UNIVERSAL PRODUCTS. × VAGUE WATCH CO.
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
満開に咲いていた桜も葉桜に、気がつけばもう4月ですね。
今日はピカピカのスーツを着た新社会人らしき姿を横目に出勤してきました。
新年度。メンバーも変わらず3人で営業している僕らからすると、あまり実感はありませんが、やっぱり年度が変わると気持ちはシャキッとします。
何かと枕詞に”新”が付くこの時期、気持ちとしても新しいものを使いたくなる。
今日は洋服ではなく、後回しにしてしまいがちな社会人には必須アイテム、時計のご紹介をしていこうと思います。
< UNIVERSAL PRODUCTS × VAGUE WATCH CO. >
Color: SILVER
Price: ¥35,000-(¥38,500-tax in)
度々コラボレーションで作っていただいている特別モデル。
VAGUE WATCHとの共作、”EVERY ONE”というインラインでもある型で別注モデルを作っていただきました。
インラインではアンティーク調にしあげているのに対し、文字盤やインデックスをホワイトに統一。
MONOという名前の通り、ユニバーサルらしくクリーンに白黒の世界を表現しています。
僕らのベーシックな洋服には難なく馴染んでくれるシンプルな配色。
お仕事柄スーツを着られる方も多いかと思いますが、まず間違いなくハマってくれるはず。
それにこの時計、インラインとは違う大きなポイントが隠されています。
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秒針がジーっとゆっくり回っていく特徴的な時間の刻み方。
これは、機械式時計ならではの動きなんです。
何が言いたいかというと、、
今回のこの別注モデルのムーブメントはクォーツ、つまり”電池式”というのがミソなんです。
分かりづらいですが、本来電池式はカチッカチッっと刻んでいくところを、滑らかに針が進むスィーブ運針を採用することでこの動き、見え方を実現しているんです。
要するに、見え方的は機械式の本格派ですが、価格的には電池式。という最強の一本が生まれたということです。
ちなみに機械式ならではの立体感のあるぷくっとしたフォルムはインライン同様健在です。
細かいことで、自分にしかわからないところ。と言われればそれまでなのですが、
こういった拘りというのは僕らの”普通な洋服をいかに普通に見せないか。”みたいな部分と似たものがあると思うので大切なポイントなんです。
僕自身、好んで時計を付ける方ではありませんでしたが、VAGUE WATCHを付け始めてその概念が一転しました。
僕が前までイメージしていたのは、いわゆる時計屋さんで売られている時計。
文字盤も大きく、装飾や性能に優れた男らしい時計はもちろんカッコいいのですが、僕らは洋服屋として提案したい一つとしてVAGUE WATCHで時計をセレクトしています。
VAGUE WATCHが作る時計はケースサイズがコンパクトなものが多く、本当に腕馴染みがいいんです。
僕は腕が細いので、このサイズ感が助かります、、、
いい意味で過度な装飾もなく、洋服との相性も考えた上で作られているので、シーンを限定することなく安心して使い続けることができます。
VAGUEを使い始めて2年と少し。今や時計がなくてはならない存在になってきました。
今回のこのモデル、名前の意味を知るともっと好きになるはず、、、
“EVERY ONE”
1950年代に某有名時計メーカーが探検家のために開発したモデルを参考に製作をしたそうで、そのモデルは世界中で広く愛されています。
この時計も国内の多くの職人さんが関わり完成した一本。
VAGUE WATCHが作るこの時計も多くの方々にご愛用いただきたい。という思いを込めて”EVERY ONE”と名付けられています。
そんな思いの詰まったモデルに僕らの思いも上乗せしてできたのが今回の特別モデルです。
暖かくなってきて、真っ先に洋服!となってしまう気持ちも分かりますが、手元の準備は万全ですか?
普段蔑ろにしてしまいがちなアイテムに目を向けるいいタイミング。
「新年度」を言い訳に特別な一本を。
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1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
April 5, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
似て非なるもの。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
デンマーク・コペンハーゲンからここ日本・名古屋に今シーズンも無事洋服が届きました。
勘の鋭い方はこのパッチでどこのブランドかお分かりでしょうか。
2016年秋冬シーズンのブランドデビュー当初からセレクトをしている、mfpen。
今シーズンも僕らのワードローブに欠かすことのできないデニムを2型セレクトしました。
デニムと一括りに言っても、シルエット、素材が変われば全くの別物になります。
何本あっても困ることはない。最近はよりそう思う様になってきました。
そんな中でmfpenのデニムは、ものすごくキレイなシルエットで、個人的にも好きなデニムの一つ。
ブログの題名にもある通り、今シーズンは似て非なる2型をセレクトしましたので、一つずつご紹介をしていきます。
< mfpen >
Color: LIGHT BLUE WASH
Size: S / M
Price: ¥34,000-(¥37,400-tax in)
まず1つ目は、太過ぎず細過ぎない、探してみると意外と見つからない絶妙なシルエット。
わたりのゆとりはありつつ、スッキリして見える。そんなバランスです。
平置きで撮ってみましたが、微テーパードのほぼほぼストレート神シルエット。
春になると無性に穿きたくなるデニム、その中でもこの爽やかなウォッシュの色味がまさに気分そのもの。
この加工のムラ感というのか、フェード感というのか。
初めからクタッとした少しやつれた雰囲気がすごくいい。
