1LDK AOYAMA

SHOP INFO

LOG: 2018

“STEPHAN SCHNEIDER” – OUTER +α –

 

“STEPHAN SCHNEIDER” – KNIT –

 

“STEPHAN SCHNEIDER”

– JACKET AUBURN –

¥75,000+TAX-

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの榊原です。

先週のニットシリーズから、アウターへ。

CREDIT
“Midorikawa” – FLIGHT JACKET – ¥130,000+TAX-

CREDIT
“E.TAUTZ” – CORE COLLARLESS LINEMAN SHIRT – ¥34,000+TAX-
“UNUSED” – CHECK PANTS – ¥28,000+TAX-

ネックまで大ぶりの釦が施されたハイカラージャケット。

初見の生地は、格別なものです。

随所にニット素材を組み合わせ、ウールのような滑らかな生地感ながら、実はコットン100のボディ。ウールほど保湿性はありませんが、ライニングに中綿を敷き詰めたキルティング生地を採用し、しっかりと防寒面も拘り抜いたディテール。

コットンなので、比較的保管しやすい点も美味しいブルゾン。着丈はやや短く、ショートブルゾンのような感覚で着回しが効くアイテムです。

しっかりと身体を温めてくれる、今の気分にぴったりのアウターを。

“STEPHAN SCHNEIDER”

– TROUSERS FRINGE –

¥49,000+TAX-

JACKET AUBURNの組下で、ややタイトなテーパードパンツ。

こちらもコットンなので、シーズンを気にせずに重宝するパンツです。革靴との相性は抜群で、どこか気持ちを引き締めてくれるようなアイテム。

ウエストバンド仕様ながら、ベルトループも付属する気の利いた逸品。

 

“STEPHAN SCHNEIDER”

– JACKET WIG –

¥72,000+TAX-

CREDIT
“mfpen” – LODEN COAT – ¥85,000+TAX-
“salvy;” – SHAGGY PILE HALF ZIP P/O – ¥23,000+TAX-
“UNIVERSAL PRODUCTS” – EASY WIDE SLACKS – ¥26,000+TAX-

ガンクラブチェックのオープンカラージャケット。

所謂ノーマルなジャケットとは違い、フロント/バックを貼り付けたように仕立てた設計は、嬉しい事に腕周りの可動域を広げてくれる効果も。各部位ごとに縫い合わせるのではなく、一枚の生地を贅沢に切り取った過程も自然とイメージできるはずです。

これぞステファンが得意とする良い意味で違和感のあるパターン製法。

ナイロンをふんだんに使用した適度な柔らかさとハリを持ち、また非常に発色の良いカラーリングが一層映える仕上がり。フロントポケットは、サイドから出し入れするハンドウォームタイプ。袖口はシングル釦、フロントは5釦に。

オープンカラーでカチッとしすぎないビジュアルのせいか、ラペルを立てても格好がつきやすいです。

ブルゾン/シャツジャケット/インナーとして。どのカテゴリーにも定まらない「ステファンのジャケット」。

 

“STEPHAN SCHNEIDER”

– JACKET BLOWD –

¥79,000+TAX-

CREDIT
“whowhat” – WOOL COACH JACKET – ¥64,000+TAX-
“STUDIO NICHOLSON” – SIDE POCKET SHIRT B – ¥41,000+TAX-

内側にブルーニットを縫い合わせたブルゾン。

ウール/ナイロンのツルッとしたタッチ。こちらも至近距離から見ても圧倒される素材感。アームの裏地はキュプラを使用し、袖通しの良さを実現しています。着用した際に見える鮮やかなブルーのニットがアクセントに。インナーニット自体の裾リブはしっかりと強いので、中まで冷たい風が侵入してくることなく着用できます。

個人的にはジッパーを上まで閉めて、スポーティーにインナーとして。ボリュームのあるアウターを羽織れるほど、コンパクトなサイズ感も魅力の一つ。

使えるやつです。

“STEPHAN SCHNEIDER”

– TROUSERS SEPARATE –

¥51,000+TAX-

スラックスのような緩さと、上品な素材感が魅力のトラウザー。

程よくゆとりがありつつも裾にかけて落ち感があるワイドストレートシルエット。近くで見ると織りが見える独特な生地感にウール/ナイロンの品のある艶が特徴。もちろんセットアップでの着用もオススメです。

以上、唯一無二のラインナップ。

 

ついでに、「プレゼント」の選択肢として一つ。

“STEPHAN SCHNEIDER”

– STOLE –

¥18,000+TAX- 〜 ¥24,000+TAX-

素材の選定から仕上げの工程まで全てデザイナー自身が携わり、ブランド設立当初より続くアントワープメイド。

その素材だからこそ、居住する環境に適応してくれる自然体な「生地」。あの人の首元にあったらいいなと思えるステファンのストールを、青山では豊富に取り揃えております。

是非この機会にお立ち寄りください。

 

○ お問い合わせ先

1LDK AOYAMA HOTEL

〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 榊原

November 19, 2018, 9:24 PM

Category: Pick Up Sakakibara

ネイビーブレザーとVゾーン。

 

” COMOLI ” – Suit Collection –

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “ #2

ネイビーブレザーとデニム。

ネイビーブレザー(ジャケット)とニット。

ネイビーブレザーと巻物。

ネイビーブレザーといろいろ。

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

紹介を続けてきたCOMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL “COMOLI BLAZER”(今見返すと物自体の説明はほぼしてませんね。。。)

いよいよ明日から発売致します。

 

本当はタイドアップのスタイルも紹介しようと思っていたのですが、合わせて提案しようと思っていたアイテムがシーズン始まって早々に無くなってしまいました。

僕のシャツタイはドレス店舗を辞めて以来更新出来ておらず、当時の私物で紹介するのは少し違う気がしたので辞めました。

ただ、シャツとのコーディネート/シャツタイでのコーディネートはテーラードジャケットの醍醐味。
それをしないのはジャケットを着る楽しさを半分くらい捨ててしまう事。

 

なので、タイドアップ/チーフ含めたVゾーンのコーディネートはその道のプロにお任せしたいと思います。

ドレスクロージングに精通した店舗は都内に多数存在します。(しかもお店毎に得意とする、提案するスタイルが異なるので、見ていて面白いです。)
また、クラシックな分野を抑えながら、遊びを効かせた提案が出来るお店も中にはあるのです。

