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THEME: News

1LDK AOYAMA HOTEL 2018A/W PREVIEW

 

1LDK AOYAMA HOTEL 2016S/S PREVIEW -WELCOME TO OUR “ROOTS”-

1LDK AOYAMA HOTEL 2016A/W PREVIEW -Keyhole-

1LDK AOYAMA HOTEL 2017S/S PREVIEW -OVERALL-

1LDK AOYAMA HOTEL 2017A/W PREVIEW

1LDK AOYAMA HOTEL 2018S/S PREVIEW

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

今シーズンも1LDK AOYAMA HOTELの内覧会を行います。

「なるべくそのシーズンに用意した特にお勧めしたいものを全部一気に見て欲しい。」という理由から始めたイベント。

2018A/W シーズンからの1LDK AOYAMA HOTELメンズ化に伴い、
より仕入れの内容を濃くして迎えるシーズンなので、その入り口としてお楽しみ頂ければ幸いです。

 

生産の都合や、お客様にお楽しみいただく為の諸々の事情で用意出来る物、出来ない物というのはもちろんありますが、
「入荷したらすぐに売り切れてしまう。」という理由から出来なかった提案を、可能な限り出来る機会があれば良い、と考えて行っています。

プレスや業界関係者に向けた内々の場ではなく、全てのお客様に向けた内覧会です。

 

 

秋冬シーズンというのは特にパワーピースが多く、パッと見の第一印象で買い物が出来てしまうアイテムも多いと思います。
ただ、最終的に蓋を開けてみると買い物の内容がアウターだらけだったり、合わせる洋服を他にも買い足さなければいけなかったり。

そこで1LDK AOYAMA HOTELでは、この秋冬のお客様のコーディネートのベースとなって欲しいな、と思って作った別注アイテムを数型用意しています。

今回の内覧会ではその内の4型をリリースする予定です。

「コーディネートのベース」というテーマ。
パッと見の印象だけで伝え切れることは、非常に少ないと思います。

是非実際に着て、お試し頂ければ幸いです。

CLASS for 1LDK AOYAMA HOTEL
“SUPER SLIM TROUSERS” ¥39,000+TAX-

過去にCLASSでリリースされたSUPER SLIM TROUSERSの復刻別注。

トレンドに関わらず太いパンツも細いパンツも気分次第で穿く方は多いと思うのですが、
マーケットというのは極端で太いパンツが流行ると売り場に太いパンツしか並んでいない、という現象がどこのお店でも起こっているかと思います。

毎シーズン「スリムなボトムスも探さなければ。。。」という変な使命感を帯びながら展示会を回るのですが、
納得が行くものも少なく。(パンツは細くなればなるほど注文が増えるアイテムだと思います。)
結局そこまで用意できずにいる現状に嫌気がさしました。

今まで体験したスリムなスラックスの中で、個人的に一番オススメしたい一本をCLASSに復刻してもらうことに。

シルエットの美しさを持つ一方で、穿いた時のストレスの無さは買った人にしかわからない感覚。
パッと見の派手さはありませんが、穿くたびに「持っていてよかったな。」という気持ちにさせてくれるはずです。

CLASS for 1LDK AOYAMA HOTEL
“KANBATSU – STRETCH WOOL L/S PULLOVER – ” ¥44,000+TAX-

CLASS 18AW COLLECTIONのインラインアイテムであるKANBATSUというモデルをベースに。

「ストレッチウールの抜群の着心地を、トップスでも楽しんで欲しい。」
というのがこのアイテムを作った一番の理由です。

ざっくりと一枚で着てしまえば完成するアイテム。
ゆったりとしたパターンに乗せたストレッチウールがストレスフリーな着心地と美しいドレープを生み出します。

インナーにシャツやタートルのカットソーを着てニット感覚でも。
ジャケットやコートのインナーにしてもハマるトップス。

裏地も無い一枚の仕様なので、シーズンレスでお楽しみ頂ける点も◎

SUPER SLIM TROUSERSと同色・同素材で用意しています。

トップス・パンツそれぞれ色違いで買えば秋口までの買い物はもはや必要ないのではないか、と感じてしまう程のコーディネートの幅広さを持つ現場泣かせなアイテムです。

salvy; for 1LDK AOYAMA HOTEL
“Mercerized cotton L/S TURTLE NECK C/S” ¥11,000+TAX-

