1LDK AOYAMA

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THEME: Kawakami

m’s braque – ARCHIVE & SAMPLE SALE –

 

 

ヨーロッパ各地を回り、ヴィンテージやデッドストックなど現代では再現できない貴重なもの、意匠的な素材や付属で独自のパターンメイキングを表現すること。

テーラリングをベースにしながら、艶や色気と共に独特の‘抜き’が内在。

日本の職人技術を取り入れたり、新しいステッチを試みるなど、途切れることのない創作への意欲。

表層的なデザインだけでなく、カッティングや流れる曲線を大切に、着心地とデザインを両立。

その圧倒的な背中の美しさ、こだわった‘物造り’を追求し、独自のスタイルを提案するブランドが存在する。

“m’s braque”
目指すのはモードとクラシックの間のリアルクロージング。

 

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

既に1LDK AOYAMA HOTELではお馴染みのブランド:m’s braque。

ラテン的な艶やかさ。
ブリティッシュな構築的で重厚感のある厳格さ。
イタリアンな軽快さ。
アメリカンな合理的で良い意味での大雑把さ。

そして日本人の持つサンプリング能力と、一つの事をとことん突き詰める誠実さが生み出すコレクションの数々。

メンズのドレスに精通し、しっかりとしたテーラリング技術を持ち、ファッションとちょっとした茶目っ気を持ち合わせるこのブランドにしか表現できないアイテムがたくさんあります。

と言っても、1LDKというお店の提案的にハマる物もハマらないものもしばしば。

それはセレクトショップならではの世界観だったり、棲み分けだったりとしょうがない部分でもありますが、
折角取り扱っている以上、そのブランドの世界観はなるべくそのままお伝えしたい、と感じるタイミングが多いブランドでもあります。

 

 

m’s braqueは設立当初からヨーロッパ各地を巡って探し出したヴィンテージのデッドストックの生地や釦といった付属品を多用しています。

その理由から、特にコレクション初期のものに関しては付属する釦もバラバラ。
用いるのはデッドストックの取りきりの生地が多く、オーダーがまとまって入ってしまうと事実上そのお店のエクスクルーシヴ扱いになってしまう事も多々あったそうです。。。

と、なんとも商業的な匂いを全く感じさせない、非常に好感度の高い不器用さを持つプロダクト。

現在ではそういった生産的な問題(これはお客様に対する、というよりかはビジネスとしての)は比較的解決されてきている様ですが、ヴィンテージやデッドストックの素材・付属を使う点は一貫して変わっていません。

パッと見るとなんでも無さそうにサラッと使っている生地でも、実はヴィンテージの生地だったりするから見ていて面白いです。

 

年に2度ほど、代理店の方から過去のサンプルを含めて見せて頂ける様な機会があるのですが、細かく見ていると何日かかるんだろう。。。と、ワクワクする様な内容。

折角なので、そのままお客様に楽しんで頂きたいな、と思い相談したところ、1LDK AOYAMA HOTELでm’s braqueのアーカイヴ・サンプルの即売会を開催出来る事になりました。

 

 

m’s braque
– ARCHIVE & SAMPLE SALE –

07.06 FRI – 07.22 SUN

 

全て一点もののシンデレラサイズ。

生地的な問題から製品化されなかった物などは省いていますが、
業界ならではの諸事情から製品化されずに世に出回らなかった物等もあるので、見応えはあるはずです。

台風の煽りを受けて、明日明後日は来て頂いた方はゆっくりご覧頂けるかと思います。
スタッフと共にお楽しみ頂ければ嬉しいです。

 

 

○ お問い合わせ先

1LDK AOYAMA HOTEL

〒107-0062
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

info@1ldkshop.com

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

July 5, 2018, 9:18 PM

Category: Kawakami News

FRANK LEDER – ARCHIVE & SAMPLE SALE –

 

WOMAN MOVING SALE at 1LDK AOYAMA HOTEL

1LDK AOYAMA HOTEL 2018S/S SALE

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

今シーズンもFRANK LEDER – ARCHIVE & SAMPLE SALE -を開催しています。

毎期リリースされるシーズン物ももちろんですが、このブランドの魅力は過去のアーカイヴにも存在します。

クローゼットの中に数年間眠っていたアイテムほど、その時の気分にハマるとより愛着が湧くことは少なからずあるはず。

流行り廃りを追わずに、自分が作りたいもの、表現したいものを作り続けているFRANK LEDERというブランドならではの楽しみ方がそこにあります。

 

今日はサラッと内容だけ。

デザイナー:FRANK LEDER自身が自らの手で染め上げ、ブリーチを行なったINK DYED/BLEACHシリーズ。

FRANK LEDERが元々用いるBED LINEN・FUNDAMENT COTTON/LINENのポテンシャルを引き出す様なアイテムの数々。

おそらく2018SSコレクションの展示会の際に、このサンプルの迫力に目を奪われたバイヤーの方は非常に多かったと思います。

 

1LDK AOYAMA HOTELでは型・色に絞ってオーダーしていました。
今回のSAMPLE SALEではフルラインナップ、とまでは行きませんが、比較的種類は見られるので気になっていた方はこの機会に是非。

個人的には特にこの染め・ブリーチのシリーズのファーストサンプルの迫力は、製品とはまた違った物があると感じます。

 

そして、2018SSシーズンコレクション:BOHEMIA。

シーズンテーマがダイナミックにプリントされるカットソー・ニットや、
初の試みとなるヴィンテージのポストカードを転写プリントしたシャツ・ジャケット類等。

斬新で目を惹くデザインももちろんですが、
BOHEMIAの地に根付く、若者たちが強さと敏捷さを誇示するための集団競技において用いられるであろうディテール(例えば逆立ちしている状態で初めて活躍するポケット等)が施されるピースが数多く存在するコレクションでした。

