THEME: Blog
上がるスウェット。
こんにちは。
1LDKの渡部です。
台風の影響であいにくの天気。
朝からブルーな気持ちで出勤すると、田村はなんだか愉快。
なんでだろうと聞いてみると、「見て、UPジャンベルカスウェット買った」。
なるほど、だからか。
シンプルな服でも嫌いな雨をも打ち消す高揚感。
SIZE: M / 166cm
その高揚感を超える程のギミックが効いたスウェット。
面白いものを着る、そして気分を上げる。
そこなんです。
長い袖に仮面ライダーファイズを思い出すパイピングのデザイン。
まさにカイザー。
映画に出てくる仮面ライダーなのに敵キャラっていう。
帝王のような迫力に僕は高揚感を感じます。
まさにカイザーだ。
SIZE: L / 181cm
可愛らしい一面もあるツンデレスウェット。
ポケットのこのボリューム。
手や物を入れていなくてもしっかりとふっくらしています。
裏地で余分に生地を多く取ることでこのような仕上がりに。
なので腰で止まりやすく、他の洋服とのバランスは保ちやすいです。
JACQUEMUSの特徴的な一つでもある左右非対称のアグレット。
円柱と四角形。
そしてブランドロゴっぽくない刺繍ロゴ。
かわいい。
悪役キャラが終盤で仲間になっちゃう時の良い一面が見れたような感覚です。
関係ないんですが、ハリーポッターのスネイプ先生のNG集はまじでおもろい。
あんな笑うんだってほっこりしてます。
中性的で都会的な裏には期待を超えてくるJACQUEMUS。
飽きちゃうんだよねとか後のことより、その時の高揚感と向き合って欲しいです。
だって思い入れがある物にハズレってないじゃないですか。
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1LDK 渡部
「シンプルで上質」だけじゃつまらない。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
昨日のBLOGにも書いたように、インポートは纏まってドカッと入荷します。
今週は、JACQUEMUS とStory mfg.がドカッと。
FRANK LEDERも本日で完納しました。
ですが、実は1番早いタイミングでドカッと入荷していたブランドが、、
“Cristaseya(クリスタセヤ)”
紹介が遅れてしまい本当にすみません。
ONLINE STOREにはすでに掲載していたので、入荷に気付いていた方も少なくはないでしょう。
「シンプルで上質な服」そのハイエンドゾーンに存在する、当店でも一際存在感のあるブランドです。
シャツ・ニット・パンツ、、、全て良いですが、特に今回個人的に惹かれてセレクトしたのがこちら。
“OVERSIZED BLOUSON WITH LEATHER PATCH”
定番的に製作しているオーバーサイズブルゾン。
今シーズンは、日本製モールスキンを使用しています。
この色・質感がタマラナイ。
正直、存在感はあるもののパッと見はシンプルな方。
ですが、、
やられました。
襟のレザーは言うまでも無いですが、裏地のネイビー、、。
シブすぎます。
ブラウン×ネイビーは、ダメです、良すぎます。
柄を使っているわけではないのに、モールスキン・レザー・裏地、パーツごとにしっかり表情が違う。でも馴染んでおり統一感がある。
ふと思いましたが、こういったところが元スタイリストらしさなのかなと。
SIZE: S / 180cm
襟を立てて。
何も留めずザックリと。
ブルゾンでカラーリングを完結させてはもったいないので、スタイリングとしてもネイビーやブラウンに相性の良い色を選びたい。
だがしかし、多分これは何にでも合います。
10月から~2月。150日くらい連続で着られそうです。
ラックにかけている順で紹介します。
はい、こちらもCristaseyaといえばなセットアップ。
どのへんがそうなのかと言いますと、
SIZE: 上下S / 180cm
堅くない。
ジャケット
シェイプが効いていない身頃、ボタンを省いた袖先、Vゾーンも深く。
パンツ
ある程度太いのにタックによる動きを出しながら、ほぼストレートに見えるシルエット。
極めつけはコーデュロイの軽さ。
イタリアンコーデュロイ。
これ本当に着てみないと分からないことですが、ずっしりとした高級感のある見た目なのにほんっとうに軽い。
Cristaseyaというブランドを着て一度は思うこと「着心地の良さ」
それを体現しているセットアップです。