「タートルネックは着ない。」

そういった方にこそ取り入れて欲しいアイテムを目指しました。

タートルネックに感じるストレスを極力削り取ったカットソー。

まさしくこの秋冬のベースとなる様なアイテム。

cantate for 1LDK AOYAMA HOTEL
“R.F Coverall” ¥98,000+TAX-

秋口・春先はシャツ・スウェット・ニットの上から着るライトアウターとして。
冬はジャケット・ブルゾンのインナーやアウターにも。
真冬にはコートやヘビーアウターのインナーとして。

シーズンを通して幅広いコーディネートが可能なカバーオールを目指しました。

「皆さんの縮絨ウールに対するイメージを覆す様な。」
cantateがリリースする素材:Royal Flannelを贅沢に使った一品。

この素材が生み出す抜群の着心地と、美しい生地のドレープを楽しんで頂くために裏地は一切つけていません。

そして、cantateの別注をリリースする、ということでデザイナーの松島さんも会期中店頭に立ってくださいます。

cantate 2018A/W コレクションの本格的な立ち上がりもイベント当日から。

イベント当日にデリバリーが間に合わなかった商品に関してはサンプルを用意してご案内致します。

生地にまつわる細かな情報などもデザイナーさん自らお客様にお伝え出来る良い機会になれば嬉しいです。

 

F.LLI Giacometti for 1LDK AOYAMA HOTEL
“GOAT LEATHER DERBY SHOE” ¥88,000+TAX-

本来であればこのラインナップに以前紹介したF.LLI Giacomettiのシューズが加わる予定だったのですが、
デリバリーが間に合わず。(僕がオーダーを流すタイミングが遅すぎました。)

おそらく8月の中旬にはインラインのシューズと同時に入荷するかと思います。
楽しみにしてくださっていた方、申し訳ございません。

内覧会時にサンプルは並びますので、是非合わせてご覧頂きたいと思います。

 

明日以降、それぞれの別注アイテムの細かな特徴などを追って紹介致します。

本格的な夏を迎えようとしているタイミングで秋冬物、というのも少しリアリティに欠けるかもしれませんが、冷房の効いたスペース等でご覧頂き、出来る限り今年の秋冬のシーンを想像して頂けると幸いです。

 

それでは当日、皆様にお会いするのを楽しみにしております。

 

○ お問い合わせ先

1LDK AOYAMA HOTEL

〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

info@1ldkshop.com

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

July 17, 2018, 8:33 PM

Category: Kawakami News

m’s braque – ARCHIVE & SAMPLE SALE –

 

 

ヨーロッパ各地を回り、ヴィンテージやデッドストックなど現代では再現できない貴重なもの、意匠的な素材や付属で独自のパターンメイキングを表現すること。

テーラリングをベースにしながら、艶や色気と共に独特の‘抜き’が内在。

日本の職人技術を取り入れたり、新しいステッチを試みるなど、途切れることのない創作への意欲。

表層的なデザインだけでなく、カッティングや流れる曲線を大切に、着心地とデザインを両立。

その圧倒的な背中の美しさ、こだわった‘物造り’を追求し、独自のスタイルを提案するブランドが存在する。

“m’s braque”
目指すのはモードとクラシックの間のリアルクロージング。

 

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

既に1LDK AOYAMA HOTELではお馴染みのブランド:m’s braque。

ラテン的な艶やかさ。
ブリティッシュな構築的で重厚感のある厳格さ。
イタリアンな軽快さ。
アメリカンな合理的で良い意味での大雑把さ。

そして日本人の持つサンプリング能力と、一つの事をとことん突き詰める誠実さが生み出すコレクションの数々。

メンズのドレスに精通し、しっかりとしたテーラリング技術を持ち、ファッションとちょっとした茶目っ気を持ち合わせるこのブランドにしか表現できないアイテムがたくさんあります。

と言っても、1LDKというお店の提案的にハマる物もハマらないものもしばしば。

それはセレクトショップならではの世界観だったり、棲み分けだったりとしょうがない部分でもありますが、
折角取り扱っている以上、そのブランドの世界観はなるべくそのままお伝えしたい、と感じるタイミングが多いブランドでもあります。

 