わかりやすい様でわかりづらい。
奥行きある背景と、経年変化を含めた非常に可能性を秘めたファッションピースは2018SSシーズンも健在です。

アーカイヴ物は順次売り場に投入していく予定です。

 

宝探しの様な感覚で、お楽しみ下さい。

 

○ お問い合わせ先

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

July 1, 2018, 9:05 PM

Category: Kawakami News

日本の美しいデニム vol.2

 

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

昨日に引き続き本日紹介するのは日本最高峰の機屋、工場と直接コンタクトを取りながら、メイド・イン・ジャパンのスタンダードな洋服を創り続けるブランド:cantateが送る「日本の美しいデニム」

 

cantateを取り扱い始めてから1シーズン明けた際に、お客様からの声で非常に多かったのは、
「トラッカージャケットを作って欲しい。」という要望。

いずれも昨日紹介したDENIM TAPERED TROUSERSのシルエットの美しさを体験した方からの声だったのですが、
それだけcantateのデニム素材を体験して感じた期待が大きかったのでしょう。

2018SSシーズン、cantateは3rd typeのトラッカージャケットをリリースしました。

1LDK AOYAMA HOTELでは加工あり、加工なしのタイプを2型用意していましたが、
事前に期待されていた商品なだけあり、僕が休みの日に納品されて、次の出勤日には無くなっていた様な気がします。

 

 

“cantate”
– T-Back Jacket – ¥49,000+TAX-

2018AWシーズンにリリースされるモデルは506xx 1stモデルのT-Backをモディファイしたもの。

1940年代当時の旧式の織機で生産されるデニムの生地幅が狭い為、
大きいサイズを作る際はバックセンターに切り替えを入れて縫製されました。
その為全てのT-backは身幅や腕周りが非常に大きい事が特徴です。

価格帯的にも現存する枚数的にも手に出来る方は限られると思いますが、
今回のcantateのT-back Jacketはその元ネタのディテールはそのままにサイズ感を調整した一枚。

と言ってもただ単純に見た目だけトレースしたのでは無く、しっかりとこのブランド特有のアプローチも感じるアイテムです。

深く取られたタックは、シンチバックを締める事により美しいバックスタイルを生み出します。

ファーストタイプの男らしい印象は残しつつも、上品さすら感じます。

シンチバックはcantateオリジナルです。
細かい部分にまで妥協を許さない点は、このGジャンにおいても変わる事はありません。

釦には全て水牛ボタンを使用。
深いインディゴに深いブラウンのホーンのコントラスト。

釦を閉めるのが楽しみになる様な仕様。

デニム素材は昨日紹介したDENIM PANTS同様にリーバイスのヴィンテージジーンズの47年モデルをイメージしたもの。
当時のデニムは青さよりも黒さがあり、男らしいムラ糸と色目が特徴的。
そのムラを再現する為に縦糸を7番、横糸を7.4番に。
その特徴的な色目を表現する為に縦糸はトップ染のベージュに。
もちろん旧式の織り機で時間をかけて丁寧に織られたセルヴィッチ付き。
耳の色はピンクですが、洗いを重ねるごとに緩やかに退色していきます。

身幅をすっきりとさせた分、着丈はそこまで短めの設計ではありません。
男らしいイメージが先行するモデルですが、cantateのT-backはそれと共に上品な印象を与えてくれるはず。

スラックス等のカジュアルなドレスアイテムとの相性は抜群です。

ただ、僕はこのデニムジャケットに袖を通した瞬間に、無性にデニムのセットアップで着用したい気持ちにさせられました。

もちろん様々なコーディネートに用いる事が出来ますが、
コーディネート云々では無い、衝動的な魅力すら感じるアイテム。

cantateの洋服の魅力は、この様なベーシックなアイテムこそひしひしと伝わってくるもの。
日常の中で自然と手に取り、着用している内に生まれる経年変化で、このデニムの魅力を改めて実感してみて下さい。

 

“cantate” – DENIM TAPERED TROUSER&PANTS –
日本の美しいデニム vol.1

 

 

cantate 2018AWシーズンのコレクションは昨日・今日で紹介したデニムに始まり、今月から来月にかけて少しずつ送られてきます。

ただ、比較的納品からの動き出しが早いブランド。

中々一度にまとまったコレクションを見る機会も無いかと思います。

そこで、先シーズンに引き続き1LDK AOYAMA HOTELにデザイナー:松島氏をお招きして2018AWコレクションを自ら接客していただくイベントを7月末に予定しています。

合わせて、1LDK AOYAMA HOTELの為に特別に作って頂いたアイテムのリリースも予定しています。

 

cantate for 1LDK

“Royal Flannel Coverall”

詳しい情報の公開はもう少し先です。
お楽しみに。

 

 

○ お問い合わせ先

1LDK AOYAMA HOTEL

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 20, 2018, 8:40 PM

Category: Kawakami Pick Up

日本の美しいデニム

 

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

本日紹介するのは日本最高峰の機屋、工場と直接コンタクトを取りながら、メイド・イン・ジャパンのスタンダードな洋服を創り続けるブランド:cantateが送る「日本の美しいデニム」

 

まずはブランド設立当初から作り続けるcantateのアイコン的デニムトラウザー。

“cantate”
– DENIM TAPERED TROUSERS – ¥34,000+TAX-

1LDK AOYAMA HOTELでは定番的にオーダーしているモデル。

その口コミで拡がったシルエットの良さから毎シーズン非常に短い期間で店頭から姿を消すアイテムでもあります。

ドメスティックブランドで三万円を超すジーンズ、しかも目立ったデザイン性も特に無いパッと見はシンプルな物。
と考えると非常にハードルの高いものの様に感じるのですが、
その価格的ハードルを簡単に飛び越える魅力は、実際に履いてみると確かに実感出来るはず。