“HANDMADE POPELINE MEN’S SHIRT WITH CONTRASTED COLLAR”
今回もピッコロ。
一度ピッコロ製を見てしまったら、リピートするのはしょうがない。
許してください。
ピッコロ製じゃないシャツより、遥かに勝る運針数。
ハンドメイドならではのディテール。
ストレスを無くすとともに、強度も増し。
SIZE: S / 180cm
正直シャツとしての存在感はある方です。
洗っていない状態だとなおさら。
まずは水にさらし少しクタッとさせて着たい。そのうえで、色々スタイリングに組み込んであげてください。
“OVERSIZED CASHMERE SWEATER WITH DRAPED COLLAR“
COL: Brown / Mustard SIZE: S / M
色々と服を見てきて、さりげないディテール・デザインというものに触れてきましたが、この発想には驚きました。
襟のドレープ。
アンサンブルでカーディガンを羽織っているかのような。
ちゃんと着用時もこの形は維持されます。
SIZE: M / 180cm
追い打ちをかける柔らかいカシミヤの質感。
袖・裾のリブも良いテンション。強め。
着丈すっきりと、安心の佇まい。
「なにそれ」「それどこの?」絶対聞かれるやつじゃん。
ベビーキャメル。
様々な毛のなかでも暖かいとされる素材。
このホッコリとしちゃう質感がタマラナイ。
SIZE: S / 166cm
ハーフコートのようなマキシ丈。
先程までのコーディロイの軽さや、カシミヤの柔らかさとは違い、こちらは一番上に羽織る安心感のようなものを感じます。
「たぽっ」とした袖がかわいい。
女の子がマキシ丈のルーズなカーディガンを着るように、メンズだってかわいく着たい。
かわいくっていう表現の多用は良くない気もしますので、「余裕」とでも表現しておきましょうか。
値段から感じる余裕もあったり。けしてかわいくない値段なので。
ボロのシューズに、ダボッとニットがGOODバランス好印象。
普段トンチンカンな渡部も、作曲家のような雰囲気になってしまいます。
それだけ、信頼できる一着です。
永く永く、着てもらいたい。
フランス人のように、永く永くベーシックで上質なものを。
それでもなお気になってしまうのが、Cristaseyaです。
ただ質が良いだけじゃ、つまらないのが人間です。
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1LDK 柳沼
秋冬の装い。
こんばんは。
1LDKの柳沼です。
「秋の訪れ」
ちょっとずつ気温も下がり、夜は少し冷える日も。
なんとなくですが、AWの装いもイメージし始める時期ではないでしょうか。
気付けばもう9月。季節の流れとは早いものです。
ファッション業界はというと、AWの納品は7月頭から始まっており、ありがたいことに完売品番も多数でています。
写真のレザージャケットも、昨日ついに旅立ち、、、
逆に、このタイミングまでストックで温めていたニットやコートもあったり。
全くリアルじゃない時期から納品があるのは仕方ないことで、僕らスタッフもそうですがなんとか皆様にもその流れに乗っていただきたいです。無くなる前に、、
今日は箸休め的なBLOGとして。
今の店内の雰囲気だけでも感じていただけたらと。
どかっと入荷するのが特徴のインポートブランドからは、一昨日JACQUEMUSの2ndデリバリーも。ざっと10型くらいは届きました。
同じインポートですと、FRANK LEDERも今週でオーダー分全てが納品します。
未だ店頭に出していないニットなどもありますが、気になる方はお気軽にお問い合わせください。裏から持ってきます。
逆に国内ブランドは、何回にも分けて比較的リアルな納品となりますので、随時チェックしていただけると。
そして、僕らのユニフォームであるUNIVERSAL PRODUCTS.からも、そろそろアウターが、、。
さて、本格的に楽しい時期が近づいてきました。
何か明確に狙っている方はその準備をしていただいて、、
そうでなくざっくりのイメージをお持ちの方は、とりあえずこのタイミングで一度店舗をご覧になるのも良さそうですよ。
僕らも狙っているやつがあったり、まだ固まっていなかったり、、
一緒に秋冬の装いを決めていきましょう。
明日からはまた、しっかり商品紹介のBLOGを。
毎度チェックしていただけますと幸いです。
では。
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1LDK 柳沼
らしさを全開に。