 

m’s braqueは設立当初からヨーロッパ各地を巡って探し出したヴィンテージのデッドストックの生地や釦といった付属品を多用しています。

その理由から、特にコレクション初期のものに関しては付属する釦もバラバラ。
用いるのはデッドストックの取りきりの生地が多く、オーダーがまとまって入ってしまうと事実上そのお店のエクスクルーシヴ扱いになってしまう事も多々あったそうです。。。

と、なんとも商業的な匂いを全く感じさせない、非常に好感度の高い不器用さを持つプロダクト。

現在ではそういった生産的な問題(これはお客様に対する、というよりかはビジネスとしての)は比較的解決されてきている様ですが、ヴィンテージやデッドストックの素材・付属を使う点は一貫して変わっていません。

パッと見るとなんでも無さそうにサラッと使っている生地でも、実はヴィンテージの生地だったりするから見ていて面白いです。

 

年に2度ほど、代理店の方から過去のサンプルを含めて見せて頂ける様な機会があるのですが、細かく見ていると何日かかるんだろう。。。と、ワクワクする様な内容。

折角なので、そのままお客様に楽しんで頂きたいな、と思い相談したところ、1LDK AOYAMA HOTELでm’s braqueのアーカイヴ・サンプルの即売会を開催出来る事になりました。

 

 

m’s braque
– ARCHIVE & SAMPLE SALE –

07.06 FRI – 07.22 SUN

 

全て一点もののシンデレラサイズ。

生地的な問題から製品化されなかった物などは省いていますが、
業界ならではの諸事情から製品化されずに世に出回らなかった物等もあるので、見応えはあるはずです。

台風の煽りを受けて、明日明後日は来て頂いた方はゆっくりご覧頂けるかと思います。
スタッフと共にお楽しみ頂ければ嬉しいです。

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

July 5, 2018, 9:18 PM

Category: Kawakami News

FRANK LEDER – ARCHIVE & SAMPLE SALE –

 

WOMAN MOVING SALE at 1LDK AOYAMA HOTEL

1LDK AOYAMA HOTEL 2018S/S SALE

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

今シーズンもFRANK LEDER – ARCHIVE & SAMPLE SALE -を開催しています。

毎期リリースされるシーズン物ももちろんですが、このブランドの魅力は過去のアーカイヴにも存在します。

クローゼットの中に数年間眠っていたアイテムほど、その時の気分にハマるとより愛着が湧くことは少なからずあるはず。

流行り廃りを追わずに、自分が作りたいもの、表現したいものを作り続けているFRANK LEDERというブランドならではの楽しみ方がそこにあります。

 

今日はサラッと内容だけ。

デザイナー:FRANK LEDER自身が自らの手で染め上げ、ブリーチを行なったINK DYED/BLEACHシリーズ。

FRANK LEDERが元々用いるBED LINEN・FUNDAMENT COTTON/LINENのポテンシャルを引き出す様なアイテムの数々。

おそらく2018SSコレクションの展示会の際に、このサンプルの迫力に目を奪われたバイヤーの方は非常に多かったと思います。

 

1LDK AOYAMA HOTELでは型・色に絞ってオーダーしていました。
今回のSAMPLE SALEではフルラインナップ、とまでは行きませんが、比較的種類は見られるので気になっていた方はこの機会に是非。

個人的には特にこの染め・ブリーチのシリーズのファーストサンプルの迫力は、製品とはまた違った物があると感じます。

 

そして、2018SSシーズンコレクション:BOHEMIA。

シーズンテーマがダイナミックにプリントされるカットソー・ニットや、
初の試みとなるヴィンテージのポストカードを転写プリントしたシャツ・ジャケット類等。

斬新で目を惹くデザインももちろんですが、
BOHEMIAの地に根付く、若者たちが強さと敏捷さを誇示するための集団競技において用いられるであろうディテール(例えば逆立ちしている状態で初めて活躍するポケット等)が施されるピースが数多く存在するコレクションでした。

わかりやすい様でわかりづらい。
奥行きある背景と、経年変化を含めた非常に可能性を秘めたファッションピースは2018SSシーズンも健在です。

アーカイヴ物は順次売り場に投入していく予定です。

 

宝探しの様な感覚で、お楽しみ下さい。

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

July 1, 2018, 9:05 PM

Category: Kawakami News

1LDK AOYAMA HOTEL 2018S/S SALE

 

このアイテムを手に、一緒に日本代表を応援しましょう!