素材はカリフォルニア・シエラネバダの雪解け水と肥沃な土壌で栽培された綿花:サンフォーキンコットン。
それを岡山の機屋で時間と手間をかけて丁寧に紡いだもの。
世界で圧倒的支持を受ける日本のデニム工場でユニオンスペシャルを使用して仕上げられた一本は、
生地と共に、これからのエイジングをとことん楽しませてくれるでしょう。

細かな隠しリベット・Vステッチ・ヴィンテージのTALON ZIPなどはもちろんのこと。

バックポケットからウェスト部分までの「ひと文字」と言われる縫い方。
あるいは1mmだけずらしたベルトループの縫い方。

デニムマニアも唸ってしまう様な凝った縫い方やディテールは持ちながらも、テーラードアイテムに合わせてさりげなく穿いてもらえる様に。

このジーンズはデザインされてます。

個人的にはサイドシーム部から持ち上げられる様に設計されたウェストラインがこのジーンズの穿き心地をよりよくしていると感じます。
ウェストをしっかりと包みつつ、ベルトを締めると共にヒップのシルエットを持ち上げる様な設計。

丁寧に手作業で取り付けられた水牛のボタン。

お腹にあたる部分で、金属アレルギーの方にストレスを感じさせない様に。
という気遣いもある一方で、全体の表情を上品に仕上げるディテールになっています。

特筆すべきは何よりもそのシルエットの良さでしょう。

太腿から裾にかけて細くなり、革靴・ジャケット等のドレスアイテムとの相性も考えて作られた理想的なバランス。

デザイナーさん曰く、
「その昔、アメリカの西部の男たちはドレスアップをするときに、ジーンズにセンタークリースを入れてブーツを履きましたが、このモデルもそんな穿き方が似合うでしょう。」とのこと。

センタークリースは洗濯をすると消えますが、ご自分のスタイルに合わせて再度クリースを入れ直すか、そのままカジュアルに履くかで使い分けをしても楽しいかと思います。

ここまでジャケットとの相性が良いジーンズは他にはありません…..
いや、あるにはあると思います。

ただ、個人的に見てきたそう言った物は特にイタリア物の特有の臭さを持っていたりと、手が伸びないものが多いのです。

ジーンズに対する思い入れはしっかりと詰め込みつつも、そう言ったこだわりをこれ見よがしに披露しないシンプルさと上品さが生み出す、穿くと自然とジャケットを羽織りたくなるジーンズ。

 

次は先シーズンより定番化したcantateの新モデル。
と言っても、アイテム自体はクラシックな501TYPEを現代的にモディファイしたアイテムなので、馴染みやすいモデルとも言えるでしょう。

“cantate”
– DENIM PANTS – ¥37,000+TAX-

先ほど紹介したDENIM TAPERED TROUSERは「スラックスの様に穿けるジーンズ」を目指したもの。
逆にこちらのDENIM PANTSは、本来のジーンズが持つコーディネートを気にせずにカジュアルに穿きこなせるより気軽さを感じるアイテム。

シルエットは程よい太さを持ったストレート。
「ジャストフィットで穿ける様に」開発されたこのデニムは太ももとヒップの納まりを工夫したモデル。
穿きやすく、ヒップ周りのもたつきも無く身体にフィットします。

デニム素材はリーバイスのヴィンテージジーンズの47年モデルをイメージしたもの。
当時のデニムは青さよりも黒さがあり、男らしいムラ糸と色目が特徴的。

そのムラを再現する為に縦糸を7番、横糸を7.4番に。
その特徴的な色目を表現する為に縦糸はトップ染のベージュに。

もちろん旧式の織り機で時間をかけて丁寧に織られたセルヴィッチ付き。
耳の色はピンクですが、洗いを重ねるごとに緩やかに退色していきます。

その縫製技術の高さが感じられる様な、裏まで綺麗なジーンズ。

ボタンフライのすべての釦を水牛釦に揃えた面は、持ち主にしかわからない様な特別な美しさがあります。

デニム・縫製・糸・リベット・ホーンが生み出す、正に彫刻品の様なアイテムです。

「ジャストフィットで穿ける様に」
その言葉通り、ウェストに合うサイズを選ぶとこのジーンズのシルエットの良さに驚くはず。

窮屈さを感じない腰回り。
もたつきも野暮ったさも感じさせない初めての感覚です。

ストレートにストンと落ちるシルエットに、男らしく溜まるクッション。

ジーンズから離れてしまった人を、もう一度ジーンズの魅力に呼び戻す様な一本。

「ジーンズは大きく履いてなんぼ。」

そう言う方もいるかと思います。

cantateデザイナーの松島さんは、「ジャストフィットに穿ける様に」と自ら考えて作ったジーンズを、すぐにサイズアップして穿いていました。

自分の気分次第でどうとでも穿けてしまうジーンズの懐の深さを持ちつつも、細部まで拘り抜かれた美しいジーンズ。

 

本当はこの流れでもう一型紹介する予定だったのですが、思った以上に長くなりそうなので明日改めて。

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 19, 2018, 5:54 PM

Category: Kawakami Pick Up

次のシーズンに向けて

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

個人的に最近淡々と商品紹介をしすぎているように感じるので、
これからは定期的に今後入ってくるもの/仕込んでいる最中の物の紹介やお店の物とはあまり関係の無さそうなBlogを書こうと思います。

今日は次のシーズンに仕込んでいるアイテムの紹介を少しだけ。

 

