THEME: Yaginuma
「シンプルで上質」だけじゃつまらない。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
昨日のBLOGにも書いたように、インポートは纏まってドカッと入荷します。
今週は、JACQUEMUS とStory mfg.がドカッと。
FRANK LEDERも本日で完納しました。
ですが、実は1番早いタイミングでドカッと入荷していたブランドが、、
“Cristaseya(クリスタセヤ)”
紹介が遅れてしまい本当にすみません。
ONLINE STOREにはすでに掲載していたので、入荷に気付いていた方も少なくはないでしょう。
「シンプルで上質な服」そのハイエンドゾーンに存在する、当店でも一際存在感のあるブランドです。
シャツ・ニット・パンツ、、、全て良いですが、特に今回個人的に惹かれてセレクトしたのがこちら。
“OVERSIZED BLOUSON WITH LEATHER PATCH”
定番的に製作しているオーバーサイズブルゾン。
今シーズンは、日本製モールスキンを使用しています。
この色・質感がタマラナイ。
正直、存在感はあるもののパッと見はシンプルな方。
ですが、、
やられました。
襟のレザーは言うまでも無いですが、裏地のネイビー、、。
シブすぎます。
ブラウン×ネイビーは、ダメです、良すぎます。
柄を使っているわけではないのに、モールスキン・レザー・裏地、パーツごとにしっかり表情が違う。でも馴染んでおり統一感がある。
ふと思いましたが、こういったところが元スタイリストらしさなのかなと。
SIZE: S / 180cm
襟を立てて。
何も留めずザックリと。
ブルゾンでカラーリングを完結させてはもったいないので、スタイリングとしてもネイビーやブラウンに相性の良い色を選びたい。
だがしかし、多分これは何にでも合います。
10月から~2月。150日くらい連続で着られそうです。
ラックにかけている順で紹介します。
はい、こちらもCristaseyaといえばなセットアップ。
どのへんがそうなのかと言いますと、
SIZE: 上下S / 180cm
堅くない。
ジャケット
シェイプが効いていない身頃、ボタンを省いた袖先、Vゾーンも深く。
パンツ
ある程度太いのにタックによる動きを出しながら、ほぼストレートに見えるシルエット。
極めつけはコーデュロイの軽さ。
イタリアンコーデュロイ。
これ本当に着てみないと分からないことですが、ずっしりとした高級感のある見た目なのにほんっとうに軽い。
Cristaseyaというブランドを着て一度は思うこと「着心地の良さ」
それを体現しているセットアップです。
“HANDMADE POPELINE MEN’S SHIRT WITH CONTRASTED COLLAR”
今回もピッコロ。
一度ピッコロ製を見てしまったら、リピートするのはしょうがない。
許してください。
ピッコロ製じゃないシャツより、遥かに勝る運針数。
ハンドメイドならではのディテール。
ストレスを無くすとともに、強度も増し。
SIZE: S / 180cm
正直シャツとしての存在感はある方です。
洗っていない状態だとなおさら。
まずは水にさらし少しクタッとさせて着たい。そのうえで、色々スタイリングに組み込んであげてください。
“OVERSIZED CASHMERE SWEATER WITH DRAPED COLLAR“
COL: Brown / Mustard SIZE: S / M
色々と服を見てきて、さりげないディテール・デザインというものに触れてきましたが、この発想には驚きました。
襟のドレープ。
アンサンブルでカーディガンを羽織っているかのような。
ちゃんと着用時もこの形は維持されます。
SIZE: M / 180cm
追い打ちをかける柔らかいカシミヤの質感。
袖・裾のリブも良いテンション。強め。
着丈すっきりと、安心の佇まい。
「なにそれ」「それどこの?」絶対聞かれるやつじゃん。
ベビーキャメル。
様々な毛のなかでも暖かいとされる素材。
このホッコリとしちゃう質感がタマラナイ。
SIZE: S / 166cm
ハーフコートのようなマキシ丈。
先程までのコーディロイの軽さや、カシミヤの柔らかさとは違い、こちらは一番上に羽織る安心感のようなものを感じます。
「たぽっ」とした袖がかわいい。
女の子がマキシ丈のルーズなカーディガンを着るように、メンズだってかわいく着たい。
かわいくっていう表現の多用は良くない気もしますので、「余裕」とでも表現しておきましょうか。
値段から感じる余裕もあったり。けしてかわいくない値段なので。
ボロのシューズに、ダボッとニットがGOODバランス好印象。
普段トンチンカンな渡部も、作曲家のような雰囲気になってしまいます。
それだけ、信頼できる一着です。
永く永く、着てもらいたい。
フランス人のように、永く永くベーシックで上質なものを。
それでもなお気になってしまうのが、Cristaseyaです。
ただ質が良いだけじゃ、つまらないのが人間です。
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1LDK 柳沼
秋冬の装い。
こんばんは。
1LDKの柳沼です。
「秋の訪れ」
ちょっとずつ気温も下がり、夜は少し冷える日も。
なんとなくですが、AWの装いもイメージし始める時期ではないでしょうか。
気付けばもう9月。季節の流れとは早いものです。