皆さまこんにちは。
1LDK 田村です。
今回先に物を見ていただきましたこちらは、UNIVERSAL PRODUCTS. 定番のデニムです。
しかし今シーズンよりいくつか変更点が。
アイコニックなバーコードタグが消えよりスタイリッシュに。
シルエットも一から見直され、よりどなたさまでも綺麗に穿くことのできるデニムに仕上がっております。
カラーリングも絶妙で、80年代のドライでシボ感のあるデニムを踏襲してリプロした14ozのデニム。
太めのバギーシルエットで、Levisのシルバータブの時代の少し野暮ったいイメージで作成しています。
限りなく、デニム本来の穿き方ができるもののどこか綺麗なエッセンスを感じる一本。
さすが、UNIVERSAL PRODUCTS. です。
166cm / SIZE: 1
181cm / SIZE: 2
体の大きい僕でも 2 のサイズが穿けますが、
いい意味であまり棘のないプレーンな一本のためサイズを弄って、らしさ全開で穿くのが良いかと。
ずるずる引きずってもよし、サイズを落としていいものをちゃんとしたサイズ感で穿くも良し。
エイジングも程良く、これから穿き込んでいっても穿いた人らしい味が出ることも良い点。
サイズ感も含めこの子は真っ白なキャンバスです。
暑い暑いといっている中にも秋の足音は聞こえてきます。
ショーツや軽いパンツに別れを告げて、これからの季節の相棒となる
ニュートラルなデニムを、見つけにきてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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1LDK 田村
出会い。
こんにちは。
1LDKの渡部です。
探しても探しても探してもしっくりこない。
とりあえずこれ。っともならない。
僕は買っても買っても一生探し続けてしまう。
靴はそういう生き物なんでしょうか。
REPRPDUCTION OF FOUND
“US NAVY MILITARY TRAINER”
COL: BLACK SUEDE
SIZE: 41 / 42 / 43
¥20,350 TAX IN
数多いスニーカーの中でも僕はこのフォルムに恋しました。
アッパーに上質なイタリアンスエードを採用したスニーカー。
程良く柔らかさがあり、動きが出る。
変に形が崩れるとかではなく、一人一人の歩き方の癖だったり座ったりでシワが出たりとなんでもないスニーカーに味が加わる。
つま先もスケートシューズ程のボリュームもないのでスマート。
そして鼻も長く男前。
人間でも鼻・口のバランスはめちゃくちゃ大事ですしね。
踵の絵が一番分かりやすい。
トレーニングシューズなだけにシンプルですが、作りはしっかり。
水によって滑らないようにグリップ強化、ソールは水の侵入を防ぐように少し高く設定。
ただのフォルムだけの靴ではなかった。
中身あるかっこいいおじさんみたい。
そんな気がして恋しました。
まだピンピンですね。
ソールが剥がれそう、、、くらいがカッコ良い。
VANSとかサクッと買えちゃうようなものや、これでいいかって少し妥協しちゃうと本当に熟すまで保たない。
携帯充電1%の時のアイフォン見習って履きつぶして欲しいです。
靴はガラッとその人の雰囲気を変えてくれる。
だからこそ、いつまでたっても探してしまう。
それも楽しい。
出会った時の快感がたまんないんです。
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1LDK 渡部
September 4, 2023, 7:30 PM
Category: Blog
イギリスブランドの魅力。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
Instagramではポストしましたが、先週に続き今週も DUFFER から新作の発売です。
先週のBLOGを見ていない方は先にこちらを。
↓↓↓
「Style Broker」
当時への敬意を込めて。
今回は、前評判も高いように感じた”デニム”
デニムが溢れる時代で、DUFFERのデニムとはどんなものなのか。
早速どうぞ。
“The DUFFER N NEPHEWS”
“WYCHWOOD / RAILROAD JACKET DENIM”
COL: INDIGO BLUE SIZE: M / L
¥68,200 TAX IN
“EWANS / DOBLE KNEE TROUSERS DENIM”