1LDK AOYAMA HOTELでは数シーズン前からイタリアのシューズブランド:F.LLI Giacomettiの取り扱いをしています。

前の職場で知ったイタリア:ヴェネト地方のシューズファクトリー。

誰もが聞いたことがある様なメゾンブランドの足元を支える確固たる技術と経験を持つファクトリーですが、僕がF.LLI Giacomettiというブランドに対して興味深いと感じる点は、そこだけではありません。

 

F.LLI Giacometti。

それは世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意、そして高いサンプリング能力とイタリアの確固たる技術・経験の融合により生まれる実用性/ファッション性/独自性溢れるシューズブランド。

 

 

靴、特にドレスシューズはいくつか履き比べる事により、それぞれの良さを深く知る事が出来る物。

例えば、僕がALDENを買うきっかけになったのは、
洋服屋を始めて、「これ最高に格好いいなぁ。」と思って買ったイギリス靴に足をボロボロにされた経験から、
「かっけぇ靴は痛ぇ。」というイメージを持ってしまった僕の耳に飛び込んできた、
「ALDENはすごい。格好良くて一日中履いても全く疲れない革靴だ。」という非常に興味をそそる言葉でした。

時間をかけて何足か買ったり譲ってもらって履いてみたのですが、
ヴァンラストのコードヴァンペニーローファーに甲骨を攻撃されて、
アバディーンラストのタッセルローファーとシングルモンクにタコだらけと外反母趾にされて、
バリーラストのロングウィングに更にそのタコを痛めつけられた結果。

ようやく最後に買ったモディファイドラストのプレーントゥにより、その「一日中履いても全く疲れない履き心地」を体験する事が出来ました。

因みにそこまでたどり着くのに3年くらいかかりました。

めげずに挑戦し続ける事が出来た原動力は、当時の職場の先輩からの「自分の足に靴を合わせるんじゃない。履きたい靴に自分の足を合わせるんだ。」という今考えると意味のわからない強力な洗脳と、単純に革靴の魅力に対する好奇心から。

 

確かにモディファイドラストの履き心地は良かったですが、僕はあのラストが生み出す独特のフォルムに最大の魅力を感じます。
土踏まずのシェイプからボリュームあるトゥ部分に流れるラインは最高に美しいです。
ただ、とりあえず磨けばなんとかなるコードヴァンに履き慣れてしまった僕にとって、ALDENの革質にムラのある繊細なカーフは非常に扱いづらかった記憶があります。

ヴァンラストのペニーローファーのアメリカンな軽快さ。
これは幾度となく海水に浸された過去を持つ、代々前職の先輩から受け継がれ、最終的に僕の元に辿り着いた革質がボロボロになったコードヴァン。
磨けばビカビカに光ったので、前知識で持っていた「コードヴァンは水に弱い。」というイメージを払拭させてくれたシューズでもあります。
ただやはり塩分により死んでしまった革だったので履いているうちにモカから裂けて以来、靴磨きの練習に使っていました。
あと、この革靴を経て靴は中古で手に入れる物では無いと学びました。

アバディーンラストのコードヴァンタッセルローファーの万能性と、出るとこは出てて絞るとこは絞ったあの特有のフォルムは他のブランドのタッセルローファーに無い魅力があります。
何より一番最初に自分で買ったALDENだったので、個人的には思い入れのあるモデルでもあります。
ただ、アバディーンラストがローファー木型では無い為か僕の足の形が悪かったせいかフィッティングが正確でも履き口が笑ってしまうところは気になりました。

バリーラストのバーガンディのコードヴァンロングウィングの戦車の様な男心くすぐる存在感。
当時の先輩には駄目出しされたコーディネートでしたが、極太のパンツから覗く艶やかなメダリオンのバランスが僕は好きでした。
ただ、工場でのソールの接着が甘かったせいか履いている内にソールが徐々にズレてきました。
あと犬の糞を踏んでからショックで一年くらい放置しました。

そしてアバディーンラストのダークブラウンスウェードのシングルモンクは「お前はコンサバさのカケラも理解しようとする姿勢も感じられないから。」という理由でオーダーした(させられた)モデル。
苦手だったジャケパン/スーツスタイルまでこなし、「本当にこの靴好きになれるのかな。。。」という不安も長い時間をかけて先輩への感謝の気持ちに変えてくれたシューズでもあります。

 

僕が持っているモデルはALDENの中でも非常に少ない型数ではありますが、それでも各モデル・木型によって全く異なる魅力を持つのを、それぞれを履き比べる事で感じる事が出来ました。

アンラインド(ライニングがつかないもの)は見た目からふにゃふにゃしていたのが何故か気に食わず手を伸ばさなかったですし、シングルモンクとモディファイドラストプレーントゥ以外はコードヴァンだった為、違う革質の物を履いてみたらまた違った印象を覚えていたのかもしれません。

靴は別にその木型が自分の足に合おうが合わなかろうがフィッティングさえ問題なければ単純に「格好いいし、この靴にしか出来ないコーディネートがある。」という理由で履けてしまう物だと感じます。

ただ、ALDENを買い足しつつも結果的に一番履く機会が多かったのはバリーラストのロングウィングのグッドイヤーのソールのコバのボリュームが気に入らなくて買い足したHeinrich DinkelackerのRioのフルブローグと、他のブランドには無いずっしりとしたボリュームがあり、ネイビーのコードヴァンがとても美しかったローファー:Weinでした。

この2つのモデルは僕の甲高で幅広の足の形にとてもフィットした上に、一足ずつ職人が手作業で作る重厚感ある雰囲気も含め、見た目が非常に格好が良かった。

 

別にどっちが上で〜と言った話ではなく、例えば見た目が同じくらいの完成度であれば、より履いていて、洋服と合わせていて、ストレスの無いものを自然に選んでしまうのは当たり前です。
結果的に当時の僕にとっての良い靴とは、履いていて全くストレスのなかったHeinrich Dinkelackerの2足だったのでしょう。