ファッション業界はというと、AWの納品は7月頭から始まっており、ありがたいことに完売品番も多数でています。
写真のレザージャケットも、昨日ついに旅立ち、、、
逆に、このタイミングまでストックで温めていたニットやコートもあったり。
全くリアルじゃない時期から納品があるのは仕方ないことで、僕らスタッフもそうですがなんとか皆様にもその流れに乗っていただきたいです。無くなる前に、、
今日は箸休め的なBLOGとして。
今の店内の雰囲気だけでも感じていただけたらと。
どかっと入荷するのが特徴のインポートブランドからは、一昨日JACQUEMUSの2ndデリバリーも。ざっと10型くらいは届きました。
同じインポートですと、FRANK LEDERも今週でオーダー分全てが納品します。
未だ店頭に出していないニットなどもありますが、気になる方はお気軽にお問い合わせください。裏から持ってきます。
逆に国内ブランドは、何回にも分けて比較的リアルな納品となりますので、随時チェックしていただけると。
そして、僕らのユニフォームであるUNIVERSAL PRODUCTS.からも、そろそろアウターが、、。
さて、本格的に楽しい時期が近づいてきました。
何か明確に狙っている方はその準備をしていただいて、、
そうでなくざっくりのイメージをお持ちの方は、とりあえずこのタイミングで一度店舗をご覧になるのも良さそうですよ。
僕らも狙っているやつがあったり、まだ固まっていなかったり、、
一緒に秋冬の装いを決めていきましょう。
明日からはまた、しっかり商品紹介のBLOGを。
毎度チェックしていただけますと幸いです。
では。
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1LDK 柳沼
イギリスブランドの魅力。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
Instagramではポストしましたが、先週に続き今週も DUFFER から新作の発売です。
先週のBLOGを見ていない方は先にこちらを。
↓↓↓
「Style Broker」
当時への敬意を込めて。
今回は、前評判も高いように感じた”デニム”
デニムが溢れる時代で、DUFFERのデニムとはどんなものなのか。
早速どうぞ。
“The DUFFER N NEPHEWS”
“WYCHWOOD / RAILROAD JACKET DENIM”
COL: INDIGO BLUE SIZE: M / L
¥68,200 TAX IN
“EWANS / DOBLE KNEE TROUSERS DENIM”
COL: INDIGO BLUE SIZE: M / L
¥52,800 TAX IN
50sのアメリカンワークをベースとした、カバーオールジャケットとダブルニートラウザーズ。
先週の1stデリバリーで登場した COTSWOLDS (コッツウォルズ) 。こちらの生地替えであり、当店ではオーダーしていませんでしたが、トラウザーズの方もダックで展開があります。
ダックでもそうでしたが、こちらのデニムも生地・加工への拘りがパッと見てとれます。
SIZE: L / 181cm
生地には、アメリカ・オーストラリア・ブラジルの混綿を使用。
とてもライトオンスであり、カラッとした風合いが特徴に感じます。
そして、職人さんのハンドメイドによるUSED・オイル染み加工。ダックよりも派手にというか、良い意味の荒さみたいなものが光ります。
SIZE: M / 166cm
前回も少し触れましたが、カーハートをイギリスで普及させた当時のDUFFER。
あれからカーハートのことを調べる機会も増えたんですが、だいたい歴史を記載している文章には、「1966年に現在の”Cロゴ”が完成して〜1990年代に入り労働者だけでなくアーティストをはじめストリートシーンでも着用される」みたいなすっ飛ばしたものばかり。
その間に、どこのだれがどこでなにを売り出したのか。
みたいなことを知ってて書ける人は本当に少ないんだなと思いましたが、そういう影の立役者的なところの存在は凄く気になる。
どの時代でも、そういった新しいモノ・コトを取り入れるのは凄いことですが、それを普及させる力、これはもっと凄い。
調べれば調べるほど、DUFFERの創業者4人を尊敬します。
さらに今では、ロンドンで新たなセレクトショップ「PRESENT」を始めたEddie。
現地では注目されているショップなのだとか。行きたい。
しっかり話が脱線しました。
まあ何が言いたいのかというと、完全に僕の解釈にはなりますが、それだけカーハートなどアメリカものとロンドンの繋がりを広げたのはDUFFERなんだと主張しているセットアップかなと。
凄く伝え方が難しいですが、何も知らない人がこれカッコいいって言ってサンプリングするのも良いと思いますが、ちゃんと背景を知って、且つ自分たちが惚れて取扱いして、みんなに良さを広めた。そんな人達のブランドから製作されるカーハート。みたいな。笑
そこに対する想いとか当時の苦悩も含めて加工に表してくれた郷さん。みたいな。
個人的解釈が深いためあんまり鵜呑みにはしてほしくないですが、そういった自分なりの深掘りをして洋服をみるのはとっても楽しい。
時代背景・歴史のある伝説的なブランドのニューレーベルだからこそ、想像が湧くところです。
それと、今まで気付かなかったことですが、イギリスブランドとの関わりが薄かっなと。