それでいて、古着の様な野暮な印象は不思議と感じさせない。
これは、mfpenの拘りである計算されたカッティングからくるもの。
それにこのオレンジステッチ。ウォッシュの色味とのコントラストもいい。
加工によるパッカリングの雰囲気もいい。本当に考えられてます。
そして、安心してください。
急な催しにも優しい、ジップフライ。男性の味方です。
ノータックのスッキリとした腰回りからスッと落ちるこのシルエット。
先ほどもお伝えした様に、シルエット、カッティングに拘っているからこそ、この裾の溜まりも嫌じゃない。むしろ、この溜まりがいいとさえ思えてくる。
もちろんその日の靴によって穿きたいバランス感は変わってくると思いますので、そこはお好みでロールアップもアリだと思います。
ここ数年ビッグシルエットの流れが続いていた影響で少し新鮮な気分で穿けるこのデニム。
僕らとしても、各ブランドさんとしてもサイズ感はここ数年と比較すると少しスッキリとしたシルエットに移行しつつある流れの中での今シーズンのセレクトでした。
なので、まずは僕らの大好きな安心して穿けるこの色味からチャレンジしてみよう!ということで、まさに気分なこのデニムをピックしてきました。
個人的にも普段からゆとりのあるパンツしか穿いていませんが、mfpenのこれは古着のウォッシュデニムでは代用できない魅力が詰まっています。
今シーズンのブランドルックを見てみると、全体的にはクラシックな雰囲気でジャケットスタイルにタイドアップでまとめていますが、そこにデニムでニューバランス。みたいなはずし方。
綺麗なんだけど、いい意味で綺麗になり過ぎてない塩梅を攻めたアイテムだからこそ、普段のスタイルで細身のパンツを穿かない僕でもコレなら穿けそう!と思えたんだと思います。
CREDIT: On “The Roger Centre Court”
ちなみに、先ほどから何気なくさらっと合わせていましたが、スッキリとしたシルエットのこのデニムにはこれくらいのコートスニーカーがバランスよくハマってくれます。
ウォッシュデニムに白スニ合わせ、僕らの中での鉄板のスタイリング。
店長西脇のブログにもありましたが、これからのannexの定番の存在にしていきたいOnのロジャー。
僕らスタッフ3人はそれぞれのスタイルがありますが、普段の私服のスタイリングでもインスタでのスタイリングでもついつい頼ってしまう存在。
僕からも改めておすすめさせていただきます。
さてさて、2本目もご紹介していきますね。
< mfpen >
Color: DARK GREY
Size: S / M
Price: ¥32,000-(¥35,200-tax in)
このモデルはここ数シーズンannexで継続的にセレクトしているデニムです。
先ほどのRegular Jeans よりはわたりが少し太く、テーパードも効かせたシルエット。
ツータックにセンタークリースと、スラックスの様なキレイな印象のデニムに仕上がっています。
CREDIT: UNIVERSAL PRODUCTS “MULTI BORDER L/S T-SHIRT”
シャツ合わせの相性がいいのは言わずもがなですが、こんな感じでラフなロンTで合わせてもカジュアルに崩れ過ぎないので、これまでデニムに苦手意識があった方でも穿きやすいのが、このモデルのいいところだと思います。
先ほど同様やはりインポートということもあり、悔しいですが僕ら日本人が穿くと大抵裾は溜まってきます。
僕の着用写真も腰骨に乗せる形でベルトで絞って大きめにワンクッション。
溜まりが気になる方はワンサイズ下げるのもありなのかもしれませんが、これはこれでやはり収まりはいいので、僕的にはこの穿き方を推奨します。
僕も3年ほど前にこれとは違うモデルを買って穿いていますが、洗いを繰り返し時が経つにつれプレスは薄れていくもの。
ここはどうしても避けられませんが、強いていうなら洗濯をする際にプレスに沿ってネットに入れて洗ってあげると比較的このままの状態で楽しんでいただけます。もしくは、洗った後にスチーマーでプレス。
ただ、僕はそれすらもめんどくさいので、そのままガシガシ洗ってプレスを無くして穿いてます。気にしない方はそのままラフに穿くのもいいですよ。
こっちはこっちでブラックがかすれて、白っぽく退色している感じがかっこいい。
共通してどちらの加工もいやらしさが全くないので、古着をあまり手に取らない僕でも不思議とすんなりいけます。
こちらも同じくジップフライ仕様なので安心ですね。
リラックス感のあるムードを醸しつつ、モダンなデザインに仕上げるのが得意なmfpenだからこそできるデニムのアプローチ。自然と惹かれる訳が分かる気がします。
実はこちらのタイプをDARK GREYの一色でセレクトしたのにも理由があって、、
今までannexではブラック系のデニムはどうしてもカッコよくなり過ぎてしまうので、僕らのスタイルにはめ込むのが難しく苦手意識がありました。
そんな中でもこのmfpenのデニムは、色味の雰囲気も質感もスラックス見えするシルエットも。コレなら、、!と思えるデニムに出会うことができたので、ある意味僕らとしては挑戦でもあり、だからこそ今シーズンおすすめしていきたいデニムなんです。
CREDIT: On “Cloudvista”
ちなみにこのデニムには、最近入荷した新作のOnを。
勿論ここでも先ほどのロジャー合わせでもいいんですけど、太さのあるわたりからややテーパードが効いたシルエットのこのパンツには、シュッとしたスニーカーの方が相性がいい気がしてます。
モダンなデニムだからこそ合わせたくなる現代の最新技術の詰まったOnのスニーカー。
モノ単体で見るよりも、スタイリングで組んだ時により輝いてきます。
店頭、オンラインどちらも掲載してますので、今後の僕らにとって欠かすことのできないOnにぜひご注目ください。
こんな感じで今日は締めたいと思います。
「似て非なるもの。」と題して2型ご紹介しましたが、それぞれ良さが詰まったモダンデニム。
店頭でお話しをしていても”デニム”を探されている方は多い印象です。
しつこい様ですが、シンプルなアイテムだからこそ個性がより明確に詰まっているのがデニムという洋服の面白さだと僕は思っています。
ですので、みなさんのワードローブに合わせてたくさん穿き比べにいらしてください。お待ちしています!