約1年程前に1LDK AOYAMA HOTELの目の前にオープンしたDIETRO LE QUINTEというお店も僕が紹介したい場所の一つ。

 

“DIETRO LE QUINTE”

住所:東京都港区南青山6-11-8
TEL:03-6427-9894
営業時間:10:30~19:00
定休日:日曜日

主に取り扱っているブランドはナポリのCesare Attolini(チェザーレ・アットリーニ)。

一言にアットリーニ、と言ってもこのお店はアットリーニの素晴らしい点を最大限に伝える事が出来る物のみを厳選している点も特徴の一つ。

例えば日本人向けにモディファイされた別注物ではなく、現地と同じシルエットのものを。
シルエットだけで無く、一部のジャケットに関しては仕立ての良さがより伝わる様に、裏地を付けずに裏の生地の処理等が完璧に施された物等。

パッと見ただけでとんでもない物が並んでいるので、気軽に触れるのが恐ろしいですが、
だからこそ他との違いをより肌で、目で感じやすいかと。

アットリーニの既製のみでは無く、ス・ミズーラ(パターンオーダー)も展開しています。

 

僕の経済力ではこのお店で袖物はおろかイタリアのシャツファクトリーで作ったドレスシャツすらも手が届かないのですが、
このお店の良さは「素晴らしいものを扱っている一方で、入りづらさを感じない事」。

僕はこのお店でプレゼント用のポプリしか買った事が無いのにたまにお直しの相談までしてしまう始末。。。(僕がお願いして取り寄せてもらった香水はまだ引取り出来ずにお店に陳列され、しかも載せた写真に映り込んでます。)

洋服だけでなく、その他の装飾品/お店自体に興味がある方への間口が広く、スタッフの方の物腰もとても柔らかで居心地が良い場所。

いつかここで買い物がしてみたい。
そう思えるお店です。

Vゾーンの相談だけで無く、お近くまでいらしたら是非。

 

DIETRO LE QUINTEは一つの例。
冒頭に書いた通り都内には多数のドレスクロージングに精通したお店があり、それぞれ得意とする、提案するスタイルも異なります。

僕がご紹介出来るお店は限りがありますが、「これくらいの予算でこういう風にしたい。」とおっしゃって頂ければある程度はお伝え出来るかと思います。

同様にご自分で気になるお店を回って「こういう風にしたいんだけど、何を合わせれば良いですかね。」とそのお店の店員さんに聞けば色々と提案して頂けると思いますし、ハマらなければイメージを伝えて他のお店を紹介してもらうのもアリかもしれません。

 

堅苦しいイメージと、ルールがあるスーツ・テーラードジャケット。

ただそれは他の洋服も同じだと思うのです。

テーラードジャケットはメンズウェアにおける機能服。
物としての歴史も古く、それぞれの形にそれぞれの意味/用途がある為種類が多く、それを総称して「ジャケット」と括ってしまうからルールがある様に感じてしまうし、とっつきづらさを感じてしまうだけ。

単純に「格好いいなあ。」と思える物を手にとって羽織ってみてはいかがでしょうか。

最初はもしかすると不安になるかもしれません。

ただそれを着こなす過程すらも楽しめるのは、男性のみに許された特権なのです。

 

 

※COMOLI for 1LDK ” COMOLI BLAZER “は11月17日(土)から1LDK AOYAMA HOTELにて発売致します。

誠に勝手ながら、当日店頭にお越し頂く方を優先的にご案内させていただきます。
お取り置き、事前のご予約等も全てのお客様にご遠慮頂いております。
在庫のご用意がある場合のみ、翌日18日(日)から通信販売をお承り致します。

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

November 16, 2018, 8:29 PM

Category: Kawakami Pick Up

ネイビーブレザーといろいろ。

 

” COMOLI ” – Suit Collection –

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “ #2

ネイビーブレザーとデニム。

ネイビーブレザー(ジャケット)とニット。

ネイビーブレザーと巻物。

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

 

「何を着ているか、どんなブランドを着ているかなんてどうでも良い。
大切なのは洋服を着ている人がその背景・その場所にどう溶け込むか。
何故そこにいて、何故それを着ているか、の方がよっぽど重要だと思う。」

これは僕の大先輩が言っていた言葉。

 

前職のクラシックな分野を抑えつつ、デザイナーウェアをメインにコーディネートしている諸先輩方の着こなしは本当に刺激的でした。

テーラードジャケットのインナーとしてルイスレザーのサイクロンを着ていたり。(めちゃかっこよかったです。)
テーラードジャケットを裏返しにして着ていたり。(何故。)
テーラードジャケットをそのままパンツにタックインしていたり。(パンツに入れられる物は全て入れていいんだ、と言っていました。)
働いている場所は違いましたが、テーラードジャケットの一部を解体してそのまま着ている方もいらっしゃいました。(何故。。。)

一緒に働いていた約3年間は驚きと衝撃の連続。
しかもその対象が一人や二人では無く、それぞれのベースも全く違うので、とても楽しかったです。

「そんなのありなんですか?」と、一度聞いてみたんですが、
「お前の浅い常識と小さな世界観で洋服の枠を決めつけるのはやめた方がいい。」と言う答え。

「お前そのコーディネート2度としてくんなよ。」と、言われた次の日に要所のポイントを整えて前日の僕と同じ様な合わせで出勤していた方もいらっしゃいました。

他にも色々ありましたが、シャイで身内に対する言葉は面倒なのか選ばない、不器用(良い意味です)な諸先輩方は、背中で常に何かを伝えようとしてくれていた場面が多かった気がします。

 

「今ナシな物が、早くて明日。遅くとも5,6年後くらいにアリになっているのが洋服。だから、何かを単純に”嫌いだから”という理由だけで諦めない方が良いんじゃないかねえ。」

本質的に大事な事は聞こえるか聞こえないかくらいのトーンでボソッと呟いたり。

その一つ一つの行動や言葉の意味を少しずつ理解し始めたのは1LDKに入社して一店舗を任されて暫く経ったタイミングでしたが。

テーラードジャケットはメンズウェアにおける機能服。

国毎の違いはもちろん「誰がどこで何をするために」という前提を元に様々な型が作られて来ました。

そしてそれは同じ一枚のジャケットにおいても何をどう合わせるかで変化します。

着用されてきた背景が多岐に渡るブレザーは、より”何をどう合わせるか”で様々な見え方に変わる洋服だと感じます。

 

