異なる二つのデニムジャケット。
NICHOLAS DALEY 19AW Pick Up Vol.2
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの木下です。
昨日は寒かったですね。店内の冷房も限界でしょうか、と感じているのは僕だけではないはず。
出勤時や店内、既に僕達はあらゆるジャケットを着ています。むしろニットも着ているスタッフも。
今時期の日常として着ていくのであれば、ここで一番必要と感じるのはライトアウターではないでしょうか。
勿論ニットも着たい!というところもありますがそこは堪えつつ。
Tシャツや薄いシャツの上に羽織る、体温調節、脱ぎ着が楽ということを踏まえ、本日はジャケットを。
特にデニムに重点を置いて、二つの異なるデニムジャケットをご紹介したいと思います!
“E.TAUTZ” -DENIM JACKET- ¥47,000+TAX-
まずはこちらのデニムジャケット。今回ご紹介させて頂くのは二点ですが、どちらももっと知りたくなるようなアイテム。
見た目もそうですが、ディテールに関しても新鮮味であることが今回のキーワード。
E.TAUTZのジャケットは、前回一度ご紹介しましたが、こちらのECRUに関しては殆ど触れていませんでしたので。。
ホワイトカラーの表情をしたこのアイテムは、イギリス・ブラックバーンにあるCookson&Cleggで生まれたイギリス製。生地に関しては、アメリカのホワイトオークの製造所で作られたコーンデニムで編まれた赤耳デニムを使用した物。
インディゴ染めがされているものと比べると見慣れないせいか、純粋に存在感が強く感じます。
コーンデニムと言えばリーバイス。しかしその生地を作っていたコーンミルズ社も閉鎖、今は生地が希少となってしまっているところも惹かれてしまう理由なのでしょうか。
重厚な硬さで信頼性のあるデニム生地、そしてステッチワーク、男らしさの感じられるボタンが特徴的。
しかし何と言ってもその中でも群を抜いて気になるのはこのステッチワーク。
デニム、コート、そしてシャツと所有していますが、デニムに於いてもこの部分が個人的にはツボなポイントです。
このアイテムに関しては同色なので目立ちませんが、シルエットに大きく反映されてくることから愛着が湧いてなりません。
まずは肩の落ち感。胸ポケットの上と下を切り替える緩やかにカーブした継ぎ目が肩のところまで走るデザイン。
デニムジャケットのパターンに置き換えるとピンと来ませんでしたが、よく見ていたら思い出しました。古着のスポーツジャケットによく見られるディテール。スイングトップのようなあれです。
ラグランでもないので、綺麗に肩に沿って落ちていく作り。着用した時は感動しました(笑)
CREDIT
“EVCON” -CORDUROY WIDE PANTS- ¥20,000+TAX-
着丈のバランス、ドロップした袖、まずは一度袖を通して欲しいと思っています。
着ることでまた欲しくなる、そんな一着。
続いては、色味が対照そしてデザインも変わるこちら。
“cantate” -Coverall Jacket- ¥49,000+TAX-
cantateのカバーオール。
中目黒から青山に移動してからというもの、店舗になかったことから直接身近に感じることが出来ていなかったブランドが多くありました。
インポートから、元々好きで見ていたブランドまで沢山ありましたが、その中でも特に服作りに関して考えさせられたのは、紛れもなくこのcantateでした。
僕らは販売員です。そして服を作るのは職人の方で、デザインするデザイナーさんがいて。勿論僕らこそその背景を知っていなければならない立場にいるのですが、まだまだ勉強が必要だと感じました。
普段古着も着ることが多いですが、今の服には古着というルーツがあって、そこに対して現代にフィットさせたり、残すディテールは残してより良いものに仕上げていく。
その過程の中で、ボタンの素材やステッチ、そして現代の縫製技術であることによって出来上がった素晴らしいカバーオール。
細部を見ていくと、ヴィンテージのディテールを感じて頂けるはず。
パッチポケット/フラップポケット。そしてトリプルステッチ。インディゴのボディに映えるホワイトのステッチがワーク感をより加速させます。
また、このトリプルステッチは袖にまで及んでいる為、見た目だけではなくシルエットも立体的に感じます。
そしてこちらは表面のポケット、そして裏のポケットの写真。
一言で言うのも説得力に欠けるとは感じつつ、本当に綺麗です。
最後の写真は裏のポケットとフロントの切り替え部分の接写。網目を逆にするとなんともさりげないかつ凝ったディテールに。男というのはこういった細かいところ、勿論そこだけではないものの惹かれてしまうものなのだなと感じます。
僕らの毎朝の日課であるツイッター。その場面で着ていくわけですが、STAFF間でも欲しいと話題に。
それ程までに、着ることで物欲を駆り立てられ、タフがゆえに着用頻度が増えてしまいそうなジャケット。ディテールに関して知った後に着用することでみるみる内に納得に変わっていくでしょう。
CREDIT
“FRANK LEDER” -VINTAGE EDITION MIXED SHIRT- ¥58,000+TAX-
ボタンに至るまで水牛ボタンに変更し、時間をかけて現代に蘇ったワークウェア。
上品に、そして着ることでより雰囲気が増していくカバーオール。cantateのフィルターを通すことで洋服に対してもまた違った視点が生まれ、さらに楽しくなっていくことかと思います。
まだ紹介出来ていないアイテムもあるので、徐々に紹介していこうと思います!
現代にまた違った形で蘇る異なる二つのデニムジャケット。
STAFF杉村が先程のベストとの組み合わせBLOGで言っていたことと似ていますが、急な気温の変化への対応というところで、軽い羽織りでのスタイリングもオススメさせて下さい。
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