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1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW ” BLESS “
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
cantate 2019S/S presentation at 1LDK AOYAMA HOTEL
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “MAISON FLANEUR”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “m’s braque”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW ” FRANK LEDER “
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW ” NICHOLAS DALEY “
〈BLESS>
1997年にイネス・カーグ(Ines Kaag)、デジレー・ハイス(Desiree Heiss)などによってドイツ・ベルリンにて創設されたブランド。
ドイツのベルリンから活動をスタートし、現在はベルリンとパリを拠点としています。
コンセプチュアルな要素が強く、アイデアを出していくことに多くの時間を費やし、また入念なリサーチのもと過去のマテリアルを使用しながら現代への価値を生み出していく。
日常で使うことを念頭に置いたビジョンから、少なくとも今までなかった現実的なプロトタイプを作ることを目標に、独自なユニークな発想で、伝統にとらわれないものづくりを行います。
またフォッションのみならず、アート、スポーツ、デザイン、社会活動といった様々なジャンルで活動するブランドです。
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの大谷です。
引き続き内覧会に並ぶブランドより”BLESS”のご紹介です。
-The Maryan Nassir Zadeh Jeansjacket- (Asort) ¥74,000+TAX-
2つのLevi’sの古着のデニムジャケットを再構築して作り上げたデザインのデニムジャケット。前後で色のテンションが全く異なるモノを組み合わせたユニークなデザインが特徴的です。
イラン人デザイナーでNYに自身の名のセレクトショップも持つMaryan Nassir Zadeh(マリアム ナッシアー ザデー)とのコラボアイテム。
引き続き今季もコレクションで展開しており、個人的にも愛用しているモデルになるので、迷わずオーダーすることにしました。
デニムの気兼ねなく 着用できる素材の良さに独創的なデザインが加わった一枚。
合わせるインナーをコットンやリネンにすれば春アウターとして、ウールやカシミアなどの暖かみのある素材にすれば秋から冬にかけて着用出来るのもGジャンの良さの1つ。
裏地が付かない分、ジャケットやコートのインナーにしても◎
デニム素材の合わせるアイテムも比較的選ばない万能性と3シーズンそれぞれで楽しめるコーディネートし甲斐のあるジャケット。
ご用意しているのはサンプルになるので、全く同じ色味、サイズ。という訳にはいきませんが、プロダクトの雰囲気は感じていただけると思います。
続いてもう1アイテム。
-Stand-up Comedy Demimoorebag- ¥84,000+TAX-
外側に2つ、内側にも2つスリットポケットがついた、ベストとバックが組み合わさったかのような、こちらもデザイン性に富んだアイテム。
過去数シーズンに亘り素材を変えながら提案させていただきましたが、今季1年ぶりにオーダーすることにしました。
シャツやカットソーの上に、
ショルダーストラップのアジャスターで調整できるので、シャツやカットソーのライトな生地感のモノから、ジャケットやコートの生地感のあるアウターの上でも着用可能。
物足りないコーディネートに1癖加えるアクセントとしてのベストの顔。
あからさまに収納が優れたポケットがたくさん付いたベストとは違ったデザインながら、バックとしての機能面も持つ収納スペースに長けた設計。
シンプルにそれぞれの良さをを感じさせながら、「着用するバック」として1つに組み合わせたデザインアイディアには、初めて見たときには驚かされました。
ちなみに『Demimoorebag』というアイテム名は、あの”デミ・ムーア“から名づけられています。
1993年、アメリカの恋愛映画”INDECENT PROPOSAL”で彼女が着用していたこちらからインスパイアを受けたそうです。
独創的なデザインでアーティスティックな印象もありますが、日常生活に取り入れることで、僕らの生活に新しい視点を提案してくれるBLESSのコレクション。
勝手に感じていた固定観念を覆してくれるような、新たな驚きや楽しみを是非感じてみてください。
※BLESS SPRING/SUMMER 2019 の実際の発売は2月を予定しています。
1LDK AOYAMA HOTELでは1月18日〜1月20日までの間、掲載したサンプルを先駆けてご覧頂けます。
○ お問い合わせ先
1LDK AOYAMA HOTEL
〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 大谷
STAFF WANTED
募集要項
職種:店舗スタッフ
業務内容:販売に関わる業務全般
雇用形態:正社員またはアルバイト
給与:経験、能力を考慮の上、優遇
勤務地:1LDK都内店舗(MENS STORE STAFF、WOMENS STORE STAFF)
応募方法:履歴書、志望動機、全身写真をお送りいただくか、直接店舗までお持ちください。
書類選考後、面接を行う方にのみご連絡いたします。
履歴書送り先:
〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町11-19
㈱アイディーランドカンパニー 採用担当宛
TEL:03-5459-5466
MAIL:one-ldk@idland.jp
We 1LDK will hire our new crew of store staff!
Person who has no experience and skill of service is also welcomed. Although we are small company, much experience you can go through such like merchandising, buying, PR or store manager.
Looking forward to your applying.
JOB INFORMATION
Division: Store Staff
Location: Nakameguro or Minami-aoyama, Tokyo
Salary: Negotiable, based on experience
How to apply: Send or bring your personal resume and photo of you (whole outfit) to the address below
11-19 Sarugakucho, Shibuya-ku, Tokyo, 150-0033, JAPAN
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF一同
January 16, 2019, 7:09 PM
Category: News
UNIVERSAL PRODUCTS – HELMET BAG –
UNIVERSAL PRODUCTS – KNIT & SLACKS –
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの荒木です。
毎シーズン好評のUNIVERSAL PRODUCTSのバッグ。
そのバッグの数々はシーンを問わずビジネスから普段使いまで使用できる利便性と見た目のミニマルさが特徴。
今回はそんなUNIVERSAL PRODUCTSから新型となるHELMET BAGのご紹介を。
“UNIVERSAL PRODUCTS”
– HELMET BAG –
¥18,000+TAX-
名だたるラグジュアリーブランドも採用するイタリアのリモンタ社製ナイロン生地を使用。
素材特有の優れた耐久性/防水性を持ち合わせながらも、スムースなタッチに品のある光沢が特徴。
ナイロン素材のイメージを払拭したと言われているのも一目見れば実感できる程に明らかです。