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1LDK annex 金澤
April 1, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
らしいもの、らしく無いもの。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
以前からお話をしている通り、僕はシャツが好きだし、サーマルが好き。
基本的にその日のコーディネートは朝起きた瞬間になにを着たいかのテンションでまずトップスから選んで組み立てていく、というのが毎朝のマイルーティーン。
そんな時にその日の気分がシャツでもない、サーマルの気分でもない。そんな日ももちろん存在します。
自分のクローゼットを覗いてみても、あるようでなかった服。
そんな痒いところに手の届く、いいやつ届きました。
今日はブログでは、ブランドらしいものとパッと見らしく無いものの2つをピックアップしてご紹介をしていきます。
それでは、まず “らしい方”から。
< refomed >
“WORK GLOVE HENLEY NECK TEE”
Color: NATURAL / KHAKI
Size: 2 / 3
Price: ¥18,000-(¥19,800-tax in)
新作のヘンリーネックTee。
この前のサーマルよりは着丈が少し長めですが、やはりリフォメッドらしくやや着丈短めの袖がたっぷり溜まるスッキリシルエット。
リフォメッドの洋服はデザイナーの安藤さん自身が、幼い頃から現在に至るまで経験した事や見てきたもの。
それを踏まえて作業着をベースに、ミリタリーウェアやワークウェア、伝統衣装といった様々な要素をミックスさせたデザインを特徴とするアイテムが生み出されています。
この洋服も、商品名をよく見ていただくと、、、「 “WORK GLOVE” HENLEY NECK TEE 」と書いてあります。
WORK GLOVE = 作業用手袋
つまり、この洋服は僕らも馴染みのあるコットンの作業用手袋(=軍手)から着想を得て作られているんです。
なんともコアな着想ポイント。笑
でも、確かに触ってみると、「あ〜!確かに、こんな感じだった気がする!」ってなります。
極太番手の糸をローゲージで編み上げているので、ご覧の通り生地表面に凹凸感を感じられる温かみのある雰囲気に。
薄すぎず、分厚すぎない絶妙に使い勝手のいい生地感。
イメージは、カットソーよりもしっかりとした生地で、スウェットよりも軽い感じです。
これでクルーじゃなく、ヘンリーネックってところが、気が利いているというか、なんか普通じゃないっていうリフォメッドらしさを感じられるところですね。
一番上のボタン以外は比翼で隠れているので、顔回りの印象をスッキリ見せてくれます。
最近の名古屋の気候ですが、昼ごろはシャツ一枚でも全然過ごせちゃうくらい暖かいのですが、朝夜はまだまだ冷え込みます。
そんな気温差の激しい今まさにもってこいな洋服。
生地の硬さもあって下に落ちてくれるシルエットなので、パンツは割と選ばず着まわし出来そうです。
それにもう少し暖かくなれば、ショーツの季節。相性良さそうですね。
この前のオフは鶴舞公園の満開の桜の下で、ジャンボねぎまに玉せん、トルネードポテト、レモンの缶酎ハイでキマる。正直、桜そっちのけでした。笑
あの日にこの服があれば帰り道寒い思いをすることもなかった、、。
一気に春の気持ちにさせてくれる淡いカラーリングの2色。桜とも相性抜群、可愛いです。
NATURAL: 178cm / Size 3
KHAKI: 155cm / Size 2
NATURALと言いつつ、淡いピンクのような色と、KHAKIと言いつつ、淡いグリーンの2色展開。
僕らは相も変わらずデニムが気分ですが、ご自身のクローゼットに合わせてチノでもスラックスでも合わせの振り幅が広いアイテムです。
大人の方でも着やすい抑えめな色味、まさに春ないま、いかがでしょう。
それでは、もう一つ。ある意味ぱっと見は”らしく無い方”のご紹介を。
< refomed >
Color:BEIGE
Size: 2 / 3
Price: ¥25,000-(¥27,500-tax in)
春に着るニットの代表、コットンニット。ではなく、
3種類の素材を使用した清涼感のある着心地の”素材”が特徴的なニット。
コットン72、ナイロン15、アクリル13を組み合わせて編み上げられています。
それによって、それぞれの糸の表情差がコントラストになった独特なムラ感のあるの仕上がりに。
最初に僕がらしく無いと言ったのも、このシルエット。いたって普通なんです。
今までリフォメッドを手にとっていただいた方からすると、これリフォメッドの洋服なんですか?となる方もいらっしゃるかもしれません。
ぱっと見は分かりづらいですが、それでもやっぱりリフォメッドだなぁ。とらしさのある拘りのポイントがいくつも隠れているんです。
一つはやはり作業着、現場服をベースに作っているということで、動く上での機動力を考えたアームホールの緩さが特徴的です。
これは僕の個人的な予想?みたいな感じですが、、
同ブランドの洋服には”左官職人”にフォーカスした洋服がいくつも存在しますが、先ほどもお伝えしたように3種類の糸を組み合わせることで横縞のような模様が見て取れます。
これ、職人さんがコテを片手にサーっと横に材料を塗った時のような感じがしませんか?
そんな想像力が膨らんでくるのもリフォメッドの面白さの一つのような気がしています。
ここも拘りのポイント。
見頃に対してリブ部分のテンションを限界まで絞っているそうで、、
これによってメリハリのついた綺麗なシルエットが生まれてくるということです。
もちろんニットなので、ずーっとこの強度が持続するということはないとは思いますが、着ていく上で避けては通れない首元のたるみや袖のダルっと感が苦手だった方には嬉しいポイントではないでしょうか。
最初がかなり絞られている分、回数を重ねて着ていくうちに心地の良いフィット感に育っていくと思います。
この見た目、どこか見覚えもあるし、安心感がある。
そうです。スウェットを着る感覚と同じ感じでラフに着れちゃいます。
それでもスウェットとは違うのは、カジュアルダウンし過ぎず、少し上品な雰囲気を醸し出してくれるところがニットの魅力ではないかな〜と思います。
店頭でお話しをしていても、やはり”ニット”という括りで、ニットは冬に着るもの。もう暑い。と無意識に頭の中で変換している方が多い様に感じます。
もちろん今の季節にウールやカシミヤはもう暑い。それはそうです。
しかし、このニットはコットンと化繊を混合させたふわっと軽い生地。
いい意味で風も通してくれる快適さ。
普通だからこそ、素材に、ディテールに拘った洋服です。
ついつい手を伸ばしてしまう、安心して着れる合わせやすさ。
春だからこそ、”ニット”の選択肢もアリではないでしょうか。
今日はリフォメッドから2つのアイテムをピックアップしてご紹介しましたが、どちらも違う魅力が詰まっています。
リアルに暖かくなってきた今、間違いなく頼りになるはず。
酎ハイ片手にお花見のお供はこれで決まり。
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1LDK annex 金澤
March 30, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
私が愛用するED ROBERT JUDSON
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
今日は私が愛用しているED ROBERT JUDSONについてご紹介しようと思います。
1LDKでは長らく展開している同ブランドですが、上記の画像は入社してからコツコツと集めていた三浦私物です。
バッグ、名刺ケース、定期入れ、お財布、キーホルダー、今は一式ED ROBERT JUDSONのものを使っているくらい大好きなブランドです。
デザイナーの江崎さんが作るレザーのコレクションは、固定概念に縛られない斬新さを持っています。
数々あるコレクションの中で所謂”普通”なものはないのではないかなーと思います。
ギャップというものをとても大事にしていて、相反する素材の組み合わせだったり、あえて逆の工程をやってみたり。
そういった感じでED ROBERT JUDSONのなんか不思議で魅力的なものが完成します。
毎シーズン必ず登場すり新作を見ると、いい意味で本当に変態的なブランドだなーと思いますし、江崎さんの頭の中を一度でいいから覗いてみたい・・・と常々思っています。(笑)
お店でのセレクト内容は毎シーズン少しずつ変えているのですが、これは!というメニューに関してはここ数シーズンは継続して展開を行っており、私が愛用しているお財布も最近リストックされました。
ED ROBERT JUDSON
“BUND” (MINI WALLET)
Color: NAVY / BLACK
Price: ¥24,000-(¥26,400- tax in)
NAVYは新色で、白のステッチをポイントにデザインされています。
こちらのモデルはもはやブランドのアイコン的なアイテムとなっているバインダーを使って製作されたシリーズで、ドイツの”KURAUSE”社のバインダー金具を使用しています。
バインダーは自由に開閉が可能なので、中のケースを取り外し、収納を自在に変えることができます。
ドイツ製のバインダー。
プロダクトデザインがお好きな方なんかは、お!となるポイントではありませんか?