1LDKには「単純に感覚だけでデザインがされた洋服」が少ないです。

サンプル元を含めて、誰かのライフスタイルに適した機能や目的を含むリアリティのある洋服が並ぶ場所。

 

単純に物以外の。

誰が何をどうしたくて、という部分を詰め込む事が出来る様な余白のあるCOMOLIのブレザーを提案するには適した場だと思ったのも、今回の別注を企画した理由の一つなのです。

 

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

November 15, 2018, 7:10 PM

Category: Kawakami Pick Up Sakakibara

ネイビーブレザーと巻物。

 

” COMOLI ” – Suit Collection –

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “ #2

ネイビーブレザーとデニム。

ネイビーブレザー(ジャケット)とニット。

 

こんにちは。

1LDK AOYAMA HOTELの大谷です。

 

連日更新しておりますCOMOLIの別注ブレザーについて。本日は息抜きも兼ねて僕から紹介させて頂きます。

 

と言っても既に詳細や別注に至るまでに関してはSTAFF河上よりしっかりと紹介しておりますので、本日はブレザー(ジャケット)に合わせたいアイテムを軽く。

ラペル物に言えることですが、どうしてもVゾーンが寒かったり、時に寂しく感じることがあるかと思います。

インナーに合わせるニットは昨日ご紹介させて頂いておりますので、本日は巻物です。

上にアウターを羽織ってしまうのはまだ早い気もするかもしれません。朝の出勤時や夜の帰宅時は寒く感じる日も多い中で、体温調整しやすく、そこまで邪魔にならない「巻物」というアイテム。また簡単に色味を足せる点も良さの一つ。

1LDK各店の中でも袖物が多いAOYAMA HOTELでは、袖物との相性の良いストールを豊富に揃えておりますので、是非ブレザーと合わせてお試しください。

写真でさらっと。

” STEPHAN SHNEIDER “

– Stole -¥18,000+TAX-

Wool 100%

” STEPHAN SHNEIDER “

– Muffler -¥18,000+TAX-

Wool 100%

” STEPHAN SHNEIDER “

– Stole -¥23,000+TAX-

Wool 100%

” STEPHAN SHNEIDER “

– Stole -¥21,000+TAX-

Wool 100%

今季もSTEPHAN SCHNEIDERのストールをご用意しております。

コレクションに使用したアウターやニット生地をそのまま巻物に落とし込み、ブランド特有の色や柄、素材使いを気軽に楽しめる優れもの。価格帯もそこまで高くないので、色物、柄物をあまり取り入れない方でも楽しみやすいのではないでしょうか。

それぞれ大きさが異なり、厚み、タッチも違うのもSTEPHANのストールならでは。

また表裏で全く異なる配色の組み合わせとなったダブルフェイスの生地のタイプもあるので、巻き方で様々な表情を見せてくれます。

 

” Joshua Ellis “

– Stole -¥27,000+TAX-

Cashmere 100%

既にご紹介する前に完売してしまったパターンも多いのですが、毎秋冬シーズンに欠かさずJoshua Ellisのストールもオーダーしています。

Joshua Ellisは創業1767年の英国最古のテキスタイルブランド。
「他が追従するカシミアを作る」という哲学の元、現代まで知識と技術を磨き続けてきました。
原毛から生地織仕上げまでを職人が丁寧に織り上げたカシミアは、触ってはもちろん、見ただけでも良さを感じて頂ける仕上がりです。

こちらは赤のチェックが映える一枚。

単純に素材の良さだけでなく、配色の良さ、柄の面白さもJoshua Ellisの巻物には感じます。

 

ネイビーブレザーのVゾーンを華やかに、単純に防寒面でも一役買ってくれるので、是非色々な巻物も合わせてみてください。

 

COMOLIのブレザー発売まであと3日。

もう少しお付き合いください。

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 大谷

 

November 14, 2018, 10:57 PM

Category: Otani Pick Up

WHOWHAT – OUTER Series –

 

 

こんにちは。

1LDK AOYAMA HOTELの荒木です。

ここ数年で定番とされてきたルーズフィットの洋服が各ブランドからリリースされていますが、その中でもブランド初期から独特な観点でブレずにその洋服を作り続けているWHOWHAT。

冬のメインアウターが届きましたのでご紹介致します。

 

“WHOWHAT”

– WOOL COACH JACKET –

¥64,000+TAX-

今年の春夏シーズンでも同ブランドからリリースのあったコーチジャケット、生地をマイナーチェンジして秋冬仕様に。

 

<STAFF 荒木 height:169cm body weight:55kg>

CREDIT
“salvy;” – SHAGGY PILE HALF ZIP P/O – ¥23,000+TAX-
“STUDIO NICHOLSON” – ITALIAN WOOL MENS DOUBLE TAPERED PANT – ¥55,000+TAX-

<STAFF榊原 height:188cm body weight:65kg>

CREDIT
“salvy;” – FINE WOOL JERSEY TURTLE NECK TOP – ¥17,000+TAX-
“UNUSED” – CHECK PANTS – ¥28,000+TAX-

今回セレクトしたサイズはざっくりと着用して頂きたくMサイズのみですが、どなたでもアウターとして着用出来るサイズ感で用意してあります。

表地には日本のウール産地である尾州一宮のカシミア混ウール素材にビーバー加工を施した生地を採用。織り上げた後にフェルトの様な加工をすることで、柔らかな手触りが特徴なビーバーの毛皮の様な面持ちを表現しています。また、ウールだけではなくカシミヤを30%混紡させることで、上質な光沢・心地良い滑りがプラスされた上質な生地です。

更に中綿には羽毛の約2倍暖かいと言われるシンサレート、袖通りが良いキュプラを総裏地に貼る事でしっかりとメインアウターとしての着用を可能にしています。

全体的にゆとりをもたせたサイズ感ですが、裾に施したドローストリングで絞ることで、単調なボックスシルエットに変化を与えてくれる仕様。

表に2つ、裏に4つのポケットが付いている実用性の高さも見逃せません。

バサっと羽織れるコーチジャケットとしての使いやすさはそのままに、下にもたっぷりと着込めるサイズ感ながら、品のある生地使いでラフな印象を感じなせない一枚。本格的に寒くなるこれからに向けて心強いアウターです。

“WHOWHAT”

