願いするにあたり、気をつけたのは黒に負けないインパクトとインナー提案してもスタイリングとして顔立ちするカラー。
そして、自分が着たいと思う色。
対談でも佐々木さんが仰っていましたが、自分で作った服を着てみて、しっくりきていないのは違う。売れるだろうなと思うカラーを考えるのも僕らの仕事としては大事なことですが、発案者が着たいと思わない色はまず前提として違うはず。
そもそも、インラインでやっている色が一番良いと思って出しているカラーがある上での別注なので、作り手につまらないなと思わせてしまうのも良くないはずなんです。
話が飛びましたが、極論はデニムのアウターに使えるキャッチーな色味で考えました。
僕は巨人ファンではなく、むしろ贔屓のライバルチームなのでオレンジは基本遠ざけるようにしていますが、
いかんせん身近にオレンジが好きな人がいて、頭をよぎるよぎる。

いただいた糸の色数の候補を見て、少しマスタードみがありますが
“0914”に決定。俺のオレンジ。
シュミレーションを何度か作って頂いて、佐々木さんの提案で足して頂いたショッキングピンクの色味、これがまたいいアクセントなんです。

デニムにオレンジ。濃淡どちらも合うので、店頭で合わせてみてください。
【③スタッフスタイリング】

〈STAFF福井 175cm / SIZE: 3着用〉
ピンクのシャツで色を拾いつつ、アースカラーの同系色でまとめる。足元は革靴でAOYAMAらしさを残してくれている彼らしいスタイリング。ええですね。

〈STAFF田村 181cm / SIZE: 3着用〉
1LDKのショップスタッフの中でも大柄で知られる、彼でも安心のサイズ感。
ニュアンスの異なるオールホワイト。めちゃくちゃいい。これは盲点でした。
足元はTimberlandのスリーアイでしょうか。冒頭でもお伝えしたワークという観点からもいいですね。

〈STAFF森 170cm / SIZE: 2着用〉
ハーフコート気味の丈感のジャケットの中間着として、レディース代表として着用してもらいました。
アームホールは太いですが、インナーを薄手にすれば全然いけます。むしろニットが暖かいので、今時期はインナーは薄手がベストかもですね。
ボトムにデニム地を持ってくるのもいいですね。

〈STAFF石野 165cm / SIZE: 2着用〉
最後に私、石野より。
細身のスラックス、ブルゾンにシャツでタイアップ。
ニットとvans、翔平capで外しています。
このニットを打ち出すに当たっていろんなスタイリングを組みましたが、自分らしさを出すならこれだよな、と。
デニム合わせでイメージして作りましたが、意外に溶け込むこのニット。
秋冬はレイヤードを楽しむ季節なので、クローゼットのお手持ちの色々なアイテムとのスタイリングの想像を膨らませてみてください。
もちろん店頭でのご相談も乗りますので、なんでも聞いてください。
長くなってしまいましたが、今回1LDKとしては初となるGurankとの別注企画を担当させていただけてとても楽しい日々でした!
佐々木さんの熱い思いに自分の少しのエゴが乗っかったニット。
一人でも多くの方が、興味を持って、試着をしてくださって、あわよくばお手持ちのワードローブに加えて頂けたら嬉しいです。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☺︎
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1LDK AOYAMA 石野
Gurank for 1LDK
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
いつ皆様にお知らせしようかと、ずっと温めていたEx.
先週から本格的に寒さも顔を出し始めてきたので、満を持して告知させていただきます。

11月1日(土) 12:00〜
〈 Gurank for 1LDK 〉
COL: ORANGE
SIZE: 2 / 3
¥79,200 TAX IN
今週金曜日のブログにて改めて熱語りをさせていただく予定なので、今回はイメージだけでも膨らませていただけたら嬉しいなと思います。ですので簡単に告知を。
今年の2月頃に伺った展示会で一際異彩を放っていた、こちらのニットカーディガン。

油抜きがされたようなガシガシウール×手編み、加えて鮮やかなカラーパターン、この手のニットが大好物で、きっと世界で一番似合うと勝手に思っている自分としては、絶対にバイイングしたいとチームのみんなに話したのを覚えています。
しかし、それだけでは飽き足らず、もっと石野のエゴを加えた別注カラーを作りたいとデザイナーさんにご相談したところ、しっかりと形にしてくださいました。
手前味噌ですが、
イメージしていた通りの、素晴らしいカラーのニットカーディガンが完成しています。
改めまして本当にありがとうございました。
そして、今回はそのGurankデザイナーこと佐々木さんに、1LDK AOYAMAを代表して私、石野が対談もさせて頂いております。大役をありがとうございました。
今回のニットの内容はもちろん、生い立ちやモノづくりにかける想いなど、かなり分厚い記事の内容となっておりますので、必ずチェックいただければと思います。
それではまた金曜日にブログにてお会いしましょう。
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1LDK AOYAMA 石野
ニットの選択肢
こんにちは。
1LDK AOYAMAの森です。