カラーはファスナー/金具/糸にいたるまで統一させたオールブラックでビジネスシーンでもスーツに合い主張を抑えたシンプルなデザインに。
サイズはマチの付かない横42cm/縦40cmの大きさで大口開閉と書類や15インチのPCまでもすっぽりと入る使い勝手の良いサイズ。
内側にはスマートフォンが丁度入るポケットとファスナー付きの小分けポケットが付いた気の利きよう。
その収納部に加えフロントの2つのポケットもこの型が浸透している所以の1つ。
小分けに使用するポケットとは違い十分な容量を持ち、見た目の薄さに反して財布/手帳/本を入れても余裕がある程に色々詰め込めてしまいます。
また、裏地/ポケット内部にまでも贅沢にリモンタナイロンを使用した、抜け目のない作り込みも見逃せません。
CREDIT
“S.E.H KELLY” – SOMERSET TWO-PLY WORSTED SB3 JACKET – ¥128,000+TAX- → ¥89,600+TAX-
“ UNIVERSAL PRODUCTS ” – COTTON PIQUE CREW NECK KNIT – ¥16,000+TAX-
“ I ” – PINTUCK TROUSERS [STA-PREST] – ¥22,000+TAX-
ビジネス用のハンドバッグとして。
2WAYバッグとなると毎回ショルダーストラップの付け外しが少し面倒で外した際に無くしてしまったというのも珍しくありませんが、背面にストラッップリングを付ける事で付けたままでもスッキリとハンドバックとして使えます。
勿論ワンタッチで取り外しもできるのでシーンに合わせてお使いください。
CREDIT
“ UNIVERSAL PRODUCTS ” – COTTON PIQUE CREW NECK KNIT – ¥16,000+TAX-
“ cantate ” – DENIM PANTS – ¥37,000+TAX-
マチは設けていませんが、荷物をしっかり詰め込んでも柔らかな質感が適度に膨らみを持ち形を保ってくれるので心配はいりません。
ナイロンのサラッとした表情は春夏のカジュアルな服装にもスッと馴染んでくれるので、普段使い/通学用としても十分にこのバッグの良さを実感してもらえるはずです。
あるようで探すとなかなか見つからない幅広いシーンで活躍する汎用性の高いバッグ。
この機会に是非お試しください。
“UNIVERSAL PRODUCTS” HELMET BAG は 1月18日(金)から発売を開始致します。
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 荒木
January 16, 2019, 4:13 PM
Category: Pick Up
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “NICHOLAS DALEY”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
cantate 2019S/S presentation at 1LDK AOYAMA HOTEL
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “MAISON FLANEUR”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “m’s braque”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW ” FRANK LEDER “
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
先ほどのFRANK LEDERに引き続き、内覧会のご案内を。
長い間自分のお店以外で買い続けているブランドがあります。
設立当時は限られたお店のエクスクルーシヴブランド。
加えて辞めた会社の取り扱いブランドをすぐに引っ張るのも僕の選択肢としては無かった為、
取り扱い店で買っては仲の良いお客様に「かっこいいブランドありますよー。うちではやらないと思うんですけど。」という風に伝えて一緒にそのお店に買い物に行く、という付き合い方をしてきました。
ちなみに2016S/Sの内覧会では1LDK AOYAMA HOTELでセレクトしている内容に加えて、私物も織り交ぜてご案内していたのでちゃっかりLOOKと一緒に並んでいたり。
時間が経つにつれ、徐々に取り扱い店舗が増えて行く内に「やっぱり1LDK AOYAMA HOTELで提案したいなぁ。」と思う様に。
偶然近隣の店舗での取り扱いが無くなったタイミング。
少し時間は経ちましたが、2019S/Sシーズンよりお取り扱いをすることになりました。
– NICHOLAS DALEY –
デザイナーはジャマイカ系イギリス人のNICHOLAS DALEY。
ヴィンテージウェアを研究した知識をベースに。
自身のルーツを紐解き、民族的、音楽的、文化的を掘り下げ、従来のコレクションブランドとは違った側面から僕達の五感を刺激します。
そしてそれはきっと彼のプロダクトを手に取る方全てにしっかりと伝わるはず。
“私たちは音楽への愛と、世界の人々、とりわけカリブ海やアフリカの人たちが幸せに集まることができる場所を作りたいという思いからReggae Klubをはじめました。
当時は他の音楽プロモーターがレゲエを敬遠していました。そのギャップを埋めて行く日々でした。
私たちは一部の人が親しみを感じ、この国の新たなオーディエンスが魅力を感じることが出来る音楽を鳴らし続けました。
この文化の交流こそが求めていたものです。
このクラブは音楽によって人類が一つになれるという私たちの信念そのものだったのです”
-Jeffery& Maureen Daley
2019S/Sのコレクションテーマは‘SLYGO’。
British Fashion CouncilによるNEWGENプログラムのサポートのもと、イギリスのレゲエカルチャーに貢献したNicholas Daley(ニコラス・デイリー)の両親にオマージュを捧げるコレクションを発表。
ニコラスの実父「Jeffery Daley」のDJとしての別名ʻSLYGOʼをコレクションテーマに冠し、両親が1978~1982年にかけてスコットランドとその近辺で主催していたクラブイベント“Reggae Klub”からインスピレーションを得てコレクションを制作。
イギリスのサブカルチャーがいかにして今日のポップカルチャーに影響を与えたかを掘り下げたニコラスはブランドを形成する上で音楽はデザインプロセスの一環だと語る。
多くのミュージシャンと共にデザインを通じて音楽を再解釈する作業がコレクションを構築する上で重要なパートとなる。
ʻSLYGOʼコレクションではDJ / フィルムメーカー / Radio 6のプレゼンターとして知られる「Don Letts」がサウンドアーティスト「Thali Lotus」によって組み上げられた 「CAYA」サウンドシステムを通じて理念と共にビートを提供。
ライブの要素としてドラマーの「Yuseef Dayes」によってキュレーションされたスペシャルバンドには話題の「Cosmo Pyke」、ギタリスト「Mansur Brown」、「Simeon Jones」「、Rocco Palladino」、ピアニスト「Charlie Stacey」、パーカッショニスト「Yahael Camara Onono」、スポークンワードボーカル「Obongjayar」が参加。
ホストにはミュージシャンでありブロードキャスターの「Nabihah Iqbal」 を迎え、幾十もの要素をとりまとめ、SLYGO Reggae Klubの世界観を演出した。
ニコラスは音楽業界を活性化するコミュニティーに引き寄せられ、文化交流に取り組んでいる。
独自のサウンドシステムを用いたレゲエ文化はウィンドラッシュ世代がカリブ海からイギリスに音楽を持ち込んだことに起因する。
70年代後半には都心部では人種差別から諍いが生じることもしばしば。
その結果、サウンドシステムが移民による表現の場となり、大量のスピーカーから放たれる図太いベースラインが声なき声として比喩的に用いられた。
このプレゼンテーションを通して、ニコラスは如何にして両親がマイノリティだった移民のためのコミュニティスペースを音楽の力と共に築き上げたかを表現した。
アイテムのデザインにおいては前シーズンに続き、失われつつある歴史あるイギリス独自のクラフトや機屋に重きを置いた。
ノーザンプトンのシューメーカー「Trickerʼs」や、シルク専門の機屋「Vanners」といった老舗とビスポークによるプロダクトを制作。