僕個人としても、お店としても。
3年前まで青山で取り扱いをしていたNicholas Daleyくらい。
そしてニコラスもそうですが、イギリスブランドは音楽との親和性が強い。
アメリカを始め諸外国から様々なジャンルの音楽が飛び交った国だからこそなおさら。
これはDUFFERにも通ずることですが、ジャンルレス・MIXさせること、新たなパッケージをつくり表現するのが上手い国だなと。
掘れば掘るほど面白い国。
その一つの入口として僕は今回の”The DUFFER N NEPHEWS”をおすすめしたいです。
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1LDK 柳沼
当時への敬意を込めて。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
昨日のBLOGは読んでいただけたでしょうか。
まだという方は必ず先に読んでいただきたいです。→ 「Style Broker」
そして今日は、みなさん気になっているであろう商品について。
では早速。
“HARVIESTOUN / MOTOR CYCLE JACKET”
COL: BLACK SIZE: L
¥253,000 TAX IN
60年代のUKカルチャーのひとつ”ロッカーズ”
アメリカのバイカースタイルに影響され、ダブルのライダースにデニム、ブーツのスタイルが確立していました。
そして今回、その時代背景を感じるレザージャケットが登場。
ベースとなるのは、50年代にイギリスで誕生したアメリカンライダース。
ポケットの付け方をはじめ、様々な要素がMIXされたディテールです。
一見古着のようなフェード感。
こちらは職人さんの手により一点一点ハンドメイドで丁寧に加工がされたもの。
当時のモノを彷彿とさせる存在感が際立ちます。
173cmでLサイズ。
今回はLサイズのみでセレクト。
なぜかというと、エポーレットのドットボタンで肩幅と袖丈の調整が可能なのと、フロントファスナーも2本配置。
ある程度広く提案が出来る、現代の工夫も取り入れた仕様なのです。
これは様々な体型の方が着やすいのはもちろん、季節とインナーの量・スタイリングに合わせて変幻自在という見方も。
さらに見た目ほど硬くはありませんので、羽織ってみると意外にも軽い。
短丈も今の気分にはピッタリなんです。
オリジナルプリントが施されたキュプラの裏地や、長い歴史を持つ”WALDES”のジッパーなど、細部も極めている逸品。
僕ならこうかなと、デニムとブーツでUKカルチャーを尊重しつつ、今季やりたいフーディ合わせのスタイリングを組みました。
“COTSWOLDS / RAILROAD JACKET DUCK”
COL: BROWN SIZE: M / L
¥64,900 TAX IN
前回のBLOGで、アメリカ物を取り入れたのがDUFFERだと書きましたが、こちらもまさにその背景を感じるアイテムです。
50年代のアメリカンワークジャケットがベース。
当時ロンドンでカーハートを広めた、彼らへの敬意を感じます。
生地は強撚ダック。
カリッとした風合いで、程良い厚さに柔らかさ。
気温的にはこれが1番提案しやすいです。
また、こちらも職人さんの手作業によりオイル染み加工やUSED加工が施されています。
リアルヴィンテージの風合いとライトな着心地の良いとこどり。
SIZE: M / 173cm
遠くから見ても分かりますが、深みのあるブラウン。
これは経糸を硫化染料で染色し、経緯濃度を微妙に変化させたことで表現されています。
製品後の加工と、製品前のひと手間。
始まりから終わりまで一貫した拘りは、さすがの郷さん。
“SACRED / DRIVER’S VEST PENNANT PRINT”
COL: GREIGE SIZE: M
¥61,600 TAX IN
“RYE / SLEEVE MUFFLER PENNANT PRINT”
COL: GREIGE SIZE: FREE
¥38,500 TAX IN
初期のDUFFERでは、ナンバリングのニットや有名どころ”ヤーディーカーディー”など派手さも取り入れたアイテムもありました。
また、当時のUKカルチャーにおいて”フットボール”の存在も切っては切り離せない。
今となっては日本でもフットボールをファッションに取り入れるのは当たり前ですが、当時を知るブランドでこのようなアイテムがまた誕生するとなると、ワクワクしてしまいます。
グラフィックは今回のためにオリジナルで製作。
フラッグパターンにペナントを掛け合わせた総柄で、英国エンブレム・DUFFERにゆかりのあるワードを使い、英国ペナントと英国フラッグをMIXさせた感覚のグラフィックに落とし込まれています。
ドライバーズベストは、珍しく腰ポケットを両サイドに配置。
片畦の程良いボリューム感が、タイトに着てもルーズに着ても良さそうです。
スリーブマフラーは、リブをリンキングしており手を通せる仕様に。
こちらもあまり見かけませんが、スタイリングで楽しむDUFFERらしいアイテムのように僕は感じました。
普通に巻いても良いですし、使い方は様々。
派手なアイテムってなかなか毎日のように使えないイメージですが、これは日々スタイリングに合わせて違う使い方をするのが楽しくなり、毎日のように使ってしまいそう。
また、UKらしさを取り入れるのに容易なアイテムとしても。