WOMAN MOVING SALE at 1LDK AOYAMA HOTEL

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

先週から始まったWOMAN’s MOVING SALE。

細かな内容は連日STAFF関口が紹介しています。

革小物といったシーズン性の無いアイテムや、秋冬を見据えた買い物、もちろん買ってすぐに取り入れられる様なアイテムもまだまだございます。

2018AWシーズンからの1LDK AOYAMA HOTEL メンズ一本化に伴い、今までセールにかけていなかったアイテムも日々追加していっているので是非遊びにいらしてください。

 

そして、今週末、6/30(土)から2018S/Sシーズンアイテムのセールを1LDK全店で開始致します。

2Fに上がってすぐ右手にあるレディースのシーズン物コーナー。

気になっていたけど手が伸びなかったアイテムなどもご用意は出来ていると思います。

日本の長い夏に対して通例的にこの時期から行われるセール。
7月の中頃になると秋冬物の納品も始まり、現場的にはもう既に秋冬のスイッチが入っている様な状況でもあるのですが。。。
ただ、現実的に考えると夏はまだまだこれからです。

是非気分をより夏に向けることが出来る様なアイテムをお探し下さい。

メンズのセールも今週末から開催致します。

これからの時期に活躍する半袖のカットソー物や通年使えるアイテム。

是非この機会に。

詳細は順次スタッフから紹介致します。

 

気になるアイテムがある方も、そうで無い方も。
今週末は1LDK各店を巡ってみてはいかがでしょうか。

きっと良い出会いがあるはずです。

 

※一部対象外の商品もございます。
※1LDK ONLINE STOREのSALEは7月2日より開始致します。

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 28, 2018, 8:09 PM

Category: News Pick Up

WOMAN MOVING SALE at 1LDK AOYAMA HOTEL

 

 

WOMAN MOVING SALE at 1LDK AOYAMA HOTEL

2018.06.16(SAT) 〜

30%〜70%OFF

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの関口です。

今週末の6/16(土)から、1LDK AOYAMA HOTELではWOMAN MOVING SALEを行います。

2018年、秋冬シーズンからAOYAMA HOTELはメンズのみのお店として新たにスタートいたします。

そこで、今回は1LDK AOYAMA HOTELの店舗のみ一足早くレディースのSALEを開催することになりました。

 

・MY
・JANE SMITH
・CINOH
・UNUSED
・MAISON EUREKA
・ALLEGE
・KLOKE
・SALVY;
・P.A.M
・ARIES
・BLESS

etc…

人気ブランドばかりが揃う今回のMOVING SALE。
夏本番に向けて揃えておきたいTシャツや、シーズンレスで着られるシャツ/デニム等。
ブランドだけでなくアイテムも豊富にラインナップしています。

まさかこのアイテムまで、、。
このタイミングだからこそできた内容となっているので、間違いなく楽しんで頂けるはずです。

皆様のご来店をお持ちしております。

 

 

 

※一部SALE対象外の商品もございます。 詳しくは当日、店舗スタッフまでお問い合わせ下さい。

 

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 関口

June 15, 2018, 10:07 PM

Category: News

次のシーズンに向けて

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

個人的に最近淡々と商品紹介をしすぎているように感じるので、
これからは定期的に今後入ってくるもの/仕込んでいる最中の物の紹介やお店の物とはあまり関係の無さそうなBlogを書こうと思います。

今日は次のシーズンに仕込んでいるアイテムの紹介を少しだけ。

 

1LDK AOYAMA HOTELでは数シーズン前からイタリアのシューズブランド:F.LLI Giacomettiの取り扱いをしています。

前の職場で知ったイタリア:ヴェネト地方のシューズファクトリー。

誰もが聞いたことがある様なメゾンブランドの足元を支える確固たる技術と経験を持つファクトリーですが、僕がF.LLI Giacomettiというブランドに対して興味深いと感じる点は、そこだけではありません。

 

F.LLI Giacometti。

それは世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意、そして高いサンプリング能力とイタリアの確固たる技術・経験の融合により生まれる実用性/ファッション性/独自性溢れるシューズブランド。

 

 

靴、特にドレスシューズはいくつか履き比べる事により、それぞれの良さを深く知る事が出来る物。

例えば、僕がALDENを買うきっかけになったのは、
洋服屋を始めて、「これ最高に格好いいなぁ。」と思って買ったイギリス靴に足をボロボロにされた経験から、
「かっけぇ靴は痛ぇ。」というイメージを持ってしまった僕の耳に飛び込んできた、
「ALDENはすごい。格好良くて一日中履いても全く疲れない革靴だ。」という非常に興味をそそる言葉でした。

