THEME: NAKANE
見たことのないシャツ。
こんにちは。
1LDK apartments.の柳沼です。
「新ブランド」
この書き出しで始まるBLOGには、書いている自分もワクワクしてしまいます。
と言いつつ、今日は2本立て続けに新ブランド。
ワクワクしかありませんね。この気持ちに共感して頂きたいです。笑
さて、1LDKといえば!・・・
シャツです。
メンズの鉄板アイテム。いつの時代においても廃れることのない男ならシャツだろと自信も持って豪語できるアイテム。(SO NAKAMEGUROのSTAFF河野も先日言ってました笑)
という流れで、週末三本柱の大トリを務めるのも勿論シャツ。
先ずはブランドの概要も踏まえながら語りますが、先にこの一着を一言で表すならば・・・
「見たことのないシャツ」
“A STATE OF NATURE”
「ア ステーツ オブ ネイチャー」
初耳。という方が殆どだと思われるこのブランド。
それもそのはず、ブランドの設立は2020年、リリースは”今シーズンから”のまさに新規ブランド。
今回このBLOGを書くに当たり、デザイナー本人に聞くのが間違いないなと思い、ブランドに直接問い合わせ情報を集めてきました。
先ずはその内容から。
「”A STATE OF NATURE”は二人のデザイナーによって設立された。
バーバラ・フィドラーとニック・エイサ。
バーバラは、フットウェアデザインの学士号を取得してUALコードウェイナーズを卒業し、コードウェイナーズスチューデントオブザイヤーを受賞。 卒業後、彼女はラグジュアリーブランドのアシスタントデザイナーを経験。 余暇には、サックヴィルストリート(サヴィルロウから南にわずか2分)のショーンオフリンでオーダーメイドのシャツメーカーとしてトレーニングを受けた。
ニックも、様々なブランドで経験を築き、高級皮革製品のデザイナーとしてキャリアをスタートさせた。 彼はロンドンのメイフェアでオーダーメイドの靴職人になる。 ニックは今でも、メイフェア地域の様々な仕立て屋や靴屋のフリーランスの革製品メーカーとして働き続けている。
中心的に制作しているのは労働者向けのシャツとジャケット。
市場で最も良い品質で作られる服は、ビジネスウェアとフォーマルウェア。 作業服にも同じレベルの品質を要求する必要があると思う。
責任ある生地の調達は私たちの使命の中心的な部分。 私たちはすべての材料の起源を調査するために一生懸命働いている。
私たちは、衣服が一生続くことを保証するために最高の生地を選ぶ。
魅力の少ない仕事を外部委託することは無く、全ての製品は二人によってロンドンで作られている。ボタンも全て手縫い。細部にまで気を配ることによってのみ、すべての衣服の卓越した寿命を保証することができると考えている。」
培ってきた経験と、モノ作りへの情熱を活かし、長く着られる良いモノを作り上げる。
ハッキリと感じる情熱が、実際に届いたアイテムを見たときにも感じました。
“A State of Nature”
COLOR: WHITE / BLUE SIZE: M-L / XL
¥30,000+TAX-
今回、ブランドの1stシーズンとなりますが、1LDKで展開するのはこのシャツ一型。
タイトルの通り、「見たことのないシャツ」と感じたのは、丁度半年前の展示会の時でした。今でもその時の高揚感が忘れられず、実際届いた時にもまた新たな高揚感。
じゃあ何がそんなに?となってしまうので、早速見ていきたいと思います。
先ず初めに見た時目に飛び込んできたのはこの「襟」。
僕自身この形は初めて見ました。スタンドカラーと言ったら良いのか、蝶ネクタイ用のウイングカラーにも似ているような、、、
作りとしては、太めの台襟のみ、といった感じでしょうか。衿先が付けられておらず、第一ボタンのところに通常仕込まれる芯地も無いため、やや抜け感のある襟元の印象に。
次に目に飛び込んでくるのが、後身頃の作り。
センターシームを設けバックヨークは無し。ヨークが無い分襟のすぐ下にタックを設けることで生地量を上手く収めています。