– TIBET COAT <L-BEIGE>–

¥73,000+TAX-

CREDIT
“WHOWHAT” – 5X SHIRT TYPE2 <LONG> – ¥35,000+TAX-
“UNUSED” – SLACKS – ¥34,000+TAX-

同ブランドがシーズンごとに生地を変えリリースを続けているTIBET COAT。今季はCOACH JACKET同様シンサレートの中綿入りのパデットコートとして。

目が細かくなめらかな表地はイタリア・リモンタ社のポリエステル/ナイロンに、国内にて撥水・形状記憶・ヴィンテージ加工を施したもの。裏地にはキュプラを使用し、袖通りも申し分なし。

生地分量が多く極端にオーバーなシルエットに対して袖丈はジャストの設計。細身のパンツを合わせてこのボリューム感を楽しむのがオススメ。

首元まで釦を留めスタンドカラー/ラペルを作り着用出来る仕様に、付属した同生地のベルトを締める事でもう一面変化を付けられます。

ベルトを後ろで縛り、バックにプリーツを集め前面はスッキリと、一見別のコートの様な表情まで見せてくれます。

 

“WHOWHAT”

– TIBET COAT <BLACK>–

¥73,000+TAX-

CREDIT
“ I ” – RIB L/S T-SHIRT – ¥16,000+TAX-
“Midorikawa” – WOOL TROUSERS – ¥55,000+TAX-

生地の柔らかな表情が際立つ優しい色味のBEIGE。落ち着いたマットなBLACK。こちらのコートも同様でMサイズのみのセレクト。

こちらは先程の着方とはまた異なり前でベルトを締めてみました。
フロント/バック全体にプリーツが入る事でボリューム感を残しつつも、メリハリのつくシルエットに。

ベルト位置の低さと中綿の入りのふんわりとした素材が相まり、変にかしこまった印象を与えることなくウエストマークできるので、お好みで調整していただければと思います。

 

ストレスフリーな着心地に真冬を快適に暖かく過ごせる、ざっくりと着てシルエットを楽しむwhowhatのアウターを、是非体感してみて下さい。

 

 

〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 荒木

November 14, 2018, 9:29 PM

Category: Pick Up Sakakibara

ネイビーブレザー(ジャケット)とニット

 

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “ #2

ネイビーブレザーとデニム。

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

本日も引き続き過去の回想含めたCOMOLIのブレザーの紹介を。

 

少しずつスーツ・ジャケットにも慣れ、ドレスクロージングという売り場にも慣れて来た当時の僕ですが、
入社してから抱き続けていた、あるストレスに耐えられなくなった時期があります。

「(仕事をしている時以外に)普通に着られる洋服が欲しい。。。」

とりあえず売り場に立つ為に、クロージングの基礎を学ぶ為に最低限の洋服を手に入れたのですが、
それはどう考えても僕のカジュアルなライフスタイルを形成するのに適した洋服ではありませんでした。

ジャケットは好きになって来たからいいんだけど、それに合わせるシャツは手持ちのドレスシャツや、どんなにカジュアルでもB.Dシャツくらいしか無い。

折角ジャケットを着るのが楽しくなっていたので、普段着としてカジュアルにジャケットを着こなす為にはどうすればいいんだろう。

 

これはもう毎日のトライアンドエラーでしか解決が出来なかったのですが、「クラシックな分野を抑えつつ、デザイナーズメインのコーディネートをしている諸先輩方」を参考に幾つかの答えに辿り着きました。

その中の一つはジャケットのインナーにニットを合わせるという事。

 

僕は合わせるジャケットによっぽどの理由が無い限り、カットソーの上に直接ジャケットを羽織る事はしません。

丸首のニットであればジャケットの生地感に合わせてゲージや縫いやデザインを変えればある程度は対応が出来ます。

今でこそ色々と他の選択肢も思いつくのですが、お金も知識も選択肢も少ない当時の僕にとっては革命的なコーディネート。

秋冬はウール地の物を、春夏にはコットンやリネン地の物を。
という風に切り替えればオッケーというシーズンの切り替わりにも対応が出来ました。

より気軽にジャケットを羽織る事が出来、合わせるパンツの選択肢も増え、合わせるシューズの選択肢も増えました。

何より、自分の中で「ドレスクロージング」という枠と「デザイナーズウェア」という枠と「カジュアルウェア」という枠が少しずつ外れていったのもニットのおかげだと思っています。

1LDK AOYAMA HOTELでは今シーズン、袖物に合わせて欲しいニットをメインに買い付けています。

「袖物に合わせて欲しい。」という括りなのでハイゲージからミドルゲージの物まで。

まずはハイゲージの物から順に。

<SIZE:3 STAFF榊原 height:188cm body weight:65kg>
[STUDIO NIHCOLSON “FINE GAUGE TURTLE NECK” ¥39,000+TAX-]

メリノウールを使用した編み地の非常に細かいモックネックニット。

ここまでゲージの細かいニットになると、体に沿うような細身の物か、もしくはゆったり着ようとすると着丈も袖も長く、アームホールも大きくなってしまってバランスが崩れやすいのですが、STUDIO NICHOLSONの物は着丈もすっきりと、身幅はややゆとりのあるパターン。

生地に上品なドレープが生まれ、一枚で着用しても十分に形になるアイテムです。
ピリングや型崩れが起きづらいのも特徴の一つ。

そんなバランスの良いハイゲージニットですが、このニットの魅力は何かを上から羽織った時に発揮されると思います。

ストレスを感じない柔らかな首回り。
折り返す必要が無いくらいのちょうど良い長さのモックネック。

前述した通りニット自体も一枚で着た際にしっかりと格好が付くので、室内でジャケットを脱いだ途端に急に残念な感じになってしまう、という問題も起きないかと。

カラーはネイビーとボルドー。

ミリタリー/ユニフォーム/スクールといった多くの要素を含み、多くの先人が伝統的に着用し、着崩して着たブレザーは個人的には色物と合わせた際に様々な印象を与えると思います。

[UNIVERSAL PRODUCTS ” CASHMERE CREW NECK KNIT ” ¥26,000+TAX-]