COL: INDIGO BLUE SIZE: M / L
¥52,800 TAX IN
50sのアメリカンワークをベースとした、カバーオールジャケットとダブルニートラウザーズ。
先週の1stデリバリーで登場した COTSWOLDS (コッツウォルズ) 。こちらの生地替えであり、当店ではオーダーしていませんでしたが、トラウザーズの方もダックで展開があります。
ダックでもそうでしたが、こちらのデニムも生地・加工への拘りがパッと見てとれます。
SIZE: L / 181cm
生地には、アメリカ・オーストラリア・ブラジルの混綿を使用。
とてもライトオンスであり、カラッとした風合いが特徴に感じます。
そして、職人さんのハンドメイドによるUSED・オイル染み加工。ダックよりも派手にというか、良い意味の荒さみたいなものが光ります。
SIZE: M / 166cm
前回も少し触れましたが、カーハートをイギリスで普及させた当時のDUFFER。
あれからカーハートのことを調べる機会も増えたんですが、だいたい歴史を記載している文章には、「1966年に現在の”Cロゴ”が完成して〜1990年代に入り労働者だけでなくアーティストをはじめストリートシーンでも着用される」みたいなすっ飛ばしたものばかり。
その間に、どこのだれがどこでなにを売り出したのか。
みたいなことを知ってて書ける人は本当に少ないんだなと思いましたが、そういう影の立役者的なところの存在は凄く気になる。
どの時代でも、そういった新しいモノ・コトを取り入れるのは凄いことですが、それを普及させる力、これはもっと凄い。
調べれば調べるほど、DUFFERの創業者4人を尊敬します。
さらに今では、ロンドンで新たなセレクトショップ「PRESENT」を始めたEddie。
現地では注目されているショップなのだとか。行きたい。
しっかり話が脱線しました。
まあ何が言いたいのかというと、完全に僕の解釈にはなりますが、それだけカーハートなどアメリカものとロンドンの繋がりを広げたのはDUFFERなんだと主張しているセットアップかなと。
凄く伝え方が難しいですが、何も知らない人がこれカッコいいって言ってサンプリングするのも良いと思いますが、ちゃんと背景を知って、且つ自分たちが惚れて取扱いして、みんなに良さを広めた。そんな人達のブランドから製作されるカーハート。みたいな。笑
そこに対する想いとか当時の苦悩も含めて加工に表してくれた郷さん。みたいな。
個人的解釈が深いためあんまり鵜呑みにはしてほしくないですが、そういった自分なりの深掘りをして洋服をみるのはとっても楽しい。
時代背景・歴史のある伝説的なブランドのニューレーベルだからこそ、想像が湧くところです。
それと、今まで気付かなかったことですが、イギリスブランドとの関わりが薄かっなと。
僕個人としても、お店としても。
3年前まで青山で取り扱いをしていたNicholas Daleyくらい。
そしてニコラスもそうですが、イギリスブランドは音楽との親和性が強い。
アメリカを始め諸外国から様々なジャンルの音楽が飛び交った国だからこそなおさら。
これはDUFFERにも通ずることですが、ジャンルレス・MIXさせること、新たなパッケージをつくり表現するのが上手い国だなと。
掘れば掘るほど面白い国。
その一つの入口として僕は今回の”The DUFFER N NEPHEWS”をおすすめしたいです。
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1LDK 柳沼
コンクリートジャングルへ。
こんにちは。1LDKの田村です。
僕の地元は東北の海沿い面しておりまして雪もあまり降らずで過ごしやすく、
それでいて少し車を走らせると広大な山々が街を囲う、いわゆる田舎です。
そんな自然を堪能出来る、贅沢な場所なのです。
そして今回ご紹介するのは、多方面に適応可能な優れモノです。
COL: OLIVE/OTTER , BLACK/OLIVE
昨今のファッションシーンにおいてアウトドアのエッセンスは色濃く、そしてより自由度が増してきております。
その中でもこの MERRELL 1TRL は頭一つ抜けています。
「MERRELL 1TRL (ワンティーアールエル)」とは2020年始動後、瞬く間にアウトドアファッションを席捲し、ゴープコアファンからスニーカーヘッズまでを魅了し続けているMERRELLのグローバルプレミアムコレクションです。