ここから様々なジャンルを組み合わせるスタイリングを見つけてもらうのが楽しそうです。
発売は明日12時から中目黒の1LDKです。
今回は店頭優先でいかせていただきます。
(お電話・DMでの通信販売は26日14時から解禁とさせていただきます。)
ONLINE STOREでは、在庫次第で27日の20時から。
上記、お間違えの無いようににお願いいたします。
昨日から店頭の音楽も当時の仕様で。
僕はしっかりアシッドジャズにハマりそうです。
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「Style Broker」
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
今週末は発売商品がたくさんあり、毎日準備に明け暮れています。
その中でも、僕がとっても楽しみにしていたブランド
『The DUFFER N NEPHEWS』
こちらも今週末26日(土)のローンチです。
instagramには約1ヶ月前からルックが公開されており、密かに心踊らせていました。
そして、昨日やっと店舗に届きやっぱり良いじゃん、と。
そんなDUFFERに関してですが、展示会に行くまではほぼ無知と言っていい状態。
なのになぜ、こんなにも推したいのか。
今回ローンチとなるThe DUFFER N NEPHEWSは、1980年代にイギリスのストリートシーンにおいて一世風靡を巻き起こした”The DUFFER of St. GEORGE”の新たなレーベル。
まずはその大元、”The DUFFER of St. GEORGE”について掘った話が必要不可欠。
“The DUFFER of St. GEORGE”
1984年にイギリスで創業。
国や文化の垣根を超えたプロダクトをキュレーションしたショップに始まり、独自のコレクションを展開するブランドとしてロンドンのストリートシーンで確固たる地位を築いたブランドです。
創業メンバーは4人。
『Eddie Prendergast』
『Marco Cairns』
『Clifford Bowen』
『Barrie Sharpe』
彼らが中心となり、まずはロンドン・カムデン・マーケットにてヴィンテージアイテムの販売を行うショップからスタートしています。
当時ロンドンではアメリカ古着が浸透しておらず、そこにRed Wingや後に欧州で大人気となるCarharttのジャケットを初めに持ち込んだのは彼ら。
1985年、ロンドン・ポートベローにThe DUFFER of St.GEORGE初の店舗をオープン。
彼らの凄かったところは、アメリカものを持ち込みアメリカ色に染まるのではなく、イギリスらしいトラッドやイタリアの抜け感など多くの要素をMIXして自分たちで体現していたこと。
今となっては普通のことですが、当時はそのジャンルレスで垣根の無い提案が真新しく、UKストリートにおいて注目を浴びました。
そして、同じ時を流れていた『Buffalo』の存在もDUFFERを語る上で欠かせません。
『Buffalo』とはスタイリスト・写真家・モデル・ミュージシャンらで構成されたクリエイティブ集団。
特に目立っていたスタイリストの『Ray Petri』は、”スタイリスト”という業種を生み出したと言っても過言ではない存在です。
当時はスタイリストなどという職はなく、撮影となれば衣装を持ち寄り決まった照明・構成で撮影をする。スタイリングを組むことに重点はなく、注目されない存在の役目でした。
しかしRay Petriは、洋服だけでなく缶バッチ等の小物を沢山持ち寄りモデルを着飾っていくということを。それは媒体のクレジット記載に載せきれないボリュームとなり、その結果「スタイリスト:Ray Petri」という表記がはじまりました。
そこからスタイリストという職が広まり確固たるものになったという、なんとも偉大な方です。
そんなBuffaloと、DUFFER。
彼らは、ミュージシャンがメンバーにいたこともありますが、ノーザンソウルやアシッドジャズといった音楽との結びつきも強く、ファッションだけでなく自然体な彼らのスタイルが注目されていました。
実際、DUFFERはオリジナル商品も作ったわけですが、これといって目立ったディテールやデザインのアイテムがあるのではなく、比較的普通。
展示会時に置いてあったアーカイブはめちゃくちゃカッコ良かったですが、それは前情報があり背景を知った上で見ているから。
当時その服だけをみていたら、そんなすぐビビッとはこなかったことでしょう。
しかし、そんな普通なアイテムを、彼らなりに編集して、MIXして組まれるスタイリング・スタイル、それがかっこよかったんだなと。
今の時代はもっと必要ですが、当時から人として・集団としての能力・力・引き寄せるものがあったのではないでしょうか。
そして彼らは自分たちで「Style Broker」という言葉を掲げていました。
その名の通り、既存のスタイルを壊す。
これは、まさにカテゴライズされすぎている現代において必要な要素。
たまにファッション紙をみていると、スタイリングのカテゴリ・テーマが書かれていますよね。
ああいうのも昔は不明確だったもの。
はっきり○○です。って言えてしまう今の時代ってなんか悲しくも怖くも感じます。
個々が自分なりの着方をすれば良いはずなのに、他所からの視線を気にしてなのか守りに入ってしまう。
もちろん生活していく上で、社会で生きていく上で最低限のルールは守るべきですし、スタイリングを組む上での時代背景や相性もあります。