因みに同じ木型のRioでも3アイレットのプレーントゥは全く履かなくなりました。
アイレットの数でフィッティングが全く違い、履いていて落ち着かなかったからです。

靴選びは本当に難しいと感じます。

 

「良い革靴」の定義は本当に人それぞれです。

・コストパフォーマンスが良い
・ブランドネームが良い(PR力が強い)
・革が良い
・履き心地が良い
・使用用途にあった
・軽い
・かっけえ
・流行ってる
・雨の日でも履ける
・適切な手入れさえすれば長く履ける
・誰とも被らない自分的最強のやつ
・今だから感じる、その背景が面白いもの
・今はもう手に入らないもの
・自分の足にしっかりと合うもの

等、一つ一つ上げていくと無限に広がる要望と目的を叶え続けてきたシューズメーカー。
それぞれがそれぞれの用途に向けて多岐にわたるモデルをリリースしてきました。

John Lobb/Anthony・George Cleverly/Edward Green/Church’s/Crockett&Jones/Tricker’s/Enzo Bonafe/Santoni/Le Yucca’s/TANINO CRISCI/Silvano Mazza/
J.M WESTON/Corthay/Aubercy/Paraboot/Vass/Heinrich Dinkelacker/Ludwig Reiter/ALDEN/Florsheim/Allen Edmonds/大塚製靴/三陽山長/HARUTA等。

貴族階級に向けたもの・経験と知識を受け継ぐ伝統的なもの・歴史の長いもの・今は無きもの・ライセンスが生き残ったもの・名門から出て新たに生まれたもの・大衆的人気を勝ち取ったもの・その地域に根付いたもの。

僕の非常に心許ない経済力と偏見的な物の見方では一生全てを履き比べる事は出来ないと思いますが、果たして全てを履ききった時に見える靴選びの真理とはどんな物なのでしょうか。

と、想像してみても結局は人それぞれの足の形や好みに依存するもの。

小耳に挟んだだけの他人の言葉や、実際に履いた事も無いのに良さを勧めてくる店員の助言、調べると溢れ出てくるネットの情報は必要無く、まさに自分の足を使って経験し、足りない部分を埋める為に選び出したものこそが「本当に良い革靴」なんだと思います。

 

 

     

F.LLI Giacometti for 1LDK

“GOAT LEATHER DERBY SHOE”

 

F.LLI Giacometti。

シューズファクトリーの得意分野/地域に依存する特性/今までこなしてきた仕事内容を細かく理解し、自らの思い描くシューズに的確に落とし込んで生まれたコレクションは、数多くの革靴を自身の足を使って探し出してきたからこそ出来る仕事です。

ローファーにはローファー木型を。サンダルにはサンダル木型を。
シューズにはシューズ木型を。ブーツにはブーツ木型を。

当たり前の様に思えて、実は多くのシューズメーカーが行なう事が出来ていない誠実な靴作り。

見た目だけではなく、実際に履く人の履き心地を踏まえてその靴の理想的な見え方を考え貫き通す芯の強さ。
そして、自らが想像する独創的なシューズに適した木型をアプローチする、知識に裏付けられた柔軟性。
多種多様な革を用い、それを選ぶ人間の感性を試す様な攻撃性。

 

何よりも、世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意と、それをベースに新たな物を作り出す感性。
その高いサンプリング能力とイタリアのファクトリーの持つ確固たる技術と経験の融合により生まれる、オリジナリティ溢れる実用性/高いファッション性。

 

1LDK AOYAMA HOTELの2018AWシーズンラインナップの一つとして、F.LLI Giacomettiに特別なシューズを作って頂きました。

「日本の都市生活者に向けたドレスシューズ。」

この一足が手持ちのシューズに足りないと感じている穴を埋めてくれるはず。

実際の発売は7月下旬から8月上旬頃になります。

サンプルはこの週末にはお店に用意できるかと思いますので、気になる方は是非お声かけ下さい。

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 13, 2018, 9:28 PM

Category: Kawakami News

CLASS “CUT&SEWN”

 

1LDK IDとFEATUREページが更新されました。

LDK Stand Buy Me!

Marunouchi Happ “1LDK Stand POP-UP STORE”

1LDK presents 2018S/S MENS&LADIES SAMPLE SALE

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

昨日のSTAFF大谷に触発されたので、個人的なお勧めをピックアップして紹介します。


“CLASS” – HOOPER – ¥13,000+TAX-

一見普通のL/S TEE。

ただ「一見普通」なアイテムほど面白いディテールが詰まっているのもCLASSというブランドの魅力でもあります。

身頃はカットソー素材、袖は布帛のコンビネーションという作りのユニークなカットソー。

異なる性質の素材を使用しながら、同色で組み合わせているのでシックな仕上がりに。

袖の布帛素材は80年代に作られた、今では製造する事が困難なデッドストックのカラミジャガードを使用しています。

肩は大きめに設計されていますが、身幅/着丈はそこまで極端に大きな作りではなく、ややコンパクトな印象。

袖のジャガード織りの雰囲気と相まって、落ち着いた印象のL/S カットソーに仕上がっています。

僕は夏でも半袖にショーツという格好は落ち着かないので、
トップスが半袖の場合はボトムスはフルレングス。
ボトムスがショーツの場合はトップスはロングスリーブという装いをする事が多いです。