今秋冬シーズンの仕込みも終盤に迫る4月頃にSTAFF大谷と気付いた「シンプルなハイゲージニットがとても少ない」という仕入れ内容。

1LDK AOYAMA HOTELにはラペル付きの袖物が多いので必然的にインナーとして提案しているのはシャツとニットです。

今シーズンは特にジャケットの当たり年だったと感じるほど袖物は良いものが多く、色々と仕込むことが出来たのですが、
肝心の気軽に合わせられる様なニットが無いのは致命的です。

・日常的に着回せるシンプルさ
・日常的に着るのだから、着用するのに気負わない様なプライス
・毛玉が出来てもある程度気にならない様な糸の上質さ
・ジャケットを合わせるのに腕回りが邪魔にならない様なそこまで大きく無いバランス

というわがままな条件を元に再度色々当たってみたのですが、

・糸の細さなどの素材感がイメージ通りな物はプライスが高い
・ハイゲージニットはインポート物だとボディバランスが大きい物が多い
・そしてインポート物を日本人体型に寄せた物は元の全体的な雰囲気が崩れている物が多い

等、あまりしっくりくる物が見つからずに途方にくれていた所、ある事実に気付きました。

「そういえば僕らのイメージ通りな物って、去年のUNIVERSAL PRODUCTSのカシミヤのクルーネックニットだよね。」

 

と、いう流れから作る事になったカシミヤ100%のクルーネックニット。

2枚買って着まわしているのですが、着ている内に「肌着にしても最高に気持ち良いのではないか。。。」という変なベクトルの可能性に気付いてしまった為、もう何枚か買い足す予定です。

オススメです。

 

次からミドルゲージ物へ。

[E.TAUTZ “CORE SHETLAND JUMPER” ¥28,000+TAX-]

E.TAUTZのシェットランドウールニット。

オーダーする際に、
「シェットランドウールニットかぁ。JAMIESON’Sを思い出すなー。」と思いながらオーダーしました。
E.TAUTZは自身のプロダクトの生産にイギリスの伝統的な生地メーカーや、伝統的なファクトリーを良く使うのでもしかすると!とは思いましたが、到着したらしっかりJAMIESON’Sの紙タグが付いてました。

JAMIESON’Sはシェットランド島最古のニットファクトリー。
シェットランドウール特有の毛足の長い、軽く保湿性に優れたニット。
元々の表情も比較的バルキーなので、毛玉が出来てもどうでも良いかな、と思える気軽さも好きです。

軽く、暖かで生地感豊かなニット。
カントリーなボトムスや、カントリーなシューズに合わせたい場合等、このニットを持ってくると間違いないかと思います。

伝統染色の味わい深いカラーリングも◎

説明不要かもしれませんが、JAMIESON’Sのフェアアイルニットはウィンザー公が愛用された事でも有名です。

クラシックでトラディショナルなニットメーカー。
一方で格式高さを一切感じさせない、日常に馴染むニット。

 

・・・余談ですが、僕が一番最初にジャケットに合わせ始めたのもメーカーこそ違えど(僕の場合はANDERSONのEVERESTでした)シェットランドウールニットです。

 

次は編み地が特徴的なSTEPHAN SCHNEIDERの物を。

[STEPHAN SCHNEIDER “JUMPER GRADIENT” ¥49,000+TAX-]

市場に流通している生地を使わず、生地デザインの段階からデザイナー自らが加わるSTEPHAN SCHNEIDER。
個人的にはこのブランドの最大の魅力はその特徴的な生地にあると感じているのですが、
特に素晴らしいのがニット地だと思います。

ワッフル地の軽く柔らかな風合いが特徴的なJUMPER GRADIENT。

カントリーな風合いを感じる先ほどのシェットランドウールニットとはまた違う、スポーティながらどこか上品な印象を与えます。

[STEPHAN SCHNEIDER ” JUMPER STRIPE ” ¥39,000+TAX-]

STEPHAN SCHNEIDERらしい、テキスタイルを利用したグラデーションカラーが特徴的なアイテム。

「シンプルなニットにブレザーにスラックス」というコーディネートは変わらずとも、全体的な印象は変化します。

Vネックへの抵抗感は徐々に無くなって来ているはずですが、そこまでVネック自体が深くないので取り入れやすいかと。

どことなくスクール感を感じさせてくれるJUMPER STRIPE。

[STEPHAN SCHNEIDER “MEL JUMPER NATURAL” ¥42,000+TAX-]

今シーズン用意したSTEPHAN SCHNEIDERのニットの中でも特に編み地がユニークなMEL JUMPER NATURAL。
ブラウンをベースに色々な色がネップの様に入っているので、色を拾って楽しむことも。

ミドルゲージのタートルネックで生地感は豊かですが、ドライな風合いのニット地なのでニット特有の蒸れが苦手な方も取り入れやすいかと思います。

[E.TAUTZ “ROLL NECK JUMPER” ¥49,000+TAX-]

先ほどのCORE SHETLAND JUMPERはJAMIESON’S製。
対してこのROLL NECK JUMPERはイギリスの英国御用達のニットメーカー製。

身幅は緩く、着丈は短めの一枚でざっくり着ても形になるタートルネックニット。

しっとりと肌に吸い付く様な着用感が特徴的。

これくらいのゲージになるとジャケットをアウター感覚で羽織れるかと思います。

[LIVING CONCEPT “LOW GAUGE TURTLENECK KNIT” ¥20,000+TAX- ]

[LIVING CONCEPT “LOW GAUGE CREWNECK KNIT” ¥ 19,000+TAX-]

最後はLIVING CONCEPTのローゲージニット。

これ以上ゲージが太くなると物理的に難しくなってくるのですが、ニットの生地感が増すとジャケットや他のアイテムとの素材感の違いがより明確になるので個人的には好きなコーディネートです。

最後におまけで今日の僕のコーディネートをそのまま。

ジャケットにニット、というコーディネートは僕の中では欠かせない物なのです。

 

ちょっと自分語りに読んでいる方も僕も疲れている頃なので、明日はSTAFF大谷から紹介してもらおうかと思います。

 

 

 

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東京都港区南青山6-8-18
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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

November 13, 2018, 9:28 PM

Category: Kawakami Pick Up Sakakibara

ネイビーブレザーとデニム

 

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “ #2

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

僕はジャケットを着る様になってから、デニムを全く穿かなくなりました。

なんとでも合わせる事が出来る便利なデニムに頼るのが勿体無く感じる程。

ジャケットに合わせられるパンツの種類の豊富さ。
そして同じジャケットを羽織った場合でも、ほんの細かなディテールの違いで全体の印象を変える事が出来るのがパンツだと気付いたからかもしれません。