コラボレーションとして「Christyʼs」とのアイコニックなベイカーボーイスタイルの帽子も再びラインナップする。
五感で世界観を感じることができるよう、日本を代表するお香ブランド「Kuumba」に協力を求め、オリジナルブレンドの香りが会場内を包み込む。
一見すると多少癖のある洋服に見えますが、どこの要素を拾ってどう解釈するかで人それぞれの見え方が変わってくる面白いブランドです。
民族的、音楽的、文化的。
洋服を形成する上で、必要な要素全てが織り混ざったグルーヴィな洋服。
サンプルが届いたのはほんの一部。
ですが、それでも十分な程。
彼のクリエーションは一際香り立つと思います。
内覧会に並ぶ様々な要素を持つ洋服と合わせて、NICHOLAS DALEYの持つ魅力をお楽しみください。
※NICHOLAS DALEY SPRING/SUMMER 2019 “SLYGO”の実際の発売は2月中旬ごろを予定しています。
1LDK AOYAMA HOTELでは1月18日〜1月20日までの間、掲載したサンプルを先駆けてご覧頂けます。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上
FRANK LEDER SPRING/SUMMER 2019 “SCHEUCHEN”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
cantate 2019S/S presentation at 1LDK AOYAMA HOTEL
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “MAISON FLANEUR”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “m’s braque”
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
本日は1LDK AOYAMA HOTELのラインナップには欠かせないドイツの天才的クリエイターのブランド:FRANK LEDERの2019S/Sコレクションを少しだけ紹介致します。
今シーズンは、FRANK LEDERの洋服の醍醐味をブランド自らが体現し強く訴えかけるコレクション。
お店に吊るしてある状態、買ってすぐの状態は70〜80%程の完成度。
FRANK LEDERの洋服は、持ち主が永く着用し、裏地が破け、生地がほつれ、釦が欠け、それを持ち主がどの様に補修していくか(またはせずにそのまま着続けるか)という状態になったら初めて100%に近い魅力を出す物。
ほとんどの洋服が大量生産され、大量に消費され、シーズンが終わるとともにマークダウンし投げ売りされていく中で、FRANK LEDERの自身のプロダクトに対するものづくりに対する考えを聞くと、とても安心するのです。
そして、その言葉は決して誇張ではなく、FRANK LEDERの洋服を長いシーズン買われている方はどんなにくたびれようと手元にずっと残り続けているガーメントが存在することにふとした瞬間に気付くはず。
独創的なアイディアが詰め込まれたピースももちろん中には存在しますが、そこまで気負わずリラックスしながら楽しむことの出来る、庶民的なリアルクローズとしての側面を持つブランドでもあります。
とはいえ、比較的高額な洋服ではある為、買ったはいいものの物凄く丁寧に扱ってしまう方がいらっしゃるのも事実。
もちろん良いことではあるのですが、売って終わり、買って終わりの洋服では無いので、もう少し適当に扱える様な提案をお店で行い続けてきました。
今回のコレクションテーマはそういった方の足枷を更に外してくれるきっかけになるはず。
カカシに着せられた(括り付けられた)過去のコレクションピース。
半年間、太陽に照らされ風雨にさらされ土埃にまみれ、もしかすると野鳥の休息所や虫の隠れ家としても活躍したであろう洋服たち。
何故そんな奇怪なことをしているのだろう。
と、普通の方は思うかと思います。
僕も話だけ聞いた段階では相変わらずイかれてるなあ、と思いました。
ただ、このカカシに括り付けられて自然下での激しい経年変化を経た状態を実際に目にして下さい。
これが本来のFRANK LEDERの洋服の姿なのだと納得が出来るはずです。
FRANK LEDER SPRING/SUMMER 2019 “SCHEUCHEN”
SCHEUCHEN(ショイヘン:脅かして追い払う)/SCHEUCHE(ショイヘ:かかし)
2018A/Wコレクションに引き続き、いくつかの異なるパートに分かれたコレクション。
<GROUP:ARCHIVE LINE>
過去のコレクションのアイコニックな洋服を選び、主にブルーの生地で再び製作するARCHIVE LINE。
2018A/Wシーズンがブラック一色に統一されていたのに変わり、2019S/Sシーズンではリネン、またはコットンを用い、全てブルーの素材を使用しています。
そして、過去のコレクションイメージをプリントしたブルーのバッグが付いています。
“ARCHIVE EDITION BLUE COTTON COAT ” ¥168,000+TAX-
[ A/W 2003/04 – Pay Attention – ]
ジャケットを開けるとそこに何かが潜んでいるような怪しい男。
顎髭をはやし、帽子を深くかぶっている。
コレクションは男の影のプリントや、内側には七つ道具のプリントなど、ひと癖ある人物が表現されている。
FRANK LEDERがベルリンに戻り発表した初のコレクション。
以前僕が企画し、1LDK AOYAMA HOTELで発売した“OVERCOAT for 1LDK”。
企画書を代理店様側に提出する前に、僕が所有しているアーカイヴのコートを原型にするか、このモデルを原型にするか非常に迷っていました。
散々悩んだ挙句このモデルのコートの上にブルゾンをレイヤードした様なデザインから着想を得て、ブルゾンとコートのセット販売にしようと考え付いたという個人的に思い入れのあるモデルです。
もはやバックヨークと呼んでいいのかわからないほどの大ぶりなバッグヨーク。
分量の多いインパーテッドプリーツが生み出す生地の動きが魅力的なモデルです。
打ち込みのしっかりとしたコットン100%の生地を使用。
染めと洗いの工程で入る味わい深いシワやムラ感。
ラグラン袖、身幅はゆったりとしているので、中さえ着込めば真冬でも活躍してくれるはず。
” ARCHIVE EDITION NAVY COTTON COAT ” ¥158,000+TAX-
[A/W 2005/06 – Break that vicious circle – ]
皮肉とユーモアを持って、ファッションサークルを否定する。
これをコレクションとかけたシーズン。
教会と牢屋、2つの厳格な規律と環境の元にあるものを例としてインスピレーションとしたコレクション。
コートにパンツのディテールを施したコートです。
何を言っているかわからないと思いますが、コートにパンツのディテールを施したコート。
コートのベルトループは通常のシェイプ位置よりも少し低め。
何故ならパンツの腰位置にパンツのベルトループのディテールが施されているから。
ポケットの位置も通常のコートよりも低め。
何故ならパンツのポケット位置にコートのポケットを設定しているから。
後ろポケットも付属しています。
さながらパンツのバックポケットの様に。
玉縁も施すなどコスト度外視のデザイン性豊かな一枚。
表面的なデザインだけではなく、しっかりと機能面として活きている部分が、このコートのディテールを安っぽく感じさせない理由の一つでしょう。
FRANK LEDER自身のクリエーションが光る一枚。
” ARCHIVE EDITON NAVY COTTON TROUSERS with SHIRT ” ¥58,000+TAX-
[2006S/S BACK TO THE ROOTS – Josef Leder – ]
タイトルどおり、彼の父、母、それは自分のルーツを探って手繰り寄せたコレクション。
メンズには父の名のタグ、レディスには母の名のタグをつけている。
パンツのウェスマンにシャツテイルが付属したモデル。
シャツの裾だけのレイヤードとかも楽しそうだなぁ、と思いオーダーしました。
ちなみにシャツの釦はちゃんと開閉が出来ます。
もちろんシャツの裾はパンツにイン出来るので、ディテールを省きたい時はそのまま普通のパンツとしてお使い下さい。
” ARCHIVE EDITION COTTON SILK 2B JACKET ” ¥98,000+TAX-
[2006S/S BACK TO THE ROOTS – Josef Leder- ]
先ほどのパンツと同じコレクションのアイテム。