ブランドのアーカイブから最高のコレクションを抽出し、排他的かつ新たなシルエットとデザインを組み合わせることでアウトドアシューズの美学と伝統を再解釈し誕生しました。
現代のファッションカルチャーシーンに新たな息吹を吹き込むハイエンドな製品群で構成され、全てのアイテムが数量限定発売となるプレミアム商品です。
MERRELL のアーカイブを深く掘り下げた WILDERNESS 1TRL。
毛足の長いスエードとフルグレインレザーを使用し、MERRELL が最初に作ったブーツをアレンジしています。
安定性と快適性を備えた軽量EVAフォームミッドソールと、グリップ力の効いたリサイクルラバーを30%使用した Vibram® Ecostop Recycle アウトソールを搭載しており、急な悪天候から実際のトレイルシーンにも適応可能です。
通気性の良い100%リサイクル素材を使用したメッシュライニングを使用しています。
1981年 メレルは初のハイキングブーツを完成させました。
言ってしまえばパイオニアです。
シュータンも大きく広げることもでき、且つ最後の一つはシューフック。
こういった随所に、MERRELLのレガシーを感じます。
それぞれに変え紐も付属しており、シーンやテンション感によって変更して貰えるとまた違った一面も。
靴こそ、こういったマイナーチェンジによって末長く寄り添っていって欲しいです。
こちらの MOAB MESA LUXE はアッパーにカーフレザー、裏地には通気性の良いメッシュを採用しています。
EVAミッドソール、アウトソールにはVibramソールと、軽量で優れたグリップ力と耐久性を発揮します。
よく見ていただけると、つま先部にやや反り返りがあり次の一歩にスムーズにいける小さくとも大きな工夫が。
マウンテンシューズらしく履く。のもいいですが、ここは都会。
自分らしく履く。そっちにシフトしてもいいかもしれません。
むしろこのコンクリートジャングルに馴染むのは後者です。
明日から店頭に並びます。天気も良いので履いて帰って欲しいくらいです。
街でも、オフロードでもあなたの強い味方となります。
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1LDK 田村
季節をシームレスに。
夏の終わりはなんだか少し、寂しくなります。
皆様こんにちは。1LDK の田村です。
最近の僕の話をすると都内から車を走らせ、2時間のところにある柄でもない綺麗なプールに行ってみたり、人のあまりいない海へ行ったりと
だいーぶ駆け足且つ、らしくない夏の楽しみ方をしておりました。
さて、僕の話はさておき先週末、おとといに発売が始まりましたあのブランドをご紹介。
DAIWA PIER39 より2nd deliveryが始まりました。
どのシーズン、どのデリバリーをとってみても毎度人気の同ブランド。
今一度、軽くブランド紹介を。
DAIWA PIER39(ダイワ ピア39)は、日本のフィッシングブランドであるDAIWAが2020年春夏シーズンよりスタートしたアパレルライン。
「大自然と都会をシームレスに繋ぐ架け橋」という考えのもと、フィッシングシーンで見出した発想を、日常の中でもサポート出来るこだわりが表現されています。
その中から僕が気になったアイテムを使ってスタイリングを組んでみました。
《CREDIT》
JACKET: TECH SKIING JACKET [MULTI] / SIZE: L
SHIRT: BASIC SHIRT YAC [GRAY] / SIZE: 3
PANTS: JUMBERCA SWEAT PANTS [BLACK] / SIZE: 3
《CREDIT》
JACKET: TECH SKIING JACKET [OFF WHITE] / SIZE: L
SHIRT: KASURI BORDER L/S POLO [BLACK] / SIZE: 3
PANTS: 5P STRAIGHT DENIM PANTS [D.INDIGO] / SIZE: 3
今回僕がピックしたこちら、80年代のどこか懐かしいクラシックなスキー用ブルゾンをデザインソースに、アレンジを加えたアイテムで、
肩の切り替えやマチ付きフラップポケットは当時の面影を色濃く残す特徴的なデザインとなっております。
スタンドカラーのネック部には収納式フードを設けており、表面にシワ加工を施すことで、光を反射させ独特な光沢感を表現しております。
もちろん、急な天候変化にも対応できる撥水加工を施しています。
カラーもまた絶妙で、こういうカラーを街着としてシャツと重ねる感じもまた良しです。