 

そんな僕でも無性にデニムを穿きたくなる瞬間があります。

それはネイビーのブレザーを手に取った時。

ネイビーブレザーとグレーのスラックス。
ネイビーブレザーとベージュのチノ。

いずれもスタイルとして確立はされている物ですが、洋服屋に入りたての僕にとっては中々馴染み辛く落ち着かないコーディネートでした。

今でこそ老けて髭もモジャつきそのコーディネートの爽やかさに耐えられる様になりましたが、
二十歳そこそこのツルツルピカピカの僕がそういった風に合わせてもただの学生になってしまう。。。

ネイビーブレザーにM-45のフィールドトラウザーズ。
と、いうコーディネートは自分的には「これなら!」と感じましたが、それで出勤したら怒られました。

「お前にはコンサバさの欠片も無い。」

コンサバとは一体。。。

当時の僕の働く環境はとてもざっくりと言うと「根っからのクロージング気質の人」と「クラシックな分野を抑えつつ、デザイナーズメインのコーディネートをしている人」の両者に分かれていました。

僕の教育係の先輩は圧倒的に後者で、憧れでもあったので常に目で追うのは「クラシックな分野を抑えつつ、デザイナーズメインのコーディネートをしている人」。

 

それがいけないんじゃ無いかなぁ。と思って「根っからのクロージング気質の人」の人を目で追ってみました。

今日の先輩でジャケットにスラックス・チノパンを穿いていない人は一体何を合わせているんだろう。

それはインディゴデニムでした。

実際にコンサバなのかどうかは違うと思いますが、
一つのスタイルとして確立しているから納得してくれたのでしょう。

ようやくリラックスして売り場に立つ事が出来る様になりました。

そして、徐々にジャケットに合わせるパンツの種類の多さを楽しむ事が出来る様になります。

 

その後も「靴が〜」「靴下が〜」「チーフが〜」「シャツが〜」「ネクタイが〜」「働く姿勢が〜」等様々な課題が僕と僕の財布を、僕のアホさ加減が諸先輩を悩ませるのですが、本BLOGどころか1LDKにすら全く関係の無い話になりそうなので、そろそろ本題に入ります。

 

<SIZE:1 STAFF 荒木 height:169cm body weight:55kg>

CREDIT
cantate “Denim Tapered Trouser” ¥34,000+TAX-

デニムとブレザーの親和性は高いです。

中に合わせるアイテムはニットでもスウェットでも。
シャツにタイドアップしてもOK。

単純に「アメリカ繫り」な点はもちろんですが、バランスさえ間違えなければ子供っぽく見えず、上手くジャケットを着崩す事が出来る点や、何より普段取り入れている日常的な安心感が、「ジャケット」というよそ行きに思われがちなイメージを上手く打ち消してくれるのでしょう。

cantateのDenim Tapered Trouserは「スラックスの様に穿けるジーンズ」を目指したもの。

非常にジャケットと合わせやすいデニムパンツ。

穿き慣れたデニムに、着慣れたスウェット。

出かける際はネイビーのブレザー。

と聞くと、ジャケットというジャンルに対するハードルも少し低く感じるはず。

 

 


CREDIT
cantate “Denim Pants” ¥37,000+TAX-

先ほど紹介したDenim Tapered Trouserは「スラックスの様に穿けるジーンズ」を目指したもの。

逆にこちらのDenim Pantsは、本来のジーンズが持つコーディネートを気にせずにカジュアルに穿きこなせるより気軽さを感じるアイテム。
シルエットは程よい太さを持ったストレート。

生地はリーバイスのヴィンテージジーンズの47年モデルをイメージしたもの。
当時のデニムは青さよりも黒さがあり、男らしいムラ糸と色目が特徴的。

比較的長い間続いたテーパードシルエットブームも落ち着いた今、ストレートシルエットのパンツにジャケットを合わせても別になんら違和感を覚えないはず。

 


CREDIT
LIVING CONCEPT ” TUCK WIDE DENIM PANTS -BIO WASH – ” ¥18,000+TAX-

もちろん色落ちしたデニムと合わせても◎

良い意味での野暮ったさのある巻き縫いのデニムと合わせても。

これ程濃紺のブレザーであれば、デニムの色はかなり薄く、黒靴で締めてあげる方が今の気分かもしれません。

 

 


CREDIT
RICHFIELD ” D-4 ” ¥24,500+TAX-

デニム素材では無いですが、ジンバブエコットンをインディゴでロープ染色した経糸、ベージュに染めた緯糸を使用したムラ感のある生地が特徴的。

シンチバック付き、股上の深いワイドストレートトラウザーズ:D-4。
ワーク寄りの雰囲気ですが、スラックス専業工場で作られた品の良さがしっかりと表に出ているアイテム。

スラックスタイプのトラウザーの綺麗すぎる雰囲気が苦手な方にハマりやすいアイテムだと思います。

5ポケットパンツと比較して、スラックスタイプのトラウザーは全体的な印象を綺麗に整えてくれるので、
先ほどと全く同じトップス/ジャケットでも全体的な雰囲気が変わるのがわかりやすいかと。


CREDIT
RICHFIELD ” D-3 ” ¥23,500+TAX-

先ほどのワイドテーパードと同素材の2タックのテーパードトラウザー:D-3。
ヒップやワタリはすっきりとした印象、股下も短め。
裾はダブル。

デニムと同じ様な感覚で。
ただ雰囲気は綺麗に。

気軽に取り入れられる良いパンツです。

 

偶然僕も今日デニム素材風のパンツを履いて来たのでおまけとして。

経糸にコットン、横糸にカシミアを打ち込んだトリプルデニムにボールバイオ加工した生地を使用した、M-45 フィールドトラウザーズをベースにしたユニークなパンツ。
・・・洋服というのは一度注意されても自分の中で咀嚼して理解さえすれば、舌を出しながら着る事も出来ます。

 

“全ての洋服の原型は欧米から”

イギリス起源のリーファージャケットがアメリカに伝わり、今日僕たちが「ブレザー」として想像するアメリカントラディショナルなものが生まれました。

デニムはそのファッション性と自由度の高さが認められ、アメリカ発祥/ヨーロッパへ逆輸入される様な形で浸透していきます。

フランスではモーリス・レノマ氏が”デニムにジャケット”というコーディネートを定着させました。

 

