CLASS 2017A/W “TRACE”
CLASS 2017-2018 AW
TRACE(痕跡/軌跡)
LIFE & DIE
過去の痕跡、今その時に、そして未来に向けて残すであろう軌跡。
人間の持つ死生観。
表層のデザインではなく、
素材やテクニックにこだわり未来に残していきたい物を丁寧に作ることに重点を置いたコレクション。
ONE MILLION YEARS – ON KAWARA
For all those who have lived and died
For the last one
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
個人的に毎シーズン入荷を楽しみにしているCLASS。
1LDK AOYAMA HOTELではCLASS 2017A/Wコレクションの発売を8月1日から開始致します。
CLASS GYATEI ¥65,000+TAX-
イギリス軍のパンツをインサイドアウト(ひっくり返してます。)し、裏側の仕様をデザインに落とし込んだパンツ。
総裏の使用となっており、膝下までは2重仕立て、ヒップ部分から上は生地を3重に使用しています。
生地はシルケット加工を施していないコットンの糸を織り上げた高密度ギャバジン。
ざらりとしたドライな質感が心地よく、ヒップラインからひざ下にかけての立体感を強調します。
わかりやすく裏返すとこのような作りに。
この一見「何故そんなことを。」という作りも、履くと納得できる面白さを持っています。
ミリタリーアイテム特有の雰囲気は残しつつも、野暮ったさは感じないアイテム。
コットン素材なので手入れも楽で通年使える点も魅力的です。
何よりも面白いのが、裾の一重の生地が生み出す表情です。
その日の気分で腰位置を変えてシルエットを変化させられるのが股上の深いパンツの面白い点。
写真の様に腰位置を高めにして裾をすっきりとさせたスタイリングでも。
腰位置を落として裾の生地をクッションをつけた合わせでも。
裾の生地は一重で柔らかくしなやかなので、上手く膝下の二重に重ねられた生地の中に入りこんでくれます。
膝下の二重の生地を折り返して、一重の生地をより強調しても◎
写真だと上手く伝わりませんが、実際に履いて色々やってみるとかなり表情が変わるので面白いです。
実際に試してみて下さい。
裏地や袋布も表生地を贅沢に使用したとても丁寧に作り上げられたパンツです。
CLASS continuity ¥19,000+TAX-
身幅に比べ着丈が短めのすっきりとしたバランス。
裾リブの絞りを強めにしたラウンドシルエットのスウェットカットソー。
大きめのガゼット、袖下のマチが特徴的です。
脇ポケットを付けることにより、裾リブから上の部分にボリュームが出ます。
この野暮ったい特徴的なバランスがたまらなく良いです。
そして、このスウェットの最大の魅力は生地にあります。
2重織のハーフメッシュを使用。
軽く、着心地も風合いも柔らかですが空気をためる構造になっている為保温性があります。
この生地、とても良いです。
色展開は黒と鮮やかな赤。
個人的には赤がオススメです。
そして、同素材でパンツも用意しています。
CLASS discontinuity ¥19,000+TAX-
80年代に作られたフランスのスウェットパンツをベースにした、ウォーミングアップパンツ。
ウェストから裾までの、かなりタイトな作りが特徴的です。
シルエットはタイトですが、生地の柔らかな風合いがより強調された仕上がりに。
裾にふんわりと溜まるシルエットがとても良いです。
先程のスウェットカットソーとのセットアップスタイルでも。
個人的にはこう言ったリラックスしたアイテムと比較的雰囲気の堅い袖物を合わせるのが好みです。
このわかっているのか、わかっていないのか、というアンバランスさが面白いと感じます。
また、この細身で柔らかく温かな特徴を活かしてこのようなスタイリングにも。
レングスのすっきりとしたワイドパンツと合わせると、保温力も抜群で裾周りにもアクセントを加えられます。
一枚でももちろん、こう言ったプラスアルファの楽しみ方があると嬉しいですよね。
まだ入荷は一部しかしておりません。
実際に販売するタイミングになればもう少し商品も用意できているかと思います。
発売は8月1日からです。
ただ、店頭には既に並べてあるのでご興味ある方は是非実際に試しにいらして下さい。
このブランドの魅力は一言ではお伝え出来ませんが、なんといっても「着ていて楽しい。」
それに尽きると思います。
洋服にまつわるカルチャーを掘り下げたブランドや、技術や生地の良さを謳うブランド、クラシックな良さをその洋服から感じるブランド、編集力の高いブランド等、様々なブランドが今の世の中には溢れています。
CLASSというブランドはその全てを持ち合わせています。
「だから」と言っていいのかはわかりませんが、なんとなく着ていても楽しく、ちゃんと考えて着るともっと楽しいのです。
ファッションは表層に漂う物だけでなく、その裏側にある様々な要素を楽しむことが出来る、可能性のある世界。
CLASSという洋服はそれを改めて気付かせてくれるはず。
○ お問い合わせ先
1LDK AOYAMA HOTEL
〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552
1LDK AOYAMA HOTEL at 里山十帖が始まりました。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上