“ROLIAT” – HANDMADE OVERSIZED BALCOLLAR DOUBLE COAT with FUR BELT –
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
先日発売したRICHFIELD、お陰様でこの3連休でかなりの本数が無くなりました。
別注の反応の良さに安心した週末でしたが、RICHFIELD以上に多くの問い合わせを頂いたアイテムがあります。
“ROLIAT”
– HANDMADE OVERSIZED BALCOLLAR DOUBLE COAT with FUR BELT – ¥120,000+TAX-
ダブルフェイスのリバー縫製。
軽く体を包み込む様な暖かな着心地、体の動きに合わせてしなやかに動く生地の表情が特徴的なROLIATのコート。
リバー縫製は、裁縫で2枚の布を縫い合わせ両方の布に縫い目から同分量のきせをかけて仕立てる方法。
毛抜きの先のように、二つのものをぴったりと合わせることから、毛抜き合わせとも呼ばれています。
その工程は全てが手作業。
非常に手間と技術と時間がかかる手法と、生地自体の分量も多く使うので当然コストがかかるのですが、
この極上の着心地と上品なドレープは、そのコスト分に見合う十分な価値があります。
用いられる生地ももちろんですが、
本水牛のホーン釦、着用した際のアクセントになるファーベルトなど、付属にも拘った、パッと見ただけで「仕立ての良いものだな。」とわかる雰囲気があるコート。
¥120,000+TAX-という価格は安くはありませんが、決して高くはありません。
1LDK初期の頃から取り扱いのある韓国のブランド:ROLIAT。
“TAILOR”から着想を得たブランドネームの通り、テーラリングを基調とするトータルブランド。
韓国に存在する通常ハイブランドしか使う事の出来ない高い技術を持った工場と連携し、クオリティの高い物作りを行なっています。
物によっては「え?この洋服本当にこんな値段で出せんの?」という衝撃を毎シーズン僕に叩きつけるブランドでもあります。
去年の秋冬シーズンのその衝撃の対象はリバー縫製のコートでした。
今年の秋冬シーズンの衝撃は今回別注として採用したロングシャツ。
このモデルに関してはついつい別注をお願いしてしまう程。
今日紹介するBALCOLLAR COATも、別ブランドで同クオリティの物をこの価格帯で販売するのは難しいと思います。
表地はグレーを基調としたグレンプレイド。
ブラック/ブラウン/ブルーなど、様々な色が入っているので小物で色を拾いやすいかと思います。
沈んだトーンに鮮やかに走るブルーのペーンがこのコートの印象を軽やかにしています。
裏地は毛足の長いブラウンのウールを採用。
表地の柄/深い色味のブラウンの裏地等、正に今シーズンの気分にドンピシャなアイテム。
ですが、そのシーズン性を一気に吹き飛ばす様な仕立ての良さや、圧倒的な着心地の良さを持ったコートです。
上品な風合いながら、普段通りの装いにバサっと羽織るだけで十分なアイテム。
その生地の特性を活かす様なたっぶりと取られた身幅/着丈。
中に着るアイテムを選ばない、ラグラン袖/袖周りにも美しいドレープが生まれる袖幅。
表地のシックな印象を変化させる、柔らかな表情のファーベルト。
ベルトをウェストで絞ると、ガウンコートの様な印象に。
僕はトレンチコート以外のベルト付きのコートはよっぽどの理由が無い限り買ったその日にベルトを外します。
外で気付かない内に無くすとちょっと損した気分になりますし、ちょっと気を緩めると片方だけ垂れて地面を擦っていたり。
ポケットに突っ込んどけばいいや、と突っ込むも、いざポケットの中の荷物を取り出す際に一緒に飛び出して来るのをまた仕舞うのが非常に面倒だからです。
あとは、生地分量のたっぷり取られたコートこそ、バサバサさせながら適当に着流したい、という理由もあったり。
ウェストベルトを外した際の、動く度にコート全体がゆらゆらと揺れる美しい表情を是非お楽しみ下さい。
CREDIT
“Dead Stock Items” – 1990s belgium military rain coat – ¥16,800+TAX-
前述した通り、ゆったりとした身幅、アームホールも太く、ドロップショルダーのセットイン。
中さえ着込めばこのコートで東京の冬であれば問題無く過ごせると思いますが、雨風が強い時は上に薄手のオーバーコートを羽織ってみてはいかがでしょうか。
このコートは以前紹介したデッドストックのベルギー軍のレインコート。
コットン/ナイロンの濡れても汚れてもどうでも良いかなあ、と思える様な気軽さ。
究極のアノニマスデザインであるミリタリーウェアと、上品な風合いのデザイナーズウェアとの相性は抜群。
上からコートを被せた際に裾から覗く不均一に垂れたベルトがアクセントに。
この冬はタンスに仕舞い込んだコートのベルトを引っ張り出して改めて付けて着てみようかなぁ、と考え直してしまう程、この感じはかっこいいと思います。
サイズは50のみ。
着用してくれたSTAFF榊原は身長188cmとかなり大柄ですが、体のラインに合わせて縦に落ちてくれる様な着用感。
ある程度の体型は問わないアイテムです。
寒さを理由に外に出かけるのを躊躇う様な時期が訪れようとしていますが、
ROLIATのコートはその重い気持ちすら打ち消してくれる様な軽く暖かな着心地。
羽織って外に出かけるのが楽しみになる存在になるはず。
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上
November 27, 2018, 7:27 PM
Category: Kawakami Pick Up Sakakibara