20AW目前。
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの木下です。
ここ数日は展示会を回る日々。
毎回もう次のシーズンかー、、と早いなとも思いつつ、ワクワクが止まりません。
先日行ってきたのはcantateの展示会。
いつも展示会→内覧会という流れで青山ホテルでは無くてはならないブランドです。
シーズンを重ねるごとに進化を遂げ、僕たちとしてもどんどん愛着が湧いていく気がしてなりません。
とはいえまだまだ20AWはこれからです。
そろそろ納品も控えておりますので、一度20SSのおさらいをしたいと思います。
僕たちとして、ブランドに対してあるスタイルの一つがシャツにデニム。その他も勿論素敵ですが、このスタイルは1LDKでも鉄板なので、その良さをより伝える為に、本日はシャツをメインに、デニムとのスタイリングでご紹介したいと思います。
今回ピックアップしたのはこちらの4枚。
ストライプを中心に、チェック柄のバンドカラー。普遍的なアイテムではありますが、その極上の品質、職人の技が光るディテールの数々は、着用するとどこか背筋が伸びるかのような気持ちになります。
僕自身異動前は、まだまだ若いし年を食ったら手を出したい(お客様からもたまに言われます)。なんて思っていましたが、、
それは浅はかだったようで。
どうやら知れば知る程、虜になってしまう洋服なのです。
“cantate”
¥42,000+TAX-
早々にもう一色は旅立ってしまったバンドカラーシャツ。19SSより新展開され、今回で3シーズン目となります。
ネックはやや大きめの設定、サイズはややゆったり。着丈はそこまで長くはありませんが、スリットが深く、ブラウスのような印象受けます。
GIZAコットンを使用したこのシャツは、表面の毛羽が一切ありません。サラッとした高密度な仕上がりです。
それだけでは無く、生地に髪の毛等に使用する椿オイルを配合させ、よりソフトな風合いに。まず洋服作りの上で中々耳にすることがないので驚きを隠せませんが、着用して体に触れる部分の気持ち良さは、心地いい以外の何物でもありません。
純粋にそうすることで綺麗な雰囲気になるのは言うまでもありませんが、よくよくシャツを見てみても、柄や色に雰囲気に与える影響は非常に大きいもの。配色がいいとも言えますが、これは他では拝めないかと。
CREDIT
“SCYE” -San Joaquin DENIM LOOSE FIT STRAIGHT DENIM- ¥23,000+TAX-
デニムにタックイン、ざっくりとした袖捲りが様になるスタイリングです。
グレーにターコイズブルーのような差し色がいい具合に映えていて、視覚的に鮮やかな印象を与えます。シャツ、デニムというシンプルな合わせとはいえ、その概念を覆してくるかのような見え方をしてることでしょう。
“cantate”
¥42,000+TAX-
続いてはストライプを。
柔らかい肌触り、これが初め触った時の印象です。
少し透け感のあるような夏に持ってこいのこのシャツは、コットンにリネンをブレンドしたもの。
コットンだけどこんなに柔らかいのは凄いな、、と思う程に、リネンが入っていることも感じない程さらっとしていて柔らかい。
バンドカラー同様にGIZAコットンを使用し、仕上げには椿オイル。
通常よりも撚りの回数を多くし、そうすることで生まれる耐久性、柔軟性がプラスされています。さらに毛焼き加工を行うことで表面が綺麗な仕上がりに。
これは本当に手に取って頂きたい感覚です。
CREIDT
“UNIVERSAL PRODUCTS” -PIQUE JET CAP- ¥9,000+TAX-→¥5,400+TAX-
“CANTON OVERALLS” -1963-108 DENIM- ¥39,000+TAX-
季節感漂うオープンカラー仕様でボックスシルエット。古着のレーヨンシャツのような羽織易いシルエットです。
ワイドパンツとも相性抜群で、今回は太めのデニムパンツを合わせてみました。
フラップポケットを採用したデザインは、どこかワーク調な雰囲気を纏いますが、着用するとそのイメージは全く感じません。
夏場にTシャツの上にバサッと羽織って頂きたい、そんなシャツ。
“cantate”
¥42,000+TAX-
こちらも続いてストライプを。
ドレスの雰囲気漂う着丈が長めのバランス感が特徴的な仕上がり。ドレスとはいっても、カチカチのものになってしまうとデイリーに着るのは難しいかもしれませんが、そこをcantate流にカジュアルにアレンジ。
イメージだとスーツの下に、となりますが、単体でも、それ以外にも容易に使い分けの出来るデザイン。タックインのみならず、タックアウトしてデニムに合わせるのもいいのではないでしょうか。
かっちりとし過ぎない絶妙なバランスです。
衿やカフスには昔ながらのフラシ芯を使った丁寧な縫製を行い、袖はシングルカフ、従来通り手首に沿うようにカーブさせており、曲げた時にシワが出にくいように配慮されています。
目立ったディテールではないものの、ここまで着た後のことを想定し、拘り抜かれたデザインには中々出会うことができないはずです。一着一着時間をかけ、丁寧に作り上げられています。
どちらもピッチ幅は太くないものの、しっかりと主張のあるストライプ。
パンツは潔くシンプルに、と自ずとこういった合わせになってくるかと思います。
商品について調べれば調べる程またわからない単語が出てきて調べて、の繰り返しが起きるcantateの洋服。
その調べる過程もまた楽しく、どんどん好きになっていく洋服です。
この先長く寄り添ってくれる一着を見つけてみて下さい。
冒頭にも触れた通りそろそろ20AWですが、その前に手に取ってみるのもいいのではないでしょうか。
何故またこのタイミングで、となるかも知れませんが、展示会に行ったばかりで舞い上がってしまったのでお許し下さい。。
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