後ろから見ると、カバーオールのようなワーク感。
CREDIT
AURALEE”WASHABLE TROPCAL WOOL JAKECT”¥64,000+TAX-
そして、袖先はカフスを設けず筒袖の仕様。
元から捲くる前提でかなり長めの袖丈となっており、そこまで厚くないオックスフォード生地ですので3、4回雑に捲くるのがおすすめです。
写真のように、ジャケットの袖と合わせて捲くるなんて洒落た技も容易に可能。本切羽のジャケットに合わせればちょっとした男らしさを演出。
胸元は、労働者向けのシャツらしくペン差し用のポケットも配して実用性も◎。
街着として着ることを考えると、メガネやサングラス差しとして使うのが良いかと。
STAFF中根(着用サイズM-L)175cm
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS”NO TUCK WIDE DENIM PANTS”¥24,000+TAX-
on”THE ROGER centre court”¥18,800+TAX-
そして、シャツ選びで大事なのがサイズ感。
あまりゆったりしすぎるのが嫌な場合は身長問わずM-Lサイズがおすすめです。女性の方でも◎
着丈が短く、ジャケットを着た際は袖先も見えずに収まるので、スッキリとした印象に。
STAFF柳沼(サイズXL)173cm
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS”NO TUCK WIDE DENIM PANTS”¥24,000+TAX-
続いて、僕が着ているのはXL。
2サイズでのご用意ですが、サイズを変えると着丈が6-7cmも変わり全く違った印象に。
大きめ好きであれば、迷わずこっちのサイジングでしょう。さっきと変わり、ジャケットを着た際は一緒に腕捲くり。
やや、腕周りにキツさを感じますが、そこはジャケットのサイジングでカバーしてあげてください。先程のディテールの話でも触れたように、カバーオールのような雰囲気もありますので、”シャツonシャツ”なんてことも想像出来ます。
より様々な着方を楽しみたいのであれば、XLでといったところでしょう。
僕も勿論XLで。
ブランドの詳細から始まり、かなりツッコミどころが多いのがやはり新ブランドというもの。
前のBLOGで紹介した”on”もそうですが、知らなかったものには触れてみることが一番です。実際に着たり履いたりするのもそうですが、調べて掘るのも楽しみの一つ。
特に、今季が1stシーズンとなるこちらは、沢山の方に知って頂きたい。
先ずはシャツから、心を新たに春先のお供に如何でしょうか。
※こちらの商品は2月20日(金)12時から、1LDK apartments./1LDK ONLINE STOREにて発売致します。
○お問い合わせ先
1LDK apartments.
東京都目黒区上目黒 1-7-13
B-TOWN EAST 1F
03-5728-7140
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1LDK/1LDK annex/1LDK terrace/1LDK PARIS/SO NAKAMEGURO
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皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK apartments.柳沼
お洒落は足元から。「白」
こんにちは。
1LDK apartments.の柳沼です。
昨日、STAFF西山から紹介がありました”MY×TOMAS MAISON”。
そちらからはじまり、今週末は他に2アイテム、一つの括りとして皆さんに提案したいと思います。
テーマは「白」。
無彩色。いつの季節、いつの時代、どんなカルチャーにおいても、というより大きく括るなら人生においても外せない色。ファッションにおいては、着たことが無い、なんてことは先ず無い色でよね。