工業製品といえばドイツ。車や家電など、ドイツ製品に憧れのある私もここはたまらないポイントでした。
耐久性は勿論、この高級感あふれる佇まいも最高です。
革はスムースのカウレザーを使用し、手になじみの良い柔らかでマットな素材です。
お財布のサイズはこのバインダーの寸法に合わせて決められていますが、ギリギリお札がちゃんと入るようになっています。
「このパーツを使いたいからデザインはこうする。」ED ROBERT JUDSONにとってどんな素材を使うかはとても重要な事。
勿論、機能性もしっかり備わっているのですが、個人的には使い勝手云々よりもまずはこういった拘りの材料(素材)選びに注目していただきたいです。
二つ折りタイプで、小さめなサイズ感。
ポケットもミニバッグにも難なく収まります。
私はまだまだ現金派の人間で小銭もパンパンにして持ち歩くのですが、コンビニに行く時だけ小銭入れ単品をポケットに忍ばせて出かけたり、カードの方だけをミニバッグに入れていたりとバラバラで使うこともよくあります。
こういった使い方ができるところが個人的にこの財布を使う上で一番気に入っているポイントで、ユーザーそれぞれに委ねられた使い方はED ROBERT JUDSONならではのアプローチかなと感じています。
実は私の私物(上記画像)は昔のリミテッドモデルで、以前にannexで開催したカスタムイベントの時に購入したもの。
※中のクリアのコインケースは今はありません。
今は通常のモデルのみのお取り扱いになりますが、当店のお客様の中にも愛用者が多いモデルなので、またいつがイベントが出来たらなーなんて思っていたり・・・。
約4年ほど使用していたので、艶が増しアジが出てきました。
使い勝手が良く、愛着が湧いているお財布なのでまだまだ使い続けようと思います。
ED ROBERT JUDSON
“HOOKE” (COIL SPRING TRIFOLD WALLET)
Color: NAVY / BLACK
Price: ¥29,000-(¥31,900- tax in)
続きまして、23SSの新作財布のご紹介もしておきます。
ED ROBERT JUDSONと言えば”バネ”を使ったコレクションが印象的ですが、こちらのアイテムはコインケース部分がファスナーの代わりにバネの伸縮で開閉する仕組みです。
三つ折りのウォレットのL字のフレームの短辺にバネを寄せると開口し、フレームを閉じるとバネの戻る力でロックされます。
すっきりとスリムなデザインですが、収納力もしっかり備えています。
このアイテムに関しては動作や所作に美意識を持たせ、収納という機能は勿論ですが、アクセサリーというファッションの側面も備えていると思います。
当店でもやはり洋服オタクだったり、インテリアや建築が好きな方なんかにも支持されていて、どこかアートな要素が魅力だなと思います。
先程のBUNDに比べると金属と革のコントラストが外見からしっかり伝わるブランドらしいデザインで、このモダンなデザインはぱっと見のインパクトも強く、友人同士のちょっとした話のネタにもなってくれるのではないかなとワクワクします。
日常の物事をヒントに思わず触りたくなるような”仕掛け”を用いたアイテムを製作するED ROBERT JUDSONのユーモア溢れるアイディアは当店でも年々ファンを増やしています。
キャッシュレスの時代柄、どんどんコンパクト化の需要が高まっていますが、そういった消費者の要望もしっかりキャッチして作ってくれているので、小さいけれど収納力は抜群。
さらに、各アイテムのそれぞれの強みみたいなところもあるので、小物を選ぶ上で「こういった拘りが自分にはある!ここは譲れない!」などご要望を言っていただければ、お好みのものをご紹介させていただきます。
デザイン重視で選ぶのも楽しいと思いますし、仕事やプライベートのシチュエーション別で使い分けるのもお勧めです。
今日ご紹介したもの以外にも今なら沢山あるので、新生活の初めにお財布を新調してみるのはいかがでしょうか。
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1LDK annex
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1LDK annex 三浦
March 29, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
1LDK annexが提案したいBELPER
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
今シーズンよりレディースに新たなブランドが仲間入りします。
2013年にデビューしたBELPER(ベルパー)という国内のブランドで、デザインは尾崎雄一氏が務めています。
服を見た時、袖を通した時に、自身を昇華させる瞬間や新しい自分を発見する瞬間となるものを提案したいという想いから、スタイリッシュ且つウェアラブルな物であり、またそこからクリエイションを感じられる様な服作りを行っています。
デザイナーの尾崎さんはイギリスでの留学経験もあり、日本と英国で得た経験と感性の詰まったBELPERの服は、洋服好き女子たちの熱い支持を受けています。
どんなブランドかご存知の方はannexでのお取り扱いに関して少しびっくり?というか違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
スタイル的にどちらかというと1LDKとは真逆のアプローチをしているブランドなのかなと思います。
分かりやすくいうと、デコラティブなデザインが多かったり、”足し算”なスタイルを好まれる方が良く着ている印象があり、私の中ではTHEファッション!というイメージです。
今回23SSで到着したアイテムたちをオーダーしたのが約半年前。
周りのいろんな方の繋がりでブランドをご紹介いただきました。
もともとブランドの服は知っていたのですが、正直初めは1LDKでお取り扱いするイメージがしづらく、ちょっとうちだと違うかなーと漠然と思っていました。
が、実際に生でコレクションを見て、着て、触れて、その考えはガラッと変わったのを覚えています。
BELPERの洋服はあくまでもリアルクローズ。
ジャケットやシャツにTシャツ、スウェット。
いつも私たちが愛用しているアイテムたちをベースに、ブランドらしい解釈で作り込まれていて、日常の中に溶け込んだ時により女性を可愛く輝かせてくれる服。
新鮮さはありながらも、馴染みのある素材だったりディティールだったり。
男性が作っているとは信じ難いほどフォルムが綺麗で、女性のことよく分かっているなーと実際に着るとお分かりいただけると思います。
私だったらどう着るだろう?あの子だったらどう着てくれるかな?などいつも来てくださるお客様の顔を想像しながら選ぶのが楽しく、annexでの新たなスタイルを提案できるのではないかと思いお取り扱いを決めました。
久々にちょっとモードな洋服を着たので、シンプルにテンションが上がりましたし、ちょっとドキドキしました。(笑)
また、尾崎さんのお人柄と服作りに対する考え方にも共感する点が沢山あり、私もすぐにファンになってしまいました。
今回はファーストシーズンということで、ラインナップはさほど多くはないですが、これからまた新たなブランドのファンが増えると嬉しいです。
まずは手始めに1型ご紹介します。
annexらしく、というよりは自分らしく着てみましたので、どんなブランドなのか知っていただければと思います。