しかし、心の中に反骨的な「Style Broker」があっても良いよなと。
DUFFERの歴史を掘る話からは大きく離れ僕自身の思想へと繋がってしまいましたが、
要するにそういうファッション・生活の楽しみ方も必要だなって。
そして、次なる”NEPHEWS”は
英語で「甥っ子たち」という意味。
1980年代、その時代を近からず遠からずな距離で見てきたNICENESSの郷さんが手がけます。
背景についてまだまだ話し足りないことが多いですが、その辺は店頭で話せればなと。
明日は切り替え商品の紹介を。
ぜひご覧ください。
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ふと、こう考えるときがあります。
ファッション・カルチャーって飽和状態だなと。
ここから先、新しいモノ・コトを生み出すって、凄く難しいことだよなー、、と。
でもそれは、先にしか目を向けていないから。
過去に目を向けてみると、沢山のヒントが隠れているなんて
一つのきっかけで、大きく視点は変わります。
僕にとってはDUFFERが、そのきっかけになったブランドのひとつです。
1LDK 柳沼
FITFORから新型の「JAPAN MADE」
UNIVERSAL PRODUCTS. 23AW START
1LDK Exclusive 「UNIVERSAL PRODUCTS. × Phatee」
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
お盆休み、みなさんどうお過ごしでしょうか。
SNSをみていると旅行に出かけたり、フェスに行ったり、凄く飲んでいたり、、笑
その中でもお店に遊びに来てくれる方も多く嬉しい限りです。
さて、お盆入りからAWの新作が沢山届いているわけですが、併せて今時期から秋に着られるベーシックウェアも入荷。
カットソーといえば、、、このブランドのイメージが付いてきたかと。
FITFOR
“J201 BASIC HALF SLEEVE TEE”
COL: WHITE / BLACK SIZE: S / M / L / XL
¥13,200 TAX IN
“J208 BIG WIDE LONG SLEEVE TEE”
COL: WHITE / BLACK SIZE: S / M / L / XL
¥17,600 TAX IN
23SSでは別注パックTEEを作らせていただき、大変好評だったFITFOR。
もちろんインラインも展開しております。
本日ご紹介するのは、この23AWシーズンから新たに加わった「JAPAN MADEシリーズ」。
初の展開となる日本製のアイテムですが、縫製はもちろん生地もアップデートしております。
今まではEDDY JERSEYと名付けられた型崩れのし辛い生地を使用。
あらゆる紡績糸のなかで最も毛羽が少なく、毛玉の発生を抑制したVORTEX COTTONを使っていました。
こちらも今まで通り展開していますが、今回新たに登場したJAPAN MADEシリーズには、「ZEPHYR JERSEY」という生地を使用。
名の知れたコットンであるエジプトGIZAのなかでも、毛羽の立ちにくいコンパクトスピン糸を使用し、和歌山で編み立てた素材です。
EDDY JERSEYとの大きな違いとしては、艶感と滑らかさ。
しっかりとした肉感はありつつ、より上品な風合いに仕上がっています。
これが本当に触ると分かりますが、凄く気持ち良い肌触り。
STAFF田村は速攻「買います」発言。笑
SIZE M / STAFF柳沼(173cm)
そして今回はベーシック型の半袖と、当店では初めての取扱となる”ワイド”の長袖をご用意。
半袖は、ほぼほぼ別注で製作したパックTEEと同じサイズ感。
生地の薄さも、ギリギリ透けないであろう丁度良い塩梅です。
ワイドの長袖はというと、、
SIZE L / STAFF田村(181cm)
まず、JAPAN MADEに共通して言えるディテールは、フラットシーマ。
カットソーとして肌に触れる部分のストレスをより軽減しています。
そして、ワイドとZEPHYR JERSEYの相性がとても良い。
身幅・袖はもちろん広い仕様ですので、動きが出ます。そこに上品な光沢は鬼に金棒。
細めの袖リブも程良い落とし込み。
大人なカットソー、といったところでしょうか。
動き、動く。
かなり軽さがあるので、ショーツ好きなら今から着られますし、取扱いサイズの幅広さから女性にもおすすめしたいです。
実際に昨日女性にも購入していただきました。
わりと短丈ですので、今の気分かもしれません。
ベーシックな半袖と、ワイドの長袖。
どちらも違った良さがあり、どちらも多くの方に良いと思っていただけるはず。
新型ということで完全に書き忘れていましたが、
もちろん「Viral Off」です。
” 繊維状の特定のウイルスを減少させる加工技術。
抗菌防臭機能も兼ね備え、
「汗臭」や「部屋干し臭」などのコットン素材特有の弱点を抑制。 “
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1LDK Exclusive 「UNIVERSAL PRODUCTS. × Phatee」
UNIVERSAL PRODUCTS. 23AW START
“PHATEE HEMP GARMENT DYED OVER PANTS”