MEIASは2018年に発足したニットブランド。
Unisex/Standard usually/Scientific knitwearをブランドコンセプトに、長年ニット製品のOEM製造の会社として培った素材開発や編み技術の経験を生かし、編み立てから仕上げまで一貫して行う事で良質なプロダクトを提案しています。
やっと寒くなってきたベストなタイミングで、MEIASの25AW deliveryが揃いました。
個人的に普遍的で着心地のいいニットを追求しているMEIASは、どんなスタイルにも溶け込むカメレオン的なブランド。
年々着心地も服選びの大事なポイントになっていて、でも好みにちょっとずつ変化があったりと自分自身かなり我儘になっているのですが、MEIASのニットはスタイルに変化があったとしても、その時々でしっかりハマる。そして確かな着心地と生地は長く愛用出来る。
それは1LDK AOYAMAにも通ずることで、色んなブランドを取り扱っているからこそ、何にでも合う重要なポジションなんです。
気が付けばお取り扱いをスタートしてはや3年。今では私たちが提案するニットのスタンダードになっています。

“PURE CASHMERE SWEAT PO”
COL: BEIGE / T.GRAY
SIZE: M / L
¥63,800 TAX IN
展示会で真っ先に目に入った一推し。
ヴィンテージのリバースウィーブのスウェットをベースに贅沢にピュアカシミアを使用した1着。古着のリバースウィーブと比べ、上品で全く違った面持ち。
また表面に一切の凹凸がなくとても滑らかなので、一瞬カシミアだと分からないほど。
みんな揃って生地を触ってから品質表示を見ています(笑)
これはニットのプロだからこそ出来る技術が詰め込まれており、、、
カシミアの強度を高める為に、2つのゴム編みを裏合わせにして両面とも表地のように見えるように編む手法、スムース編みを取り入れることで、高密度で滑らかな生地に仕上げています。
なので、高密度なカシミアの生地で暖かく、肌あたりも心地いい。まさに極上のニットなのです。

ディテールはというと、、、
両脇のリブは忠実にリバースウィーブを再現。
スウェット特有の3本ステッチもあえて違う色にし、デザインに落とし込んだりとブランドらしい遊び心を加えているのもポイントです。


袖口、裾リブがキュッとしまり、着用すると、コンパクトでマルッとしたシルエットになります。
スラックスに革靴に綺麗にまとめてもいいな。デニムと合わせてアメカジに振ってもいい。
色々な着こなしを体現出来るからこそ面白いアイテム。



“WOOL CASHMERE HOODIE PO”
COL: T.BEIGE
SIZE: M / L
¥49,500 TAX IN
“WOOL CASHMERE SWEAT PT”
COL: T.BEIGE
SIZE: M / L
¥46,200 TAX IN
ノンストレスで、暖かく、綺麗に纏まるセットアップを昨年から求めていて出会ったのがこちら。
ウール70%,カシミア30%の紡毛糸を先程のスウェットと同様、12Gのスムース編みで仕立てしっかりとした肉感に仕上げることで、立体的な綺麗なシルエットに。
遡ること2,3月。MEIASの展示会に伺ったとき、その時ものすごく寒い時期で、、、こちらを試着したのですが、
正直脱ぎたくなかったです(笑)
それほど暖かくて、、、極暖で極上だった。
上下共に、比較的ゆったりとしたサイズに仕上げておりますが、リブをダブルにすることで、緩さと締まりのメリハリのあるバランスがとてもいい。
是非セットで試していただきたいです。

“LILY W/PE CABLE SKIPPER PO”
COL: BLACK
SIZE: M / L
¥42,900 TAX IN
お次に23AWの復刻のスキッパーニット。
冬はタートルネックが個人的には欠かせないアイテムで、それに合わせるVネックやスキッパーに反応してしまうのですが、、、
今回は当店で取り扱いのあるOld Homesteaderの”Mil Mock Neck Long Sleeve -INTERLOCK-“と合わせるイメージでオーダー。
やっぱり合います。。。空きすぎないスキッパーと、モックネックが綺麗すぎず、男らしい無骨さもあるいい調和。

生地を寄って見ると、、、
ケーブル編みをベースに、中心はポコポコとしたポップコーン編みで立体感のデザインをプラスしています。
どう編んでいるのか気になる。見れば見るほど虜になる柄です。
素材はウールポリエステルで毛羽感がないので、今時期から春先まで長いシーズンで活躍するアイテムです。



“MIX COLOR LINKS PO”
COL: NAVY MIX
SIZE: M / L
¥41,800 TAX IN
MEIASといえば、様々な色糸で編んだカラフルな糸使いもとても魅力的。
イタリア産のファンシーヤーンを使用して、部分的に柄編みを入れニットならではの技法を取り入れたプルオーバー。
よーく見るとところ所で柄が違う(鹿の子、リブ、ガーター編み)3種の編みがMIXされたかなり複雑な生地になっています。
言われないと分からない、、ニット専業のブランドならではの拘り。
こういったブランドの拘りが、着用する上での高揚感に繋がっている気がします。
今時期から冬にかけてこのニットをぜひ主役に楽しんでいただきたいです。