イギリス生まれ/(大衆的には)アメリカ育ち/ファッションとして昇華させたのはフランス人。

そう考えると、ネイビーブレザーとデニムというのは面白い関係性があると感じるのです。

 

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

November 12, 2018, 8:20 PM

Category: Kawakami Pick Up

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “ #2

 

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

発売日まで少しずつCOMOLIのブレザーの紹介を進めていきます。

 

<Size:1 “STAFF大谷” height:172cm body weight:53kg >

今回のCOMOLIのBLAZERのサイズ展開は1/2/3の3サイズ。

1=44
2=46
3=48

というサイズゲージですが、若干サイズ感としては緩いので体感としては

1=44-46の中間くらい
2=46-48の中間くらい
3=48-50の中間くらい

というイメージで問題ないかと思います。

大谷は44体型でSIZE:1。
僕は典型的な44-46体型でSIZE:1でも2でも着られる様な着用感。
SIZE:1だと多少前肩が当たりますが、綺麗に着るならサイズ1でも許容範囲、という感じです。

着用している本人は全く窮屈さを感じませんが、やや長い着丈、フロントダーツ、背中に乗る様なウェストシェイプが全体的な印象をすっきりとさせています。

袖丈などお直しをする事も可能ですが、カジュアルに着回す場合はコーディネートである程度のサイズ感や袖丈はカバー出来るバランスなので、一緒に色々とお話しさせてください。

 

 

余談ですが、このジャケットは立ち上がりの際に発売した各別注と合わせる事も想定して作りました。

“salvy; for 1LDK AOYAMA HOTEL”

” CLASS for 1LDK AOYAMA HOTEL “

F.LLI Giacometti for 1LDK AOYAMA HOTEL

それぞれがベーシックに、日常的に着回せるアイテムですが、実際に日常的に着てみるとどこかユニークなバランスが癖になるアイテムだったと思います。
(お陰様で現在店頭にあるのはsalvy;のカットソー白のみとなり、全て完売しました。)

 

 

肩幅/身幅がある程度あるので、下に合わせるアイテムも選ばないかと。

 

明日以降、様々なスタイルの洋服と合わせて紹介をしていきます。

 

 

※COMOLI for 1LDK ” COMOLI BLAZER “は11月17日(土)から1LDK AOYAMA HOTELにて発売致します。

誠に勝手ながら、当日店頭にお越し頂く方を優先的にご案内させていただきます。
お取り置き、事前のご予約等も全てのお客様にご遠慮頂いております。
在庫のご用意がある場合のみ、翌日18日(日)から通信販売をお承り致します。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

November 11, 2018, 7:58 PM

Category: Kawakami News Otani

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL ” COMOLI BLAZER “

 

” COMOLI ” – Suit Collection –

” COMOLI ” – Suit Collection – vol.2

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

本日は小森さんにお願いして作って頂いたCOMOLIのブレザーの簡単な紹介を行います。

 

ネイビーのウールサージ/寸胴/段返りの3つ釦/フックベント/フラップ付きのパッチポケット/金釦。

オーセンティックでアメリカントラディショナルな紺ブレは、僕にとっての”はじまりのジャケット”でもあります。

今でこそ面影はありませんが、僕の洋服屋としてのはじまりはテーラードを基調とするドレスクロージング店舗。

入った当初は「スーツ・テーラードジャケット」に対する興味はほとんどなく、むしろ苦手でした。
というか、入って暫く経つまでドレスという概念すら全く理解して無かったです。

非常に漠然としていた「洋服売ってみたいなあ。」という自分の中の気持ちを揉みに揉んで、「全く興味の無い分野から始めて、それでも好きになれなかったら洋服屋は諦めて、違う道に進もう。」という決断の元に選んだ道でした。

「とりあえず売り場に立つ為に、スーツ・ジャケットの基礎を学ぶ為には何を着れば良いですか?」
という僕の質問に返って来た「ネイビーのブレザー、グレーのスラックス。」という答え。

「よし、じゃあネイビーのブレザーを買うか。」と、ざっと売り場を見渡しても当時のクロージング業界のトレンドのせいなのかネイビーのブレザーは並んでいませんでした。。。

 

・・・負けん気だけは強かったので、次の休みの日に青山のBROOKS BROTHERSに行ってブレザーを買いました。

今思えばアンコンのナポリ風仕立てのジャケットが主流、一部構築的なブリティッシュのビスポークブランドの既製服ライン、そして一部ラテン調の遊びの効いたスーツが並ぶ売り場に一人だけアイビー風(しかも全然着こなせていない)な人間が立っているのもおかしな話。

そんな僕を見兼ねてか、一人の先輩がサヴィル・ロウ/ビスポークテイラー:Kilgour French and Stanburyの極端な程構築的なジャケットを譲って下さいました。

僕の中で「仕事をする為にジャケットを着る」のでは無く、「楽しいからジャケットを着る」という風に変化したのはその頃からだったと思います。

その頃の僕の売り場に立てそうな手持ちのジャケット・スーツは、

・BROOKS BROTHERSのブレザー
・ナポリ風のアンコンのピンストライプのネイビースーツ
・北イタリア風のチョークストライプのネイビースーツ
・Kilgour French and Stanburyの構築的なサファリジャケット
・m’s braqueデザイナー:松下さんの監修するコレクションラインのラテンな雰囲気漂うセットアップ

幸運な事に洋服屋として比較的早い段階でそれぞれ異なる国・異なる形・異なる作りのジャケットを着て違いを体感出来たんだなぁ、と思います。

アメリカ人は合理的。
イタリア人は南は暖かで緩い、北は寒いから堅い。
イギリス人は生真面目。
フランス人は芸術的。

よく聞く漠然とした印象を、僕は洋服から。

学生の頃全く興味の無かった世界史やその土地ごとの風土・文化の違いからくる洋服のアプローチを、それぞれのジャケットから感じ取り、楽しむ事を覚えました。

そうして実際に着て生活している内に、僕の好きな物も明確になってきました。

好きな物がより明確になる、という事は人に伝える言葉や投げかける疑問がより具体的になるという事。

ただ、「漠然とわからない事」を聞くのでは無く、「自分の中で明確にわからない事」を聞くと人は答えてくれて、しかもプラスで何かしらの情報だったり課題を与えてくれる、というのを僕は洋服を通して学んだ気がします。