COL: IVORY / BROWN / BLACK SIZE: 2 / 3
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
今シーズンもやってきました「Phatee (ファッティー)」コラボ。
22SSではTシャツを製作。ヘンプの良さに魅了されて夏は欠かせないアイテムでした。
肌離れの良さと、乾きの早さ。そして麻よりもややヘビーな「コシ」もある。
これ、パンツでも良いの作れそうじゃん。
そう思い立ち製作したのが今回の別注です。
SIZE 2 / 173cm
SIZE 2 / 162cm
SIZE 3 / 180cm
前回のTシャツで使用したテロッとしたヘンプ100%の生地も良かったのですが、さすがにパジャマ感が強いなと。
そこから形・ディテール込みで考えたときに辿り着いたのがヘンプ×コットンのリップストップ生地。
リップストップといえば、軍パンなどでよく用いられる強度の高い生地。
厚すぎず、通年での着やすさ・扱いやすさも特徴です。
今回は製品染めも施していることで生地の表情がより豊かに。
雰囲気・機能性含めこの時期からバランス良く提案しやすいのがあがってきました。
ウエストはイージー仕様。
タックも設けておらず、敢えて腰回りは素直に。
裾にもドローコードを配し、着方のアレンジが可能に。
基本的には紐を絞り穿くことが多いと思いますが、僕は敢えてロールアップもおすすめしたい。
というのも、大概のイージーパンツはテーパードがギュッときいていてスピンドルが付属しますが、今回のパンツはほぼストレートに近いシルエットでスピンドルは無し。
ですので、ロールアップしても裾に嫌なシワが入らない。
さらに、生地から受け取れる雰囲気はほぼ軍パン。てなると革靴が似合いそう。
無骨な裾幅の広さに、華奢なローファー合わせなんかもしたいじゃないですか。
SIZE 3 / 173cm
特にこのブラウン、むかーし穿いていた南アフリカ軍のパンツに凄く似た色味で、、
なぜか1人懐かしくなってしまいました。
生地が見せる雰囲気って、やっぱり大事なんだなと再認識。
白は「真っ白」ではありません。所謂オフホワイト?くらいのイメージ。
表記はIVORYにしていますが、そのあたりは写真と実物の色味を参考にしてください。
真っ白じゃないということを言い訳に、ぼくはガンガン汚れを気にせず穿いてしまいます。撮影には先取りさせていただいた私物を用いましたが、しっかり汚れていました。
まあでも、チャリ乗りにはそのくらい雑に扱えるのが丁度良い。
黒ももちろん、「真っ黒」ではありません。
墨黒?のようなイメージ。
しっかりとリップの表情がうかがえます。
最近洋服を見ながら思うことの一つ、「遠くから見た時の生地の奥行き」。
それが光沢によるドレープなのか、柄による多色使いなのか、はたまた穿き込んだデニムのようなフェードなのか。
平面ではなく、奥行きを感じるものには色気があります。
それが、今回の生地では表現出来ているなと。
勝手ながら満足です。
ちなみに、冒頭でブラウンを穿いているのはレディースです。
2サイズ展開ですが、先述したように裾の仕様を様々アレンジできますので誰でも穿けます。ウエストも同様に。
はじめは夏用!と思って作っていましたが、なんだかんだ通年穿けるのが出来上がったので季節の切り替わりとなるお盆のタイミングでリリースです。
明日から、店頭・ONLINE同時発売です。
よろしくお願いします。
こちらの商品は2023年8月11日(山の日) 12時〜発売開始です。
取扱店舗
・1LDK (中目黒)
・1LDK AOYAMA
・1LDK kyoto
・1LDK ONLINE STORE
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REVERBERATE
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
先週末から本格的に23AWが始動しましたが、やはり最初は国内ブランドがメイン。
まだまだ暑い中ですが、ファッション業界のサイクルは本当に早いなと改めて再認識させられています。
さて、23SSから新たに取り扱いをスタートした「REVERBERATE(リバーバレイト)」
昨年初めて展示会にお邪魔した時から、すっかり僕は虜になっています。
特に何がというと、
デザイナーの星さん。
あまり表に出ない方なのでどこまで晒して良いものか分かりませんが、、僕からするとかなり変わった方だなという感触。とっても面白いです。
最近はそういう人柄というか、意識的に服だけではないところに目を向けるようにしています。
そんな星さんですが、元々は欧州で縫い子をされていました。
その経験もあり、パターンや縫製に対してはかなりの拘りがあります。
先日展示会にお邪魔した際には、
「袖のシワの入り方」
「パンツのお尻」
この2つが服作りにおいてのフェチなんだとか。
そういった観点は、実際作られている洋服からひしひしと感じることができます。
REVERBERATE
“DENIM PANTS (WIDE)”
COL: GRAY SIZE: 1 / 2
¥35,200 TAX IN
今シーズンREVERBERATEが提案するデニムパンツ。
同ブランドのパンツはいつも、「スリム」「スタンダード」「ワイド」と3種類展開している場合が多いですが、
ここは僕のエゴもありワイドのみでご用意。