ただ、やっぱり暑いんですよね。

ボトムスの場合は軽い素材を持って来ればある程度は我慢できるのですが、
トップスがロングスリーブだといくらショーツを穿いているとは言え真夏では厳しいところ。

このCLASSのカットソーは袖がレースなので僕のジレンマを解消できるはず。。。とオーダーしました。

一枚で着られるのはもちろんですが、半袖やノースリーブのアイテムとのレイヤードが出来る点もこのカットソーの魅力的なポイントの一つ。

アメリカ製のヘビーなカットソー等と合わせると、その素材感の違いがより楽しめるかと思います。


CREDIT
“MIDORIKAWA” – INDIGO SILK TROUSER – ¥42,000+TAX-

シンプルなスタイルでもシンプル過ぎずに上手くまとまってくれる、これからの時期にオススメしたいアイテムの一つです。


CREDIT
“TONSURE” – SHORTS W/PATCHES – ¥38,000+TAX-

前述した通り、そこまでゆったりとしたシルエットでは無いので、ボトムスはボリューミーな物を持ってくるとバランスが取りやすいかと思います。

 

次はこちらです。


“CLASS” – SIGHT – ¥24,000+TAX-

エルボーレングススリーブのオフネックプルオーバーのトップス。
ネックのトップにウルトラスエードのドローコードを入れている為、ネックが立ち上がるのが特徴。

素材には、肌に触れる内側にコットン、外側に光沢のあるナイロンのダブルフェイスのジャージ素材を使用しています。

夏場にコットン素材のカットソーを手にする、という選択肢自体に飽きが来ていたのでこういった異素材系のカットソーを一つ持っていると面白そうだなぁ、と思ってオーダーしました。

身幅は緩く、着丈はややすっきりとしたパターン。
アームホールも大きめで重ね着が可能なので、半袖のスウェット感覚で楽しめるアイテム。

何よりコットン一辺倒だったカットソーの選択肢を増やしてくれる様な。
コーディネートのバリエーションを豊かにしてくれるアイテムです。

 

CLASSの洋服を目にする度に、未来の世代に対する新たな古着を作っている様な印象を覚えます。

洋服・素材への探究心。
カルチャーの引き出しの多さ。
クラシックな物作りに対する理解と、それを一歩先へ突き上げる様な想像力。

 

単純に買い物する以外の楽しみ方を与えてくれる洋服。

オススメです。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 8, 2018, 6:57 PM

Category: Kawakami Pick Up

saravah – CAP/HAT SERIES –

 

1LDK IDとFEATUREページが更新されました。

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Marunouchi Happ “1LDK Stand POP-UP STORE”

1LDK presents 2018S/S MENS&LADIES SAMPLE SALE

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

ついに僕が大嫌いな季節が訪れようとしています。

ジメジメした天候に一ヶ月近く悩まされた上に梅雨が明ければ、次に来るのは息をするのも苦しい様な暑さと日照りと汗とゲリラ豪雨。

ただ、今の時期だからこそ本当の物の良さが感じられるアイテムがあります。


“saravah” – COTTON BERET – ¥7,000+TAX-

一昨年まで気に入った形のベレー帽がウールのフェルト物しか無く、夏でも「フェルトは通年物」という謎の理論の元にかぶり続けていました。

もちろん暑いですし、水で手洗いすれば多少のケアが出来る一方でどうしても縮んで形が変わってしまう事にストレスを感じていたところ、去年に出会ったこのsaravahのコットンベレー。

コットンなので、ウールよりも熱が篭らず。

僕らは毎日被っていた為、帽子が日焼けする事だけが気になったので同じ色を何点かまとめて購入。

一日毎に交代させていたのですが、それでも汚れが気になった場合は風呂に入る時に漬け置きして、上がる時に手で揉んで汚れを落として一日乾かせば汗も汚れも落ちて型崩れもせず。

「ベレー帽はいかにもお洒落してます、って感じで苦手。」と、敬遠される方もいらっしゃるかと思いますが、saravahのコットンベレーはかぶりの浅いニットキャップ感覚で使用出来る点も◎

個人的には入荷当初からお客様にお勧めし続けているアイテムの一つです。

去年はスタッフの購入数が多く、追加でオーダーしても比較的すぐに無くなっていたのですが、今年は本格的に活躍する今時期でも残る様に大量にオーダーしているので、売り場で見かけたら是非お試し下さい。

 

そういえばまともに紹介した事が無かった事に気付いたので、改めて紹介致します。

– saravah –

saravahは日本のハットブランド。

デザイナーは坂口直顕。

基本的に手作業で作られる彼のプロダクトは、一見ユニークながら奇抜だけで終わらないベーシックさを確かに感じる事が出来ます。

コーディネートの仕上げに帽子をかぶって初めて完成する世界観を提案。

テンプレートの様に決められている帽子の素材から、少しだけ目線を変えた独特な素材使い。

その裏に確実に存在する帽子自体への想いと、彼自身の視点でサンプリングを行なって生まれるユニークなアイテム。

 

saravahの帽子は、あなたの個性を引き出すきっかけの一つになってくれるはず。


“saravah” – SAILOR HAT – ¥12,000+TAX-

ブランド定番のSAILOR HAT。

深いクラウンと、太いブリムが頭をすっぽりと覆いコンパクトな印象に。

カラーはホワイトとグレンチェックの2色展開。

ホワイトはがっしりとしたコットン素材を。
グレンチェックは打ち込みが強く糸の細い上品なコットン素材を使用。

ブリムは折り曲げる事により、その日の気分やコーディネートによって形を変える事が可能に。


CREDIT
“COMOLI” -COTTON SILK MESHKNIT – ¥32,000+TAX-
“I” – TRACK SLACKS – ¥24,000+TAX-


CREDIT
“P.A.M” – SUPIMA ROLL NECK TOP – ¥18,000+TAX-
“P.A.M” – PERSPECTIVE DENIM TRAVELLER PANT – ¥35,000+TAX-

一見ユニークですが、かぶってみるとそのコーディネートのしやすさに驚くアイテムです。
女性の方にも、男性の方にもお勧め出来るハット。

 