BELPERは毎回映画を題材にしてコレクションを展開しており、映画の登場人物のファッションからインスパイアされデザインされています。
実際に映画を見た事のある方は勿論、見た事の無い方もワクワクするアイテムたちが満載です。
今回題材となった映画は2001年にアメリカで製作された”ゴーストワールド”。
ダニエル・クロウズのカルトコミックを原作に、疎外感を抱えて生きる少女2人の日常をポップ且つユーモラスに描いた青春ドラマです。
音楽やファッションがとにかくかっこ良く、カラフルでポップな色使いがアメリカ映画ならではの魅力だなと、私も映画から色々と影響を受けてきた人間なのでとても楽しいです。
BELPER
“TIERED LONG JACKET”
Color: NAVY × NAVY
Size: FREE
Price: ¥65,000-(¥71,500- tax in)
まず私が一目惚れしたものは、大胆にボリュームを持たせたこちらのロングジャケット。
バスト位置でのギャザーの切り替えにより、ふわっとしたAラインのシルエットになっています。
袖にも極端に膨らみを持たせ、メリハリのある可愛らしいバランスです。
女性はみんな大好物であろうギャザーとフレア。
ぱっと見のインパクトも大きいのでコーディネートの主役として一役買ってくれるアイテムかと思います。
女性らしいフォルムでありながらも素材はポリエステル46、ナイロン33、コットン21のスポーティな雰囲気のシャリ感のある素材を使用していて、いい具合に甘さを抑えられるているのでカジュアルに着やすいのがポイントです。
フロントは開閉が可能な為、ワンピースのように着たりコートのように羽織ることもできます。
(着用スタッフ 155cm)
BELPER “TIERED LONG JACKET”
BELPER “WALK AROUND BAG”
BELPER
“WALK AROUND BAG”
Color: BLACK
Size: FREE
Price: ¥31,000-(¥34,100- tax in)
そしてこちらBELPERを知っていただく上では必ずご紹介しておかなければならないアイテム。
ブランド定番のショルダーバッグです。
口の部分をロールしてお使いいただくようになっていて、留めはマグネット仕様で簡単に開閉できます。
シンプルなデザインですがショルダーは調整していただければ自由にアレンジが可能で、ウエストバッグ、クラッチバッグと様々なバランスで合わせられます。
BELPERファンはこのバッグ必ず持っていると聞いたことがあるので、まずはバッグから押さえておくのも良いかなと思います。
そんな感じで、今回は新ブランドのご紹介をさせていただきました。
フレグランスに引き続き、今シーズンはフレッシュなannexをお楽しみいただけるかなと思います。
1LDKの定番アイテムとのミックススタイルもこれから沢山ご紹介しいきますので、新ブランドBELPERに是非ご注目ください。
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1LDK annex 三浦
March 26, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
“Vyrao” Healing Fragrance
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
大好きな桜の季節がやってきました。名古屋もとても過ごしやすい気候になってきて、同時に買い物欲も爆上がりの三浦です。お店も続々と新作が到着しています。
3月も下旬に差し掛かり、学生さんも社会人の皆様も4月にかけて一区切りを迎える時期かと思います。
店内も春夏ムード満載で、今シーズンから新しくスタートしたブランドも並んでいたりと、これからまた気持ちを新たに色々とご提案していきたいと思っています。
久々のブログではありますが、今回は洋服のご紹介ではありません。
今日は”香り”に関してのお話。
皆様、香水やルームフレグランスはご興味ありますでしょうか?
以前からお香やキャンドルなど既存のブランドから仕入れをしたりしていたので、実際にお手に取っていただいていた方もいらっしゃると思います。
私も色々と試しているうちに徐々にハマっていった一人で、お店でも何か新しいブランドをやりたいなーと思っていたところ良いお話をいただき、今シーズンから新たにフレグランスブランドを展開できることになりました。
Vyrao “PERFUME”
-Witchy Woo-(50ml)
-Free 00-(50ml)
-Magnetic 70-(50ml)
Price: ¥24,000-(¥26,400- tax in)
昨年の夏から正式に日本に上陸したばかりのイギリス発の”Vyrao(バイラオ)”というブランドです。
ファッションコンサルタントから転じてヒーラーとなったヤスミン・スウェル氏が2021年にロンドンで創業。ネガティブなエネルギーを浄化するニューエイジ・ヒーリングと代替療法をルーツにしたマスターパフューマリーを融合させた世界で初めてのウェルビーイングブランドです。
香水、キャンドル、お香の3種類を展開しています。
Vyrao “CANDLE”
Price: ¥14,000-(¥15,400- tax in)
Vyraoのコレクションの最大の特徴として、”ヒーリング”に特化した物作りが挙げられます。
それぞれのアイテムには様々な効能を持つ伝統的な薬草が使われていて、ヒーラーであるヤスミン氏はフレグランスは幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態、つまりウェルビーイングであるための有効な手段だと信じています。
少しスピリチュアルなお話になりますが、香水、お香、キャンドル。今回展開されているVyraoのアイテム全てにおいて、バラバラになりがちな肉体・精神・感情のバランスを保ちながら三位一体の繋がりを強化してくれる効果があるとされています。
信じるか信じないかは皆様次第・・・という感じですが、こういったフレグランスの新たな在り方や価値観の提案は素敵だなと思いますし、ヒトに寄り添ったモノ創りにも共感しました。
バイラオのラグジュアリーな香水にはエナジストのルイーズ・ミタがエネルギーを注ぎ込んだ特別なハーキマーダイヤモンドが(インセンスには特別なクリスタルを)配合されていたり、キャンドルにはクロム素材のV型のタリスマン(お守り魔除け)があしらわれています。
ブランドのイメージカラーであるグリーンのパッケージもとてもカッコ良く、ヒーラー、マスター調香師、エナジストによるVyraoのフレグランスは、香りと共にプロダクトデザインのクオリティの高さも見どころです。
また、環境問題についての積極的に取り組んでいて、有機サトウキビ発酵アルコールをベースにしたバイラオの香水はビーガンでグルテンフリー、クルエルティフリー。
パッケージも持続可能なプロセスの生産を徹底していたり、森林管理協議会に認証されたパッケージはフェナー・ペーパー社と協力して開発したアップサイクル素材の繊維から作られています。
こうしたVyraoの取り組みは消費者である私たちが今の時代に何を選ぶか、すごく問われている気がしました。
この考え方は洋服の世界も同じなので、とても考えさせられます・・・。
Vyrao “INCENSE”
Price: ¥8,000-(¥8,800- tax in)
といった感じで、ブランドに関しては何となく知っていただけたでしょうか?