そんなこんなで僕は一枚のジャケットをはじまりとして、洋服の楽しみ方、仕事の仕方、人との付き合い方を学んで今この場所にいます。

もしかすると僕が当時勤めていた場所で
「まずはネイビーのブレザーを。」と言われなかったら。

から始まる、無数のたらればのどれかが欠けていたら僕は今頃洋服屋では無かったかもしれないし、COMOLIのブレザーがこうして店頭に並ぶ事は無かったかもしれません。

 

COMOLI for 1LDK AOYAMA HOTEL
“COMOLI BLAZER”

Color:Navy
Size:1/2/3
Price:¥78,000+TAX-

 

<COMOLI>
コモリ(COMOLI)は日本のトータルウェアブランド。2011年に小森啓二郎氏が自身のブランドをスタートする。

“全ての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的の為に作られた物である。”

この考えをもとにして今の自分に合う上質でシンプルな日常着を展開しています。

 

 

COMOLIとブレザーを作りました。

コンセプトは「ふらっと立ち寄った古着屋で見つけた、最高にテンションの上がる一着。」

あえて誰もがうっとりとする様な上質な素材は使わず、脂の抜けたドライな風合いの尾州産のウールサージを採用しています。

低いゴージライン、極太のノッチドラペル。
芯地入り、肩パッドの入った構築的なシルエット。
AMFステッチ、フロントダーツ。
2つ釦、サイドベンツ。

“ブレザー”と聞けば誰しもが想像する様なマスキュリンなアメリカンな雰囲気も無く、背筋が伸びる構築的なブリティッシュな雰囲気も無く、色気のあるラテンな雰囲気も、軽快なイタリアンの雰囲気も無い。

今の自分が着たいと思える。マイペースに、トレンドを気にせず手に取る事が出来る国籍不明のジャケット。

ブレザーの持つ真面目なユニフォーム的な表情はしっかりと残しつつ、COMOLIのプロダクト特有の柔らかな印象を併せ持ったジャケット。

 

 

実はブレザーはずっと作りたかったアイテム。

ジャケットとしての制限が少なく、カジュアルにもフォーマルにも合わせられる振り幅の広い洋服で、トレンドも年代も性別も関係無く提案が出来る物だから。

ただ、それをどこのブランドにお願いするかを2年くらい揉んでいました。

イタリアン/ブリティッシュはそもそも1LDKのラインナップだと難しい。
ラテンな雰囲気を持つm’s braqueだともう既にインラインで定番化している。
可能性があるとしたらまだアメトラな物だけど、ただそれだけじゃ僕たちも提案がしづらいだろう。

 

2018A/WシーズンのCOMOLIの展示会の際に見た、不思議なバランスながら誰にでも似合い、どんなアイテムとも合わせられてしまう様なスーツ。

それを見て、今回の別注をお願いするのを決めました。

クロージングアイテムを仕事で作り続けてきた小森さんに、COMOLIとしてブレザーの作成を依頼するのはとても勇気が必要でしたが、結果的に形になって本当に良かったと思います。

 

このジャケットの不思議な癖、だからこそ生み出されるバランスの良さは、
小難しい「ドレス/テーラード」というジャンルに対して苦手意識を感じている方がそれを克服できる様な。

はじまりのジャケットになる可能性を感じるのです。

 

 

※COMOLI for 1LDK ” COMOLI BLAZER “は11月17日(土)から1LDK AOYAMA HOTELにて発売致します。

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

November 10, 2018, 9:01 PM

Category: Kawakami News

” COMOLI ” – Suit Collection – vol.2

” COMOLI ” – Suit Collection –

 

こんにちは。

1LDK AOYAMA HOTELの大谷です。

昨日ご紹介したCOMOLIのスーツ。それに合わせるように今季のラインナップに登場したアイテムがありますので、本日はそちらをご紹介いたします。

 

” COMOLI “

-Baby Camel Double Chester Coat-

¥140,000+TAX-

ベビーキャメル100%のダブルのチェスターコート。

軽く、暖かで、ふんわりとした柔らかな肌触りを楽しめるベビーキャメル。

吸湿性と発散性にも優れており、常に乾いた状態をキープする特性があり、また敢えて通常裏側で使用する面を表側に持ってくることで、ラフな表情に仕上げているのも特徴的な一枚。

パットが入り、袖山が盛り上がった構築的なショルダーライン。

袖物の上からガバッと羽織ることを想定したシルエット。

着丈は長く、ピークドラペルのダブルの合わせ。

 

重厚感のある、カッチリとした印象を感じるオーセンティックなダブルのチェスターコートのデザインで、非常に大人の雰囲気が漂いますが、ドレッシーになりすぎないような素材選びはcomoliらしさもしっかりと感じます。

スーツと合わせた時の、背筋が伸びるような雰囲気を是非。

 

続いてはインナーのアイテムを。

” COMOLI “

-Denim Shirt-

¥24,000+TAX-

洗いのかかったデニムのシャツ。

クタクタにさせてスーツのインナーに合わせて欲しい。とスーツラインのタイミングで入荷してきました。

いかにもなウエスタンシャツ。という訳では無く、フラップポケットやショルダーヨークなどのディテールを削いだクリーンに合わせて頂けるデニムシャツです。

フランネルやツイードの生地感のある素材にも負けないデニムの生地。

色合わせもしやすいインディゴの色。

大半の袖物とのコーディネートを楽しんで頂けそうです。

 

” COMOLI “

-Lambs Wool Turtle Neck Knit-

¥28,000+TAX-

 

 

” COMOLI “

-Lambs Wool Crew Neck Knit-

¥26,000+TAX-

タートル/クルーネックのニットはラムズウール100%。

繊維が細く、しなやかさと光沢感を持ち、ふっくらとした肌触りやチクチク感を感じさせないタッチが魅力です。

メランジの奥行きのある表情も◎

サイズ感は比較的コンパクトなシルエット。アームのもたつきもなく、スッキリとした着丈になるので、袖物との相性はもちろん抜群です。

 

デザイナーの”今”の自分に合う上質でシンプルな日常着を展開するCOMOLIによる本気のラインナップ。

スーツと合わせて是非こちらのアイテムもお試しいただければと思います。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 大谷

 

November 9, 2018, 8:05 PM

Category: Otani Pick Up Sakakibara