全身シャカシャカでのスタイルもかっこいいですが、ちょっと街で着るからこそのシャツで背伸びな感じも⚪︎。
パンツには、UNIVERSAL PRODUCTS.の新作スウェパン。
こちらはトップスにクルーネックスウェットとフーディもございまして、
ジャンベルカ織りという織り方で空気を含ませてゆっくり織り上げることで、しっかりとした肉感がありながらもふっくらとした軽い質感を実現し、
通常の織機では表現できない柔らかな質感とソフトな肌触りが特徴です。
もちろん裾にはドローコードを搭載しており、ふたつのシルエットをお楽しみいただけます。
OFF WHITEもかなりいい塩梅で仕上がっております。
中にはポロシャツを仕込むことでよりクラシカルに。
掠れたテイストのボーダーがチラ見えするくらいで丁度良いです。
デニムがアツイです。
ここまで見ていただいて、お分かりいただけたかと思いますが僕は UNIVERSAL PRODUCTS.が大好きです。
それでいて、DAIWA PIER39 のテックな感じと今季の UNIVERSAL PRODUCTS. の80年代なテイストのアイテムとの掛け合わせがたまりません。
今回使用したデニムは今期からの新型デニムでシルエット、カラーどちらも星三つです。
そもそもこちら80年代のドライでシボ感のあるデニムを目指してリプロした14ozのデニムを使用しており、少し深めの股上でテーパードシルエットのデニムです。
加工を少しだけ入れ、わざとらしくならないように綺麗にまとまっております。
TECH SKIING JACKET と同じ80年代にフォーカスしており親和性は抜群です。
安心してください。DAIWA PIER39 ですから。
もうカバンは要りません。
しっかりスナップ付きでアクティブに動いても落ちる心配はありません。
ずっと言っておりますが、秋冬はもう目と鼻の先です。
スタートダッシュ。大事です。
これから出会うアイテム達と季節をシームレスに越えて楽しみましょう。
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当時への敬意を込めて。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
昨日のBLOGは読んでいただけたでしょうか。
まだという方は必ず先に読んでいただきたいです。→ 「Style Broker」
そして今日は、みなさん気になっているであろう商品について。
では早速。
“HARVIESTOUN / MOTOR CYCLE JACKET”
COL: BLACK SIZE: L
¥253,000 TAX IN
60年代のUKカルチャーのひとつ”ロッカーズ”
アメリカのバイカースタイルに影響され、ダブルのライダースにデニム、ブーツのスタイルが確立していました。
そして今回、その時代背景を感じるレザージャケットが登場。
ベースとなるのは、50年代にイギリスで誕生したアメリカンライダース。
ポケットの付け方をはじめ、様々な要素がMIXされたディテールです。
一見古着のようなフェード感。
こちらは職人さんの手により一点一点ハンドメイドで丁寧に加工がされたもの。
当時のモノを彷彿とさせる存在感が際立ちます。
173cmでLサイズ。
今回はLサイズのみでセレクト。
なぜかというと、エポーレットのドットボタンで肩幅と袖丈の調整が可能なのと、フロントファスナーも2本配置。
ある程度広く提案が出来る、現代の工夫も取り入れた仕様なのです。
これは様々な体型の方が着やすいのはもちろん、季節とインナーの量・スタイリングに合わせて変幻自在という見方も。
さらに見た目ほど硬くはありませんので、羽織ってみると意外にも軽い。
短丈も今の気分にはピッタリなんです。
オリジナルプリントが施されたキュプラの裏地や、長い歴史を持つ”WALDES”のジッパーなど、細部も極めている逸品。
僕ならこうかなと、デニムとブーツでUKカルチャーを尊重しつつ、今季やりたいフーディ合わせのスタイリングを組みました。
“COTSWOLDS / RAILROAD JACKET DUCK”
COL: BROWN SIZE: M / L
¥64,900 TAX IN
前回のBLOGで、アメリカ物を取り入れたのがDUFFERだと書きましたが、こちらもまさにその背景を感じるアイテムです。
50年代のアメリカンワークジャケットがベース。
当時ロンドンでカーハートを広めた、彼らへの敬意を感じます。