さあ、このバッグの写真から果たしてあなたは先ほどの写真から成長したJosef青年を見つけ出すことが出来るでしょうか。。。
なんて意味は特に無いと思います。
コットンシルクのネップ感が味わい深い2B JACKET。
ジャケットにパンツのディテールを施した一枚。
下ボタンをパンツのフロント釦位置に設計。
ジャケットのポケットはパンツのポケットのディテール。
内側にも玉縁付きのポケットを。
FRANK LEDERらしいユニークなジャケット。
とにかく生地がカッコいいな、と感じてオーダーした個人的に一押しのモデル。
通年使えるコットンシルクは使い込むほどに表情を変化させます。
以上が1LDK AOYAMA HOTELでピックアップしたARCHIVE LINE。
実際のコレクションには13型ラインナップされているので、お店ごとにセレクトが変わって来るのもこのラインの面白いポイントだと思います。
続いて過去20シーズンに渡って使用したリネンとコットンをパーツごとにはめ込んで一枚のピースを作り上げるVINTAGE FABRIC LINE。
“VINTAGE FABRIC MIX SKIPPER SHIRT” ¥58,000+TAX-
1LDK AOYAMA HOTELでピックアップしたのは一型のみ。
新型のロングスリーブのスキッパーシャツです。
春先のコート/ジャケット/ブルゾンのレイヤードから、初夏のシャツとしてのコーディネート、真夏のショーツとのコーディネートなど、幅広く活躍する一枚。
そして、ヴィンテージのベッドリネンをブルーベリー(!)で手染めした”BLUEBERRY DYED LINE”
“BLUE BERRY DYED VINTAGE BEDSHEET SHIRT+JEWERY/with side pocket” ¥77,000+TAX-
ベッドリネンをブルーベリーと一緒にすりつぶし、1日乾かした後、ブルーベリーの果肉を洗い落としています。
その工程の都合上、一つ一つのシャツの色はそれぞれ異なります。
ベルリンの金細工師によって手作業で作られたブルーベリーのジュエリーネックレスと共に、スペシャルボックスに入ってきます。
もはや洋服を作る工程とは。。。と考えさせられてしまう様な内容ですが、
この人は過去にパンの中にシャツを詰めて焼いているので、それと比較するとまだ納得が出来るでしょう。
思わずオーダーしてしまう様な、風合いの良さを持つアイテム。
1LDK AOYAMA HOTELでは、春夏シーズンだとあると嬉しいサイドポケット付きのモデルをピックアップしています。
そして”MAIN LINE”。
今回は新型の羽織やすくレイヤードしやすいシャツジャケットをいくつか出していたので、1LDK AOYAMA HOTELではそのアイテムをメインにピックアップしています。
” SPECIAL SEASON VINTAGE BED SHEET SHIRT JACKET ” ¥58,000+TAX-
通常糊付けされているヴィンテージのベッドリネン。
従来FRANK LEDERで用いられていたベッドリネンは、新品の洗いがかかっていない状態ではノリのついた堅い風合いでしたが、今回用いられるのは糊がつけられていない物。
柔らかく、従来のFRANK LEDERのベッドリネンのイメージを変える一枚。
“STRIPED COTTON / LINEN SHIRT JACKET” ¥68,000+TAX-
リネンのネップが生地の風合いを増すアイテム。
インナーとして用いて柄をさりげなく使っても、夏場のシャツジャケットとしても。
先ほどのベッドリネンと同じパターンですが、生地によってポケットの仕様などが変わるので、その違いもお楽しみ下さい。
そして、MAINのラインで最も特徴的な生地なのが”CHACOAL DYED FLAX”
4つの異なるFLAX(亜麻)の生地。
全て手作業で炭の粉で染められています。
着込んで洗いをかけた後の風合いが非常に楽しみになる、雰囲気抜群の生地。
1LDK AOYAMA HOTELではこの生地をメインに5型ピックアップしています。
ラペル付きのジャケットだけサンプルが届かなかったので、そちらは製品の納品をお待ちください。
” CHACOAL DYED FLAX SHIRT JACKET ” ¥68,000+TAX-
先ほどのベッドリネンとコットンリネンのシャツジャケットと同タイプのアイテム。
用いる生地によって雰囲気が一変するので、その違いもお楽しみ下さい。
この生地は型見本。
実際選択した生地は後述します。
“CHARCOAL DYED FLAX SHIRT COVERALL” ¥78,000+TAX-
CHARCOAL DYED FLAXの生地で個人的に一押しなのがカバーオール型のオールドスタイルシャツ。
中にジャケット、ブルゾン、スウェット、ニットを重ねてシャツアウターとして。
シャツやカットソーを重ねてシャツジャケットとして。
パンツにインして普通のシャツとしても使える振り幅の広いアイテム。
必然的に活躍する機会も増えるので、風合いも増すはずです。
この生地も型見本。
実際に選択した生地は次のベストのサンプルに用いられた生地。
” CHARCOAL DYED FLAX VEST ” ¥43,000+TAX-
シャツの上、ニットの上に重ねても活躍するFRANK LEDERのベスト。
ポケット部がボディからはみ出すユニークなディテールです。
先ほどのシャツジャケット、カバーオール共にこの細かなグレンチェックの生地でオーダーしています。
一番黒みが強い生地なので、経年変化もより顕著に出やすいかと。
” CHARCOAL DYED FLAX TROUSERS ” ¥48,000+TAX-
この型はサンプルずばりの生地。
組上としてジャケットも用意しています。
ゆったりとしたパターンのジャケットに対し、パンツはスリムなストレート。
同じフラックスシリーズでもこの生地は柄が入っていないので、先に紹介したシャツジャケット/カバーオール/ベストと組み合わせても色のグラデーションが効いて面白いかと。
“SMOKEY LINEN OLDSTYLE SHIRT” ¥48,000+TAX-
スモーキーな風合いと、ふんわりとした肌触りが特徴的なリネンのオールドスタイルシャツ。
生地の耳使いはFRANK LEDERがたまに使うディテール。
ヴィンテージのデッドストックの釦と、生地の色のコントラストもまた魅力的。
“HERRINGBONE LINEN TROUSERS” ¥58,000+TAX-
そして最後は新型のバギートラウザーズ。
FRANK LEDERにしては珍しくデコラティブなベルトディテールが特徴的ですが、単純にイージーパンツとしても使用がイメージできたのでオーダーしています。
とにかく男らしい極太シルエット。
ベルトは後ろでリボンの様に結んでも、サイドで結んでも、フロントで結んでも。
気分によって全体の印象を変化させることが出来ます。
清涼感を感じるふんわりとしたリネンの風合いもまた、湿度が高く蒸し暑い日本の夏場に活躍してくれるでしょう。
サンプル全てを用意出来たわけではありませんが、1LDK AOYAMA HOTELで今期オーダーした、ほとんどの内容が今回の内覧会でご覧いただけるかと思います。
毎シーズン、ユニークな発想と独自のクリエーションで僕達を楽しませてくれるブランド:FRANK LEDER。
決して表層的なデザインだけではない、奥底に潜む様々な要素に一つずつ気付く度に、このブランドの魅力を肌で感じられるはず。
※FRANK LEDER SPRING/SUMMER 2019 “SCHEUCHEN”の実際の発売は2月中旬ごろを予定しています。
1LDK AOYAMA HOTELでは1月18日〜1月20日までの間、掲載したサンプルを先駆けてご覧頂けます。
○ お問い合わせ先
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〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552
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1LDK/1LDK terrace/1LDK PARIS/UNIVERSAL PRODUCTS/MY_/I official
SO NAKAMEGURO OFFICAL instagram
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上
TEATORA – DEVICE COAT [PACKABLE] –
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