次は思わずクスッと笑ってしまう様なキャップを。


“saravah” – NECK COVER CAP – ¥12,000+TAX-

夏場でも首元が日焼けしない様に着脱可能なネックカバーが付属するジェットキャップ。

「ありそうで無かった。」というよりかは「あったけど絶対に取り入れる事の無かった。」ディテールに挑戦してきた事がとても面白くてオーダーしています。

夏場のラフな装いにサラッと合わせていたら様になりそうなこのキャップ。

悪天候の際に首元に雨が吹き込んでくるストレスもこのキャップがあれば軽減できる。。。かも。

もちろん、ネックカバーを取り外して着用することも可能です。
(取ったら普通に形の良いジェットキャップです。)

カラーはレインカモ1型のみオーダーしています。

デザイナーの坂口さんはとても物腰が低い一方で、自分が生み出す帽子に対しては毎シーズン際どいところをちょうどよく攻めてきます。

落ち着いた口調の裏側に潜む「これくらいサラッとかぶって下さいよ。」と、挑発してくる様な姿勢がたまらなく面白く、病みつきになるブランド。

帽子はかぶり慣れてなんぼ、という姿勢は彼から教わりました。

 

洋服は一通り買い終えて、後は夏の暑さと戦うだけ。

そんなこれからのシーズンを楽しんで乗り越えられる様な帽子はいかがでしょうか。

 

○ お問い合わせ先

1LDK AOYAMA HOTEL

東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552

 

 

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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

 

1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

June 6, 2018, 7:32 PM

Category: Kawakami Pick Up

WHO’s MAKING presents – E-WAX ART EXHIBITION – at 1LDK AOYAMA HOTEL

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

今週末から始まるイベントの告知を。

 

 

WHO’s MAKING presents – E-WAX ART EXHIBITION –

at
1LDK AOYAMA HOTEL

05.19 SAT – 05.27 SUN

 

WHO’sMAKING…(フーズメイキング)
上質綿糸を通常では行わない織り機と技法で編み立てることにより、重量感がありながら、しなやかな仕上がりを生むMade in JapanのTシャツのブランド。

ブランドキャラクターは “ Eggplant(ナス)“ 。
江戸時代では正月最高の贅沢であり、“一富士、二鷹、三茄子”と縁起もよく、正月やお盆にはお楽しみアイテムをリリースしていくことを目指す。

E-WAX・・・Painter / photographer

NYを拠点に活動するアーティスト。
画家としてだけでなく、スナップ写真を中心としたドキュメンタリーフォトグラファーとしても活躍。
2015年に福岡「From where I stand」にて個展「New Monochrome」、2016年にはニュー ヨーク・ロングアイランドにて個展「UNTITLED」を開催。
2017年8月には東京・KATA Gallery にて写真家・阿倍 裕介との二人展「ABOVE YOUR HEAD」を開催。
同展に合わせて写真集『LOVE IS NEXT DOOR』を発売。

2018年にはイタリアのニットブランドMissoniとのコラボレーションを発表。(Missoni FW2018)国内外で勢力的に活動している。

 

 

 

1LDK AOYAMA HOTELから根津美術館側へ歩く事約3分の場所にある洋服屋。

デザイナー宮下貴裕氏が手がけるブランド:TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.によるgrocerystore.。

僕が今回のイベントの主役であるE-WAX氏を知ったのは、アーティストとしてではなく、彼がそのgrocerystore.のショップマネージャーを勤めていた事から。

その後彼は南青山からNYへ。

そして今回のイベントで彼の作品はNYから南青山へ凱旋を果たします。

原宿とも、中目黒とも違う。
数ある洋服屋が一定の距離感を保って存在するこの場所において、南青山こその縁を感じる今回のイベント。

 

是非今週末は近場で足を止めずに、普段よりも少しだけ足を伸ばして1LDK AOYAMA HOTELに遊びに来てください。

 

今回のイベントにてリリースされるWHO’s MAKINGとE-WAXが手がけるコラボレーションアイテム。

そしてその背景を飾るE-WAX ART EXHIBITON。

 

BLOGやインスタグラムというインスタントな情報だけでは決して伝える事の出来ない。

“本物”の魅力が、そこにあります。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

May 14, 2018, 8:38 PM

Category: Kawakami News

“UNIVERSAL PRODUCTS” – ELASTIC BELT –

 

VAGUE WATCH for UNIVERSAL PRODUCTS.

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こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

先日は夏らしいカラーリングでまとめたUNIVERSAL PRODUCTSの3P COLOR SOCKSを。

そして、今日はレザーのベルトを締めるのも暑苦しく感じてしまうこれからの季節にぴったりなUNIVERSAL PRODUCTSのベルトの紹介を致します。

“UNIVERSAL PRODUCTS”
– ELASTIC BELT – ¥6,500+TAX-

MADE IN USA。

先日もお伝えした様にアメリカ現地の古着屋やスケートショップ、お土産物屋さんに置いてそうな程よいチープさを感じるアイテム。

ただ、バックルのメタルパーツが全体的な印象を少しだけ整えてくれている部分が、UNIVERSAL PRODUCTSらしい「やりすぎないちょうどよさ」を感じさせます。

 

余談ですが、そもそも自分の体型に合うベルトを探すのも億劫なので、ベルトなんて特にウェストを固定できて洋服との雰囲気が合えば極端な話麻紐とかでもいいかなあ、なんて思ってしまう僕にとっては、非常にリアリティのあるベルトだと感じます。

上品な洋服と合わせれば、小物まで決めすぎない抜きの要素を感じさせてくれる。

良い意味でテキトーなアメリカンな洋服と合わせれば、そのままズバリの雰囲気を楽しめる様な。

夏らしい爽やかな装いには、適度な軽快さを。

そして複数色あるカラーリングはその時々のコーディネートのカラーを拾って楽しんだり、思いっきり外した色をチョイスしてアクセントにしたり。

 