そんな白という色は、冬から春へ切り替わる今の時期、季節の変わり目においてもってこいの色だと僕たちは考えています。
「暖かい季節に向けて、白シャツでパキッと」
「お洒落は足元から。白い靴で気分をリフレッシュ」
「季節が変わるから、心機一転白紙の状態へ」
このように、白という色はこれからの季節において必須なアイテムになることでしょう。
昨日のシャツに引き続き、今日はこちらを紹介します。
“on”
SIZE: <Lady’s> 6(23cm) / 7(24cm)
<Men’s> /8(26cm) / 9(27cm) / 10(28cm)
COLOR:WHITE×GUM
¥18,800+TAX-
真っ白なスニーカーで、足元に明るさを。
ナイスなタイミングでの新ブランド”on”です。
ご存知の方も少ないかと思いますので、ブランドについて少し触れていきます。
スイスのチューリッヒを拠点とし、2010年からスタートしているランニングシューズブランド。
創業者は3人、中にはトライアスロンの元プロ選手も在籍し、本格的なランニングシューズを開発するために生まれた会社です。
onのシューズを代表するものといえば、世界特許技術である”CloudTec(クラウドテック)システム”。
まさに「雲の上を歩いているような感覚」を再現するために用いられるのは、N○KEのようなエアーでもなく、ASI○Sのようなゲルでもない。
ソールに空洞を作り、特殊な樹脂製のプレート(Speedboard)を内蔵することで、構造のみでの軽量・高反発・履く人に合った履き心地を再現しています。
そのクラウドテックを用い、主に3つのレーベルでアイテムを展開。
「パフォーマンスランニング」
「パフォーマンスアウトドア」
「パフォーマンスオールデイ」
今回ご用意しているシューズは、この3つのなかでタウンユース向けにつくられたレーベルである「パフォーマンスオールデイ」。
まさに、僕ら街履き靴を探している人向けってわけです。
そして、品名に目を向けると気付いていた方もいるかと。
「ロジャー・フェデラー」
スイスの英雄、現役プロテニスプレーヤーである彼の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
僕は正直、詳しいことは全くの無知だった為、ググってみたところ、、、
数え切れない程の栄冠を手にしていたので、ここで紹介するまでもなさそうでした。笑
(詳しく知りたい方は、ここで一度GoogleへGO!!)
ではなぜ彼の名前が品名に、、、?
もともとは、N○KEとパートナーを組んでいたというロジャー氏。
しかし、ご家族がonを愛用しており、それを見たことをきっかけにロジャー氏本人も履き初め、ハマっていったのが始まり。その後、投資という形で直接的な関わりを持ち始め、現在では社外役員、謂わば”社員”の1人なんだとか。
現役選手がシューズブランドの社員だなんて、、、このワードだけでも気になってしまいますよね。
そこから、制作にも本格的に関わりを持ち、昨年(2020年)7月6日には、初めての共同開発”THE ROGER Centre court 0-series”を世界限定1,000足で発売。こちらはシリアルナンバー入りというスペシャルな仕様で日本でも発売されました。
そして今作。
先日発売したadidasのROD LAVERに引き続き、1LDKはコートシューズ推しで行かせて頂きます。
アッパーには、人工皮革の所謂”ビーガンレザー”を使用。
人工皮革を使用することで良い点は、汚れても気兼ねなく洗えるという事。白スニーカーにとって汚れは敵です。
切り替えで使用されているメッシュ、シューレースはリサイクル素材を使用し、今旬のサスティナブルな仕様。
そして個人的に推しなのが、シューレースをキッチリ結ばなくても脱げ辛いスプリットタンを使用しているところ。
スニーカーの良い点は、やはり気を遣わず履ける事。先程のビーガンレザーもそうですが、雑に履いても手入れが楽だったり、毎回締め付ける事無くストレスフリーで履ける点は、スニーカー選びの大事なポイントではないでしょうか。