興味が湧いたという方は、是非店頭に足を運んで実際に見てみてください。
今回セレクトしたラインナップは女性と男性どちらの方にも選んでいただけるよう幅広く私三浦の主観でセレクトさせていただきました。香水に関してはトップノートとミドルノートでムードが異なるので、その変化も感じていただけると思いますし、シチュエーションや着たい洋服に合わせて使い分けるのも楽しいかと思います。
個人的に最近は右腕と左腕でそれぞれ違う香りをつけ、香りのミックスを試みたりしています。
香水好きの方は是非色々とトライしてみてください。
ホームフレグランス系は気軽に楽しめるので、香りものにまだあまり手を出せていなかった方にもまずお勧めしたいアイテムです。
部屋ごとに使い分けたり、時間帯によっても切り替えることができるので、おうち時間がより楽しくなると思います。
少し前から店頭でご覧いただけるようになっていて、既に沢山の方に興味を持っていただけて嬉しいです。
洋服と違い、香りは言葉でお伝えするのが難しいので、ブログで説明できるのはここまでになりますが、まずは実際に店頭で試していただき、好みのものを見つけていただければと思います。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 三浦
March 25, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
ベーシックシャツ
こんにちは。1LDK annex の金澤です。
昨日の天気とは打って変わって、今日はぽかぽか春日和。
店前の公園の桜は今が見頃。一面ピンク満開です。
お昼時はお子さん連れやサラリーマンの方達が座ってランチを楽しんでいました。
そこに混じってゆっくりランチ。と行きたい気持ちをグッと堪えて撮影を。笑
今日みたいな暖かい日にはやっぱりシャツが着たくなる。
そんな気分にぴったりハマるご紹介です。
< ROTOL >
Color: CHECK
Size: 1 / 2 / 3
Price: ¥31,000-(¥34,100-tax in)
Color: LINEN
Size: 2 / 3
Price: ¥32,000-(¥35,200-tax in)
ブランドの顔と言っても過言ではないアイテム。ベーシックシャツ。
annexでもここ数シーズン別注で作っていただいているので、ご存じの方も多いアイテムではないでしょうか。
僕らとしてもシャツは欠かすことのできない存在なので、毎シーズンセレクトしていていますが、毎シーズン楽しみにしているアイテムです。
というのも、通常だと同素材で色展開のバリエーションを作るのが一般的ですが、ROTOLのこのシャツシリーズは色によって”素材”が全く違うところが面白いんです。
今回でいうと、CHECKはコットン68%/ポリエステル32% 、LINENはコットン86%/リネン14%で作られています。
これを踏まえてもう一度上の写真をご覧いただくと、不思議じゃないですか?
同じ形のシャツのはずなのに、全く別物ですよね。
これがROTOL ベーシックシャツの一番の魅力で、何枚でも揃えたくなる理由です。
LINEN / 178cm / Size 3
CREDIT: refomed “RIGHT HANDED DENIM PANTS” Size 2
僕の春夏の洋服はほとんどリネン、というくらいリネン好きなので迷わずこっちの色をピック。
素材ならではのシワ感、軽さがたまりません。
春はもちろん夏でもシャツを何とかして着て過ごしたい派なので、このシャツはドンピシャです。
毎年冬を越した今時期は早く暖かくならないかな〜と夏の地獄を忘れていますが、ほっといてもいずれ夏はやってくるんですよね〜。その前に梅雨も、、。
実際、夏の店内、ショッピングモール、スーパーなんて寒いくらいに冷えていて、外に出たら蝉の鳴き声があちこちから聞こえてくる。想像するだけで暑さを思い出します。
この温度差で何度お腹を壊したことか、、
だから僕の夏には快適なシャツが必須なんです。
湿気むんむんの日本の夏に一番適した救世主。それがリネンです。
クラシックな胸ポケのデザインはこのシャツの定番デザイン。
夏場はサングラスをイン。ちょうどいい大きさです。
ベーシックシャツといいつつ、程よくゆとりは確保した大きめな作りなので、写真のように腕まくりなんかもいいと思います。個人的には2ロールがグッドバランス。
そして気の利いたデザインは袖周りにも。
袖口には調節可能なボタンが2つ配置されています。
細かいポイントですけど、ここの調節で結構変わるんです。
これがゆるくボタンを留めた状態。
カフスの窮屈感が苦手な方はこの留め方だとラクに着ていただけると思います。
続いて、2つ目のボタンを留めたバージョン。
どうでしょう、だいぶ見た目が変わりますよね?
やや長めの袖もしっかりと溜まって綺麗なバランスで着ることができます。
細かい変化ではありますが、その日のテンションで、捲っても良し、気楽に着ても良し、しっかり綺麗に着こなしてみるも良し。
おんなじシャツで何パターンも楽しめるこのデザイナーの気配り、拘りに惹かれます。
ちなみにですが、リネンに苦手意識があった方でも今回のこの素材はコットンも配合されているので、チャレンジしやすくなっていると思います!
CHECK / 168cm / Size 2
そしてもう一色。CHECKは店長西脇に着てもらいました。
冒頭でもお伝えした通り、こちらのシャツはコットンポリ。
若干のハリとコシのある生地なので、リネンに比べるとシャツが立体的なシルエットになります。
圧倒的リネン派のつもりだったのに、やっぱり人が着ている服ってよく見えてきますね、、
この古着で探しても、ありそうでなさそうな絶妙な色使い。
デニムにチェックってどうしてもナードになりがちですけど、新鮮さのある今着たいと思うバランス感。いいですね。
ちなみにご存じの方も多いディテールだと思いますが、このシャツならではのいつものやつ、今回も付いてます。
背中のヨーク中心にハンガーループ。
ちなみに、今回のどっちの素材も洗濯おっけいなので、ガシガシ着て洗って、干す時にはこのハンガーループを活用しちゃってください!
こんな感じで今日のおすすめシャツ紹介は以上になります!