cantate 2019S/S presentation at 1LDK AOYAMA HOTEL
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “MAISON FLANEUR”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “m’s braque”
こんにちは。1LDK AOYAMA HOTELの榊原です。
TEATORAより、待望の第一便が届きましたので早速ご紹介を。
昨年店頭から瞬く間に消えた、TEATORAのDEVICE COAT [DUAL-POINT]。
1LDK AOYAMA HOTELでは、久しぶりにパッカブルシリーズを取り扱っています。
高い収納力と軽い着心地、シーズンレスに使える使い勝手の良さ、携帯しやすいパッカブル仕様のTEATORAの代表的モデル。
“TEATORA”
– DEVICE COAT [PACKABLE] –
¥72,000+TAX-
ご存知の方もいるかと思いますが、改めて機能のご紹介を。
<360°ベンチレーション>
激しい気温差に対応する為に。フロント左右、背面左右、背面中央、と熱放出/空気循環のためのベンチレーションが備え付けられています。
袖口を広く解放することで 常に衣服内部の空気が循環しやすい設計に。背面左右のベンチレーションを利用することで、ロングコート着用時に不便なパンツポケットへのアクセスも容易に。
<タブレットポケット>
腰ポケの大容量ポケットはタブレットを収納できるほどの大きなポケット。出先で瞬間的に手ぶらにならなくてはならない時や、一般的なポケットに収まらないものの持ち運びの際にパフォーマンスを発揮します。
<ウォレットポケット>
腰ポケ内部にファスナーポケットを内蔵。旅先の現地通貨やカード、スマートフォンなど、ポケットに手をいれたまま直接アクセスが可能。パスポートも収まるサイズの為、セキュリティーポケットとしての利用も。
<チャージャーポート>
内部胸部のポケットは充電器のポートとして利用することが可能。このポケットは2カ所の出入り口があり、フロント左右のベンチレーションと併用することで衣服内ポケットからUSBケーブルを衣服外部まで誘導することを目的としています。
そして、こんなにも小さくなってしまいます。
PACKABLEは、旅の荷造りをスマートにするというコンセプトのライン。
このラインの商品は全て、衣服内部にあるパッカブルポケットに収納できます。
CREDIT
“CLASS” – JYURYOKU – ¥32,000+TAX- → ¥19,200+TAX-
ビジネスにも通用する雰囲気を持ちながら、機内ではリラックスでき、ラフに扱える気軽さ。
旅の帰路につきものなのがパンパンになった荷物。
このコンパクトさがその煩わしさを解消してくれるはずです。
CREDIT
“I” – PINTUCK TROUSERS – ¥22,000+TAX-
表地はミクロ単位で起毛したナイロン糸を採用。
その糸をマイクログログラン状の組織に織り上げることで、皺になりにくく、しなやかな着心地を備えたコート。
その軽量性が故に、コンパクトに纏められるPACKABLEシリーズ。
スチームを当てれば大抵の皺は解消できますが、
もし旅先でそういった解消機器がなくとも、湯船にお湯を張り、そこから発生する湯気に晒しておくだけで皺は伸びてくれます。
シンプルな装いでも、バサっと羽織ってしまえば形になってしまうアイテム。
是非店頭でお試しください。
○ お問い合わせ先
1LDK AOYAMA HOTEL
〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552
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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 榊原
January 15, 2019, 3:18 PM
Category: Pick Up Sakakibara
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “m’s braque”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
こんにちは。1LDK AOYAMA HOTELの大谷です。
引き続き18日の内覧会に並ぶブランドより本日は”m’s braque”をご紹介いたします。
今期も見応えあるラインナップです。
“JACKET”
-S4B COMFORT JACKET- ¥59,000+TAX-
“VEST”
-COLLAR-LESS ASYMMETRY VEST- ¥49,000+TAX-
“TROUSER”
-PAJAMA PANTS- ¥34,000+TAX-
生地に深みを感じるバーズ・アイのデッドストックの生地を採用した4Bジャケット。
伝統的な”角字”がプリントされた様々な着方を楽しめるアシンメトリーベスト。
リネン特有の表情と落ち感の綺麗なデッドストックの生地を採用したウエストイージーなパジャマパンツ。
“JACKET”
-SIDE SEAMLESS NOTCHED LAPEL S2B JACKET- ¥69,000+TAX-
“TROUSER”
-HARLEM PANTS- ¥37,000+TAX-
白蝶貝ボタンが映える、フォーマルにも対応できるストレスフリーな気心地のジャージ素材を採用した2Bジャケット。
シアサッカーの軽やかな穿き心地とふっくらとしたシルエットを楽しめるブランド定番のハーレムパンツ。
“STOLE”
-KAKUJI PRINT STOLE- ¥28,000+TAX-
“JACKET”
-S4B COMFORT JACKET- ¥59,000+TAX-
“TROUSER”
-2 TUCKED DRESS WIDE BAGGY PANTS- ¥36,000+TAX-
ガウンのような纏うだけで雰囲気の出る”角字”プリントが施されたコットンリネンの大判ストール。
ワイドシルエットながら、品の良さを感じさせるデッドストックのウールキャンバスを使用した2タックトラウザー。
“VEST”
-COLLAR-LESS ASYMMETRY VEST- ¥49,000+TAX-XZ
“TROUSER”
-SIDE LINE PLEATED TRACK PANTS ¥39.000+TAX-
ジャージの穿き心地の良さと、側賞テープのフォーマルなスラックスの見た目が合わさった春夏素材のトラックパンツ。
丁寧な縫製で思わずリバーシブルでも着用したくなるアシンメトリーベスト。
全てのラインナップではございませんが、メーカー様のおかげで比較的今季の内容を皆様にしっかりとご紹介できると思います。
ヨーロッパ各地を回り、ヴィンテージやデッドストックなど現代では再現できない貴重なもの、意匠的な素材や付属で独自のパターンメイキングを表現すること。
テーラリングをベースにしながら、艶や色気と共に独特の‘抜き’が内在。
日本の職人技術を取り入れる事、新しいステッチを試みるなど、途切れることのない創作への意欲。
表層的なデザインだけでなく、カッティングや流れる曲線を大切に、着心地とデザインを両立。
その圧倒的な背中の美しさ、こだわった‘物造り’を追求し、独自のスタイルを提案するブランドが存在する。
“m’s braque”
目指すのはモードとクラシックの間のリアルクロージング。
是非内覧会にて1つ1つご覧いただければと思います。
※19SS m’s braqueのラインナップは1/18(金)から販売を開始致します。
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 大谷
UNIVERSAL PRODUCTS – KNIT & SLACKS –
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの荒木です。
まだまだ気温は寒く雪もちらつく季節ですが、少しづつ春夏の入荷が始まってきております。
春夏服はまだ早いと思う気持ちも分かりますが、今からでも十分に着用出来るアイテムがUNIVERSAL PRODUCTから届きましたのでご紹介を。
“UNIVERSAL PRODUCTS”
– COTTON PIQUE CREW NECK KNIT <BLACK>-
¥16,000+TAX-
CREDIT
“ I ” – PINTUCK TROUSERS [STA-PREST] – ¥22,000+TAX-
CREDIT
“TEATORA” – DEVICE COAT – ¥72,000+TAX-