ここまでは、”モノづくり”に目を向けた内容で進めてきましたが、本題として書きたいのはやはり、「白スニーカー」だということ。
ということで、ここらでスタイリングも併せて見ていきましょう。
CREDIT
MY___”T.M BAND COLLAR SHIRT”¥18,000+TAX-
scye”San Joaquin Cotton Loose Fit Tapered Trousers”¥26,000+TAX-
KLOKE”PANACEA EMBROIDED CAP”¥9,000+TAX-
綺麗めなシャツ・ジャケットのハズしとして、キャップと併せて提案したい。
そんな雰囲気のスタイリングをSTAFF西山には組んでもらいました。
特に、先日紹介したバンドカラーシャツとの相性は抜群。
ガムソールがチラ見えすることで、パキッと明るすぎる印象ではなく、ある程度どんな色のパンツにも合わせやすいイメージです。
CREDIT
A State of Nature”Aniela”¥30,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS”NO TUCK WIDE DENIM PANTS”¥24,000+TAX-
メンズにおいても、今回はスタイリングのハズしとしての提案。
やはりシャツのイメージが強い僕らですので、必然的にこういった合わせになってしまいます。オールホワイトに近いテンションでの合わせにも難なく対応できるのは、アッパーに使用されているビーガンレザーが一役買っているかと。
シボ感、ちょっとした上品さに対してのロゴやネームタグ。
ランニングシューズに劣らない履き心地も含め、いざスタイリングを考え履いた時の高揚感は計り知れません。
僕も最近、春のスタイリングに不可欠だなと白スニーカーを買い足しました。
それとは別に、新たなワンピースとしてロジャーも購入を検討している最中です。
スニーカーとなるとどうしても雑な履き方をしてしまう。ですので何足あっても足りないのが、特に白スニーカーなのかもしれません。
しかし「洗える」という面では、このロジャーが一足あれば、取り敢えずスタイリングの幅広げに繋がる万能アイテムになることでしょう。
今まで履いて来なかった方には挑戦しやすいデザイン、スニーカー好きの方なら一足は持っておきたい次世代スニーカー。
是非この機会に如何でしょうか。
そして、今日はBLOGがもう一本。
是非次のBLOGも読んでみてください。
※こちらの商品は2月20日(金)12時から、1LDK apartments./1LDK ONLINE STOREにて発売致します。
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1LDK apartments.柳沼
ブランドの新たな一面。
こんにちは。
1LDK apartments.の柳沼です。
ここ最近、お店までいらした方は感じていると思いますが、新作の入荷がかなり加速し店内はSSムード全開。特に前方に配置しているレディースはカラフルなアイテムが多く、僕らもその季節の到来に胸を踊らせています。
そして、店内後方にはいつも通りメンズの商品を並べています。正直なところ、レディースに比べるとまだまだ入荷がスタートしていないブランドが多く、見応えは少し劣りますが、なかには順当にデリバリーされているブランドも勿論あります。
特に今日紹介するこちらは、、、
毎度のこと、デリバリーの早さだけではなく、取り扱い数も多いためBLOGでの登場回数が多い”AURALEE”。
今年は、今までの雰囲気を良い意味で覆してくるアイテムを多く仕入れているため、他のブランドとの掛け合わせも含め楽しんで頂ければと思います。
-WASHED FINX RIPSTOP CHAMBRAY BIG FIELD BLOUSON-
COLOR: L.GRAY / BLACK SIZE: 3 / 4
¥78,000+TAX-
先ずは、展示会で見た時からビビッときていたこちらのブルゾン。