以前書いたフランクリーダーのブログでもお話しましたが、ベーシックって人によって解釈は変わってくるものだと思います。
そんな中でROTOLが提案するベーシック、それがこのシャツになります。
今シーズンは例年以上にシャツが豊作なので、どのアイテムから言葉でお伝えしようか、、、という感じですが、まずはベーシックシャツ、自信たっぷりにおすすめです。
持っていない方はお好みの素材で一枚目を、既にお持ちの方は買い足しをしてみてはいかがでしょう。
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1LDK annex 金澤
March 24, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
refomed のサーマル
こんにちは。1LDK annex の金澤です。
ようやく名古屋も春を感じられる気温になってきました。日中20℃、ポカポカです。
早い時期から春物をご紹介してきましたが、ようやくリアルに着れそうですね。
さて、春になると無性に穿きたくなるデニム。
以前そんな感じでブログをご紹介していったと思いますが、それなら春のトップスはなんでしょう?
シャツ一択。
前まではそう答えていましたが、今は違います。
もちろん変わらずシャツは着るんですけど、サーマルもおすすめ。
今回のブログではそのサーマルについてご紹介をしていこうと思います。
僕の好きなブランド、リフォメッド。
お取り扱いが始まったのが昨年の秋冬シーズンからだったので、たしかこのサーマルは納品されてすぐの8月くらい?に買った気がします。
このサーマルは数シーズン展開している定番のアイテムでブランドの顔と言ってもいいくらいの安定感ある存在。
リフォメッドはじめましての方にはまずプッシュしたいアイテムです。
実際買った時期でいうと夏真っ盛りだったので、このサーマルにショーツ合わせが鉄板。秋・冬はインナーとして季節感あるパンツだったり、変わらずデニムで合わせてました。
そして春。結果的に言うとシーズン関係なく一年着れちゃうわけですが、今からのシーズンが一番ちょうどいいのでないでしょうか。
身幅がものすごく広く、着丈をスッキリとさせたボックスシルエット。
生地はふんわりと軽く柔らかいローゲージのワッフル素材を使用しているので、実際夏場に着ていてもストレスなく着れていました。
胸元のステッチワークにお気づきでしょうか?
これは、ミリタリーウェアやワークウェアで見られる、生地を二重にし補強と防寒の意味を持つ特徴的なディテールをリフォメッド流にアレンジしてデザインされています。
主張は強くなく、かといってシンプルすぎでもない。
これから薄着になっていく中で一枚でサラッと成立してくれるのは心強い、、。
前のデニムの時にもお話しましたが、リフォメッドのこういう意味のあるデザインが刺さります。
人にわざわざ言う事もないんですけど、着ている自分だけが知っている感、よくないですか?笑
これまた通常のサーマルとは違うこだわりのポイント。
首元、袖のリブはニット風に少し肉厚に編まれていて、この後着用の写真を上げていきますが、たっぷりとられたボリュームのある袖をしっかりとこのリブで受け止めてくれます。
普通なようで普通じゃない。デザインもあるけど嫌味がない。
そんなちょうどよさの詰まったカットソーだと思います。
178cm / Size 3
今日の僕の出勤着。
名古屋は雨模様で少し肌寒い気温でしたが、インナー白Tでこのサーマルくらいがちょうどよかったです。
その日の気分によってタックインするのか、出すのかアレンジを加えてみるのも面白いですよ。
僕が今まで着てきたサーマルは、というか通常のサーマルはもう少し着丈が長いと思いますが、あれだと何となくいなたい感じがして一枚で着る時も、インナーでも使いづらいな〜と思う瞬間が何度もありました。
その点このリフォメッドのサーマルは着丈がすっきりしているので、僕が普段から穿いているゆとりのあるパンツには相性がいい気がしています。
言っても、このサーマルが変わり種の形であることは変わらないので好みの問題だとは思います。ただ苦手意識があった僕からするとしっくりくるサーマルに出会うことができたので、着てみるといい意味でクセになるはずです。
CREDIT: COMOLI “デニム ベルテッドパンツ” Size 2
もうワンスタイル失礼します。
こんな感じのデニムスタイルも如何でしょう。
サーマルにデニムのシンプルなスタイリングの時には、メガネを付けてみたり、色物の靴を選んでみたりと各々好きな味付けを楽しんでみるのもいいと思います。
165cm / Size 2
CREDIT: FIFTH “Over dyed U.S Army M-51 Trousers” Size M
IZUMIYAスタッフの窪野にも着てみてもらいました。
「好きなようにコーディネートを組んでみてください!」とだけお願いしたところ、ライムの軍パンにビーニー合わせと、いつもの彼のスタイリングにばっちり溶け込んでいました。
普段の僕では組まないようなスタイリングですが、こうして客観的に見ることで、この合わせもいいな!みたいな発見があるのが面白いんですよね。
最後にレディーススタッフ三浦にもお願いして着てみてもらいました。
155cm / Size 2
CREDIT: FARAH “Flar Pants(T/R ホップサック)” Size 26
男性とは違う女性ならではのバランス感もいいですよね。
細身のパンツで合わせてもらうと、このサーマルのボリューム感もうまくまとまってくれると思います。
ユニセックスという言葉はここ数年でよく耳にするようになりましたが、リフォメッドの洋服はまさにその言葉通り。
僕がサイズ2を着ても袖はある程度溜まるようなデザインなので、男性女性の垣根はなく、サイズもその方のスタイルに合わせて選ぶ楽しさがあるのがリフォメッドの魅力なんです。
周りを見渡すと桜も咲いてきて本格的に春服が欲しくなるタイミング。
春のトップス、僕からはまずこのサーマルをおすすめします!
< refomed >
Color: OFF
Size: 2 / 3
Price: ¥16,000-(¥17,600-tax in)
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1LDK annex 金澤
March 23, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
ベーシックとは何か。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
みなさんにとって自分の中での”ベーシック”な洋服ってありますか?