時間をかけて何足か買ったり譲ってもらって履いてみたのですが、
ヴァンラストのコードヴァンペニーローファーに甲骨を攻撃されて、
アバディーンラストのタッセルローファーとシングルモンクにタコだらけと外反母趾にされて、
バリーラストのロングウィングに更にそのタコを痛めつけられた結果。

ようやく最後に買ったモディファイドラストのプレーントゥにより、その「一日中履いても全く疲れない履き心地」を体験する事が出来ました。

因みにそこまでたどり着くのに3年くらいかかりました。

めげずに挑戦し続ける事が出来た原動力は、当時の職場の先輩からの「自分の足に靴を合わせるんじゃない。履きたい靴に自分の足を合わせるんだ。」という今考えると意味のわからない強力な洗脳と、単純に革靴の魅力に対する好奇心から。

 

確かにモディファイドラストの履き心地は良かったですが、僕はあのラストが生み出す独特のフォルムに最大の魅力を感じます。
土踏まずのシェイプからボリュームあるトゥ部分に流れるラインは最高に美しいです。
ただ、とりあえず磨けばなんとかなるコードヴァンに履き慣れてしまった僕にとって、ALDENの革質にムラのある繊細なカーフは非常に扱いづらかった記憶があります。

ヴァンラストのペニーローファーのアメリカンな軽快さ。
これは幾度となく海水に浸された過去を持つ、代々前職の先輩から受け継がれ、最終的に僕の元に辿り着いた革質がボロボロになったコードヴァン。
磨けばビカビカに光ったので、前知識で持っていた「コードヴァンは水に弱い。」というイメージを払拭させてくれたシューズでもあります。
ただやはり塩分により死んでしまった革だったので履いているうちにモカから裂けて以来、靴磨きの練習に使っていました。
あと、この革靴を経て靴は中古で手に入れる物では無いと学びました。

アバディーンラストのコードヴァンタッセルローファーの万能性と、出るとこは出てて絞るとこは絞ったあの特有のフォルムは他のブランドのタッセルローファーに無い魅力があります。
何より一番最初に自分で買ったALDENだったので、個人的には思い入れのあるモデルでもあります。
ただ、アバディーンラストがローファー木型では無い為か僕の足の形が悪かったせいかフィッティングが正確でも履き口が笑ってしまうところは気になりました。

バリーラストのバーガンディのコードヴァンロングウィングの戦車の様な男心くすぐる存在感。
当時の先輩には駄目出しされたコーディネートでしたが、極太のパンツから覗く艶やかなメダリオンのバランスが僕は好きでした。
ただ、工場でのソールの接着が甘かったせいか履いている内にソールが徐々にズレてきました。
あと犬の糞を踏んでからショックで一年くらい放置しました。

そしてアバディーンラストのダークブラウンスウェードのシングルモンクは「お前はコンサバさのカケラも理解しようとする姿勢も感じられないから。」という理由でオーダーした(させられた)モデル。
苦手だったジャケパン/スーツスタイルまでこなし、「本当にこの靴好きになれるのかな。。。」という不安も長い時間をかけて先輩への感謝の気持ちに変えてくれたシューズでもあります。

 

僕が持っているモデルはALDENの中でも非常に少ない型数ではありますが、それでも各モデル・木型によって全く異なる魅力を持つのを、それぞれを履き比べる事で感じる事が出来ました。

アンラインド(ライニングがつかないもの)は見た目からふにゃふにゃしていたのが何故か気に食わず手を伸ばさなかったですし、シングルモンクとモディファイドラストプレーントゥ以外はコードヴァンだった為、違う革質の物を履いてみたらまた違った印象を覚えていたのかもしれません。

靴は別にその木型が自分の足に合おうが合わなかろうがフィッティングさえ問題なければ単純に「格好いいし、この靴にしか出来ないコーディネートがある。」という理由で履けてしまう物だと感じます。

ただ、ALDENを買い足しつつも結果的に一番履く機会が多かったのはバリーラストのロングウィングのグッドイヤーのソールのコバのボリュームが気に入らなくて買い足したHeinrich DinkelackerのRioのフルブローグと、他のブランドには無いずっしりとしたボリュームがあり、ネイビーのコードヴァンがとても美しかったローファー:Weinでした。