古着などで良く目にする軍モノのジャケットをベースにしながら、サイズ感を大幅にUPしザックリと羽織れるアウターに。
正直なところ、AURALEEにこういったデザインの印象は持っていませんでした。
やや”いなたい”格好が好きな僕からすると、このデザインをブランドらしい拘り抜かれた生地で再現してくれることは、「待ってました」と言わんばかりの仕上がりです。
そんな一着を知る上で、先ず見て頂きたいのが、、、
“生地”です。
AURALEEのアイテムを知りたい時、手っ取り早い方法は商品名を見ること。
その順に探っていくと、
“WASHED”=洗いをかけている(強く叩いて何度も)
“FINX”=フィンクスコットン(細番手の上質な綿)
“RIPSTOP”=リップストップ生地(格子状に繊維が織り込まれた破れや摩擦に強い生地)
“CHAMBRAY”=シャンブレー(経糸と緯糸が違う色で平織りされたもの、上品な光沢が出る)
のように解読できます。
簡単に纏めると、
「上質なコットンを、光沢が出やすい上品な織り方で丈夫な生地に仕上げた」といったところでしょうか。
実際に触ると分かりますが、ハリのある生地に仕上がることの多いリップストップですが、こちらは柔らかさが凄い。奥に硬さが残っているようにも感じつつ、表面は程よいドレープが表れます。
という生地の話を元に、次はディテールを見ていくともっと良く見えてしまうんです、、、
袖はお馴染みのスナップボタンで開き加減を調整可能。
チンストラップを隠された二重襟の仕様。
所々に施されたレザーのテープ・パイピング。
等など、、、
他にも、裾のドローコードで着丈、全体のフォルムを調整出来たり、フロントはジップとスナップボタンの両刀使いにしていたり、様々な拘りがこの一着には仕込まれています。
正直なところ、ツーサイズご用意していますが、僕ぐらいの身長であればどちらでも着用可能。というより、やや長めな丈感のブルゾン、といった立ち位置ですので、ショートで着たいか、ミドルで着たいかによって選ぶサイズも変わってくることでしょう。
この時期にアウターか、という問題もあると思いますが、こちらに関しては心配ないかと。薄く、裏地も無いため、ショーツにTシャツでこのブルゾン、なんてスタイリングも4月5月なら想像出来ます。
[173cm/SIZE 3]
流れでお次はインナーに着用しているこちらを。
COLOR: BLUE / BLACK SIZE: 3 / 4
¥34,000+TAX-
来ました、今まさにハマりにハマっている色、「ブルー」。
とても個人的な趣向にはなりますが、今季は「ブルー」が欠かせません。
先日、先ずは足元からだろうと、N○KEのスニーカーに手を出し、次は何にしようかと睨みをきかせています。笑
という個人的な話は置いといて、このニットの良さは色もそうですが先ずは生地です。
春先にニット。
なかなか長く着られるアイテムではありませんが、こちらならショーツを穿く時期までギリギリ耐えられるかもしれません。
平糸を用いながらコンニャク加工を施すことで、麻のような乾いた質感に仕上げつつ、表面はフラットに滑らかな触り心地となっています。
ネック、袖のリブに関しては、強すぎず、弱すぎず。程よいサイズ感も相まって、春先の一枚着にはもってこいの一着です。
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS”NO TUCK CHINO TROUSERS”¥22,000+TAX-
ちゃっかり自分で着ることも想定し、私物のチノパンにスニーカーでスタイリングを組みましたが、中に白Tを差し込んだこのスタイルが季節感もあり、一番鉄板な合わせなのかもしれません。
ちなみに、もう一色はブラックをご用意。
ブラックに関しては、一枚着としては勿論のこと、ジャケットのインナー等でも使いやすいことでしょう。通気性が良く、今から着るには少し肌寒いくらいの清涼感ですので、こちらもまだまだこれから楽しめる一着です。
-WASHED FINX RIPSTOP CHAMBRAY FIELD PANTS-