生地は強撚ダック。
カリッとした風合いで、程良い厚さに柔らかさ。
気温的にはこれが1番提案しやすいです。
また、こちらも職人さんの手作業によりオイル染み加工やUSED加工が施されています。
リアルヴィンテージの風合いとライトな着心地の良いとこどり。
SIZE: M / 173cm
遠くから見ても分かりますが、深みのあるブラウン。
これは経糸を硫化染料で染色し、経緯濃度を微妙に変化させたことで表現されています。
製品後の加工と、製品前のひと手間。
始まりから終わりまで一貫した拘りは、さすがの郷さん。
“SACRED / DRIVER’S VEST PENNANT PRINT”
COL: GREIGE SIZE: M
¥61,600 TAX IN
“RYE / SLEEVE MUFFLER PENNANT PRINT”
COL: GREIGE SIZE: FREE
¥38,500 TAX IN
初期のDUFFERでは、ナンバリングのニットや有名どころ”ヤーディーカーディー”など派手さも取り入れたアイテムもありました。
また、当時のUKカルチャーにおいて”フットボール”の存在も切っては切り離せない。
今となっては日本でもフットボールをファッションに取り入れるのは当たり前ですが、当時を知るブランドでこのようなアイテムがまた誕生するとなると、ワクワクしてしまいます。
グラフィックは今回のためにオリジナルで製作。
フラッグパターンにペナントを掛け合わせた総柄で、英国エンブレム・DUFFERにゆかりのあるワードを使い、英国ペナントと英国フラッグをMIXさせた感覚のグラフィックに落とし込まれています。
ドライバーズベストは、珍しく腰ポケットを両サイドに配置。
片畦の程良いボリューム感が、タイトに着てもルーズに着ても良さそうです。
スリーブマフラーは、リブをリンキングしており手を通せる仕様に。
こちらもあまり見かけませんが、スタイリングで楽しむDUFFERらしいアイテムのように僕は感じました。
普通に巻いても良いですし、使い方は様々。
派手なアイテムってなかなか毎日のように使えないイメージですが、これは日々スタイリングに合わせて違う使い方をするのが楽しくなり、毎日のように使ってしまいそう。
また、UKらしさを取り入れるのに容易なアイテムとしても。
ここから様々なジャンルを組み合わせるスタイリングを見つけてもらうのが楽しそうです。
発売は明日12時から中目黒の1LDKです。
今回は店頭優先でいかせていただきます。
(お電話・DMでの通信販売は26日14時から解禁とさせていただきます。)
ONLINE STOREでは、在庫次第で27日の20時から。
上記、お間違えの無いようににお願いいたします。
昨日から店頭の音楽も当時の仕様で。
僕はしっかりアシッドジャズにハマりそうです。
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「Style Broker」
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
今週末は発売商品がたくさんあり、毎日準備に明け暮れています。
その中でも、僕がとっても楽しみにしていたブランド
『The DUFFER N NEPHEWS』
こちらも今週末26日(土)のローンチです。
instagramには約1ヶ月前からルックが公開されており、密かに心踊らせていました。
そして、昨日やっと店舗に届きやっぱり良いじゃん、と。
そんなDUFFERに関してですが、展示会に行くまではほぼ無知と言っていい状態。
なのになぜ、こんなにも推したいのか。
今回ローンチとなるThe DUFFER N NEPHEWSは、1980年代にイギリスのストリートシーンにおいて一世風靡を巻き起こした”The DUFFER of St. GEORGE”の新たなレーベル。
まずはその大元、”The DUFFER of St. GEORGE”について掘った話が必要不可欠。
“The DUFFER of St. GEORGE”
1984年にイギリスで創業。
国や文化の垣根を超えたプロダクトをキュレーションしたショップに始まり、独自のコレクションを展開するブランドとしてロンドンのストリートシーンで確固たる地位を築いたブランドです。
創業メンバーは4人。
『Eddie Prendergast』
『Marco Cairns』
『Clifford Bowen』
『Barrie Sharpe』