以上がMEIAS 25AWの全ラインナップ。
ニットの選択肢として、まずはMEIAS の着心地だったりデザインを体感してほしいです。
きっとみなさん、虜になるはず。それくらい推せるプロダクトです。
ご来店お待ちしております!
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1LDK AOYAMA 森
From the CLASS
こんにちは。
1LDK AOYAMAの福井です。
今シーズンのCLASSのテーマは、『KARMAN LINE』。
カーマンラインとは、宇宙と地球の大気圏との境目。
技術的な側面と物理的側面によって違いはあるが、高度85km〜100kmのラインの名称である。
半年以上前、展示会に伺った際にまた面白いところに目を向けたコレクションだなあと、高揚した感覚がまだ残っている中、遂にCLASSの25AWアイテムが完納。
これはブログを書くしかないという思いで、今回筆を執っています。
そもそもどこまでが地球でどこからが宇宙なのか。
考えたことはなかったが、たしかに気になる。
調べてみると、結論、地球と宇宙の境界は『曖昧』という答えに辿り着く。
すなわちカーマンラインとは、人類が設けた仮想の線というわけです。
例えば、カーマンラインは領空の高さの基準として用いられるように、人間が都合のいいように定めたラインであるとも考えられます。
カーマンラインがあるからこそルールが明確に定められる。
人間にとって重要な線引きではあるももの、それゆえに縛りも多い。
しかし、カーマンラインを越えるとルールが異なり、最もピュアなルールと変わります。
それをCLASSなりに再解釈した今回のアイテム。
これまでとは違った視点からファッションは自由であるということを僕たちに投げかけてくれます。

“CCFA07UNI A”
COL: CHARCOAL
SIZE: 2
¥233,200 TAX IN
宇宙がコートであるなら、地球がジャケットを指すかのようなこのアイテム。
某ラグジュアリーブランドにも生地を供給しているフランスの老舗生地メーカー「DORMEUIL(ドーメル)社」の”TONIC WOOL(トニックウール)”と呼ばれる高品質の生地を贅沢にダブルフェイスで使用。
高級素材であるパタギニアウールのみを用い、モヘア由来のハリとコシ、光沢感と通気性を兼ね備えた点が特徴です。


コートにしてはコンパクトめで、ジャケットにしては袖の溜まり方といいやっぱりルーズ。
後ろ身頃の腰の位置にはパンツのポッケットのようなデザイン。
着用した時のサイズ感を見ていただくと一目瞭然で、よりその境界線が曖昧なのが見て分かります。
今まで蓄積されてきた考えや技術を捨て去って製作されたCLASSらしいアイテム。
その先にあるのは極めて自由な着こなしと着用時の意外な高揚感が存在します。
今の気温だとジャケットの上からアウターのように羽織っていただいてもいいし、さらに寒くなればアウターのインナーとして忍ばせていただいてもいいかなと。
ルールに左右されない力強さを持ち合わせた仕上がりとなっています。

“CCFA03UNI C”
COL: NAVY
SIZE: 1 / 2
¥62,700 TAX IN
続いて、ヴィンテージのウールフランネル生地を使用し、イージー仕様に落とし込んだこちらのパンツ。
写真でも上質で奥行きのある表情がひしひしと伝わってきます。



ウエスト部分を内側に織り込むことでクリーンかつ品を感じるギャザーがウエスト周りにできるようデザインされ、深く取られた股上から裾に向かって大胆にテーパードを効かせたシルエットが特徴。
裾裏を折り返すと生成り色の切り返しが現れ、足元に意外なコントラストを与えてくれます。
また、イージー仕様に反して裏地にキュプラ素材を採用。
デザインは極力シンプルに抑えながら快適を追求した、普段の日常に目にするもの捉え直したアイテムです。

“CCFA01UNI B”
COL: GREY
SIZE: 2
¥92,400TAX IN
三つ目は、女性向けに作られたミリタリーパンツから着想を受け製作されたスラックス。
なんと言っても前部分に取り付けられたポケット位置が斬新なデザインとなっています。
これは座って作業をしていた女性たちが、座った状態でもポケットからものを出し入れしやすいようにと考えられた作りで、なんとも理にかなった仕様に。
ポケット位置はサイドにという概念を取り除き、改めて前部分に取り付けた仕上がりは、デスクワークなど座って作業することが多くなった現代においても意外と助かるのではないかと思います。


そして、生地にはドーメル社のウールストライプ生地を採用。
しなやかなドレープが特徴的で、上品な印象へと昇華された一本です。
紹介する前に旅立ってしまったアイテムもありますが、以上3型が1LDK AOYAMAのCLASS 25AWのラインナップ。
最後に、CLASSのデザイナーである堀切さんが、ミゲル・アドローバーというファッションデザイナーが過去に発表したコレクションを僕たちに紹介してくれました。
“Fome the Plane”
このテーマはアマゾンの先住民が飛行機から投げ落とされた衣服を身につける様子を想像したものです。
例えば、もしジャケットを知らない人間がジャケットのようなシルエットものを手に取ったとしたら、僕たちのような着こなしは果たしてするのだろうか。
生憎、僕たちはそのコレクションに出てくる先住民になることはできないけれど、その先住民を想像することはできます。
きっと直感的にピュアな気持ちで、自由な発想のもとそのジャケットを身につけるのだろうと。
そして、その考えは今回のCLASSのテーマである『KARMAN LINE』にも通ずるものがあります。
“From the CLASS”
CLASSのアイテムを通して、皆様と共により自由にファッションを楽しめられたらと。
心よりご来店をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 福井
Over Workなコレクション
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
皆さま、お久しぶりです。
怒涛のようにブログを書きまくっていた9月とは一変、10月は2度目ましての登場です。
ありがたいことに(ありがたいのか?)最近は色んな準備に追われ、公私含めて忙しない毎日を送っておりますが、そんな時にふと思い出すのがUnlikelyの25AWコレクションの一部のアイテムに付属しているピンズ。