なぜワイドなのか一言で言うと
「太くても細い」
ちょっと何言っているの?と言われそうですが、説明すると太くてもその太さを感じさせない美しさがあるということ。
SIZE 1 / 173cm
タック無し
ややテーパード (ほぼストレート)
確かに太い方ではありますが、前述したフェチもあり腰からストンと綺麗に落ちる。
これにはスラックスとデニムの型紙の要素をミックスしている技が隠されており、簡単には真似出来ないパターンです。
比較的シンプルでありながら、シンプルにはいかないところ、REVERBERATEらしい良さを生み出すあたり、好きです。
さらにこのパンツの特徴として、表立ったディテールが削ぎ落とされているというポイントも。
ステッチは同色に、トップボタンはホック、通常デニムだと表にもつくリベットは排除。
リベットは裏のみ。裏だけで耐久性は十分だとか。
パターンもそうですが、デニム感をあえて削ぎ落としたデニム。
ぱっと見「天邪鬼だなー」と思ってしまうところですが、星さんと直で話していてその考えは変わり、天邪鬼とかでは無く、”デザイナー星 健介”からみた良い服とはこれなんだ!という意志の現れだなと。
BLOGを書きながらも僕は虜になっているんだなと再認識させられています、、笑
“WIDE LONG SLEEVE T-SHIRT”
COL: BLACK SIZE: 1 / 2
¥19,800 TAX IN
そして今回のデリバリーの2アイテム目は、パッと見シンプルなロンT。
度詰め天竺を使用したヘビーオンスのロンTです。
これも、星さん的に考えられた良さが隠れています。
星さんは前述したように欧州に住んでいたことがあり、一度日本に帰国し今はまたオランダで服作りをしています。
かなりアクティブ。
そして、そのアクティブさがゆえにインプットされることも沢山。
こちらも先日お会いしたときに仰っていたこと
「日本では服を近寄って見る文化がある。対して欧州は服を遠くから見る。東京を歩いていて、遠くから見てもお洒落な服だなーと思えるタイミングは欧州に比べて極端に少ない。
ランウェイも日本はギャラリーの距離が近い。欧州は遠い。
もちろん、近くから見ることで感じられる良さも分かる。自分もそこは拘っているし妥協しない。だけど遠くから見た時の”様子がおかしい服”を作りたい。」
ボイスレコーダーを仕込んでいたわけではないので、僕の記憶を手がかりに書き出しました。(無いと思いますが、違うこと言っていたら星さんすみません。)
SIZE 2 / 173cm
という話から繋がって、どう考えても様子がおかしい袖。
めちゃくちゃ広いんです。
先になりますが24ssでもこういった袖を発見したので、恐らく星さん的ハマっているデザイン。
ただこれ、やっぱり既視感が無いんですよね。
ロンTだけど、ロンTだと思って着たらなんか違う。別にニットでもシャツでもないし。
太いし思いっきり捲くっちゃえ
太いし中にシャツでも着るか。
そうそうこういう派生も沢山出てくる。
僕的、「楽しいロンT」です。
そして、REVERBERATEのなかでは比較的ロープライスなこちら。
入り口として、手っ取り早く星さんの感性を感じられるアイテムとして僕はご用意しました。
カットソーだから、他のアイテムと比べたら安いから、そんなことで手を抜くことは無い星さん。
展示会のとき、口癖のように何回も聞く言葉
「全部良いと思って作っているからね」
当たり前のことですが、それに自信を持っていて、自信をもって説明してくれるあたり、、毎度考えさせられます。
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1LDK 柳沼
パックTEE 再販します。
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
GWごろに発売した、FITFORに1LDKが別注した2PACK TEE。
ありがたいことに即完売だったため、すぐ再販の準備にとりかかっておりました。
先週から続く猛暑日の中、バッチリなタイミングでの再リリースです。
特に仕様変更などはありませんので、完全なる再生産。
まずは前回のBLOGを御覧ください。→ 理想の「白T」
前回のBLOGと内容が重複してはつまらないため、実際着てみてどうだったかをお話します。
まずは
実際のところ消臭効果どうなの? という点。
僕の家は、浴室乾燥や乾燥機はありません。
ですので基本部屋干し。常に。笑
GW後、梅雨時期の部屋干しって本当に嫌でしたが、他のTシャツに比べ嫌な匂いが全くしない。
ViralOff™とはこのことか、と思いました。
また、勿論汗をかくシーズンなわけですが、着用時の匂いも気になりづらい。
更に言うならば、乾きも早いように感じます。
SIZE: 2 / 173cm
もう一つ気になる点としては、Tシャツ特有の縮み。
私物の2つは今回のために、洗濯方法を分けてみました。
一つは洗濯後自然乾燥。
もう一つはガス乾燥機ぶち込み。
自然乾燥だと約3cm、乾燥機だとそこからさらに2cm(計5cm)の縮み具合です。
この縮みは「着丈」のみ。
他の気になるところだと身幅などもありますが、そこは全く変わらずといった感じです。
元のバランスからみても、着丈はけして短い作りではありませんので、少し縮んで丁度良いくらいだと思っていただければ。
形・色味・サイズ感・加工。
全てにおいて拘ったTシャツです。