“UNIVERSAL PRODUCTS” – SWEAT WIDE EASY SLACKS – ¥23,000+TAX-
目の詰まった綿100%のニット。
比較的ガシガシと着用できそうなタフな生地感、サラッとした肌触りで素肌に触れても問題ないタッチは春夏シーズンに間違いなく活躍してくれるであろう一枚です。
Tシャツ感覚で着用出来て、Tシャツほどラフな印象を与えない。ジャケットのインナーはもちろん、ナイロンやポリエステルのスポーティな素材でもなんでも、合わせる素材、アイテムなどを選ばない万能なニットです。
“UNIVERSAL PRODUCTS”
– COTTON PIQUE CREW NECK KNIT <BEIGE>-
¥16,000+TAX-
CREDIT
“UNIVERSAL PRODUCTS” – SWEAT WIDE EASY SLACKS – ¥23,000+TAX-
CREDIT
“S.E.H KELLY” – SOMERSET TWO-PLY WORSTED SB3 JACKET – ¥128,000+TAX- → ¥89,600+TAX-
“ I ” – PINTUCK TROUSERS [STA-PREST] – ¥22,000+TAX-
ややコンパクトなサイズ感は袖物にも合わせ易く、ラペル付きのジャケットと合わせてもカジュアルに傾き過ぎず品を保ってくれます。
ナイロンやポリエステルのスポーティな素材でもなんでも、合わせる素材、アイテムなどを選ばない万能なニット。
Tシャツ感覚で着用出来て、Tシャツほどラフな印象を与えない。
リブのテンション/首元の開きも丁度良く癖のないベーシックで上質と、正にUNIVERSAL PRODUCTSらしい一枚です。
“UNIVERSAL PRODUCTS”
– SWEAT WIDE EASY SLACKS <NAVY>-
¥23,000+TAX-
CREDIT
“S.E.H KELLY” – SOMERSET TWO-PLY WORSTED SB3 JACKET – ¥128,000+TAX- → ¥89,600+TAX-
“UNIVERSAL PRODUCTS” – HEAVY WAIGHT L/S TEE – ¥11,000+TAX- → ¥6,600+TAX
スウェット生地のスラックス。
スウェットとなるとシルエットを変えてもカジュアルダウンする印象が強いですが、コットン/ポリエステル 約70/30のツルッとした生地を使用し品の良さも感じる一本。
ウエスト後部のみにゴムを施し、内側からドローコードを通しているのでウエストをスッキリとさせジャケットとの合わせも◎。
その為基本的にはベルトいらずで着用可能ですが、ベルトループもあるのでベルト派の方にもご安心していただける仕上がりです。
シーズンレスで着用できる中厚な生地感も魅力の1つ。
“UNIVERSAL PRODUCTS”
– SWEAT WIDE EASY SLACKS <GRAY>-
¥23,000+TAX-
CREDIT
“ I ” – CLUSTER COAT – ¥66,000+TAX- → ¥39,600+TAX-
“LEON BARA” – BASE MOCK NECK – ¥38,000+TAX- → ¥22,800+TAX
グレーはスウェット生地特有のメランジ調な奥行きのある色味。
スウェット感は増しますがシルエットはスラックス。
ドレープや裾が広がり過ぎない様に設計されたパターンがボリュームのあるアウターとのバランスを整えてくれます。
また、気温が温かくなってきたらラフにTシャツと合わせてもこのパンツの良さを感じてもらえるはずです。
普段スラックスを穿く方にもお持ちでない方にもお勧めできる気軽に穿けるストレスフリーなスラックス。
是非お試しください。
様々なスタイルにスッと馴染んでくれるベーシックな型でありながら、品がありシーズンを問わず使える汎用性の高いアイテムが第一便でUPより届いてます。
まだまだ冬の寒さを感じる季節になりますが、徐々に新作も入荷して来ますので、春夏シーズンのUPの楽しみにしていてください。
“UNIVERSAL PRODUCTS”COTTON PIQUE CREW NECK KNIT/SWEAT WIDE EASY SLACKS は 1月18日(金)から発売を開始致します。
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 荒木
January 14, 2019, 8:47 PM
Category: Pick Up
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW “MAISON FLANEUR”
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの大谷です。
STAFF河上発案の元、今回8回目を迎える1LDK AOYAMA HOTEL PREVIEW。
代理店様、各ブランド様のご協力もあり、シーズンの立ち上がり時期に大まかなラインナップをご紹介でき、お客様と一緒にスタッフの僕らも楽しませていただいているイベントです。
個人的な話になると、1LDKで働いてからは中目黒エリアをずっと担当しておりましたので、直接的に関わったのはここ2~3シーズン。
一気に全てを見る機会はそうそうないので、新しい洋服で埋め尽くされる一部屋は非常に心踊る空間です。
今回も全てと言うわけではございませんが、魅力的なブランドの洋服をご用意できておりますので、是非3日間の内に足をお運びいただければと思います。
それでは本題に。
本日僕からご紹介するのはこちらのブランド。
MAISON FLANEUR – BASIC FOR REBELS –
MAISON FLANEUR(メゾン フラネウール)とは、フランスの詩人・作家であるボードレールが、エドガー・アラン・ポーの小説、『群衆の人』に触発された「遊歩者」や「芸術道楽」の意味を持つ言葉”FLANEUR”から着想を得たコレクション。
一見ベーシックなアイテムながら、世界中のどこにいようとアイデンティティーを持ち続ける「遊歩者」、そして人と同じでは満足できない「あまのじゃく」の為の気の利いたディテールへのこだわり。
また、ベーシックなアイテムだからこそ拘った、クリエーションの豊かさ、製品の質の高さが身に付ける人のパーソナリティを色濃く映し出します。
AOYAMA HOTELでオーダーした19SSのコレクション内容はこちら。
“MULTI STRIPE WOOL JACKET” ¥76,000+TAX-
“MULTI STRIPE WOOL WIDE TROUSERS” ¥54,000+TAX-
ピッチの異なる3種類のピンストライプをミックスした、滑らかで肌触りの良いサマーウールを使用した3Bジャケットと毎シーズンオーダーしているワイドトラウザー。
非常に軽やかでノンストレな気心地なので、ジャケットはカーディガン感覚で気楽に羽織れる1枚。パンツはワイドシルエットですが、落ち感が綺麗に出てくれ、上品な印象を感じる1本です。
繊細な印象と力強さを感じるストライプがミックスされたキャラクターを感じるアイテム。
FLANEURらしいひねりの効いた素材使いを是非感じてみてください。
“GLEN CHECK WOOL ZIP BLOUSON” ¥72,000+TAX-
“GLEN CHECK WOOL TAPERED TROUSERS” ¥52,000+TAX-
ライドグレーをベースに、ブルー、イエローのクリーンな色味が組み合わさったグレンチェックの生地を乗せた、ジップブルゾンとテーパードトラウザー。
一見クラシカルなジップブルゾンも、素材のチョイス、シャイニーなジップやウッド調のスナップボタンのパーツで洗練された印象を感じます。
サイドのボタンで調整できるアジャスター付きのトラウザーは、すっきりとしたウエストまわりで、テーパードシルエット。
基本的にはアジャスターで調整可能ですが、ベルトループも付属する気の利いたディテールも見逃せません。
“MIDDLE GAUGE CREW NECK KNIT” ¥42,000+TAX-
ニットのファクトリーブランドのMAISON FLANEUR。19SSではこちらの1型のみニットアイテムをオーダーしています。
表裏を逆さまにデザインしたインサイドアウトの手法は職人技術が光ります。
鮮やかな水色とベージュの春らしいカラー、コットンニットのタフな素材感を是非感じてください。
“PULL OVER OVER SIZE SHIRT” ¥38,000+TAX-
ブロード生地を乗せたオーバーサイズのスキッパーシャツ。
一枚でも主張のあるサイズ感と肩ヨークの入ったギャザーや胸元のデザイン。
袖物のVゾーンの変化にも一役買ってくれる着回し甲斐のあるデザインが魅力のシャツです。