“Over Worked”、要するに”働きすぎ”ってことです。
思い返せば今年の2月頃、Unlikelyの展示会にお邪魔した際に、中田さんが直前にパリでの展示会を終え働き詰めだった自分に対して向けた言葉と仰っていました。
圧巻のコレクションの数々に誰もが納得できると共に、中田さんならではの、なんだか可笑しくなるワードセンスですよね。英字にするとより一層。笑
どこかのブログ回でぜひ皆さんにもお伝えしたい!と思っていたので、纏って入ってきた今回のデリバリーにご紹介させて頂きました。
それでは今週末18日より発売の6thデリバリー、いきます。

“Unlikely Time Travel Jeans 1977 Wash”
COL:Vintage Indigo 1977 Wash
SIZE: M / L (165cm / M着用)
¥52,800 TAX IN


※組上 “Unlikely Time Travel Trucker Jacket 1977Wash”→now on sale.
まずはデニムでしょ。ということで、ブランドを代表するデニムのTime Travelシリーズから。
実はこれまでAOYAMAではオーダーしていなかった本シリーズ。
個人的にはかなり好きで、他店で見かけた時は悶絶しかけましたが、少しシルエットが細身だった分、Unlikelyの世界観をAOYAMAらしく提案していく上では少し苦手意識がありまして。
ただ、ですよ?
今回はシルエットがワイドテーパードに。
これはぜひ行くしかないということで、8月末に入荷した組上と共にオーダーをさせて頂きました。ちなみにセルビッジデニムは今、世界的に供給難だそうで、個人的には待望のリリースです。





今回は物量が多めなので、いつもの量の説明は少し省略しますが、
股上の深さ、ステッチカラー、バギーシルエット等各年代のディテールを詰め込んだ、タイムトラベルな内容に今回も仕上がっています。
ムラ糸を組み合わせることで出せる不規則な色落ちなど、個体差も楽しめる実物をぜひその目で確かめてほしいアイテムですね。
駆け足ですが、お次。

“Unlikely Big Side Pocket BDU Pants”
COL:BLACK / OLIVE
SIZE: M / L
¥57,200 TAX IN

(165cm / M着用)



手前味噌かもしれませんが、これは本当にかっこいいです。
前回のスケーターパンツもそうでしたが、今シーズンのUnlikelyは太いパンツが兎に角ステキすぎる。見た目のインパクトはそのままにシルエットはまさに皆が求めているであろう太めのカーゴパンツ。
不思議と前からの見た目がすっきりとしているので、ストリートっぽく野暮ったい印象はございません。
かっちり目のジャケットの外しにもAOYAMAでは提案しやすいシルエットなんですね。




中田さんがご自身のIGでも仰っていた、雑誌が入る通称:マガジンポッケに加え、
・サイドアジャスター
・サスペンダーストラップ
・バックフラップポケット
・裾のドロスト
各国の「名」軍パンのディテールを現代使いしやすく、でも雰囲気は残す、という上手い足し引きによって生み出されています。
これは国内外本当に早めに動きそうな予感。一度履いてもらうのをおすすめします。
それではお次。

“Unlikely Reversible MA-1”
COL:BLACK
SIZE: M / L
¥101,200 TAX IN

(165cm / L着用)
ん?
と思った方。ありがとうございます。リバーシブルです。
そして冒頭に紹介したピンズはこのJKTに付属します。
リバーシブルのMA-1はUnlikelyでもかなりの求心力が高いシリーズですが、即完してしまった昨年SSに続き、今季も満を持して登場。
A面にはスカジャンエッセンスを加えたベロアを、B面にはミリタリー感強めの男のフライトJKTエッセンスを。ありそうでない感じに仕上げています。


見て頂きたいのはこのベロアの生地感。
希少性の高い素材を使っている上に硫化染めを施し、洗いをかけている上、すべて国内で一貫して行なっている徹底さ。まさに”Over Worked”
名前からは想像ができないほどに美しいA面が際立ちますね。
ハリ感のあるB面を表にした時に覗かせるベロアの質感が堪らなく愛おしい。


細かいですが、WALDES社製のジップや袖リブも抜かりなく安心感があります。
適度なパフパフ感もあるので、年内の冬まではこれで越せそう。身幅のボリュームも割とあるので、着込めばその先もおそらくいけます。
以上、品番数多く駆け足になってしまいましたが、こちらで今回のデリバリーは全てとなります。
あれよあれよという間に肌寒くなってきたこともあり、Unlikelyのコレクションをいくつかまとめて見れる機会もおそらく日が短い気がするので、気になった方はぜひお店に足を運んでみてください。
ご来店お待ちしております!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☺︎
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1LDK AOYAMA 石野
ファッションの秋、スタート。
こんにちは。
1LDK AOYAMAの指田です。
10月に入り、ようやく秋らしくなってきましたね。
私は風物詩の月見バーガーを食べ(食欲の秋)、気になっていた美術館を巡ったり(芸術の秋)、温泉旅行へ出かけたり(行楽の秋)、、、
少しずつですが過ごしやすいこの季節を満喫しています。
この「○○の秋」の例に漏れず、ファッションの秋も到来しています!
朝晩が少し冷えるようになってきたので、「そろそろジャケットの出番かな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな今の気分にぴったりなアイテムが届きましたので、本日はそちらをコーディネートと合わせてご紹介いたします。