COLOR: BEIGE CHAMBRAY / BLACK CHAMBRAY SIZE: 3 / 4
¥38,000+TAX-
そしてお次は、最初のブルゾンと同じ生地を用い、去年のSSでもご用意していたフィールドパンツ。
これがまた、良い意味でブランドらしからぬと言いますか、、笑
ブルゾン同様に、軍モノらしいディテールに写真でも伝わるような絶妙なツヤ感。
実は今回、レディースでもこちらの生地は用いられています。まだ紹介できていませんが、これまたレディースのアイテムに落とし込んでも面白い仕上がり。
アクティブな印象が強いリップストップも、AURALEEの手にかかるとここまで上品になるのかと感激してしまいます、、、
ディテールはというと、、、
お馴染みのスナップボタンに、フィールドパンツらしいフラップポケット。
ウエスト、裾にはドローコードを仕込み、こちらもフィールドパンツらしさ溢れるディテールを再現。スピンドル等ではなく、自分で締めるタイプですので、そのあたりの野暮ったさがまた良いです。
膝周りにはしっかりとタックを施し、よりルーズでファッション性の高いシルエットを再現。
このあたりは、穿いた時のシルエットがどのように出るかだけではなく、単体で見た時のカッコよさもあると僕は思います。何かとこういった小さなポイントに惹かれるのが、男という生き物です。笑
一応、ブルゾンとセットアップでも着られますが、あくまでも単体使いがメインだろうと思っていますので、ブルゾンとは色を一色変えてベージュをピック。
グレーに比べ、よりパンツとしての存在感が強く、他にないツヤ感もあることで一概にベージュだとは言えない。
そんなクセ色なのが僕の推しポイントです。
ベージュのチノパン、そういったカラーのパンツと被ることも無いことでしょうから、これはこれで見て頂きたいアイテムの一つですね。
COLOR: BROWN SIZE: 3 / 4
¥32,000+TAX-
やっとです、今日のBLOGの最後を締め括るのは、一番ブランドらしさからかけ離れているであろうこちらのパンツ。とはいっても勿論良い意味で。
本来であれば、セットアップで紹介出来たはず、、、なんですが、店頭に出してから2日程でジャケットは完売。。。
ジャケットは、フロントシングルポケットのプレーンなシャツ型。それに対し、正直ここ最近穿いてこなかった細身のストレートを合わせたセットアップ。個人的な意見として、新鮮でカッコいいなと唆られてオーダーしたのが懐かしいです。
先ず気になるのは、先述したアイテム同様に生地でしょう。
上質なコットンとリネンを太番手に撚り合わせた糸を使用し、部分的に「からみ織り」を組み込むことで、春夏に適した透け感、通気性を生み出しているこの仕上がり。
そしてなにより、近くで見ると感じる独特な柄も、この「からみ織り」によるもので、ここがブランドらしくない個性を見せたポイントだと個人的には感じています。
実際に穿いてみると、ここ数日の気候では寒すぎる程に通気性が良く、これは夏に穿きたいなと感じる穿き心地でした。
細く、丈の長さもある程度あるため、裾を溜めるようにして穿くとやや”フレア”なシルエットにも。
リーバイスの517をはじめ、ブーツカット等メンズでも主流の現代において、良い意味で挑戦するようにブランドらしい作り込みで勝負。
新たな一面が見れたようにも感じ、かなり推しなアイテムの一つです。
かなり長くなってしまいました。
しかし、AURALEEの良さ、作り込みへの拘りが随所に表れるラインナップは、是非とも一気に紹介したかったのでお許しください。
個人的にも推しなアイテムが目白押しなこの四型。
写真だけでは伝わり辛いのが特にこのブランドですので、こういったご時世ではありますが是非一度試着をしていただきたいです。
着れば分かる、暖かくなった時の快適さ、そして今までのイメージを覆すデザイン。
AURALEEが昔から好きな方にも、まだ持っていないという方にも、先ずは試していただきたいです。
○お問い合わせ先
1LDK apartments.
