FRANK LEDER AUTUMN / WINTER 2018-2019 “MEUTEN”
– 1LDK AOYAMA HOTEL 2018A/W PREVIEW –
– m’s braque 2018AW COLLECTION –
こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。
いよいよ内覧会も明後日と日程が迫って来ました。
嬉しいことに「先にちょろっとだけ見せてよ。」というお客様も先週から多くいらっしゃるのでイベント会期中はかなり混み合うとは思います。
初日の金曜日に集中して、土日に関しては比較的空く時間帯もあるかと思います。
ゆっくりじっくりご覧いただきたいという方は土日中のご来店をオススメ致します。
ただ、今週末は台風直撃という予報。
決して無理はなさらないでください。
運よく台風の勢力が落ち着いてくれていれば気温も下がっている予報ではあるので、そういう意味ではこのお店が出来て以来初めて悪天候を前向きに捉えているかもしれません。(クーラーをつけているとはいえこの時期に秋冬物をお試しいただくので。。。)
cantateのデザイナー:松島さんと共に、皆様にお会いできることを楽しみにしております。
さて、本日は1LDK AOYAMA HOTELのラインナップには欠かせないドイツの天才的クリエイターのブランド:FRANK LEDERの2018A/Wコレクションを少しだけ紹介致します。
今シーズンのFRANK LEDERはより過去に立ち返り、ブランドとしての特性を濃くアプローチする一方で新たな試みも存分に施しています。
– FRANK LEDER 2018 AUTUMN & WINTER “MEUTEN” –
テーマはナチスドイツ政権下において、”反ナチ運動”の一部であった、若者のグループについて。
新しいコレクションは、”MEUTEN(モイテン)”と言い、英語では”PACK”という訳になります。
それはストリートギャングのグループという意味。
FRANK LEDERは特にLEIPZIGER MEUTEN(ライプティヒ モイテン)を今回のデザインソースにしています。
今回のテーマはこのLEIPZIGER MEUTENのグループと共に、ケルンのエーデルヴァイス海賊団”EDELWEISSPIRATEN”とハンブルグの”SWINGJUGEND”のグループから作り上げられました。
これらのグループはドイツの若い男女たちで構成され、1930年から1940年代のナチスドイツ政権に抵抗し、ヒトラーユーゲント(ヒトラー青少年団)に参加することを拒み、それぞれ違う形で反抗していました。
“LEIPZIGER MEUTEN”は、社会主義、共産主義の情勢下、お互いがライプティヒの通りでも認識できるレザーパンツに独特のスカウトユニフォームを着て、しばしば田舎へハイキングに行っていました。
彼らは壁に反ナチの文を書いたり、反ナチがテーマのフライヤーを配っていたりしました。
“EDEL WEISSPARATEN”は、EDELWEISSのバッジを付けた、アグレッシブな集団でした。
ヒトラーユーゲントたちと喧嘩をすることも多々ありました。
ハンブルクの”SWINGJUGEND”は、上流階級出身者が多く、彼らの装い、禁じられていたジャズ、スウィングミュージックの嗜好を通して反抗していました。
それは本質的に1930年代におけるパンクでした。
2018A/Wシーズンの内容は、粗野でアグレッシブな集団が着ている庶民的な洋服と、上流階級出身者が着ている上質に仕立てられた洋服の2部で構成されています。
その二つが入り混じることにより、今回のFRANK LEDERのコレクションが完成します。
今回のコレクションの中には、5つのある特別なグループが存在します。
– ARCHIVE LINE –
今シーズンから新たに登場する、過去のコレクションのアイコニックな洋服を選び、主に黒の生地で再び製作するARCHIVE LINE。
見る人全てを魅了したであろう、スペードを背負ったダブルのライダース。
ヴィンテージのテープが取り付けられたシャツ。
ライナーにシャツとパンツを取り付けたコート。
前身頃に盲人を導く杖が施されたコクーンシルエットのコート。
マスクが付属するパンツ。
等、FRANK LEDERの過去のクリエーションが詰まったライン。
これ、昔の先輩がよく着ててめちゃくちゃ羨ましかったなぁ。なんて憧れを感じていたアイテムもあり、改めてご紹介出来る事が嬉しいです。
全てそのシーズンのコレクションテーマ/ルックがプリントされたアーカイヴバッグが付きます。
– TAILORED SET –
バイエルンのメンズテイラーのスペシャリスト:HERRENSCHNEIDERによる120s WOOLを使った高いクオリティのテイラードスーツ。
トラウザーとブレザーのセットはラグジュアリーな「FRANK LEDER」のガーメントバッグとハンガー、メタルプレートが付属します。
世界で15セットの完全なリミテッド。
どのスーツもハンドカット。
裏地はホースヘアー混の生地、ハンドフィニッシュ。
釦はFRANK LEDERが選んだレアなヴィンテージ釦。
– BLUE STRIPED 1970’s BEDSHEET SHIRTS –
幸運なことに今期は限定のベッドシーツを見つけたそうです。
よりヘビーな冬向けのベッドシーツ。
従来のベッドリネンよりもジャリっとした感触が心地よいです。
また、シャツ自体の型も新たにポケット付きにタイプなども登場しています。
海外でもファンの多いヴィンテージのベッドリネン。
このシャツはこの秋冬シーズンのみ提供できます。
ブルーのストライプが入っているシーツはもう見つかることはないでしょう。
– VINTAGE FABRIC EDITION –
このグループは過去10年以上FRANK LEDERが使用しているヴィンテージファブリックを用いています。
同系色の違う生地を一つのガーメントに用いることにより、新たなアイテムが出来上がります。
ヴィンテージ生地なのでこのグループは全てがリミテッド。
どこかが破れたら、そのパーツだけ同じ色味の違う生地を用いてそのガーメントを蘇らせる。
釦が取れたら、そのガーメントに合う釦を自ら探して縫いこんでみる。
FRANK LEDERが提案する、新たな洋服の楽しみ方を表したグループです。
そして、もう一つはDEUTSCHLEDER GROUP。
このグループに関しては新たな色/新たな型のジャーマンレザーが登場します。
このジャーマンレザーグループに関しては主に中目黒の1LDKがセレクトしていますので、入荷次第中目黒のお店から紹介があると思います。
そして、FRANK LEDERの従来のコレクション。
サンプル全てを用意出来たわけではありませんが、1LDK AOYAMA HOTELで今期オーダーした、ほぼ全ての内容が今回の内覧会でご覧いただけるかと思います。
また、今回のFRANK LEDERのコレクションは、生地のバリエーションも様々。
型のバリエーションも様々。
冒頭のアーカイヴのラインだけで16型もありました。
お店によって、セレクトした内容も大分変わってくるかと思います。
(ちなみに1LDK中目黒とのオーダー内容も結構違います。)
お客様にとっては非常に充実した内容です。
実際のデリバリーをお楽しみに。
何よりも、反ナチ・ドイツのストリートギャング・パンク。
今回のコレクションに登場するワードを拾うだけでその魅力に期待が持てるコレクション。
吊るしで格好良い、着て格好良いのは当たり前。
それぞれのガーメントに込められたルーツ・ストーリー・メッセージ。
そういった一つのピースに付与されるもの全てが魅力的なブランド、それがFRANK LEDERです。
※FRANK LEDER 2018AWコレクションは8/1以降の発売となります。
内覧会では一足際にご覧頂けますので、是非この機会にお試しください。
○ お問い合わせ先
1LDK AOYAMA HOTEL
〒107-0062
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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上