彼らが中心となり、まずはロンドン・カムデン・マーケットにてヴィンテージアイテムの販売を行うショップからスタートしています。
当時ロンドンではアメリカ古着が浸透しておらず、そこにRed Wingや後に欧州で大人気となるCarharttのジャケットを初めに持ち込んだのは彼ら。
1985年、ロンドン・ポートベローにThe DUFFER of St.GEORGE初の店舗をオープン。
彼らの凄かったところは、アメリカものを持ち込みアメリカ色に染まるのではなく、イギリスらしいトラッドやイタリアの抜け感など多くの要素をMIXして自分たちで体現していたこと。
今となっては普通のことですが、当時はそのジャンルレスで垣根の無い提案が真新しく、UKストリートにおいて注目を浴びました。
そして、同じ時を流れていた『Buffalo』の存在もDUFFERを語る上で欠かせません。
『Buffalo』とはスタイリスト・写真家・モデル・ミュージシャンらで構成されたクリエイティブ集団。
特に目立っていたスタイリストの『Ray Petri』は、”スタイリスト”という業種を生み出したと言っても過言ではない存在です。
当時はスタイリストなどという職はなく、撮影となれば衣装を持ち寄り決まった照明・構成で撮影をする。スタイリングを組むことに重点はなく、注目されない存在の役目でした。
しかしRay Petriは、洋服だけでなく缶バッチ等の小物を沢山持ち寄りモデルを着飾っていくということを。それは媒体のクレジット記載に載せきれないボリュームとなり、その結果「スタイリスト:Ray Petri」という表記がはじまりました。
そこからスタイリストという職が広まり確固たるものになったという、なんとも偉大な方です。
そんなBuffaloと、DUFFER。
彼らは、ミュージシャンがメンバーにいたこともありますが、ノーザンソウルやアシッドジャズといった音楽との結びつきも強く、ファッションだけでなく自然体な彼らのスタイルが注目されていました。
実際、DUFFERはオリジナル商品も作ったわけですが、これといって目立ったディテールやデザインのアイテムがあるのではなく、比較的普通。
展示会時に置いてあったアーカイブはめちゃくちゃカッコ良かったですが、それは前情報があり背景を知った上で見ているから。
当時その服だけをみていたら、そんなすぐビビッとはこなかったことでしょう。
しかし、そんな普通なアイテムを、彼らなりに編集して、MIXして組まれるスタイリング・スタイル、それがかっこよかったんだなと。
今の時代はもっと必要ですが、当時から人として・集団としての能力・力・引き寄せるものがあったのではないでしょうか。
そして彼らは自分たちで「Style Broker」という言葉を掲げていました。
その名の通り、既存のスタイルを壊す。
これは、まさにカテゴライズされすぎている現代において必要な要素。
たまにファッション紙をみていると、スタイリングのカテゴリ・テーマが書かれていますよね。
ああいうのも昔は不明確だったもの。
はっきり○○です。って言えてしまう今の時代ってなんか悲しくも怖くも感じます。
個々が自分なりの着方をすれば良いはずなのに、他所からの視線を気にしてなのか守りに入ってしまう。
もちろん生活していく上で、社会で生きていく上で最低限のルールは守るべきですし、スタイリングを組む上での時代背景や相性もあります。
しかし、心の中に反骨的な「Style Broker」があっても良いよなと。
DUFFERの歴史を掘る話からは大きく離れ僕自身の思想へと繋がってしまいましたが、
要するにそういうファッション・生活の楽しみ方も必要だなって。
そして、次なる”NEPHEWS”は
英語で「甥っ子たち」という意味。
1980年代、その時代を近からず遠からずな距離で見てきたNICENESSの郷さんが手がけます。
背景についてまだまだ話し足りないことが多いですが、その辺は店頭で話せればなと。
明日は切り替え商品の紹介を。
ぜひご覧ください。
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ふと、こう考えるときがあります。
ファッション・カルチャーって飽和状態だなと。
ここから先、新しいモノ・コトを生み出すって、凄く難しいことだよなー、、と。
でもそれは、先にしか目を向けていないから。
過去に目を向けてみると、沢山のヒントが隠れているなんて
一つのきっかけで、大きく視点は変わります。
僕にとってはDUFFERが、そのきっかけになったブランドのひとつです。
1LDK 柳沼