東京都目黒区上目黒 1-7-13
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1LDK apartments.柳沼
気持ちの良い違和感。
こんにちは。
1LDK apartments.の中根です。
誰?と普段ブログを見てくださっているお客様もいるかと思いますが、、
STAFF柳沼と共に1LDK apartments.のメンズ担当として
ちょこちょこ登場しますので今後共どうぞ宜しくお願い致します。
さて、、本日のブログでは21SSの新作より” I “をピックアップ。
当店では馴染みのあるブランドですが、1便目から素敵なアイテムが到着しました。
両アイテム共に春先の羽織としてお使いいただきたい一着。
ここからはSTAFF着用のコーディネートをご紹介します。
(SIZE2/173㎝)
” I “
-LIGHT WEIGHT OVER SHIRT-
COLOR:SAGE/BLACK SIZE:2/3
¥29,000 + TAX-
全体的にオーバーサイズに仕立てる事で、インナーを選ぶ事無く
少し肌寒い、、と感じる時も写真のようにニットとのレイヤードも可能。
シャツと銘打ってはいますが、コート感覚で使えるアイテムです。
別カラーのSAGEはこちら。
(SIZE2/171㎝)
SAGEとは植物の名前が由来となるカラー。
淡いグリーンにグレーが垣間見える、絶妙なカラーリングで仕上げています。
続いてのご紹介はこちら。
(SIZE2/175㎝)
” I “
SNAP FRONT SHIRT
COLOR:BLACK/CHARCOAL SIZE:2/3
¥24,000 + TAX-
CREDIT
EVCON 5POCKET WIDE DENIM PANTS[INDIGO] ¥16,000+TAX-
カジュアルには太めなデニムを少し腰穿きして上はさらっと羽織りを一枚。(そんなデニムのご紹介はこちら)
シンプルながら随所に気の利いたギミックが施されたシャツジャケット。
スタンドカラーで比翼仕立ての面構えながらも軽い素材感でカジュアルに。
ボタンも全てスナップボタンにする事でストレス無く着ていただけます。
もう一色はこちらのCHARCOAL。
(SIZE3/175㎝)
外で撮影した事も関係あるかもしれませんが、シルクの様な光沢感を生み出しています。
そんな光沢感を生み出す生地は、2アイテム共に”ナイロン95% /ポリウレタン5%” この混率で構成されています。
通称ソフトシェルと呼ばれ、アウトドア用品などにも多く用いられている同素材。
特徴は「防風性」「撥水性」「伸縮性」、ハイスペックな素材をカジュアルに。
実際に着てみた率直な感想がタイトルの
「気持ちの良い違和感。」
普遍的なデザインに高性能素材を採用したり、サイジングの変化やスポーティーな要素を付け加えたり、持ってると楽が出来る洋服ってこういうことか。と感じさせられます。
重要なのでもう一度書き留めますが、
楽だけど様になる。それが” I “です。
是非お試しください。
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1LDK apartments. 中根
“21SS”始まります。
こんにちは。
1LDK apartments.の柳沼です。
“21SS”
早くもこちらを紹介する時期に入ってきました。
年明けからセールを行い慌ただしい日々が続いておりましたが、休む間もなく次のシーズンへ。まだ寒さが続く季節ではありますが、来たる春夏に向けてワードローブを充実させる事は必須です。
服好きであれば、服を買うこと、着ること、たとえ着用する機会が減ったとしてもその一回一回が楽しみなもの。
未だコロナ渦の収まりが不透明な中ですが、少しでも服を通じてモチベーションを上げて頂きたい。
そのためには少しでもそのきっかけになればと、今年もBLOGに熱を注いでいきたいです。
という事で、申し遅れましたが本年も何卒宜しくお願い致します。
では早速、本題へ入っていきましょう。
-WASHABLE WOOL TROPICAL JACKET –
COLOR:TOP BEIGE/TOP CHARCOAL SIZE:3/4
¥64,000+TAX-
-WASHABLE WOOL TROPICAL SLACKS-
COLOR:TOP BEIGE/TOP CHARCOAL SIZE:3/4
¥34,000+TAX-
一発目は、毎度クイックなデリバリーを行っているAURALEEから。
こちらは先シーズンでもご用意していたセットアップの春夏バージョン。
思い返すと、秋冬ではちゃんと紹介していなかった気がします、、、他の紹介に気を取られ、語れることが多いアイテムなのに勿体ない事をしていたなと書きながら反省中です、、、