ベーシックってものすごく曖昧な表現で、ある人にとっては定番かもしれないし他の人からしたら目新しいものかもしれない。
そんな自分だけのマイ定番を見つけることができたら、それはその人のイメージとなり特徴になります。
SNS全盛期の今の時代、流行りのものに食らいつき、飽きてはまた次への繰り返し。
いいものを長く使いたい。
言葉で言うのは簡単ですが、流行りのサイズ感、ディテールが入っているものだとそれもなかなか難しかったりしますよね。
今日は僕にとってのベーシックをご紹介していこうと思います。
言わずと知れたフランクリーダーの名品。ベッドリネンシリーズです。
annexでも10年以上前からセレクトしていたアイテムの一つですが、今だからこそ改めてみなさんにおすすめしていきたい洋服です。
1960年代のデッドストック生地(ベッドシーツで使われる生地)を丸々使用して作られる唯一無二のプロダクト。
今シーズンはシャツに絞ってセレクトをしています。
僕自身入社して間もない頃に軽い気持ちで購入したのが沼の始まりでした、、笑
フランクリーダーはこのシリーズだけで気が付けば4着に。
今では自分にとっての定番で、安心できる洋服です。
ということで、このブログでは僕のクタクタに仕上がった私物と新品を比較しながらご紹介をしていきます。
< 新品 >
< 私物 >
新品だとやはり元々の用途がベッドシーツなだけあって、パリッとした生地のハリ感が特徴的。
着ては洗ってを繰り返すことでくたっとした柔らかい生地へと変化していき、身体に馴染む自分だけの一着が出来上がります。
左裾あたりに付いているシーツのタグも最初はピンピンに伸びていたのが、くるっと巻き込んでいたり。ボタンの留糸やボタンホールもだんだんとほつれてきたりと。
本来マイナスに捉えてしまうようなポイントも愛着に変わってしまうのがこのブランドの良さだったりします。
< 新品 >
< 私物 >
ネイビーの色の変化はこんな感じです。
僕のイメージ的には、ナチュラルは着ていくことで日焼けして少し濃くなり、ネイビーは色が抜けて乾いた印象へと変化したように思います。
着る人の体格や着方、扱い方によって変化の仕方ももちろん差が出てくるのですが、そこも面白いところで、、、
僕の場合、このシャツは袖まくりすることが多いので袖周りは他の部分よりも生地が柔らかく、タックインする際についたであろう裾のクセなんかもいいんですよね〜
僕の私物で2~3年モノですが、これから着続けることでもっとアジと雰囲気が増してくるはず。
この育てる感覚がフランクの醍醐味なんです。
< FRANK LEDER >
” 60’s VINTAGE BEDSHEET OLD STYLE STAND COLLAR SHIRT “
Color: NATURAL / NAVY
Size: S / M
Price: ¥49,000-(¥53,900-tax in)
< FRANK LEDER >
” 60’s VINTAGE BEDSHEET OLD STYLE SHIRT”
Color: NATURAL / NAVY
Size: S / M
Price: ¥49,000-(¥53,900-tax in)
ドイツ製ならではの国内の洋服では味わうことのできない風合い、生地の迫力は格別です。
流行りに左右されない自分だけのスタイルを作り上げるにはもってこいの洋服ではないでしょうか。
自分にとってのベーシックとは何なのか。そう考えさせられる洋服だと思います。
この洋服がみなさんにとってのベーシックな存在になってくれたら嬉しいです。
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1LDK annex 金澤
March 5, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP
左官デニム
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
僕ら1LDK annexのスタイルにとって欠かすことのできない”デニム”。
今シーズンは特に力を入れて各ブランドさんから仕入れを行っています。
どのブランドさんでもデニムは作られていますが、ベーシックなアイテムだからこそそれぞれの解釈が加わることで違い・特徴が生まれます。
その特徴を深掘っていくとブランドさんの表現したいシーズンならではのイメージであったり、こだわりが詰め込まれているので特に好きな洋服の一つです。
そんなこんなでそれぞれ良さがあり、デニム豊作のシーズンだったので見事に店内デニムが溢れかえっています。笑
そんなデニムにフォーカスして、第何弾まで続くか分かりませんがシリーズ化してご紹介をしていこうと思います。
それでは、まずは第一弾。
個人的に普段からよく着ている”refomed”から、楽しみにしていた新作デニムが届きましたのでご紹介をしていきます。
< refomed >
Color: RIGID
Size: 1 / 2
Price:¥25,000-(¥27,500-tax in)
全ての洋服にストーリー性を持たせているのがリフォメッドの特徴でありミソ。
デザイナーの安藤さん自身が幼い頃から現在に至るまで、経験されてきた事や見てきたものを”作業着”をベースに洋服に落とし込まれています。
昨シーズンでもデニムは展開されていましたが、今シーズンはガラッと雰囲気の違うテイストに。
< 22AW >
< 23SS >
今シーズンはソリッドでスタイリッシュな印象の男らしいデニム。
程よく太く、股上も深め。
これだけだともたついた重たいシルエットになりそうなものですが、ウエストに一本タックを施すことでスッと落ちるような形に仕上がっています。
クセが無いようである、普通なようでどこか違和感。
そんなリフォメッドらしさの詰まった面白い洋服です。
生地はリジッドでハリ感があり、これによってものすごく綺麗に落ちるシルエットを実現してくれています。
個人的にもずっと自分のスタイル・身体に合うデニムを探していましたが、程よく太くクセが無いようであるリフォメッドらしいデニムようやく出会うことができました。
リジッドのまま飽きるまで楽しんでいただいてもいいですし、洗うことで生まれてくる自分だけのアジを出したい方はガシガシ洗っちゃってください!
僕はこのデニムがどう変化していくのか見てみたかったので、届いて3日間はリジッドを楽しんで、その後晴れた日に洗濯機にイン。
未洗い状態とワンウォッシュ、比較してみてください。
< 未洗い >
< ワンウォッシュ >
一回洗っただけでもガラッと印象が変わります。
糊が取れて柔らかくなり、ツヤ感のある黒っぽい色味も藍色に。
ボタンフライのあたりや自然なシワ具合、若干のやつれ感も男性にはたまらない変化ではないでしょうか。
よ〜く写真を見ていただくと分かるかと思いますが、洗う前はやや大きめにロールアップしていますが、洗った後は少し小さめのロールアップにしています。
最初にお話しした通りリジッドのデニムですので、洗うことで初めは縮みが生じてきます。
実際測ってみたところ約3cmほどレングスは縮みが出ました。
178cmの僕でサイズ2のバランス感が上の写真になりますので参考にしてみてください。
ここまで話してきましたが、このデニムは冒頭にお伝えしたリフォメッドのストーリー性が後ろに隠されているんです。
リフォメッドの洋服はデザイナーの安藤さんのルーツである”左官職人”をテーマにしたアイテムが多く存在し、このデニムもそのうちの一つとなります。
左官とは、建物の壁や床などをこてを使って塗り仕上げる職人さんのことを指します。
この塗り上げる際に、”左手に材料を乗せて、右手で作業をする”職人さんをイメージして作られたそうなんです。なんともマニアック、、、
それでこのデニムの名前も”RIGHT HANDED DENIM PANTS“で、ポケットも作業をする右手側のみに配置されています。
単純にデザイン的にも面白いので、これからのシーズンはシンプルなトップスをタックインでも成立するような一癖あって主役の働きも担ってくれます。
ただ、僕はリフォメッドのデザインが好きなのは前提ですが、一番はやはり一つひとつの物にメッセージ性が込められているところに惹かれます。
正統派なデニムにも見えるし、遊んでるデニムにも見える。育て甲斐もあって面白いと思います。
数年後の姿がたのしみです。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
February 20, 2023, 7:00 PM
Category: PICK UP