合わせ易さに関しては追い追いこのBLOGにて頻繁に登場すると思うので、他のアイテムとの合わせはそちらにて。
すべてイタリアヴェネト州のブドウ畑に囲まれた豊かな環境の中にある自社の工房内で昔から受け継がれてきた技術を持つ職人や、そしてもうその工房にしか存在しないヴィンテージの手動の手編み機による少量生産。
只、単に昔の技法のみにとらわれず、日々この独自の編み技術を使用し革新的な技法を生み出すのが特徴的な”MAISON FLANEUR”。
ベーシックなアイテムの中に光る、さりげないディテール。
ベーシックだからこそ拘る製品の素材、質。
19SSシーズンもその魅力を感じていただけるラインナップです。
※19SS MAISON FLANEURのコレクションは1/18(金)から販売を開始致します。
○ お問い合わせ先
1LDK AOYAMA HOTEL
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 大谷
cantate 2019S/S presentation at 1LDK AOYAMA HOTEL
1LDK AOYAMA HOTEL 2019S/S PREVIEW
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
昨日ご案内した通り、1/18(金)よりcantateの2019S/Sコレクションが立ち上がります。
実際に着用して紹介したいのが正直なところですが、商品/サンプルの到着が開催日前日になる為、先にブツ撮りだけで紹介致します。
“Gun-club Balmacaan Coat” ¥185,000+TAX-
英国の狩猟クラブのメンバーが好んで着ていたガンクラブチェック。
ベージュをベースにブラウン、ネイビーの3色で表現し、さらにイエローのオーバーペーンを加えるといったcantateらしい上品な色合い。
素材には経糸/緯糸ともに原料も紡績もヨーロッパのリネンを使用。
通常リネンは経糸/緯糸ともに単糸が多いのですが、今回は一手間加え経糸を双糸にすることによって高密度に織り上げています。
その為一般的なリネンと比較すると生地がダレにくく、綾目が綺麗に見えるとともに、鋭角なシワが入りにくく生地の復元力が高いのも特徴。
最終工程でシルケット加工を施し、さらに尾州産地特有の強い押さえをかけることにより上品でシルキーな光沢と発色の良さ、膨らみを感じさせる風合いを。
そのこだわり抜いた生地を載せるのはシンプルな佇まいと使い勝手の良さが好まれて定番となったバルマカーンコート。
シルエットはややゆったり。
背中にはドレープが出るようにタックを取ることで後ろ姿もエレガントに見せ、ボタン付きのバックベルトを高めに配して、脚を長く見せる効果も加えています。
両玉縁の比翼仕立て、袖裏のシルクとリネンのシアサッカー地使いなど、他に類を見ない作りにもご注目下さい。
軽く羽織れる一方で生地感はしっかりとあるリネンのコートは、季節の移り変わりの多い日本の気候にぴったりなアイテムです。
“Trench Coat” ¥168,000+TAX-
昨春夏シーズン、1LDK AOYAMA HOTELでもインライン/別注ともにご好評いただいたトレンチコートが今シーズンもコレクションにラインナップされています。
今回もスーピマコットン60番双糸を使用。
経糸をオレンジ、緯糸をブルーがかった薄いグリーンにすることで、昨年のモデルとは異なる色合いで表現。
高密度で織り上げられた生地は光の加減で独特の玉虫色に輝き、色の奥深さと独特な光沢感を楽しむ事が出来るはず。
肩がいかつく見えないよう、エポレットを省いてラグランショルダーに。
ガンパッチは前を閉じた時に一番上のボタンで留める特別な仕様。
今回も襟裏は限りなく細かいジグザグステッチを配し、通常のステッチの間にもう一度ステッチを入れる事で、襟を立てた姿も美しく凛とした表情に仕上げています。
ベルトには落としてしまわないようボタン付きのストラップを付けると共に、左腰部のループを二重にして留める事が出来るという、気を利かせた独自のディテールを取り入れています。
トレンチコートではまず見られない大見返し、袖浦のシルクリネンの生地使い。
そして背裏に採用されたキュプラウールは汗をかいてもすぐに吸収/放湿する為常にサラッとしたドライな肌触りに。
背中が非常に美しい、こだわり抜いたパターン。
従来のトレンチコートの持つ魅力はそのままに、厳しさと重々しさを綺麗に取り除いたcantateのトレンチコート。
永きにわたり、持ち主の定番的なアイテムとなってくれるはず。
“Fish Tail Parka” ¥110,000+TAX-
アメリカ陸軍が防寒対策用にフィールドジャケットの上に羽織るパーカとして使用したのが、1951年型のモデルである「M-51」
通称モッズコート。
襟にはフードが縫い付けられ、両脇にはフラップ付き大型ハンドウォーマーポケット。
両肩にはエポレットが配されています。
また、裾の後ろが燕尾上に先割れし、裾に縫い込まれたドローコードにて下腿に巻きつけられる仕様が最も特徴的。
官給品の払い下げとして安く流通し、その使い勝手の良さからヨーロッパのモッズたちに愛用されたことから「モッズパーカ」。
裾の形状から「フィッシュテールパーカ」などと呼ばれています。
コットン60%/ナイロン40%からなる混紡生地:ロクヨンクロスに塩縮加工を施し、綿糸で縫い上げた後に製品洗い。
各所にパッカリングが現れる独特な風合いの表情に。
是非実物を見ていただきたいのですが、ジップを止める3本のステッチは3本針ミシンではなく、一本針のミシンで3度縫うという巧みな職人技が光るディテール。
その証拠に最後の糸留めに至るステッチはそれぞれカーブして一本にまとまります。
見た目とは裏腹に軽い着心地。
梅雨時や季節の変わり目の雨が降るのか降らないのかわからないような不安定な天気の際は、くるくると折りたたんでバッグに詰めても邪魔にはなりません。
ハリのある生地は多少の雨であれば避けられます。
レインコートとしての機能服としての着用にも期待が出来る一枚。
普遍的で様々な解釈が可能なモッズコートを、cantateの美学を元に再編集した一枚。
普遍的なアイテムだからこそ、他との違いを確実に感じる事ができるはずです。
“Band Collar Shirt” ¥42,000+TAX-
触って驚いて、着て更に驚いて下さい。
エジプトの超長綿:GIZAを使用し、70番単糸のコンパクト糸に紡績。
こうする事で毛羽も極力抑えられた高級糸に仕上がると共に、発色性が良く、柄のコントラストが鮮明に出るのが特徴。
その柔らかくサラッとした肌触りの良さは、従来のシャツのイメージをきっと覆してくれます。
ベージュ/ネイビー/ブルー/オレンジの糸を使用したベージュ。
ブラック/白/ネイビー/ライムグリーン/オレンジの糸を使用したグレーの2色をラインナップ。
チェックでもカジュアル過ぎる印象を与え過ぎないのは、高品質なコットンが放つ佇まいと味わいによるところが大きいと思われます。
一枚で着こなすのはもちろん、チェックの柄を効かせたレイヤードなど、様々な着こなしを楽しむ事のできる。
新しい表情のチェックシャツです。
“Safari Shirt” ¥49,000+TAX-
cantateのシャツを手掛けている職人が作り上げたサファリタイプのシャツジャケット。
シャツ地で綺麗なラペルを形成するのは困難を極めますが、納得して頂けるクオリティに仕上がっています。
襟のフラシ芯を見て触れると裏面がサラッとし、表面は若干起毛しているのが分かります。
起毛した表面はステッチが沈むので、立体的かつソフトな風合いの襟のロールの表現が可能に。
糸にはエジプトの超長綿GIZAを使用。
贅沢にガス焼きして細く痩せた糸を双糸に紡績する事で、発色性が良く、また上質な光沢を持ち、極力毛羽を抑えた高級糸に仕上がっています。
その手間をかけた高級糸をドレスシャツと同じく平織りのブロードに織り上げ、贅沢に仕上がったサックスとホワイトのシャツ生地をサファリジャケット型に仕立てた今作。
袖はあえて長めに。カフやボタンを省いています。
無造作に袖捲りし男らしい色気を楽しめる様な一枚。
上からジャケットをレイヤードしても、夏にショーツと合わせたコーディネートも可能な、シーズンを通して着用が出来る一枚。
“B.D Collar Shirt” ¥38,000+TAX-
ブルックスブラザーズが、19世紀末に生み出したボタンダウンシャツ。
英国でポロ競技を観戦していた創業者のジョン・E・ブルックスが、風にあおられてもシャツの襟が邪魔にならない様にと襟先をボタンで留めている選手の姿を見て、このシャツのデザインを思い立ちました。
そんな誕生の背景や、襟のロールの美しさを常に保てることから。