この2つのモデルは僕の甲高で幅広の足の形にとてもフィットした上に、一足ずつ職人が手作業で作る重厚感ある雰囲気も含め、見た目が非常に格好が良かった。

 

別にどっちが上で〜と言った話ではなく、例えば見た目が同じくらいの完成度であれば、より履いていて、洋服と合わせていて、ストレスの無いものを自然に選んでしまうのは当たり前です。
結果的に当時の僕にとっての良い靴とは、履いていて全くストレスのなかったHeinrich Dinkelackerの2足だったのでしょう。

因みに同じ木型のRioでも3アイレットのプレーントゥは全く履かなくなりました。
アイレットの数でフィッティングが全く違い、履いていて落ち着かなかったからです。

靴選びは本当に難しいと感じます。

 

「良い革靴」の定義は本当に人それぞれです。

・コストパフォーマンスが良い
・ブランドネームが良い(PR力が強い)
・革が良い
・履き心地が良い
・使用用途にあった
・軽い
・かっけえ
・流行ってる
・雨の日でも履ける
・適切な手入れさえすれば長く履ける
・誰とも被らない自分的最強のやつ
・今だから感じる、その背景が面白いもの
・今はもう手に入らないもの
・自分の足にしっかりと合うもの

等、一つ一つ上げていくと無限に広がる要望と目的を叶え続けてきたシューズメーカー。
それぞれがそれぞれの用途に向けて多岐にわたるモデルをリリースしてきました。

John Lobb/Anthony・George Cleverly/Edward Green/Church’s/Crockett&Jones/Tricker’s/Enzo Bonafe/Santoni/Le Yucca’s/TANINO CRISCI/Silvano Mazza/
J.M WESTON/Corthay/Aubercy/Paraboot/Vass/Heinrich Dinkelacker/Ludwig Reiter/ALDEN/Florsheim/Allen Edmonds/大塚製靴/三陽山長/HARUTA等。

貴族階級に向けたもの・経験と知識を受け継ぐ伝統的なもの・歴史の長いもの・今は無きもの・ライセンスが生き残ったもの・名門から出て新たに生まれたもの・大衆的人気を勝ち取ったもの・その地域に根付いたもの。

僕の非常に心許ない経済力と偏見的な物の見方では一生全てを履き比べる事は出来ないと思いますが、果たして全てを履ききった時に見える靴選びの真理とはどんな物なのでしょうか。

と、想像してみても結局は人それぞれの足の形や好みに依存するもの。

小耳に挟んだだけの他人の言葉や、実際に履いた事も無いのに良さを勧めてくる店員の助言、調べると溢れ出てくるネットの情報は必要無く、まさに自分の足を使って経験し、足りない部分を埋める為に選び出したものこそが「本当に良い革靴」なんだと思います。

 

 

     

F.LLI Giacometti for 1LDK

“GOAT LEATHER DERBY SHOE”

 

F.LLI Giacometti。

シューズファクトリーの得意分野/地域に依存する特性/今までこなしてきた仕事内容を細かく理解し、自らの思い描くシューズに的確に落とし込んで生まれたコレクションは、数多くの革靴を自身の足を使って探し出してきたからこそ出来る仕事です。

ローファーにはローファー木型を。サンダルにはサンダル木型を。
シューズにはシューズ木型を。ブーツにはブーツ木型を。

当たり前の様に思えて、実は多くのシューズメーカーが行なう事が出来ていない誠実な靴作り。

見た目だけではなく、実際に履く人の履き心地を踏まえてその靴の理想的な見え方を考え貫き通す芯の強さ。
そして、自らが想像する独創的なシューズに適した木型をアプローチする、知識に裏付けられた柔軟性。
多種多様な革を用い、それを選ぶ人間の感性を試す様な攻撃性。

 

何よりも、世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意と、それをベースに新たな物を作り出す感性。
その高いサンプリング能力とイタリアのファクトリーの持つ確固たる技術と経験の融合により生まれる、オリジナリティ溢れる実用性/高いファッション性。

 

