FRANK LEDER ARCHIVE & SAMPLE SALE#1
1LDK AOYAMA HOTEL Spring/Summer SALE
FRANK LEDER ARCHIVE & SAMPLE SALE
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
先週末から開催しているFRANK LEDER ARCHIVE & SAMPLE SALE。
1LDK AOYAMA HOTELにて不定期に開催しています。
過去の懐かしいアーカイヴや、展示会で見てオーダーしなかったアイテム、オーダーしたかったけど止むをえず外したアイテム等が並ぶので個人的にも密かに楽しみにしているイベントです。
本日はその中から数点ピックアップして紹介致します。
-FRANK LEDER 2016S/S ARCHIVE SAMPLE-
“PIPED STRUCTURED COTTON LINEN CARDIGAN” ¥48,000+TAX- → ¥33,600+TAX-
2016S/S COLLECTION “WURTZEL”のシーズンのアイテム。
長い旅から生まれ育ったホームに戻る物語。
ドイツ国内の様々な地域を取り上げ、その地にまつわる伝統的なディテールや生地、服装や着用スタイルからインスピレーションを得たコレクション。
そのコレクションピースにそれぞれあてこまれたこちらの紋章。
実に様々な種類があり、その地域ごとに洋服のディテールや生地使い/色使いが分けられた表情豊かなシーズンです。
コレクションのイメージソースの一つである、古いドイツの切手。
こちらは1LDK AOYAMA HOTELにて保管してありますのでご興味ある方はスタッフまでお声掛け下さい。
格子状に編まれたコットンリネン。
リネンの発色の良さと、コットンのタフな生地感が組み合わさった非常に雰囲気のある生地です。
ヴィンテージの濃緑のボタンが怪しげに光ります。
朱色に近いとても綺麗な色味のカーディガン。
実はオーダーしようかと迷ったのですが、他のアイテムの兼ね合いで泣く泣く諦めたアイテム。
カーディガンなので、気軽にカットソーの上からそのまま羽織っても。
コットンリネンのバリッとした生地感を楽しむために、ノーカラーのジャケットの様に合わせても。
ジャケット/ブルゾンのインナーとしても。
主張は強いですが、実に様々な組み合わせが楽しめるアイテム。
何より色が良いです。
赤は取り入れるのには少し勇気がいりますが、踏み出してしまえば病みつきになる色かと。
次はこちらです。
-FRANK LEDER 2012S/S COLLECTION ARCHIVE SAMPLE-
“GREY COTTON JERSEY VEST” ¥33,000+TAX-
1700年代後半からその名前で存在していたプロヴィンツ・ガリツィア。
今は地図上から消滅した存在しない場所。
山に住むローカルな羊飼いの部族。
アルコールを密輸するためやスパイとして存在していたロシア人。
ユダヤ人の共同体。
地元のビジネスマンとして山野を超えるジプシー等。
ガリツィアには様々な人種がいて、それぞれの文化を持ち、貧困もありました。
時はおよそ1870年から第一次世界大戦の終わりまで激動の時代に揉まれ暮らした人々。
1890年にはその多くの人々がハンブルグかドイツの港に大移動し、アメリカ行きのチケットを借金してでも買いました。
そのガリツィアからアメリカに向かう移住の旅が2012S/Sのコレクションテーマ。
ほこりだらけの道と、鉄道の旅と、海を越える船の旅。
と、これでも大分端折ったくらいFRANK LEDERというブランドは洋服の裏にあるストーリを掘り起こし、作り込み、想像させます。
洋服は着るだけじゃない、という楽しみ方を体験させてくれるのです。
話を戻します。
ふんわりとした独特のコットンジャージー素材。
生地の生産の都合上、この商品は世界で30pcしか存在しません。
リミテッドピースのアイテムも、サンプルであればこう言ったタイミングで手に取る事が出来るのも面白いです。
個人的にもこのアイテムは所有しているのですが、とにかく着心地がいいです。
FRANK LEDERの洋服は比較的体に馴染ませていく様な洋服が多いですが、これはその着心地の良さ(普段のイメージとのギャップ)にびっくりしてしまって買いました。
ある程度身幅もあり、ローゲージのニットの上からなども着られるのと、
コットン素材なので自宅で洗濯しやすく、シーズン問わず使えるのも嬉しいポイント。
また、このブランドの特徴として、洋服の裏を非常に綺麗に作ります。
コートやジャケット、ベストやニットなど、裏返して着用できるほど。
特にベストは比較的取り入れやすいので、気分を簡単に変えるために敢えて裏返して着てみるのも面白いと思います。
他にも色々と紹介したいものはあるのですが、「長くなりすぎる。」とSTAFFの渡邉に止められた為、
そのままバトンタッチします。
明日の渡邉からの紹介もお楽しみに。
○ お問い合わせ先
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〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552
1LDK AOYAMA HOTEL at 里山十帖が始まりました。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上