〈MY___〉
“WOOL STRIPE TAILORED JACKET”
COL: NAVY STRIPE
SIZE: 0 / 1
¥52,800TAX IN
“WOOL STRIPE WIDE TROUSERS”
COL: NAVY STRIPE
SIZE: 0 / 1
¥36,300TAX IN

まずはネイビーストライプを王道のセットアップで。
”セットアップ”というと少しかしこまった印象を持たれるかもしれませんが、
このシリーズはウールの柔らかさと、ほどよくゆとりのあるシルエットでとても軽い着心地が特徴的で袖を通した方は決まって「着やすい!」と仰ります。
それには理由がありまして、肩パッドが入っておらず、文字通り肩肘張らず着用可能できるから。
動きやすく、堅く見えないリラックスフィットをご好評いただき、サイズは昨シーズンのまま継続。


さりげなく入ったキャメルのピンストライプはすっきりとした印象を持たせてくれるので、ジャケットを着る際のお悩みでご相談を多くいただく、ほっこり感や上半身が大きく見えちゃうなどの心配も無し。
また落ち着いた色味なので、インナーにチェックシャツを入れても上下セットで着ても普段使いにもすっと馴染みます。


撮影中も日差しがまだ暖かく、「日中、リアルに着るならシャツ合わせだね。」なんて撮ってくれた石野とも話してました。
タックインして、サイドのベルトとバックルを覗かせながらすっきりとお上品にしつつ、足元はスニーカーに変えてラフに穿くのもおすすめです。

“WOOL CHECK TAILORED JACKET”
COL: GRAY CHECK
SIZE: 0 / 1
¥52,800TAX IN


色違いは柄も異なる、グレーチェックをご用意しました。
「色違いありますか?」と聞かれた際にご紹介するとまるで異なった雰囲気を放っているが故に、色を悩まれる方もちらほら。
ちなみにですが、、、締まり色が好きな私はネイビーストライプ、色遊びが好きな森はグレーチェック。AOYAMAのレディーススタッフはきれいに好みが分かれました(笑)
今回はその森が大人っぽく、ワントーンでまとめてくれました。
まだ日によってはまだ暑さが少し残るこの時期でも秋を感じられるように、チェックの映えるライトグレーで季節を先取りしたスタイリングに。
スウェットパンツのカジュアルさと、ジャケットのきちんと感をバランス良く組み合わせ。
小物はレザーで引き締めつつ、遊び心は忘れない。
ファッションの秋の醍醐味を存分に味える、そんなシックな装い。

“WOOL CHECK WIDE TROUSERS”
COL: GRAY CHECK
SIZE: 0 / 1
¥36,300TAX IN


最後は組下のチェックパンツのコーディネート。
実は、チェック柄はオリジナルで作られたもの。
よく見ると何とも言えない絶妙なカラーリングの中に、レッドとブルーの細いラインがさりげなく走っているんです。
この控えめな遊び心が個人的にはツボです。
そこの色を拾って、赤のニットカーディガンをインナーに、レザーのアウターをバサっと羽織る。秋を通り越して冬まで過ごせちゃう、そんな無敵パンツ。
休日はスニーカーでラフに、平日は革靴で少しきれいめに楽しむのもいい気がします、、、!
他にもおすすめなコーディネートは盛りだくさんなので、お店でお話しながら考えましょう。
ファッションの秋、始めはジャケットで。
迷わず楽しめる、セットアップも相棒に。
小物やインナーで遊び心をプラスして。
それぞれのファッションの秋のスタート切れるようお手伝いできればと思います。
ご来店心よりお待ち申し上げます。
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1LDK AOYAMA 指田
October 8, 2025, 6:55 PM
Category: Blog
変わり種という選択肢
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
誰しもが必ず持っている定番。
好きとはちょっと違ってて、どこか流れ作業のように選んでしまうものが定番なんじゃないかなと個人的には思ってます。行きつけの中華、薬局で選ぶシャンプーetc。
最近涼しくなってきたこともあって、晩にランニングをするようになったのですが、走るコースはもちろん決まっていて、何も考えずにそれを走る。
定番は”ルーティーン”とも呼ばれていて良い事とされていますが、たまには定番を逸れること、所謂”変わり種”を選ぶ事で、新しい何かが見つかったり、気分だって変わるかも。
とまあ、またキャップを2色紹介するだけの予定なのに、いらない前置きをしてしまいましたが
要するに、定番もいいですが変わり種という選択肢があっても面白くない?という話。