1LDK AOYAMA HOTELの2018AWシーズンラインナップの一つとして、F.LLI Giacomettiに特別なシューズを作って頂きました。

「日本の都市生活者に向けたドレスシューズ。」

この一足が手持ちのシューズに足りないと感じている穴を埋めてくれるはず。

実際の発売は7月下旬から8月上旬頃になります。

サンプルはこの週末にはお店に用意できるかと思いますので、気になる方は是非お声かけ下さい。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 13, 2018, 9:28 PM

Category: Kawakami News

1LDK presents 2018S/S MENS&LADIES SAMPLE SALE

 

 

1LDK presents 2018S/S MENS&LADIES SAMPLE SALE

 

▼DATE
2018 / 6/ 8(金)- 6/10(日) 12:00〜18:00

▼PLACE
HOUSE GALLARY SPACE
〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町11-19

http://housegallery-space.com/

 

▼BRAND

BLACK & BLUE

CINOH

COMING ATTRACTIONS

ED ROBERT JUDSON

is-ness

ITTY-BITTY

JANE SMITH

JOHN SMITH

nine tailor

niuhans

Noritake

Paratiisi

ROTOL

TEATORA

LIVING CONCEPT

MY

UNIVERSAL PRODUCTS

I

1LDK

 

*現金およびクレジットカードが使用可能です。

*お買い上げ額合計3万円以上から、クレジットカードをご利用頂けます。

*セール品につき、返品および交換対応は出来かねます。

*各ショップへの修理品のお持ち込みはご遠慮ください。

*混雑時は入場を制限させて頂く場合がございます。

*駐車場はございません。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 一同

June 5, 2018, 8:28 PM

Category: News

ne quittez pas -MACRAME BELT- vol.2

 

1LDK IDとFEATUREページが更新されました。

1LDK Stand Buy Me!

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの間根山です。

前回ne quittez pasについてSTAFF関口が紹介を行なっておりますが、引き続きわたくし間根山とSTAFF落合によるスタイリングをいくつかご紹介させて頂きたいと思います。

皆様に今回のブログを通して更にne quittez pasのMACRAME BELTの魅力に共感して頂ければ幸いです。

ne quittez pas -MACRAME BELT- ¥6,000+TAX-

ブランド名のne quittez pas(ヌキテパ)とは、英語の「hold on」と同義語で自分のスタイルをKEEPするという思いが込められています。

伝統的なテクニカルやファブリックに、ヨーロッパのエスプリを加えた「BAZAAR STYLE」を提案し、主にインドで制作。

オリエンタルなムード漂う素材使いと独特な色彩に個性が光るデザインが特徴的です。

日本をはじめ、ヨーロッパでも商品を展開し、注目を集めているブランドです。

 

それでは早速。

NO.4 STAFF MANEYAMA

-BOLD-

コーディネートのポイントとなる鮮やかなカラー。

同系色でまとめる事によってバランスの良いスタイリングに仕上がります。

デザイン性があるが故に、素材の上質さと個性が際立つコーディネート。

-GREEN-

どうしても今っぽく仕上がってしまうオレンジもベルトを取り入れるだけでこなれた雰囲気を演出することができます。

マンネリ化しがちなシャツを新鮮に着用して頂ける万能なアイテム。

今シーズンはラフに結ぶのも気分です。

-BEIGE-

ベルトのブルーがクールな印象に仕上がります。ブルーパンツと合わせて統一感のあるスタイリングに。

フェミニンなスタイリングが多い方こそ是非、挑戦して頂きたいコーディネート。

モードにスタイリングしていつもと違う雰囲気を楽しんでみては如何でしょうか。

NO.5 STAFF OCHIAI

-BOLD-

皆様もクローゼットに一枚は持っているのではないでしょうか。

合わせやすくカラーを問わないのが魅力的なホワイトのTシャツ。

夏場の王道でもある白Tと合わせて、トレンド感UPを狙いました。また、ウエストマークがスタイルアップ効果も◎

挑戦しにくい赤もこれなら取り入れやすいですね。

-GREEN-

上品なアイテム、シャツとのスタイリング。

知的な印象のシャツにアレンジを加え、真面目な雰囲気から華やかな印象にシフトチェンジ。デートやちょっとしたお呼ばれにも対応できる着こなしです。

カジュアルカラーのモチーフでもあるカーキを女性らしく着飾ったコーディネート。

-BEIGE-

同様カラーのホワイト。ノースリーブに合わせるとまた一味違います。

フレッシュさと上品さを兼ね備えたスタイリングに仕上がります。モノトーンなスタイリングだからこそ、ベルトのカラーがより鮮明に強調されます。

おしゃれを楽しみたいファッショニスタの方におすすめしたい爽やかなコーディネートです。

 

