HED MAYNERを考える。
こんにちは。
1LDK AOYAMAの杉村です。
3日連続のHED MAYNERです。主役は遅れてきますからね、巻き返していきます。
海外ブランドの流通方法は何パターンかありますが、このブランドは海外から店に直接届くシステムです。
誰の手も介さずにダイレクトで。段ボールの中には現地の空気が詰まっています。
でも商品の説明書きとかは入っていません。納品書も英語なのであんまり読めません。デザイナーにメールをしても、たまにしか返事が来ません。
なので、このモノのここがカッコいいとか、判断基準が難しいです。調べてもあまり情報が出てきません。
自分たちが持っている物差しと枠で考えて、お客様とあれこれ話しています。
– 6 PLEAT PANT –
¥125,000 (¥137,500 TAX IN)
激推しカラーです。今期のスペシャルカラーだと思っています。
色の掛け合わせが海外のセンス。ブランドが好きそうな中間的な配色です。
生地も好きで、ブランドの春夏イメージにあるリネンを使っています。ヨーロッパリネン的なナチュラルで不均一な質感、細かい織りで柄にしているので見え方も柔らかい。
白い部分は、日に当たるとキラキラしている。どんな生地なんだろう、、
いい意味で、わからない適当な雰囲気があって、こう穿いたらカッコいいだろうな、が自由に想像できます。
ウエストの前に3タック、後ろに1プリーツ。
穿くと膨らみのあるシルエットになります。
横から見た、シームに巻き込まれるような色の出方も良いです。
少し透けるくらいの厚みでなので、軽いボリュームが出ます。
この際上に着るのはなんでもいいよ。くらいに思える強キャラです。
– 6 PLEAT PANT –
¥89,000 TAX IN (¥97,900 TAX IN)
同じモデルのパンツ、生地違いです。
こちらはコットン100%です。洗ってるかも、ってくらいツルツルしてサラサラな生地。ハリコシは残しているので、見た目にはパリッと感が強いです。
ボリュームの具合と、その場所が変わってきますね。
結構ハリがあるので、タックに引っ張られて付いてくる生地の量も多く、下まで膨らむイメージです。
こんな感じ。
さっきのストライプより、少し大きく感じますね。
チノパンの枠で考えていいので、こちらもスタイルは多そうな。同じ形なのに、スタイリングにして考えてみると使い道が真逆です。
各々のスタイルに合わせて考えてみてください。前々前シーズンくらいの6プリーツパンツに、白tee1枚でサラッとカッコよく合わせる人がいたな、と思い出しています。
– DENIM SHIRT –
¥65,000 (¥71,500 TAX IN)
ブランド流のデニムシャツ。
定番のプリーツデニムと同生地で、薄く軽いデニムです。
ウォッシュの水色とステッチは黄色。カラッとした気持ち良い色です。
バックヨーク・サイドシーム・アームホールなど、部分的にトリプルステッチにしています。
袖口は斜めの角落ち型。シャープに見えるのと、何か袖の下からシャツを覗かせたくなります。秋まで着てたいですね。
大きいのでカバーオールとか羽織りのイメージが近いです。
形を拾わないシルエットなので、インナーの選択肢は広くあります。夏はTシャツ1枚で十分です。
– 3 PLEAT SHIRT –
¥90,000 (¥99,000 TAX IN)
¥82,000 (¥90,200 TAX IN)
シャツ枠の新型、3プリーツシャツ。
生地違いで、リネンとコットンを使っています。
左右と後ろ、合わせて3つの深いプリーツをとっています。
生地の量が多いので、動きが出てフワッとしたシルエットです。
イタリアンリネンは、ストライプパンツのリネンに比べると、糸の束の細さがわかり、より繊細にキレイに織られています。
光沢が滑らかで、それを十分に楽しめるオーバーサイズです。
かなり高密度のコットン生地。
対してステッチを少し残し気味に叩いているので、生地の滑らかさとのギャップがあります。
これだけ大きいしフォルムが柔らかいので、レディースの着用も現実的です。
身幅を全部出すと、これくらい横があります。
この部分がドレープを作っているので、このシャツのキモとも言えるでしょう。洗うとどんな感じになるか、生地感が落ち着いてシボになるのか、ちょっともったいない気もしますが、洗っても楽しそうです。そこで強めのステッチが活きてくるのか、、
– LEATHER SANDALS WITH DOUBLE PEEP TPES –
¥90,000 (¥99,000 TAX IN)
ストラップのレザーサンダル。
つま先の開きが好きなのと、薄いソールでコツコツ歩くのが好きなのでオーダーしました。
後ろのレザーループ、クラフト感が出ていてポイントです。
こうだからこうなる、とか、自分で理由を見つけるのが楽しいブランドです。
その理由が金額に見合うものであれば買って損はないし、届かないのであれば少しアテンドします。
興味はあるけど高いから、と線を引いている人は、興味のままに着てみるのが良いと思います。着ないとわからないから試着してみてください、の中でも上の方です。
まず着てから、自分の持っている材料で判断してみてくだい。サイズ・金額・説明書きの少なさなどなど、気軽に買えるブランドではないので、話して理由を見つけて近づいていきましょう。
歌代と違って、モノの細部まで見て、、ではなくてシルエットとテンションで買って、それから考えるタイプなので結構話せると思います。
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