その日着る洋服が何であれ、合わせると不思議と何かしらの理由付けが出来てしまう様なアイテム。


CREDIT
“I” – BORDER S/S T-SHIRT – ¥12,000+TAX-
“I” – TRACK SLACKS – ¥24,000+TAX-


CREDIT
“E.TAUTZ” – COLLARLESS LINEMAN SHIRT – ¥46,000+TAX-
“E.TAUTZ” – CORE NAVAL SHORTS – ¥28,000+TAX-


CREDIT
“I” – WOOL ZIP BLOUSON – ¥29,000+TAX-
“I” – SUMMER WOOL EASY PANTS – ¥23,000+TAX-


CREDIT
“PHOEBE ENGLISH MAN” – PATCHED T-SHIRT – ¥29,000+TAX-
“STEPHAN SCHNEIDER” – TROUSERS SOLID – ¥46,000+TAX-


CREDIT
“I” – NO COLLAR JACKET – ¥46,000+TAX-
“I” – NO TUCK SLACKS – ¥28,000+TAX-


CREDIT
“STUDIO NICHOLSON” – COCKLE SHIRT A – ¥37,000+TAX-
“I” – TRACK SLACKS – ¥24,000+TAX-

 

茹だる様な夏さを前にすると、洒落っ気さえも脱ぎ捨てたい気持ちになりますが、
UNIVERSAL PRODUCTSのELASTIC BELTであれば、日常的に気軽にさり気なく取り入れられるはずです。

 

 

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May 14, 2018, 5:11 PM

Category: Kawakami

“UNIVERSAL PRODUCTS” – 3P COLOR SOCKS –

 

VAGUE WATCH for UNIVERSAL PRODUCTS.

1LDK PARIS LOOK BOOK 

 

 

こんにちは。
1LDK AOYAMA HOTELの河上です。

合わせるシーン、靴をある程度選ばずデイリーに履けるUNIVERSAL PRODUCTSの3P COLOR SOX。

毎シーズン、UNIVERSAL PRODUCTSのインラインとは別に。
その時に履きたい色のソックスを作ってもらっています。

前々回はオールブラック。
前回はオールバーガンディ。

そして先日紹介した3P COLOR SOX

スタッフにからの反応もお客様からの反応も良く、ほぼほぼストックが無くなっています。

そこで、予想していたよりも短いスパンで新しい色を作る事に。


“UNIVERSAL PRODUCTS”
– 3P COLOR SOX – ¥3,800+TAX-

次作るのであれば入れたいな、と思っていたシアン系のターコイズブルーをベースに、キャロット、ブラックの配色。

僕は春夏だからと言って特に洋服の色調が軽くなるわけでも無いので、一年を通してソックスだけは割と派手な物を取り入れる様にしています。

ただ、そういったソックスを探す度に思う事は、

・柄物やローゲージのソックスだと見つかる色でも、無地になると極端に選択肢が限られてしまう事
・ハイゲージの無地物だと比較的カラーバリエーションがある中で、インポート物が多く気軽に履ける値段では無い事
・そもそも探すのが面倒。

と、いうわけで無地のカラーソックスは気軽に履けて、気軽に取り入れられる。
色の出方も綺麗でチープさを感じさせないUNIVERSAL PRODUCTSの3P COLOR SOCKSがベストなのだと思います。

– turquoise blue –


“BLOHM” – STORE SLIP – ¥28,500+TAX-


“HEINRICH DINKELACKER” – Rio SUEDE – ¥105,000+TAX-

意外と相性の良い色の多いターコイズブルー。

僕は黒い物に合わせて色をはっきりと見せようと思っていますが、
意外とイエロー系やベージュ系などの暖色とも相性の良い色です。

– carrot –


“SUICOKE” – TOSSHI V – ¥13,000+TAX-


“UNIVERSAL PRODUCTS” – SHOWER SUEDE SANDAL – ¥16,000+TAX-

足元に見えると気分が上がるキャロット。

赤よりもポップで、かといって黄色よりも落ち着いた合わせになります。

– black –


“I” – SUEDE SANDAL – ¥24,000+TAX-

そして安定のブラック。

サンダルなどに合わせると、表情が引き締まるのでカラーソックスと合わせて一つ持っていると便利です。

黒のスニーカーと色を繋げても◎
シューズ自体に色が入っている場合の抑えの意味合いでも。

個人的には朝コーディネート云々を考える時間が無い時に頭を使わず手に取れる点も気に入っています。

お手持ちのシューズ、パンツの表情を変化させるUNIVERSAL PRODUCTSの3P COLOR SOCKS。

是非新しい色も取り入れてみてください。

 

また、カジュアルに気軽に色を足す事の出来るアイテムといえば、忘れてはいけないのがこちらのアイテム。

“UNIVERSAL PRODUCTS”
– ELASTIC BELT – ¥6,500+TAX-

MADE IN USA。

現地のお土産チックな、程よいチープさがちょうど良いナイロンベルト。

入荷当初は生地感あるウールなどのアイテムの抜きの要素として提案していましたが、装いの軽くなるこれからの季節にはぴったりなアイテムなのでは無いでしょうか。

こちらはコーディネートを絡めて次回、改めて紹介致します。

 

どこかにありそうで中々見つからない様な、常に程よいバランスでリリースされるUNIVERSAL PRODUCTSのファッショングッズ。

皆さんもお店にいらした際に改めて店内をぐるりと見回すと、新しい発見があるかもしれません。

 

 

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1LDK AOYAMA HOTEL STAFF 河上

May 9, 2018, 6:43 PM

Category: Kawakami Pick Up