〈COMESANDGOES〉
“NY I.S.G CAP”
COL: NAVY / BLACK
SIZE: FREE
¥17,600 TAX IN



AOYAMAを代表するキャップブランドの一つ。COMESANDGOES(愛称:カムズ)
カムズの定番といえば、お馴染みのNYロゴがフロントに刺繍されたデザイン。ちなみにまだ定番を知らないよ、という方はこちらのブログで少し紹介してます。
耳タコかもしれないので細かい説明は省きますが、自分の好きポイントを3つ抜粋してあげていくと、
①程よい浅さと裏地。
②天ボタンをつけない潔いクラシックさ。
③生地使いに品があり、綺麗なスタイルにもハマる。
今回もニューヨーク発の老舗キャップメーカー、COOPERSTOWN BALL CAPとのコラボモデルなのはそのままに、なんだか少し変わり種。

「INFORMATION SERVICES GROUP」=情報提供グループ。
なんなんそれ?って感じですよね。でも身に纏うアイテムに載る英文なんか、わけわからないくらいがちょうどいいんです。多分。
さらにつば先にまであしらわれたNYロゴの違和感もなんか良い。


前でも後ろでも好きなように肩肘張らずに、被ってください。
既に定番をお持ちの方はもちろん、そうでない方も、”変わり種”という選択肢をぜひ。
今週もたくさんのご来店をお待ちしております。
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1LDK AOYAMA 石野
babaco POP UP STORE

〈 babaco 〉
babaco(ババコ)は上質な素材を使用した、ニットウェアを中心に展開している日本のファッションブランド。
国内の優れた工場や職人技術を取り入れたニットやソックスは、豊かな着心地と表情を生みだしています。
こんにちは。
1LDK AOYAMAの森です。
明日からは心待ちにしていた、個人的にも大好きなbabaco のPOP UP STOREを開催。
25AWの新作をbabacoの世界観がギュッと詰まった幅広いラインナップで展開します。
先日まで残暑が続いていたけれど、今日からは少し涼しいなって!やっと秋物がリアルに見れる最高なタイミングでのワクワクなイベントです!

babaco for 1LDK
COL: ROSE GREY
SIZE: FREE
¥13,200 TAX IN





そして今回POP UPに併せて、babaco for 1LDKのスペシャルピースもご用意しております。
今気分にマッチした、今とこれからのレイヤードが楽しくなるアイテム。
こちらの詳細は1LDK kyotoの藤原ちゃんが昨日のブログでご紹介しているので、是非リンクよりチェックしてくださいね。
本日のブログでは、個人的一推しアイテムを厳選しスタイリングを組んでみたのでご紹介していきます!
【 STYLING 1】

TOPS: babaco “Fine Mohair Silk Polo ” ¥50,600 TAX IN
PANTS:Ernie Palo “Melange Wool Two Tuck Slacks” ¥48,400 TAX IN
SHOES: adidas “TABACO” ¥15,400 TAX IN
BAG: HEREU “Fleca” ¥106,700 TAX IN



極めて細いモヘアシルクの糸で編まれたポロニット。
モヘアのふわふわとした質感に加えて、シルクの光沢感が本当に可愛い、、、
babacoのお洋服は、袖を通した際に上質なのがとても伝わります。
チクチク感もなく、着ていないような軽さなのに、暖かさがある。
これはブランドが、日本の優れた工場と職人技術に拘り緻密にモノ作りを行っているからこその仕上がり。
クラシックなケーブル柄の表情と透け感も高度な技術により繊細に編まれています。
これからの秋は1枚で、少し寒くなったら中にタートルネックを入れて、冬はコートの中にこのポロニットを忍ばせたいです☺︎
【 STYLING 2】

CAP: babaco “Cashmere Knit Cap” ¥16,500 TAX IN
T-SHIRTS: babaco “Twisted Cotton Half Sleeve T-shirts” ¥15,400 TAX IN
TOPS: babaco “Cotton/Silk Ribbed Body” ¥27,500 TAX IN
PANTS: KLOKE “Rush Jean ” ¥41,800 TAX IN
SHOES: Post Production “Re-lux” (私物)



babacoはレイヤードが楽しいアイテムが沢山。
ブランド定番の伸縮性に優れたコットンTシャツにタンクボディとニットキャップを合わせたスタイリング。
カラーパレットや、デザインが女性心をくすぐられるアイテムばかりで、いい意味で今っぽさを与えてくれるのも魅力。
ボディースーツはずっと気になっていて、、、
でもガーリー過ぎてしまうものが多く、挑戦するのに中々勇気がいるなと思っていたのですが、babacoのタンクボディはナチュラルな曲線で、身体のラインを拾いすぎない点と素材感から、デニムなどカジュアルなアイテムと合わせるのがとても可愛く虜になりました。
個人的最推しアイテムです!
【 STYLING 3 】

CAP: babaco “Cashmere Ribbed Knit Cap” ¥18,700 TAX IN
KNIT: babaco “Bicolor Cashmere / Silk Cardigan” ¥121,000 TAX IN
SKIRT: MY___ “ASYMMETRIC PLEATED SKIRT” ¥30,800 TAX IN
SOCKS: babaco “Rose Socks” ¥3,080 TAX IN
SHOES: HEREU “Coraia” ¥77,000 TAX IN