以上スタッフ5人によるコーディネートをご紹介してきました。

難易度の高い印象のサッシュベルトですが、ワイドパンツからスキニー、ワンピースやシャツまでどんなアイテムでもこなれて見える優秀なファッションアイテムです。

お手持ちの洋服に一点足すだけでコーディネートの表情がガラリと変わるのも嬉しいポイント。

スタイリングがダイレクトにでる夏場こそ、差をつけるには絶好の晚品。
是非、ファッションに変化をつけて楽しんで頂きたいです。

ne quittez pasの拘った製法、またne quittez pasならではのデザインを店頭で直接見て感じて、より一層ne quittez pasへの親近感が深まっていただければと思っております。

 

また、明日から1LDK ONLINE STOREにも掲載致します。
遠方の方は是非そちらでお買い求め下さい。

 

※6/2(土)から発売致します。

 

○ お問い合わせ先

1LDK AOYAMA HOTEL

東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

info@1ldkshop.com

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 間根山

June 1, 2018, 6:49 PM

Category: News Ochiai Pick Up

1LDK Stand Buy Me!

 

こんにちは。

皆様1LDK Stand Buy Me!(ワンエルディーケー スタンド バイミー!)はご存知でしょうか?

1LDK Stand Buy Me!とは、1LDKが小規模で展開していくポップアップショップをベースとした新プロジェクトです。

この度、1LDK Stand Buy Me!は、Marunouchi Happ.stand & galleryにて、初のポップアップショップを開催することになりました。

今回のポップアップショップでは、同レーベルのキャンバスバッグやサーモマグの新色など、ラインナップを新たに追加しました。通常は1LDK PARIS店でしか手に入らない1LDK PARISのスーベニアアイテムも特別に販売致します。

また6月16日(土)~17日(日)の二日間は、限定イベントを同時開催!
静岡市に拠点を置くIFNi roasting & co. の松葉氏をお招きし、ハンドドリップコーヒーのイベントを開催します。コーヒー染めを施したシャツなどのアパレルも販売。一点ずつ丁寧に手で染め上げたコーヒー独特の雰囲気をお楽しみください。

お誘い合わせの上、是非お立ち寄り下さいませ。

【期間】
6月1日(金)~6月17日(日)

【場所】
Marunouchi Happ.stand & gallery
東京都千代田区丸の内2丁目5-1 丸の内2丁目ビル1F(仲通り側)
03-6206-3343
http://marunouchi-happ.jp/

【営業時間】
月~金 8:00-22:00
土/祝前日 11:00-22:00
日 11:00-20:00

なお1LDK Stand Buy Me!は、全国各地にポップアップとして出店予定です。
情報は随時公式インスタアカウント(@1ldk_standbuyme)にアップしていきますので、今後とも是非ご注目ください。

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 一同

May 29, 2018, 7:18 PM

Category: News

– E-WAX ART EXHIBITION – “E-WAX TEE & E-WAX KANOKO BUCKET HAT /POLO”

 

1LDK IDとFEATUREページが更新されました。

WHO’s MAKING presents – E-WAX ART EXHIBITION – at 1LDK AOYAMA HOTEL

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

先週末から始まったWHO’s MAKING presents – E-WAX ART EXHIBITION –。

 


“WHO’sMAKING” – E-WAX TEE – ¥9,500+TAX-


“WHO’sMAKING” – E-WAX KANOKO POLO – ¥13,000+TAX-


“WHO’sMAKING” – E-WAX KANOKO BUCKET HAT – ¥9,000+TAX-

 

一見アメリカンな印象を覚える表情あるボディながら、その着心地に驚かされるTシャツ。

ふんわりとした着心地を感じる一方で、しっかりとコシのあるタフな鹿の子のポロ。

そして、通気性豊かな鹿の子素材の特性を活かしたバケットハット。

壁を飾るE-WAXの作品、Tシャツのプリント、ハット・ポロの刺繍に目が行きがちですが、WHO’sMAKINGらしい抜群の着心地と抜群のノリの良さもお忘れなく。

 

 

○ お問い合わせ先

東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

May 22, 2018, 8:55 PM

Category: News