CLASS – Pick up items –
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの榊原です。
いつの間にか9月になろうとしていますが、今年の夏はいかがお過ごしでしょうか。
汗腺がゆるいせいか、もう夏にはうんざりしている僕ですが、もうすでに寒くなってほしい気持ちでいっぱいです。と同時に、メルトンやニットなどが少しずつ入ってきて、秋冬の妄想を膨らますのが楽しいです。
今回は少し息を抜いて、僕が先日購入したアイテムを含めて2点ご紹介したいと思います。
CLASS 2019AW Collection
“BLIND”
1917年に発行された本「BLIND MAN」を軸に、価値の転覆、視覚的無関心、考える芸術など、マルセル・デュシャンの思考をファッションに置き換え、既存のファッションフレームから外れ自由で楽しく、着る事でしか得られない現代のリアリティーを追求したコレクション。
“CLASS”
-291-
WHITE(オーガニックコットン天竺) : ¥11,000+TAX-
BLACK(高密度裏毛) : ¥20,000+TAX-
最近、知り合いがCLASSのアクセを身につけているのを目にして、僕自身も興奮している最中の買い物。
CLASSの”291″。
面はただのロンTに見えますが、そこが最大のポイント。
インサイドアウトをあしらったデザインは、ただ単に表にも見せられるような裏返しの状態ですが、それをしたから何になる、というものでもないような気もします。
デュシャン自体も”グリーン・ボックス”でガラスの内部の絵を裏側からも観られるようにしました。しかし、結局はほとんど意味をなさないことを表現。
同様の無意味な価値を、この洋服からも感じ取らざるを得ません。
着心地に関しても、購入を決めた理由の一つです。
オーガニックコットン特有の滑らかな柔らかさと、纏っているかのような空気感が本当に気持ち良いです。ダルっとしたネックの開きはなく、締め付けもないテンションで絶妙に伸び縮みする天竺織。
*ただ、透け感に敏感な方は少し悩まれた方が良いかと思います。
シルエットが良いから/生地が良いから買う、というのはその人の価値で決まるものだと思うので、あくまでも個人的な意見ですが、このCLASSの一枚にハマったのも一つの確証です。
そのままパンツへ。
“CLASS”
-San Joes Type-1-
¥41,000+TAX-
素材はダブルフェイスのストレッチウール。
縦横に伸縮する、まさにジャージと同じような感覚で穿けます。
シルエットはスラックスと等しく綺麗なテーパードが際立ち、どこか錯覚に陥りそうな着用感。ウエストゴム仕様の、フロントにはピンタック。過度な動きの場合でもストレスなくガンガン穿いていただけるシーズンレスなアイテム。
サイドの側章から、そのまま輪を描くようにゴムストラップが付いたスキーパンツは、少なからず心をくすぐられる人もいるのではないでしょうか。
マルセル・デュシャンはフランスの革新的な美術家でありますが、その領域を飛び越えた自由な発想で芸術はなんでもありという風潮を世に出したことでも知られています。
少し難しいですが、単純に現代の既存の枠に捉われることなく、着る事で得られる実感みたいなものを肌で感じるよう僕は自分に言い聞かせました。
写真ではお伝えできないことばかりですので、どうか店頭で試してからご納得して下さい。
まだまだ、飛び切りのアイテムもご用意してあります。順次こちらにてご紹介していけたらと思います。
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 榊原
August 24, 2019, 7:41 PM
Category: Pick Up Sakakibara