バイカラーのデザインが可愛いらしいカシミア・シルクのブークレー糸で編み上げたカーディガン。
優れた品質をもつイタリアの老舗紡績 Filati Biagioli Modesto社の糸を使用しており、ふんわりソフトな肌あたりは極上な着心地。
しっかりと弾力のある生地感で、ボックス型のゆったりとしたシルエットなので、アウター感覚で着用できるのも嬉しいポイントです。
もちろんコートの中に来てもバイカラーがアクセントになり可愛いので、その時の気温に合わせて色々な着方を楽しんでいただきたいこの秋冬の主役級アイテムです♪
【 STYLING 4 】

TOPS: babaco “Twisted Cotton Turtle Neck” ¥18,700 TAX IN
BRA TOP: babaco for 1LDK “LUREX BRA TOP” ¥13,200 TAX IN
SKIRT: AMOMENTO “STRIPE WOOL SKIRT” ¥34,100 TAX IN
SHOES: adidas “GAZELLE LO PRO W” ¥15,400 TAX IN




最後は別注をメインに。
中に合わせたのは、2スタイリング目に紹介したTシャツと同素材のタートルネック。
この素材の着心地の良さに完全に虜になり、2色買いしてしまったのですが、2枚重ねてチラッと色を見せるのが個人的ポイントです!
ブラトップのキラキラも本当にたまらない。
今回はチョーカー風に結びましたが、紐を長めに設定しているので色んな結び方で楽しんでいただきたいな。
私はしばらくこのスタイルになりそうです♪



まだまだご紹介したいアイテムはありますが、週末から皆様にお会いできるのを心より楽しみにしております!
○お問い合わせ
1LDK AOYAMA
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目47-11
青山学院アスタジオ 1F
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1LDK/1LDK kyoto/1LDK annex/SO NAKAMEGURO
BRAND instagram
UNIVERSAL PRODUCTS/EVCON/MY_/I official/1LDK Stand
1LDK AOYAMA 森
通常の3倍
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
突然ですが、みなさんは好きな色ってありますか?
パーソナルカラーや推しの担当色、普段は意識したこと無い方でもクローゼットや小物まで目をやると、何となく手持ちに多い色って必ずあるはず。
当然自分にも好きな色があって、
あか。赤。真っ赤っか。
正直、自分は普段から色物が好きで、僅差で迷う色はありますが、結局は赤なんですよね。
ではそのルーツはどこから来るのか。
幼少期、といっても物心ついた頃から親父と兄が躍起になって見ていた機動戦士ガンダムというアニメ。そこに登場する、主人公のライバル的存在のキャラが使う、特別な機体があって。
見た目はすぐにやられてしまう雑魚キャラと同じ形状なんですが、色が赤いんです。
しかも性能はなんとその雑魚キャラの通常の3倍。
子どもながらに赤=特別なもの、という認識が根付いた瞬間だったのかもしれません。
以来、赤いものを身につける事で人の3倍特別な自分を表現してきましたが、今回はそんな自分が心待ちにしていた、大好きなブランドの赤いアイテムのご紹介。

〈 Gurank 〉
” Loop wheel HT pants “
COL: RED
SIZE: 1 / 2 / 3
¥39,600 TAX IN



めちゃめちゃ良くないですか?このパンツ。そして色。
実はこちら、25SSでもブラックカラーで展開があったのですが紹介する間もなくあえなく完売。
今期もブラックの展開がありましたが、同じはつまらないだろう&自分のエゴもありセレクトさせていただきました。
ファブリックの話を少しすると、その名の通り吊り編みの機械で編み上げたギリスウェット未満の肉感の生地。しっかりと度詰めされているので初めはいい意味で硬いです。
ただ、履き込んでいくともちらん柔らかくなる他、色落ちも楽しみな一本。
フラットシーマという、縫い目に凹凸が出ない特殊な縫製が施されているので、穿いた時の心地がたまらなく良いです。
また、脇ハギがない分、スウェット見えしないのも大きなこだわりの一つ。

こちらは25SSからの唯一の変更点。
右お尻のポケット上部にベルトループが追加されているので、何かを引っ掛けたりするのにお使いください。
と、まあディテールはこんな感じですが、赤いパンツはスタイリングで見せるのが最も重要なはずと心得ているので、読んでくださっているあなたを置いてけぼりにしないよう、2スタイリングだけですが紹介していきます。

165cm / size 1着用



赤を良くスタイリングに持ってくる上で、ベージュ合わせは個人的に鉄板。
先述しましたが、脇ハギがない分どの角度から見ても見た目がとても綺麗。だからこそモックネックにコート、革靴にキャップでやりすぎてない感を狙いました。
言い忘れていましたが、ウエストはドローコード付きのイージー仕様なので、楽ちん。
それではお次。