前回買って良かったという方も、まさに今Tシャツ難民な方も、どなたにでもおすすめしたいパックTEE。
発売は明日から。各店取り揃えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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1LDK 柳沼
T.T 23AW Start 《アンティークと現代》
こんにちは。
1LDKの柳沼です。
昨日に続いてT.Tの1stデリバリーのご紹介を。
では早速。
まずは新型のドレストラウザーズ。
ウエスマン(腰帯)がないトラウザーズの前身をモチーフにしています。
とはいっても分かりづらいと思うのでまずは写真でご覧ください。
SIZE:30 / 173cm
ようはウエストから裾まで一枚布で仕立てられているということ。
この仕様によって、ウエストへのあたりが柔らかく、ベルトで絞った際のシワの入り方も美しくなります。
昔のビスポークに多く見られた贅沢なディティールですが、やはりその贅沢さは間違いなく素晴らしい。
そして肝心のシルエットはほぼストレート。
2タック施していながら裾までのストレートラインが綺麗に出てくれます。
これは生地も相まってのことでしょう。
触るとよく分かりますが、細番手のヴィスコースレーヨン×ウールギャバジンにセミハード加工を施しており、”コシ” が凄い、、
硬さの中にドロっとしたドレープが効いています。
スラックスはウールを主流に薄地が多い印象ですが、これは全くの別物だと思わされる仕上がりです。
ヘンリーネック。
ブランド問わず、露出が増えてきたなと思うアイテムの一つです。
ヘンリーネックの元イメージは「肌着」、ですがこちらはヘビーウエイトのワッフル素材で仕上げて一枚着としても安心感があります。
SIZE: 38 / 173cm
デザインの元としているのは、イラスト・手書きのシリアルナンバー入りの箱に丁寧に梱包されたデッドストック。アメリカ製、 1910年代と思われるヘンリーネックシャツ。
袖口の丸編み2段リブや、襟元の気品からその雰囲気を感じられます。
米綿を双糸加工した糸を2本引き揃えたボリュームのあるワッフル素材。
こちらを採用したわけですが、そのボリュームとは相反して品がある佇まい。
こればっかりは感覚の話となり伝わり辛い部分ですが、僕はこのようなヘンリーネックが大好き。
いなたさを感じないんですよね。仕立ての良い白シャツのようにすんなりしていると言いますか、、、
“Lot.209 Buckle-backed Trousers”
これで最後です。
最後は展示会のときに惚れ惚れしてしまったセットアップ。
これを機に、T.Tにのめり込んでいったと言っても過言ではないでしょう。
SIZE: 32 / 173cm
上下共に、形は定番。
特にパンツの方はデニムでも製作しており、T.Tのパンツと言えば!というアイコニックなもの。
股上がとても深く、ウエストをギュッと上げて穿くことで、足が長く見える、長く見える、、
しかし細いわけではなく、裾幅も広め。置いて見たら意外と太さがあるんです。
23SSで展開していた同型のパンツに比べ、生地の加工の影響なのかレングスは短くなっています。23SSのものは、私物で裾を2折りしているのでこれは確実に。
SIZE: 38 / 173cm
ジャケットは、炭鉱から発掘された名もなき1910 年頃のアメリカのカバーオールをベースに。
アメリカで始まった大量生産・大量消費の時代背景を物語るようなデザイン。
特にこのようなワークウェアにそれは顕著に現れ、重労働に耐えることを重視した設計。
T.Tを語る上で欠かせない直線的な縫製に平面的なパターン。それはこういった背景の元生まれています。
今のデザインと言われる要素が全くない。
だからこそ唯一無二のデザインとして人気が高まっているのかと。
そして今シーズン一番魅力を感じた要素は、この「インディゴ染め」。
奄美大島の伝統染色技法である「インディゴ染め」と「泥染め」ですが、泥染めの方は毎度レザーパッチにも使用しておりお馴染みかと。
勿論、泥染めも魅力的ですが、インディゴも良い。
デニムではない、違ったニュアンスのブルーの色味。深く凛とした雰囲気。
日本のブランドでは少ない、遠くから見ても分かる良い服。
それをデザインと素材・加工、全てで体現した完成形です。
オートクチュールという言葉が聞かれなくなっている現代の服作りにおいて、一着一着丁寧に染められたこちらはそれぞれ違う表情に。
先日Instagramに投稿したMaison MargielaのCo-ed コレクションもそうですが、こういった手作業を今もなお加え続けるコレクションは、現代のオートクチュールと言って良いと思います。
さらに言うならば、日本を離れた地で見つけてきたアンティークに、日本の技法と日本人の解釈を加え、唯一無二な洋服を作り続けているT.T。
洋服だけではなく、空間やアートに至ってもクリエイティブなチーム。
祇園の直営店に行けばそれをダイレクトに感じられると思いますが、まずは東京・中目黒から僕らなりの発信もしていければなと。
2nd デリバリーはまた先の話となるため、まずは1stデリバリーからお気に入りを見つけていただければ幸いです。
ONLINEももちろんですが、可能な限り店頭で肌で触れて試してください。
では。
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