では何を語るかと言いますと、特にジャケットへ焦点を当てたいなと。
BLOGでは何度か公表してますが、僕は以前、スーツも取り扱っているショップで働いていました。それの影響か、こういったクラシックな服を見るとディテールばかりに目が行きます。
正直、そこまで見る必要は無いとも思いますが、知っているか知っていないかでは楽しみ方もまた違うなと。
先ず一番分かりやすい所だと、袖の本切羽。
本切羽とは、ジャケットの袖に付けられたボタンが、飾りでは無くちゃんと開くモノの事を言います。
全部が全部、本切羽が良いというわけではありません。というのも、発祥はイタリアのナポレオンが、当時袖で鼻水を拭う兵士を見て、拭わせないようにボタンを付けたのが発祥だとか。
そこから派生して、イタリアのスーツでは本切羽のものが多くなり、次第に他国のスーツでも同じようにボタンを付けた「開き見せ」が出来たというわけです。
由来について書いてしまいましたが、じゃあ実際に着用する上ではどうなのかと言いますと、違いは「捲れるか」「捲れないか」です。
特に今回のようなブランドが出す普段着としても着られるジャケットなら、本切羽で袖を捲くるスタイルも重要かと思います。着方次第ですが、捲らなくとも一番下のボタンのみ外したり、袖に抜け感を出すことも可能です。
勿論、本切羽を着ているという自己満も踏まえて。笑
そして、お次は肩周り。
先ず、当店で扱うようなブランドでは珍しい肩パッドの入った仕様。それにより、サイズ選びは難しくなりますが、やはりパッドのないモノとは全く違った見え方に。
トラッドな雰囲気に寄せるか、はたまた尖ったスタイルに差し込むのか。スタイリングへの落とし込みは自由ですが、着てみると背筋が伸びるような感覚になるのもパッドならではの特徴です。
パッドが入っていると、着ていて苦しい、脱ぎたくなる。そんな声を聞いたこともありますが、こちらはそんなこともないと思います。
というのも、先ず前振りに付けられた袖、そして、肩と袖の接続部分を見ると分かりますが、袖側が太くなっており、肩周りの可動が楽になるなど良いジャケットの特徴をしっかり体現しております。
さらに、、、
襟裏に隠されたラペルの余り(通称ヒゲ)、裏地との繋ぎ目にステッチを出さない等、高級スーツで見ることの出来るディテールが盛り沢山。
先程も言いましたが、実際着用する上でどうなるか、、、といったところは、意識してみないと大差無いですが、この作りを身に纏えている、それだけで十分かと思います。
これこそが「自己満」ってやつですね。
服好きは「自己満」の集まりだと思っているので、たまにはこういった内容のBLOGも今までより増やしていきたいなと今年は思っています。
CREDIT
“mfpen”-DISTANT SHIRT-¥25,000+TAX- → ¥15,000+TAX-
最後は、ジャケットのみを使った僕なりのスタイリングで。
最近は、キャップに大変お世話になってますので、キャップにジャケット、なんてのもアリだなと思いました。
着る前は、肩パッドは入っているし、センターベントだし、、、単体はありえないと思っていましたが、着てみるとこれが以外にもいけるんです。
というのも、通常のセットアップで作っているスーツに比べ、やや着丈が短く、ボックス型のシルエット。
もとからの単ジャケもそうですが、着丈が短い方が様々なパンツに合わせやすく使いまわしが効きます。そういった面では、本来のセットアップよりはラフに着こなせる単体使いをメインにするのも良いかもしれません。
ジャケットの話ばかりが先行してしまいましたが、どちらかというといつも先に無くなるのはスラックスの方です。
2タックのワイドテーパード。ワイドとはいえ、そこまで野暮ったさは感じず、ジャケットとのバランスを意識したかのような太さ。
シルエットは間違い無いとして、今回はやはりこの生地。
ドライな肌触り、シワの付きづらい仕上がりは、ウォッシャブル加工によるもので、夏場でも汗を気にせず穿けるでしょう。
それぐらい春夏のパンツとしてはマストかなと思います。
秋冬はウールサージ、春夏ならウールトロ、こちらのパンツもワードローブに入れておきたいマストな生地の一つですね。
いつになく、難しい言葉の多い内容となってしまいました。
「自己満」に浸れる、良い服だからしょうがないなと思いつつ、なんだかんだで持っていると登場シーンも多いセットアップになるかと思います。
こんな世の中ですので、週末にはオンラインストアにアップします。
そちらからも是非ご覧下さい。
まだまだ、21SSはこれからといった感じです。入荷があればBLOG、Instagramとどんどんアップしていく予定ですのでお見逃し無く!
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