デニムに赤キャップはアメカジの定番ですが、今回は赤パンツで代用。足元はvansに変更して、それらしく寄せました。
展示会に訪れた際、デザイナーの佐々木さんが確かこの合わせで着て見せてくださったんですが、とんでもないほど似合っていて、衝撃を受けたのを思い出します。
その影響もあり、まんまと自分も購入させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
物の写真から公開していきましたが、スタイリングで見せると意外にみなさんの手持ちに普通に存在しているものと合わせても意外とすんなり収まる。
前シーズンの黒ももちろん良かったですが、今年の赤はその3倍増しです。
あれよあれよという間に、無くなりそうな予感が今年もしているので、気になった方はお早めに。
週末はレディースブランドのイベントもあるみたい?なので、彼女はたまた奥様へのそれを口実にメンズ諸君のご来店も心よりお待ちしていますね。
ここまで読んでくださった方、有難うございました。
○お問い合わせ
1LDK AOYAMA
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目47-11
青山学院アスタジオ 1F
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1LDK AOYAMA 石野
両A綿(面)のモックネック
こんにちは。
1LDK AOYAMAの石野です。
タイトルを見てさっむ、、、と思った方。
すいません、またやってしまいました。
自分もまだ華の20代ですし、普段はこんなに親父ギャグキャラではないんですけどね、ブランドへの愛が強いあまりに、なぜか思いついてしまうんです。しょーもないのを。
一人でも多くのファンを増やしたいがために、AOYAMAのブログにふと辿り着いたそこのあなたの目に留まる、そんなタイトルを思いついてしまうんだと思います。
神の悪戯ですね。
ちなみにつまらんわって意見は聞かなったことにします、次回はもっといいやつ考えますね。
そんなこんなで話が逸れましたが、AWももちろんやります。
マイ綿 by Olde Homesteader。

お店ではお馴染みになってきましたが、
秋冬の1発目にお取り扱いさせて頂くのは、古き良き時代を彷彿とさせるような化粧箱がついた見た目もおしゃれなプロダクト。
今回ご紹介するその中身は、AOYAMAだからこそ提案したいモックネックという形とファブリックにかける、妥協なきただならぬ手間が織りなす、それはもう素晴らしい1枚です。
タイトルの伏線もしっかり回収していくので、今回もエンジン全開でご紹介します。

〈 Olde Homesteader 〉
” MIL MOCK NECK LONG SLEEVE ”
-INTERLOCK-
COL: OLDE WORKER’S BLACK / IVORY
SIZE: 42 / 44 / 46
¥13,200 TAX IN


まずはINTERLOCK(インターロック)というファブリックから。
今から遡ること少し昔、西洋を中心に栄えたファブリックで、その高い耐久性と肌触りから軍隊のお洋服にも使われていたそう。所謂ミルスペックというやつです。
ではその高い耐久性と肌触りはどこから来るのか。
そこでタイトルを思い出していただきたい。両A綿(面)。
通常は吸汗などを考慮して、起毛感や肌触りの良さで表裏で使う面を変えていくのがセオリー。
ただ、それを両A綿(面)仕上げるのがINTERLOCK(インターロック)というファブリック。
要するに表裏がどちらも同等のクオリティの編み地で作られているということなんです。
お洋服の歴史あるあるですが、手間やコストのかかるファブリックは大量生産のマインドに変遷していったある時期を境に、見られなくなってしまう。
手間のかかるファブリックと聞くと、AOYAMAではきっと皆がひとえにolde thingsの福原さんのお姿が頭によぎることでしょう。
届いて早速着させていただきましたが、その着心地に惚れ惚れしました。
いつもの如く2色購入が決定したので、経年変化が楽しみでワクワク。
もう少し掘り下げていきます。

ブランドからINTERLOCKのファブリックでは様々な形が出ていますが、今回セレクトしたのはモックネック。
AOYAMAではシャツやジャケットのベースレイヤーとしての提案をしたかったのが大きいですが、やはり特筆すべき点はネック位置の絶妙な高さ。
タートルネックが個人的に好きだったんですが、ネックが地厚のものだと、折り返した時のボリューム感が最近どうも気になっていて。
そこで出会ったのがこのモックネック。

生地は薄すぎず、厚すぎずのミドルオンスという感じでしょうか。
高さもこれより低いとタートルがいいのではと思ってくるし、高いと折り返す必要が出てくる、みたいな具合の間を攻めています。
恐らくですが、この黄金比も相当緻密に計算されているんだと思われます。
手前味噌ですが、着たらわかるええやつです。そして他にもポイントが。



いつもの美の渋滞が起きる縫製、肩傾斜の無いT字型、ハギの無いリンキング、脇下Vガゼットはolde things謹製の証。
それに加えて、末端の裾と袖には畦編みのリブを使うことで当時の色を出しています。
この長めに取られたリブが自分は本当に好きで、丈を調節しやすい分、色んなパンツとのスタイリングにはめやすいんですよね、、、。
最後に着用いきます。


165cm / size42 着用
自分が着用しているので、こんなこと言うのもアレですがめちゃくちゃに良すぎます。
と言うことは、どなたでもしっかりバチっとくるアイテムの証拠。
今回はIVORYを着用しましたが、色褪せの経年変化が見えやすいOLDE WORKER’S BLACKも絶対にいいです。選べませんこんなの。
選べない方は自分と同じく2色いきましょう。そのために福原さんが企業努力の賜物でトンデモな価格設定にしてくれています。
残暑残りますが、秋はもうすぐそこまできています。
供給量以上の争奪戦にこれからなっていく時期ですので、気になった方はお早めに両A綿(面)をGETしてください。
たくさんのご来店お待ちしております。
ここまで読んでくださった方、有難うございました。
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