今ではメンズファッションに欠かせない存在となったアイテムを、cantateはブランド設立当初からワンランク上の上質な素材と縫製で作り上げています。
今回素材に採用したのは高級素材「GIZA86」
40番をガス焼きして毛羽を落とし36番単糸にした経糸と、3本の糸を撚った三子糸を緯糸に使用。
こういったオックスフォード地の生地には珍しく、ハリやシャリ感のあるしっかりとした風合いと、美しい表情が特徴的。
襟先はロールが綺麗に見える様に襟腰を3.8cmと低めに設定。
背中のショルダーヨークの位置が高い点は前作と同じですが、首回りに余裕をもたせたり、若干身幅を大きくする等、サイズ感とシルエットに変化を加えています。
時代感に合わせたマイナーチェンジ。
リラックス感が漂う一方で、B.D シャツの持つ男らしい印象を残した一枚。
“Linen Chambray Shirt” ¥47,000+TAX-
従来リネンの糸は、糸自体が伸び縮みしにくい性質のため力がかかると切れやすく、ロープ染色には向きませんでした。
しかし技術が向上。
インディゴをロープ染色して染め上げる事が可能になり、遂に完成したリネンのシャンブレーシャツ。
リネン特有のシャリっとしてサラサラな清涼感と、表面のナチュラルな風合い。
そこにシャンブレー生地が持つ緯糸の白糸によるムラ感が加わるという、今まで見た事がない雰囲気の記事を味わえる貴重な一枚。
着丈はやや長め。
サイドのスリットも長くしてブラウスの様な雰囲気に。
両胸にはボタン付きのパッチポケットを付け、ヴィンテージライクになり過ぎない様に襟はロングポイントで現代的に。
タイドアップしても着用できる様にアレンジしています。
カフス裏には補強のために芯止めステッチを複数走らせ、アールのついたカフの形状に合わせて綺麗に美しいラインを描きます。
また、前立てには別に用意した布をチューブ状にして乗せ、生地を織り込みながら縫う「乗せ前立て」という手法でラッパと呼ばれる金具をミシンに付けてチェーンステッチで縫い付ける等、熟練だからこそ可能な職人技が施されています。
釦には上品な輝きを放つ白蝶貝を手で縫い付け、襟にはフラシ芯を使用するなど、ドレスシャツにも引けを取らない豪華な作りがウリのリネンシャンブレーシャツ。
“T-back Jacket” ¥49,000+TAX-
18AWシーズンにて、1LDK AOYAMA HOTELでご好評頂いたT-BACK JACKETも19S/Sシーズンのコレクションにラインナップされています。
完売しておかわりし、その後も問い合わせを多く頂いたモデル。
詳しくはこちらのブログをご参照ください。
便利すぎて僕はこのデニムジャケットの在庫がある内はコーディネートに大体このT-back Jacketを使用していました。
“Denim Tapered Trousers” ¥34,00+TAX-
“1947type Jeans” ¥37,000+TAX-
T-back Jacket同様に毎シーズン完売しておかわりする、という流れを繰り返しているcantate定番のDenim Tapered Trousersや、1947type Jeansも入荷致します。
サイズが欠けてご案内しきれなかった方、この機会に是非。
こちらのデニムも過去のBlogにて紹介しておりますので、こちらのBlogをご参照ください。
“Moleskin Jodhpurs” ¥46,000+TAX-
2018A/Wシーズンもコレクションにラインナップされていた型。
2019S/Sシーズンも生地を変更して登場しました。
高級素材:GIZAコットンのモールスキンを採用。
オリーブドラブとベージュの2色展開で、オリーブドラブは同色の糸、ベージュはバナナイエローの糸を使用する事でヴィンテージの様な雰囲気を漂わせています。
モールスキンは細部にまで均等にパッカリングが生まれるのが特徴。
着込むほどにさらに良い風合いを生み出します。
縫製した部分にはバランスよく穿き込んだ様な風合いが現れています。
ただ、この生地の縫製には高い技術が必要な為、職人泣かせな作業です。
また、ジョッパーズパンツはほとんどの部分が曲線を描く為、仕立てるのが非常に大変です。
更にステッチの本数が細かく、他よりも圧倒的に多いcantateの製品に求められる縫製。
とにかく手間のかかった一本です。
裾紐は蝋引きで紳士靴に使われるものを使用しています。
是非一度、穿いて見てください。
緊張感のあるドレスシューズと合わせた際の凜とした表情が癖になるパンツです。
“Rugby Shirt” ¥37,000+TAX-
初登場となるラガーシャツ。
カーキに白と、白にベージュのボーダー2色で展開。(※1LDK AOYAMA HOTELではカーキと白の1色のみのお取り扱いになります。)
ラガーシャツといえば、比翼の前立てがポイントですが、裏にはcantateを代表する意匠の一つでもある、シルクのグログランテープを配しています。
この仕様は裾のスリットにも採用。
一本をVで縫い付ける丁寧な縫製が施されています。
ボディはGIZAコットンで、番手は50番を双糸使い。
カットソーではなかなか見られない高密度で編み立てる事で、丈夫で肉厚な素材に仕上がっています。
繊維長がとても長いことから均質で、強度にも大変優れ、適度な油脂分を含んでいる為優しい風合い、美しい光沢が見て取れます。
加えてサラッとした肌触り。
湿度の高い日本の夏でも爽やかな肌触りを保ちます。
春先から夏までのカットソーやシャツとのレイヤードを是非お楽しみください。
“Horizontal Stripe Shirt” ¥34,000+TAX-
cantateのカジュアルアイテムの中でも核となるロングスリーブのボーダー。
今まで生地の変更などマイナーチェンジはありましたが、今季はデザインを一新。
今までよりも身幅を大きく取り、ゆったりと着られるシルエットに。
また、ネックラインはボートネックと呼ばれるタイプですが、前身頃を水平に切った様なデザインに変更。
ラガーシャツと同じくGIZAコットンで、番手は50番を双糸使い。
カラーもラガーシャツと同様に2色展開です。
一枚で着こなしてもよし。
襟のカッティングをポイントにシャツを重ねるなど、ネック周りのアクセントを楽しむことが出来るボーダーカットソー。
ここまではcantateの2019S/Sコレクションのインライン。
1LDK AOYAMA HOTELでは毎年内覧会のタイミングでデザイナーの松島さんにお願いして別注アイテムを用意しています。
そして、もちろん今回の内覧会でも。
今までの別注は、2018S/SシーズンのTrench Coatの色別注であるTrench Coat for 1LDK AOYAMA HOTELや、
2018A/WシーズンのCoverallの生地変更を行ったRoyal Flannel Coverall等、従来のコレクションラインのピースをマイナーチェンジする別注を行って来ました。
毎回展示会や内覧会の際に別注の内容を松島さんとお話しして決めることが多いのですが、
今回は「せっかく別注を作るのだから、一から作りましょうか。」という話に。
cantate for 1LDK AOYAMA HOTEL
“Gun-club Fishing Jacket” ¥145,000+TAX-
「ガンクラブの生地がすごい格好良かったんですが、あれ使ってなんか作りたいんですよね。春でも秋でも冬でも着こなし次第で着られる物。そうなってくると活躍する場も増えるから、着込む程に風合いも雰囲気も良くなるリネンの生地がベストだなーって思っていて。」
と、こちらの希望だけ伝えて出来上がったのがこのフィッシングジャケット。
写真だけで伝わるこの美しい佇まい。
カーブの効いたポケットが多いフィッシングジャケットにも関わらず、完璧な柄合わせ。
そして、裏のステッチすら美しいcantateらしい仕上がりを見ていただきたかったのと、着用するシーズンを極力制限しない様に裏地はつけない仕様に。
アイテムとしての癖を感じさせず、よりカジュアルなレイヤードを楽しめる様に襟はスタンドカラーに。
見る方向によって表情が変わる上質な風合いのコーデュロイのガンパッチ。
贅沢にも全ての釦に採用された、cantateらしい意匠の一つである本水牛のホーン釦。
とことんカジュアルにも、テーラードアイテムと合わせたドレッシーな着こなしにも対応の出来る物が出来上がりました。
その他、細かな仕様は実物が到着した際に詳しくお伝えさせてください。
※cantate for 1LDK AOYAMA HOTEL “Gun-club Fishing Jacket”は、1/18(金)から販売を開始致します。
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